白緑ビートダウン
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2019年11月24日 (日) 16:10時点における版
白緑ビートダウン(WG Beatdown)は、クリーチャーに特化した色である白と緑によるビートダウンデッキ。
目次 |
概要
緑のマナ・クリーチャーや白のウィニークリーチャーから展開し、数とサイズで圧倒する。
ステロイドと比べると、クリーチャーのコスト・パフォーマンスと展開力の高さが強みであり、単純な殴り合いには強い。また、時代にもよるが白はパーマネントへの干渉や回復を得意とするため、ある程度のコントロール力を擁することもできる。
反面、直接対戦相手のライフに干渉できないため、やや速度に難があったり、戦場だけで計算を立てられてしまうなどコントロールデッキに対して弱点を持つ。
スタンダード
下記の時期のスタンダードにおいても、活躍を見せる。
- イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期
- カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期
- タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期
- テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期
- ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期
- イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期
- ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期
- ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロック期
- ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期
- ラヴニカ・ブロック期
- 制圧の輝き/Glare of Subdualによるボードコントロールを狙ったセレズニア対立が登場した。
- オデッセイ・ブロック期
- マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
- マスクス・ブロック構築と同様にメロンと呼ばれるタイプが流行した。
- 第7版に変わるまではハルマゲドン/Armageddonを採用したブラストゲドンも存在した。
- 黎明期
- クロニクル以前は、アーナム・ジン/Erhnam Djinnとハルマゲドン/Armageddonを主軸にした、アーニーゲドンが活躍した。
ブロック構築
下記の時期のブロック構築においても、活躍を見せる。
- ラヴニカへの回帰ブロック構築
- アラーラの断片ブロック構築
- 時のらせんブロック構築
- 未来予知の参入後、強力なタルモゴイフ/Tarmogoyfをベースにしたビートダウンデッキの緑白ゴイフが登場した。
- 神河ブロック構築
- オデッセイ・ブロック構築
- マスクス・ブロック構築
- 非常に強力なブラストダーム/Blastodermを主力としたメロンと呼ばれるタイプが登場した。
- ミラージュ・ブロック構築
エクステンデッド
エクステンデッドには、ファントム・メナスと呼ばれるデッキが存在する。
クリーチャー — ケンタウルス(Centaur) スピリット(Spirit)
プロテクション(黒)
幻影のケンタウロスは、その上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
幻影のケンタウロスにダメージが与えられる場合、そのすべてのダメージを軽減する。幻影のケンタウロスの上から+1/+1カウンターを1個取り除く。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+2の修整を受けるとともにトランプルを持つ。
エンチャントされているクリーチャーがダメージを与えるたび、あなたはその点数に等しい点数のライフを得る。
アルマジロの外套/Armadillo Cloakを幻影クリーチャーにつけることで対ビートダウンに優位に立つ。詳細はファントム・メナスを参照のこと。
モダン
モダンでは、特定のデッキをメタったクリーチャーを中心に構成されるヘイトベアー(Hate Bears)が存在する。
クリーチャー — 猫(Cat) クレリック(Cleric)
プレイヤーはライブラリーから探せない。いずれのプレイヤーも(2)を支払うことで、ターン終了時までこの効果を無視してもよい。
2/2伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
先制攻撃
クリーチャーでない呪文を唱えるためのコストは(1)多くなる。
詳細はヘイトベアーを参照。
またラヴニカへの回帰参入後には、呪禁とオーラのシナジーを中心とする緑白呪禁(GW Hexproof)も登場した。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントしているクリーチャーは、あなたがコントロールしているエンチャント1つにつき+1/+1の修整を受け先制攻撃を持つ。
詳細は緑白呪禁を参照。
レガシー
以前はこのタイプのデッキといえば、3色のZooやバントが主流であった。しかしワールドウェイクからミラディン包囲戦・新たなるファイレクシアを経て、緑白のクリーチャーにサポートを織り交ぜたビート・コントロールデッキ、Maverickが大きな活躍を見せるようになる。
クリーチャー — コー(Kor) 工匠(Artificer)
石鍛冶の神秘家が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから装備品(Equipment)カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
(1)(白),(T):あなたは、あなたの手札にある装備品カード1枚を戦場に出してもよい。
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
聖遺の騎士は、あなたの墓地にある土地カード1枚につき+1/+1の修整を受ける。
(T),森(Forest)か平地(Plains)を1つ生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから土地カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
ソーサリー
あなたのライブラリーからマナ総量がX以下の緑のクリーチャー・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。緑の太陽の頂点をオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticと聖遺の騎士/Knight of the Reliquaryを中心とするビートダウンを剣を鍬に/Swords to Plowsharesなどの除去やルーンの母/Mother of Runesによってサポートする。同時に緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithも採用され、漁る軟泥/Scavenging Oozeなどのシルバーバレット要員をサーチする。
詳細はMaverickを参照。
ヴィンテージ
ヴィンテージにもこのデッキカラーのビートダウンデッキは存在する。
伝説のクリーチャー — キスキン(Kithkin) アドバイザー(Advisor)
マナ総量が4以上の、クリーチャーでない呪文は唱えられない。
マナ・コストに(X)を含む、クリーチャーでない呪文は唱えられない。
クリーチャー — 猫(Cat) ウィザード(Wizard)
賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
(1),クァーサルの群れ魔道士を生け贄に捧げる:アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
この色構成には優秀なメタクリーチャーが多く存在しており、それらを採用することで優位に立つ。TMWAなどに近いデッキである。
代表的な採用カードは以下の通り。
- サーチ・シルバーバレット対策:エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor
- コンボ対策:ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg・エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist
- アーティファクト・エンチャント対策:クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
- アーティファクトデッキ対策:戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War's Wage
- 墓地対策:ヨツンの兵卒/Jotun Grunt
これらのクリーチャーにタルモゴイフ/Tarmogoyfなどを織り交ぜて対戦相手を殴り殺す。
サンプルレシピ
- 備考
- ヴィンテージ選手権09 ベスト8 (参考)
- 使用者:John Donovan
- フォーマット
パウパー
パウパーでは黎明期に一定数が存在した。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+2の修整を受けるとともにトランプルを持つ。
エンチャントされているクリーチャーがダメージを与えるたび、あなたはその点数に等しい点数のライフを得る。
アルマジロの外套/Armadillo CloakからGW Cloakと呼ばれる。バントの信刃/Bant Surebladeやクァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemageなどのアラーラの断片ブロックで加わった優秀なクリーチャーたちを中心に構成される。ラノワールの騎士/Llanowar Knightとヴァレロンの異国者/Valeron Outlanderという2種類のプロテクション(黒)を擁するため、当時の有力デッキだった黒コントロールに対して相性が良い。
それ以外の緑白ビートダウンデッキとしては緑白呪禁や緑白スリヴァーなども存在する。
初期型
Selesnya Aggro(Pauper) [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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後期型
Selesnya Aggro(Pauper) [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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