テンポラル・ストーム
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+ | *メインに[[赤]]を、サイドに[[緑の防御円/Circle of Protection: Green]]の為の[[白]]を[[タッチ]]したタイプ。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/formats/0003629/ 第12回:深遠なるコモン構築の世界?Pauper その2・コンボデッキ編] | *[https://mtg-jp.com/reading/formats/0003629/ 第12回:深遠なるコモン構築の世界?Pauper その2・コンボデッキ編] |
2022年11月6日 (日) 15:45時点における版
テンポラル・ストームとは、パウパーに存在していた、時間の亀裂/Temporal Fissureを中心としたストーム系コンボデッキ。
- 海外では「Frantic Storm」とも呼ばれる。
目次 |
概要
ソーサリー
パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
あなたが唱える青の呪文と赤の呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。
(1)(黒):夜景学院の使い魔を再生する。
クリーチャー — フェアリー(Faerie)
飛行
フェアリーの大群が戦場に出たとき、土地を最大2つまでアンタップする。
サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
基本的な動きは断絶デザイアと同様である。断絶デザイアに使用されたフリースペルはいずれもコモンであるためそのまま使用可能で、呪文のコストを減少させるには陽景学院の使い魔/Sunscape Familiarなどの使い魔を、2マナランドにはアゾリウスの大法官庁/Azorius Chanceryなどのバウンスランドを使用する。序盤は使い魔やバウンスランドを展開し、バウンスランドを含めた土地が3枚程度展開されたらコンボ開始。フリースペルとドロースペルを繰り返してストームとマナを稼ぎ、時間の亀裂/Temporal Fissureで対戦相手のパーマネントを全てバウンスしてロックする。その後、コンボ中に並べた使い魔や熟考漂い/Mulldrifterでゆっくりビートダウンして勝利する。
ストームデッキではあるが、ストーム持ちカードをフィニッシャーとしてではなく、ロックに持ち込む手段としているところが他のストームデッキとの大きな違いと言える。同じくパウパーのストームデッキである赤系ストームと比べると、使い魔やバウンスランドを並べる必要があるため始動は遅いが、一度コンボがスタートしてしまえばコンボの完成まで繋げられる確率が高く、相手の展開状況に応じてコンボを開始させることができるため柔軟性はこちらの方が高いといえる。
また、ストームを利用するデッキにとっては共通の弱点である手札破壊や打ち消しが効きにくいことも長所として挙げられる。これは、2枚以上引けるドロースペルがメインデッキに大量に採用されているため、リカバリーが容易であることから。また、使い魔のサポートによって大量の呪文を唱えるため、打ち消しが追いつかないことも要因として挙げられる。
その反面、バウンスランドに大きく頼った構成であるため、土地破壊に脆いことが弱点として挙げられる。単純にテンポ・アドバンテージの損失が大きいだけでなく、フリースペルからのマナ加速も成り立たなくなってしまう。ただし、バウンスランドを戦場に出したターンに即座にフリースペルでアンタップすることでコンボを開始するパターンも少なからず存在するため、致命的なほどの弱点というわけでもない。
主流だったのは白青黒の構成。メインデッキはほとんど青単色で、使い魔のためだけに白と黒がタッチされる。
バウンスランドの代わりとして8postを使用した青単、青緑、白青のタイプや、マナ加速オーラを採用した青緑のタイプも存在する。
環境への影響があまりに大きかったためか、大あわての捜索/Frantic Searchが2011年6月29日付で禁止カードに指定され、デッキとしては大幅な弱体化を余儀なくされ、その後感染や赤系ストームデッキといった高速デッキの台頭もあって一時は鳴りを潜めた。それでも8postを用いるタイプなどに形を変えるなどして生き残り、その後の禁止カードの指定で感染や赤系ストームデッキが弱体化・消滅すると再び環境を大きく支配したため、2013年10月2日よりさらに時間の亀裂も禁止カードに指定されて消滅を余儀なくされた。
使い魔やフリースペルを使ったコンボデッキというコンセプトはFamiliar Comboに受け継がれている。
- コンボを決めても対戦相手のパーマネントが全て手札に戻るだけであり、勝負が決まるわけではないため、白青黒ストームは山/Mountain1枚置けさえすればダメージを与えていくことが可能なバーンデッキを非常に苦手としていた(そのため、サイドボードも大半がバーン対策になっている)。しかし、8postを用いるタイプでは微光地/Glimmerpostの存在により相性が大幅に改善している。
- テンポラル・ストームの呼び方は、パウパー環境に他のストームデッキが出現した後につけられた。当時は「白青黒ストーム」など、単に「色名+ストーム」と呼ばれていた。
サンプルリスト
白青黒ストーム
大あわての捜索禁止前
- 公式ページのDaily Deck Listで紹介されたもの(参考)。
- サイドボードの水流破/Hydroblastが紅蓮破/Pyroblastに誤植されている(このデッキでは赤マナが出ない)。
- 幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker登場前であるが記憶の壁/Mnemonic Wallが採用されている。これは時間の亀裂で相手のパーマネントを根こそぎバウンスした後に記憶の壁を唱え、墓地から回収した時間の亀裂(ストーム1)で相手の土地と記憶の壁を戻すことにより土地ロックを形成することが可能なため1枚ではあるが高確率で投入されている。
大あわての捜索禁止後
Esper Temporal Storm(Pauper) [1] | |
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- こちらもDaily Deckで紹介されたもの(参考)。
青単Post
Mono Blue Fissure Post(Pauper) [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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青白Post
Azorius Fissure Post(Pauper) [3] | |||||||||||||||||||||||||||
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青緑Post
Simic Fissure Post(Pauper) [4] | |||||||||||||||||||||||||
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- メインに赤を、サイドに緑の防御円/Circle of Protection: Greenの為の白をタッチしたタイプ。
青緑オーラ
Simic Temporal Storm(Pauper) [5] | |||||||||||||||||||||
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