クローン/Clone
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(→クリーチャーをコピーする亜種) |
|||
28行: | 28行: | ||
===クリーチャーをコピーする亜種=== | ===クリーチャーをコピーする亜種=== | ||
*[[Vesuvan Doppelganger]] - [[アップキープ]]毎に[[コピー]]対象を選択し直す事が出来る。([[アンリミテッド]]) | *[[Vesuvan Doppelganger]] - [[アップキープ]]毎に[[コピー]]対象を選択し直す事が出来る。([[アンリミテッド]]) | ||
− | *[[騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor]] - | + | *[[騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor]] - [[カード名]]と[[伝説の|伝説性]]を保持したままコピーし、加えて自己[[バウンス]][[能力]]を得る。([[神河救済]]) |
− | *[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]] - [[表向き]]になるか戦場に出た際にコピーする。[[変異]]と[[裏向き]] | + | *[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]] - [[表向き]]になるか戦場に出た際にコピーする。[[変異]]と[[裏向き]]になれる能力を持つ。([[時のらせん]]) |
− | *[[影武者/Body Double]] - | + | *[[影武者/Body Double]] - [[墓地]]にあるクリーチャー・[[カード]]をコピーする。([[次元の混乱]]) |
− | *[[ジュワーの多相の戦士/Jwari Shapeshifter]] - | + | *[[ジュワーの多相の戦士/Jwari Shapeshifter]] - [[同盟者]]・クリーチャーをコピーする。([[ワールドウェイク]]) |
− | *[[水銀のガルガンチュアン/Quicksilver Gargantuan]] - | + | *[[水銀のガルガンチュアン/Quicksilver Gargantuan]] - 7/7であることを除いてコピーする。([[ミラディンの傷跡]]) |
*[[ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph]] - [[アーティファクト]]もコピーできる。戦場に出た際に、[[アーティファクト]]であることを加えてコピーする。([[新たなるファイレクシア]]) | *[[ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph]] - [[アーティファクト]]もコピーできる。戦場に出た際に、[[アーティファクト]]であることを加えてコピーする。([[新たなるファイレクシア]]) | ||
*[[擬態の原形質/The Mimeoplasm]] - 墓地のクリーチャーカードを2枚[[追放]]し、一方のパワー分の[[+1/+1カウンター]]を置いて、もう一方のコピーとして戦場に出る。([[統率者 (カードセット)|統率者]]) | *[[擬態の原形質/The Mimeoplasm]] - 墓地のクリーチャーカードを2枚[[追放]]し、一方のパワー分の[[+1/+1カウンター]]を置いて、もう一方のコピーとして戦場に出る。([[統率者 (カードセット)|統率者]]) | ||
− | *[[幻影の像/Phantasmal Image]] - | + | *[[幻影の像/Phantasmal Image]] - [[イリュージョン]]の[[クリーチャー・タイプ]]と[[対象]]になった時に[[生け贄に捧げる]]能力を加えてコピーする。([[基本セット2012]]) |
− | *[[邪悪な双子/Evil Twin]] - | + | *[[邪悪な双子/Evil Twin]] - 同じ[[カード名]]のクリーチャーを[[破壊]]する起動型能力を加えてコピーする。([[イニストラード]]) |
− | *[[逆嶋の学徒/Sakashima's Student]] - | + | *[[逆嶋の学徒/Sakashima's Student]] - [[忍者]]の[[クリーチャー・タイプ]]を加えてコピーする。[[忍術]]を持つ。([[プレインチェイス2012]]) |
− | *[[前駆ミミック/Progenitor Mimic]] - | + | *[[前駆ミミック/Progenitor Mimic]] - 「アップキープ毎に、そのクリーチャーのコピーであるトークンを出す」誘発型能力を加えてコピーする。([[ドラゴンの迷路]]) |
− | *[[ダクの複製/Dack's Duplicate]] - | + | *[[ダクの複製/Dack's Duplicate]] - [[速攻]]と[[廃位]]を加えてコピーする。([[コンスピラシー]]) |
+ | *[[気紛れな詐称者/Mercurial Pretender]] - コピー先は自分の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するクリーチャー限定。自己バウンス能力を加えてコピーする。([[基本セット2015]]) | ||
===クリーチャー以外をコピーする亜種=== | ===クリーチャー以外をコピーする亜種=== |
2014年7月10日 (木) 01:51時点における版
戦場の好きなクリーチャーのコピーとして戦場に出るクリーチャー。対戦相手の一番強いクリーチャーをコピーして戦力にしたり、稀有な能力を持った自陣のクリーチャーをコピーして5枚目として利用したりと、様々な使い方ができる。
昔はこの能力に関して多くのルール上の問題点があったが、コピーに関するルールが整備された現在では問題なく処理できる。
ルール
- これは戦場に出ることに対する置換効果であるため、コピーするクリーチャーを選ぶのは戦場に出る直前である。したがって同時に戦場に出るクリーチャーは選べない。
- 対象をとるわけではないので、プロテクションや呪禁など能力の対象にならないクリーチャーも選べる。
