ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
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− | *クリーチャー・タイプも完全に一致する[[同型再版]] | + | *クリーチャー・タイプも完全に一致する[[同型再版]]として、[[Fyndhorn Elves]]と[[エルフの神秘家/Elvish Mystic]]が存在する。 |
**第9版でラノワールのエルフがドルイドになった後、Fyndhorn Elvesとクリーチャー・タイプが完全に一致しなくなった時期があった。[[Masters Edition]]でFyndhorn Elvesが収録されるに際し、Fyndhorn Elvesもドルイドとなり、再び完全一致となった。 | **第9版でラノワールのエルフがドルイドになった後、Fyndhorn Elvesとクリーチャー・タイプが完全に一致しなくなった時期があった。[[Masters Edition]]でFyndhorn Elvesが収録されるに際し、Fyndhorn Elvesもドルイドとなり、再び完全一致となった。 | ||
*[[ラノワールの助言者/Llanowar Mentor]]の能力は、この[[カード]]と同じ[[名前]]と性能を持つ[[トークン]]を生み出す。[[Magic Online Vanguard]]の[[Elvish Champion Avatar]]も同じ[[能力]]を持つエルフ・トークンを出すが、そちらの名前は「ラノワールのエルフ」ではない。 | *[[ラノワールの助言者/Llanowar Mentor]]の能力は、この[[カード]]と同じ[[名前]]と性能を持つ[[トークン]]を生み出す。[[Magic Online Vanguard]]の[[Elvish Champion Avatar]]も同じ[[能力]]を持つエルフ・トークンを出すが、そちらの名前は「ラノワールのエルフ」ではない。 | ||
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特記していない限り、1マナ1/1で「(T):あなたのマナ・プールに(緑)を加える。」を持つ。 | 特記していない限り、1マナ1/1で「(T):あなたのマナ・プールに(緑)を加える。」を持つ。 | ||
− | *[[深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow]] - [[緑マナ]]ではなく[[黒マナ]]を生み出すが、マナを生むたびに[[コントローラー]]に1点のダメージを[[与える]] | + | *[[深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow]] - [[緑マナ]]ではなく[[黒マナ]]を生み出すが、マナを生むたびに[[コントローラー]]に1点のダメージを[[与える]]。([[ザ・ダーク]]) |
− | *[[スカイシュラウドのエルフ/Skyshroud Elf]] - (1)を[[赤マナ]]か[[白マナ]]に変換する[[マナフィルター]] | + | *[[Fyndhorn Elves]] - [[同型再版]]。([[アイスエイジ]]) |
− | *[[心の管理人/Heart Warden]] - (2)を支払い、これを[[生け贄に捧げる]]と1枚[[引く|ドロー]] | + | *[[スカイシュラウドのエルフ/Skyshroud Elf]] - (1)を[[赤マナ]]か[[白マナ]]に変換する[[マナフィルター]]能力を持つ。2マナ。([[テンペスト]]) |
− | *[[クウィリーオン・エルフ/Quirion Elves]] - | + | *[[心の管理人/Heart Warden]] - (2)を支払い、これを[[生け贄に捧げる]]と1枚[[引く|ドロー]]できる。2マナ。([[ウルザズ・デスティニー]]) |
− | *[[アーボーグのエルフ/Urborg Elf]] - 緑マナとその[[対抗色]]である[[青マナ]] | + | *[[クウィリーオン・エルフ/Quirion Elves]] - 緑マナを生む能力に加え、場に出る際に選んだ色のマナを生む能力も持つ。2マナ。([[ミラージュ]]) |
− | *[[熊人間/Werebear]] - [[スレッショルド]]に達すると4/ | + | *[[アーボーグのエルフ/Urborg Elf]] - 緑マナとその[[対抗色]]である[[青マナ]]・黒マナの3色を生みだせる。2マナ。([[アポカリプス]]) |
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− | **[[大蛇の支援者/Orochi Sustainer]] - | + | *[[ワイアウッドのエルフ/Wirewood Elf]] - 2マナ1/2。([[オンスロート]]) |
