ブロック
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ブロック/Block(ルール)
戦闘中のブロック・クリーチャー指定ステップにおいて、攻撃クリーチャーに対してブロック・クリーチャーを指定すること。防御。 これはゲームの行動であり、スタックを用いない。
通常は、アンタップ状態のクリーチャーのみがブロックに参加でき、クリーチャー1体につき1体の攻撃クリーチャーをブロックできる。 この際、1体の攻撃クリーチャーを複数のクリーチャーでブロックすることもできる。また「ブロックしない」選択をとってもよい。 ブロックされたクリーチャーは、トランプルを持たない限り、戦闘ダメージをプレイヤーに割り振ることができなくなる。
- 攻撃クリーチャーが指定されなかった場合、クリーチャーはブロックに参加できない。
- ブロック・クリーチャーが存在しなくても、光の幕/Curtain of Lightなど一部のカードの効果で「ブロックされた状態」になることがある。
- 一度ブロックされた状態になったクリーチャーは、戦闘から取り除かれるか、クリーチャーでなくなるか、コントローラーが変わるか、戦闘フェイズが終わるまでの間はブロックされたままである。
ブロックすることで誘発する能力は、ブロック・クリーチャーが指定された時点で1度だけ誘発する。
- 「〜がブロックされるたび」という能力は、複数のクリーチャーによってブロックされた場合でも、戦闘1回につき1度だけ誘発する。また、効果によって「ブロックされていない状態」から「ブロックされた状態」に変わったときにも誘発する。
- 例:ゴルゴンの世捨て/Gorgon Recluseが黒のクリーチャーによってブロックされ、その後ブロック・クリーチャーが白に変わっても、能力は誘発しない。
参考
ブロック(フォーマット)
1つの大型エキスパンションとそれに続く2つの小型エキスパンションの総称。 それぞれ、大型エキスパンションの名前(またはその一部)を頭に付け「〜ブロック」と呼ぶ。 基本的に同一ブロック内ではテーマやストーリー、システムが統一されている。
ブロックの大型エキスパンションには必ず、基本土地や各種基本的な効果を持つカードが収録される。 これにより、「エンチャントを壊すカードが1枚も存在しない!」などの理由で戦略が制限されることは起こりにくい。 1つのブロックに含まれるカードのみでデッキを構築する「ブロック構築」というフォーマットが成立する。
毎年10月に大型エキスパンション、翌年2月と6月に小型エキスパンションが発売される。ただし、ディセンションは例外的に5月に発売された。
2006年8月20日の段階で、以下のブロックが存在する。
- アイスエイジ・ブロック (アイスエイジ、アライアンス、コールドスナップ)
- ミラージュ・ブロック (ミラージュ、ビジョンズ、ウェザーライト)
- テンペスト・ブロック (テンペスト、ストロングホールド、エクソダス)
- ウルザ・ブロック (ウルザズ・サーガ、ウルザズ・レガシー、ウルザズ・デスティニー)
- マスクス・ブロック (メルカディアン・マスクス、ネメシス、プロフェシー)
- インベイジョン・ブロック (インベイジョン、プレーンシフト、アポカリプス)
- オデッセイ・ブロック (オデッセイ、トーメント、ジャッジメント)
- オンスロート・ブロック (オンスロート、レギオン、スカージ)
- ミラディン・ブロック (ミラディン、ダークスティール、フィフス・ドーン)
- 神河ブロック (神河物語、神河謀叛、神河救済)
- ラヴニカ・ブロック (ラヴニカ:ギルドの都、ギルドパクト、ディセンション)
- 時のらせんブロック (時のらせん、次元の混乱、未来予知)
これら以前のエキスパンション(アラビアンナイト〜フォールン・エンパイア)には、ブロックという概念は無い。 アイスエイジより3つ前に発売されたレジェンドは比較的枚数が多く、かつ新ルールを搭載した1パック15枚入りのエキスパンションではあるが、独立型エキスパンションとしての機能はなく、ブロックを形成しない。
参考
ブロック(用語)
デッキを製作する時に目安となる構成単位。 1ブロックは5ポケット(20枚)で構成され、3ブロックで基本的な60枚デッキとなる。 それぞれのブロックを土地,クリーチャー,その他の呪文と分類されていた。
第4版頃までの基本的な構築理論なので、研究が進んだ現在の比率(土地4:クリーチャー3:その他3)とは若干異なる。