起動型能力

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起動型能力/Activated Abilityは、決められたコスト支払うことで起動することができる能力


Jayemdae Tome / ジェイムデー秘本 (4)
アーティファクト

(4),(T):カードを1枚引く。



Child of Thorns / 茨の子 (緑)
クリーチャー — スピリット(Spirit)

茨の子を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。

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Sandbar Merfolk / 砂州のマーフォーク (青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk)

サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)

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目次

解説

起動型能力は「コスト:効果」という形式で書かれている。書式には、必ずコロン(:)が含まれる。コロンの前に書かれたコストは起動コストと呼ばれる。また、ルール上の定義がこの形式で書かれるキーワード能力は、起動型能力である(下記の一覧も参照)。

ルール

起動型能力は呪文唱えるのと同じような手順で起動されてスタックに乗る。ただし、マナ能力である起動型能力は、スタックに乗らずに即座に解決される。特に書かれていない限り、起動型能力はそのオブジェクトのコントローラー戦場以外にあるときはオーナー)だけが起動できる。

他のカードの起動型能力を得る

水銀の精霊/Quicksilver Elementalクラージ実験体/Experiment Krajなど一部のカードは、他のカードの持つ起動型能力を持つことができる。

  • これらの能力がその文章で自身のカード名でそのカード自身を示していた場合、それは能力を得たカードのことを示すものとして扱われる(CR:201.4b)。
    • そのカード自身を示してない場合は読み替えない。例えば、鏡狂の幻/Mirror-Mad Phantasmの起動型能力を得たクリーチャーがその能力を起動した場合、そのクリーチャーがライブラリーに切り戻されるが、ライブラリーから見つけるのは「鏡狂の幻」というカード名のカードである。
  • 一組みの関連している起動型能力を得た場合、それらは元の能力と同様に関連した能力となる。そのオブジェクトが現在、あるいは過去にどのような能力を持っていようとも、他の能力と関連することはない(CR:607.5)。
    • 例1:マイアの溶接工/Myr Welderが自身の能力で試作品の扉/Prototype Portalを追放した。マイアの溶接工が試作品の扉の起動型能力を起動しても、マイアの溶接工自身の能力で追放したカードのコピーが生成されることはない。
    • 例2:水銀の精霊が破滅小径の仲介人/Bane Alley Brokerの1つ目の起動型能力を使いカードを追放した場合、アンタップ手段があれば、その2つ目の起動型能力でカードを手札に加えることができる。しかし、次のターンに同じ破滅小径の仲介人から起動型能力を得たとしても、前のターンで追放したカードを2つ目の起動型能力で手札に加えることはできない。
  • これは種類別の第3種(文章変更効果)ではなく、第6種の能力追加効果である。常在型能力からなる場合、他の能力を与える、失わせる効果に依存する。
  • キーワード能力であっても、それが起動型能力であるならばその能力を持つ。
  • プレインズウォーカー忠誠度能力を得た場合、複数のカードから忠誠度能力を得ていたとしても、1つのパーマネントが起動できる忠誠度能力は1ターンに1回だけである。
    • 2009年9月の総合ルール更新で忠誠度能力が定義されるまでは、1ターンに1回の制限はプレインズウォーカーに課されるルールで能力に制限はなかった。そのため、プレインズウォーカー以外のパーマネントは際限なく起動することができた。
  • レオニンのボーラ/Leonin Bolaのような「自身をはずすこと」を起動コストとする起動型能力を得た場合、その能力を、その装備品をはずすことにより起動できる。はずすことができるのは能力を与えている装備品だけであり、同名の別の装備品をはずすことはできない。

その他

起動型能力を含むキーワード能力、能力語

キーワード能力一覧能力語一覧を参照。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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