− | *[[ボリアルのドルイド/Boreal Druid]] - [[氷雪クリーチャー]]であり、緑マナではなく[[無色マナ]] | + | **[[大蛇の支援者/Orochi Sustainer]] - ワイアウッドのエルフの同型再版。([[神河物語]]) |
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− | *[[献身のドルイド/Devoted Druid]] - 自身に[[-1/-1カウンター]]を置き、[[アンタップ]]する能力を持つ。2マナ0/ | + | *[[葉光らせ/Leaf Gilder]] - 2マナ2/1。([[ローウィン]]) |
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− | *[[アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim]] - 緑マナではなく[[白マナ]] | + | *[[東屋のエルフ/Arbor Elf]] - [[マナ能力]]の代わりに、[[森]]を1枚[[アンタップ]]する能力を持つ。([[ワールドウェイク]]) |
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+ | *[[エルフの神秘家/Elvish Mystic]] - 同型再版。([[基本セット2014]]) | ||
==イラストとフレイバー・テキスト== | ==イラストとフレイバー・テキスト== |
2013年7月10日 (水) 16:02時点における版
緑の高速マナ供給を象徴するクリーチャー。1マナで召喚できるマナ・クリーチャーの1つであり、極楽鳥/Birds of Paradiseと並び立つ存在。
このクリーチャーによる「2ターン目の3マナ捻出」がマジック黎明期以来多くの緑デッキを支えてきた。またパワー1を持つため、高速ビートダウンでは極楽鳥/Birds of Paradiseよりも優先して採用される。また、種族がエルフであることも大きな特徴で、エルフデッキの核となるカードでもある。
- 第8版に再録されず、皆勤賞を逃している。これは「第8版を選ぼう」で極楽鳥/Birds of Paradiseに負けたため。しかし第9版ではその極楽鳥に代わって基本セットに復帰した。第10版以降は以前と同じように極楽鳥と同時に収録されている。
- その後基本セット2013で極楽鳥/Birds of Paradiseと共に再録を逃す。東屋のエルフ/Arbor Elfに枠を譲り、しばしスタンダードを去った。
- 第9版に再録されるに際し、ドルイドのクリーチャー・タイプを獲得した。
関連カード
- クリーチャー・タイプも完全に一致する同型再版として、Fyndhorn Elvesとエルフの神秘家/Elvish Mysticが存在する。
- 第9版でラノワールのエルフがドルイドになった後、Fyndhorn Elvesとクリーチャー・タイプが完全に一致しなくなった時期があった。Masters EditionでFyndhorn Elvesが収録されるに際し、Fyndhorn Elvesもドルイドとなり、再び完全一致となった。
- ラノワールの助言者/Llanowar Mentorの能力は、このカードと同じ名前と性能を持つトークンを生み出す。Magic Online VanguardのElvish Champion Avatarも同じ能力を持つエルフ・トークンを出すが、そちらの名前は「ラノワールのエルフ」ではない。
主な亜種
特記していない限り、1マナ1/1で「(T):あなたのマナ・プールに(緑)を加える。」を持つ。
- 深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow - 緑マナではなく黒マナを生み出すが、マナを生むたびにコントローラーに1点のダメージを与える。(ザ・ダーク)
- Fyndhorn Elves - 同型再版。(アイスエイジ)
- スカイシュラウドのエルフ/Skyshroud Elf - (1)を赤マナか白マナに変換するマナフィルター能力を持つ。2マナ。(テンペスト)
- 心の管理人/Heart Warden - (2)を支払い、これを生け贄に捧げると1枚ドローできる。2マナ。(ウルザズ・デスティニー)
- クウィリーオン・エルフ/Quirion Elves - 緑マナを生む能力に加え、場に出る際に選んだ色のマナを生む能力も持つ。2マナ。(ミラージュ)
- アーボーグのエルフ/Urborg Elf - 緑マナとその対抗色である青マナ・黒マナの3色を生みだせる。2マナ。(アポカリプス)
