絶望の荒野/Forsaken Wastes

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Forsaken Wastes / 絶望の荒野 (2)(黒)
ワールド・エンチャント

プレイヤーはライフを得ることができない。
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは1点のライフを失う。
絶望の荒野が呪文の対象になるたび、その呪文のコントローラーは5点のライフを失う。


元祖ライフ回復対策カード呪文対象になるとその呪文のコントローラーライフ削ることもできる。

ミラージュで登場したが、当時ライフ獲得は構築ではあまり使われていなかった為、これもそこまで使われなかった。しかし、ウェザーライトジェラードの知恵/Gerrard's Wisdomが登場すると一挙にトーナメント一線級のカードに変貌した。解呪/Disenchantのような一部の破壊手段を牽制できるのも利点。

黒ウィニーのようなビートダウンで重宝され、さらに本来はのデッキであるスライに黒をタッチして絶望の荒野を採用した絶望スライというデッキまで生まれた。

  • 「お互いの」アップキープにライフを失うことに注意。出した側のプレイヤーのアップキープに両方のプレイヤーが失うのではない。
    • ジャッジの間では「警告発生装置」というあだ名があった。ライフを失うのは強制なのに余りにもしょっちゅう忘れられ、しかもどちらが何回忘れたのかの再現も難しいという最悪の事態に陥ることが多いため。

[編集] ルール

対象になった際のライフロス能力
  • この能力は戦場にあるときにしか機能しない。これが呪文としてスタックに乗っている状態では、打ち消し呪文などで対象に取られても、上記能力が誘発されることはない。
ライフを得られなくなる能力
  • ライフを得ることを置換するのではなく、ライフを得ること自体を禁止している。ライフ回復を置換する一部の亜種とは挙動が異なるので注意。
    • プレイヤーは、自分よりライフの総量が大きいプレイヤーとライフを交換することができない。砂の逆流/Reverse the Sandsなどでライフを再配分する場合も同様で、ライフが元より大きくなるような再配分はできない。
    • 激励/Invigorateなど、プレイヤーにライフを得させることを含むコスト支払えない。
    • Lichなど、ライフを得ることを置換する置換効果は何もしなくなる(CR:119.7)。
  • ライフを特定の値に変化させる効果は、その数値になるまでライフを得たり失わせる効果である(CR:119.5)。したがって、変化後の数値が変化前より大きければ、絶望の荒野の能力によりそのライフ変化は起こらなくなる。
    • ライフを倍にする効果についても同様の処理が行われるため(CR:701.9d)、変化前が正の値であるならば禁止される。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ミラージュワールド・エンチャント

[編集] 亜種

現在ダスクモーン:戦慄の館まで対応。

ライフ回復を無効化するパーマネント・カード。特記なければエンチャントで、全プレイヤーに影響する。

ライフ回復を無効化する非パーマネント・カード。特記がなければインスタントで、そのターン中全プレイヤーに影響する。

[編集] 参考

QR Code.gif