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ソプターコンボ(Thopter)は、飛行機械の鋳造所/Thopter Foundryと弱者の剣/Sword of the Meekのコンボ、またはそのコンボを中心としたデッキの総称。ゼンディカー参入後のエクステンデッドや、レガシーで活躍している。
概要
Thopter Foundry / 飛行機械の鋳造所 (白/黒)(青)
アーティファクト
(1),トークンでないアーティファクト1つを生け贄に捧げる:飛行を持つ青の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。あなたは1点のライフを得る。
Sword of the Meek / 弱者の剣 (2)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+1/+2の修整を受ける。
装備(2)
1/1のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはあなたの墓地から弱者の剣を戦場に戻し、その後それをそのクリーチャーにつけてもよい。
飛行機械の鋳造所/Thopter Foundryで弱者の剣/Sword of the Meekを生け贄に捧げると、1/1の飛行機械・トークンが出ると同時に墓地にある弱者の剣の能力が誘発し、そのトークンにつけることができる。これを繰り返すことで、マナのある限りトークン(と1ライフ)を得られる。必要なパーツが2枚の軽いカードだけの手軽なコンボであることから、さまざまなデッキに組み込まれている。
エクステンデッド
求道者テゼレット/Tezzeret the Seekerでキーカードを集めるテゼレッターや、ヘックスメイジ・デプスとハイブリッドしたDDT(Dark Depth Thopter)などのバリエーションが一大勢力を築いていた。
しかし、弱者の剣は2010年7月1日からエクステンデッドの禁止カードに指定されてしまい、エクステンデッドを退場することになった。
サンプルリスト
モダン
モダンでは当初から弱者の剣が禁止されていたが2016年に禁止解除される。その後モダンホライゾンで、ソプターコンボと揃えば無限トークン・無限ライフ・青の無限マナとなる最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificerを獲得したことで、ウルザ系デッキの一種として環境に登場するようになった。
Urza, Lord High Artificer / 最高工匠卿、ウルザ (2)(青)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
最高工匠卿、ウルザが戦場に出たとき、「このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。」を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
あなたがコントロールしているアンタップ状態のアーティファクト1つをタップする:(青)を加える。
(5):あなたのライブラリーを切り直し、その後一番上のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
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またウルザのおかげで青マナを用意しやすいことに着目して、発明品の唸り/Whir of Inventionによってアーティファクトをシルバーバレットする構成はWhirzaとも呼ばれる。
サンプルリスト
モダンホライゾン後
エルドレインの王権後
- 備考
- Modern Challenge #12081604 on 02/02/2020 3位(参考)
- 使用者:katoriarch123
- フォーマット
Thopter Sword(Modern) [3]
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モダンホライゾン2後
- 備考
- Modern Challenge 96 on 09/23/2023 6位(参考)
- 使用者:ArchaeusDota
- フォーマット
Thopter Sword(Modern) [4]
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オパールのモックス解禁後
- 備考
- Modern Challenge 64 on 01/12/2025 5位(参考)
- 使用者:Marecki
- フォーマット
Thopter Sword(Modern) [5]
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レガシー
レガシーでは相殺コントロールのエンドカードとしてこのギミックが採用され、時にはランドスティルのエンドカードとして採用されることもある。また、青黒テゼレットにもこのギミックが組み込まれる。悟りの教示者/Enlightened Tutorを用いたシルバーバレット戦術を組み込む場合がほとんどで、そのため飛行機械の鋳造所/Thopter Foundryと弱者の剣/Sword of the Meekの採用枚数がエクステンデッドと比べて少ない。
サンプルリスト
参考