- コピー可能な値のみをコピーする。
- コピーするクリーチャーの「戦場に出る際、~~する」、「~~の状態で戦場に出る」や「~~として戦場に出る」という常在型能力も機能する。例えば解鎖で+1/+1カウンターを置く事を選べるし、領域大工/Realmwrightをコピーすれば基本土地タイプを指定できる。
- コピーするクリーチャーの「(自身のカード名)が戦場に出るたび」という誘発型能力も機能する。
- コピーするクリーチャーの「(自身のカード名)が死亡するたび」「(自身のカード名)が戦場から離れるたび」という誘発型能力も機能する。(CR:603.6d)→領域変更誘発
- 能力の発生源は墓地にあるカードではなく、戦場に存在したクリーチャーである事に注意。例えばゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonistをコピーしたクローンが死亡したとき、スタックに置く能力の発生源の色は青ではなく赤である。
- 「(自身のカード名)がいずれかの領域から~~」と書かれた能力はCR.603.dの範疇外。例えば引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornをコピーしたクローンが死亡したとき、墓地をライブラリーに切りなおす能力は誘発しない。(CR:603.6c)
- コピーするクリーチャーのマナ・コストにXが含まれる場合,それは0である。
- 自分がコントロールする伝説のクリーチャーをコピーした場合、同名の伝説のパーマネントを2体コントロールしていることなり、レジェンド・ルールが適用される。
- コピーしない事を選んでもよい。そうした場合これは0/0の状態で戦場に出る。通常はそのまま状況起因処理で墓地に置かれる事になる。
- 変異によって裏向きになっているカードをコピーした場合、コピー可能な値は無色の2/2でカード名、マナ・コスト、クリーチャー・タイプ、エキスパンション・シンボル、能力を持たないクリーチャーである。既に表向きであるので表向きになることはできない(裏向きであるという位相はコピーされない)。
- 反転カードをコピーする場合、反転カードであるという点まで含めてすべての特性をコピーしたうえで、反転前の状態で戦場に出る(反転後のカードをコピーしても、反転後であるという位相はコピーされない)。その後、条件を満たせば反転できる。
- 両面カードをコピーする場合、現在表を向いている側の特性をコピーする。両面カードではないため変身はできない。
関連カード
戦場に出る際に他のオブジェクトのコピーになるカード。トークンを出したり戦場のパーマネントをコピーにするカードはコピーカードの項目を参照。
クリーチャーをコピーする亜種
- Vesuvan Doppelganger - アップキープ毎にコピー対象を選択し直す事が出来る。(アンリミテッド)
- 騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor - カード名と伝説性を保持したままコピーし、加えて自己バウンス能力を得る。(神河救済)
- ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter - 表向きになるか戦場に出た際にコピーする。変異と裏向きになれる能力を持つ。(時のらせん)
- 影武者/Body Double - 墓地にあるクリーチャー・カードをコピーする。(次元の混乱)
- ジュワーの多相の戦士/Jwari Shapeshifter - 同盟者・クリーチャーをコピーする。(ワールドウェイク)
- 水銀のガルガンチュアン/Quicksilver Gargantuan - 7/7であることを除いてコピーする。(ミラディンの傷跡)
- ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph - アーティファクトもコピーできる。戦場に出た際に、アーティファクトであることを加えてコピーする。(新たなるファイレクシア)
- 擬態の原形質/The Mimeoplasm - 墓地のクリーチャーカードを2枚追放し、一方のパワー分の+1/+1カウンターを置いて、もう一方のコピーとして戦場に出る。(統率者)
- 幻影の像/Phantasmal Image - イリュージョンのクリーチャー・タイプと対象になった時に生け贄に捧げる能力を加えてコピーする。(基本セット2012)
- 邪悪な双子/Evil Twin - 同じカード名のクリーチャーを破壊する起動型能力を加えてコピーする。(イニストラード)
- 逆嶋の学徒/Sakashima's Student - 忍者のクリーチャー・タイプを加えてコピーする。忍術を持つ。(プレインチェイス2012)
- 前駆ミミック/Progenitor Mimic - 「アップキープ毎に、そのクリーチャーのコピーであるトークンを出す」誘発型能力を加えてコピーする。(ドラゴンの迷路)
- ダクの複製/Dack's Duplicate - 速攻と廃位を加えてコピーする。(コンスピラシー)
- 気紛れな詐称者/Mercurial Pretender - コピー先は自分のコントロールするクリーチャー限定。自己バウンス能力を加えてコピーする。(基本セット2015)
クリーチャー以外をコピーする亜種
- Copy Artifact - アーティファクトをコピーするエンチャント。(アンリミテッド)
- 彫り込み鋼/Sculpting Steel - アーティファクトをコピーするアーティファクト。(ミラディン)
- エンチャント複製/Copy Enchantment - エンチャントをコピーするエンチャント。(ラヴニカ:ギルドの都)
- ヴェズーヴァ/Vesuva - 土地をコピーする土地。(時のらせん)
その他
- 最新の日中辞典によると「クローン」のことを「克隆」と音訳で書くが、このカードでは「仿生妖」(生き物に化ける生物)と意訳となっている。
参考
- コピーカード
- カード個別評価:オンスロート - レア
- カード個別評価:基本セット2014 - レア
- カード個別評価:基本セット2013 - レア
- カード個別評価:基本セット2011 - レア
- カード個別評価:基本セット2010 - レア
- カード個別評価:第10版 - レア
- カード個別評価:第9版 - レア
- カード個別評価:リバイズド - アンコモン
- カード個別評価:アンリミテッド - アンコモン