- 熊人間/Werebear - スレッショルドに達すると4/4になる。2マナ。(オデッセイ)
- ワイアウッドのエルフ/Wirewood Elf - 2マナ1/2。(オンスロート)
- 大蛇の支援者/Orochi Sustainer - ワイアウッドのエルフの同型再版。(神河物語)
- ボリアルのドルイド/Boreal Druid - 氷雪クリーチャーであり、緑マナではなく無色マナを生み出す。(コールドスナップ)
- 葉光らせ/Leaf Gilder - 2マナ2/1。(ローウィン)
- 献身のドルイド/Devoted Druid - 自身に-1/-1カウンターを置き、アンタップする能力を持つ。2マナ0/2。(シャドウムーア)
- アニマのドルイド/Druid of the Anima - 緑マナとその友好色である赤マナ・白マナの3色を生みだせる。2マナ。(アラーラの断片)
- 貴族の教主/Noble Hierarch - バント/Bantの色である緑マナ・白マナ・青マナの3色を生みだせる。0/1で賛美を持つ。(コンフラックス)
- 東屋のエルフ/Arbor Elf - マナ能力の代わりに、森を1枚アンタップする能力を持つ。(ワールドウェイク)
- アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim - 緑マナではなく白マナを生み出す。(イニストラード)
- 軽蔑された村人/Scorned Villager - 変身すると2マナ生み出せる様になり、さらに2/2になって警戒も持つ。2マナ。(闇の隆盛)
- エルフの神秘家/Elvish Mystic - 同型再版。(基本セット2014)
イラストとフレイバー・テキスト
特徴的な格好のイラストと物騒な物言いのフレイバー・テキストには逸話がある。
- イラスト
獰猛で野蛮な外見は独特のものであり、初期からマジックを代表するキャラクターの一つであった。頭頂部を残し剃られた赤い髪、顔の刺青、眼帯、牙のような歯、血の気の薄い肌などは、普通にイメージされるエルフとは異質なものだ。ミラージュ当事の公式サイトにおいて、このカードに描かれたエルフはラノワールでも特別な鉄葉/Steel Leafと公開された。そこではアイスエイジのキャラクターであるフレイアリーズ/Freyaliseと相互補完する設定となっていた。(→鉄葉/Steel Leaf参照)
- 第9版以降のイラストは第6版までのイラストを別アングルから描いている。
- フレイバー・テキスト
フレイバー・テキストがアルファ~第5版までに2回変更されており、これは当時としてかなり異例だった。Duelist24号のDominarian FAQにおいて、なぜ変更したのかというユーザーの疑問に対し回答がされた。それによると、どのテキストもラノワールのエルフが持つ性質の別の側面を表したものだという。オリジナル版は平均的エルフのイメージであったが、第4版ではより外見に相応しい荒々しい内容に変更され、第5版では以前のテキスト両方の意味合いを含んだ簡素ものになる。その後、第7版で新たなフレイバー・テキストを与えられたが、第9版再録時から第5版のテキストに戻されている。
- 再録時のイラスト違いの数(3種類)よりもフレイバー・テキストの変更の数(4種類)が多いというところも異例である。
- アルファ~リバイズドまでのフレイバー・テキストは長らく未訳だったが、GAME JAPAN誌のプロモーション・カードで初めて訳された。
ラノワールのエルフたちが自分たちの森で果物を集めるときは、それぞれの樹を一本ずつ手つかずのままにする。それは自然の取り分だと考えているのだ。
ストーリー
このカードはラノワール/Llanowarに住むエルフを表している(→ラノワールのエルフ/Llanowar Elves (ストーリー)を参照)。
上述の通り、特にイラストに描かれた特徴的な姿のエルフは鉄葉/Steel Leafと設定されている。
その他
- 2000年12月のフライデー・ナイト・マジックで、プロモーション・カードになった。
- 俗称「ラノエル」。「ラノワ」や「ラノ」、場合によっては「エルフ」でも通じる。
参考
- ラノワール/Llanowar(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:基本セット2012 - コモン
- カード個別評価:基本セット2011 - コモン
- カード個別評価:基本セット2010 - コモン
- カード個別評価:第10版 - コモン
- カード個別評価:第9版 - コモン
- カード個別評価:第7版 - コモン
- カード個別評価:第6版 - コモン
- カード個別評価:第5版 - コモン
- カード個別評価:第4版 - コモン
- カード個別評価:リバイズド - コモン
- カード個別評価:アンリミテッド - コモン