発火/Pyrotechnics
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登場時は高効率火力であり使われることも多かったが、[[カードパワー]]が全般に向上した現代では[[構築]]レベルとは言い難い。一方[[リミテッド]]では[[ボード・アドバンテージ]]に繋げやすい優良火力として高得点評価を得ている。特に[[タルキール覇王譚ブロック]]では[[裏向き]]クリーチャーをどう焼くかの駆け引きが生まれる面白いカードである。 | 登場時は高効率火力であり使われることも多かったが、[[カードパワー]]が全般に向上した現代では[[構築]]レベルとは言い難い。一方[[リミテッド]]では[[ボード・アドバンテージ]]に繋げやすい優良火力として高得点評価を得ている。特に[[タルキール覇王譚ブロック]]では[[裏向き]]クリーチャーをどう焼くかの駆け引きが生まれる面白いカードである。 | ||
− | *[[ルール文章]] | + | *[[ルール文章]]では「好きな数」の対象となっているが、実際には1~4の間の数になる。割り振りのルール上、各対象には1点以上のダメージを割り振らないといけないためである。「0点を割り振ることにして対象を好きなだけ増やす」という[[プレイング]]はできない。 |
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+ | *割り振り火力には、発火のように「好きな数」「望む数」と書かれたものと、[[弧状の稲妻/Ark Lightning]]のように「1つか2つの…」や「最大○体まで」などと数がはっきり書かれているものとがある。 | ||
+ | **基本的には両者に挙動の違いはない。ただし[[銀枠]]が入ると[[1/2]]ダメージを割り振ってよいので、違いが出てくる。「好きな数」の発火ならば最大8つの対象まで選べるが、「1つか2つか3つ」と書かれている弧状の稲妻では6つ選ぶことはできない。 | ||
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*独特な掛け声から始まる[[フレイバー・テキスト]]([[第6版]]まで)で有名。 | *独特な掛け声から始まる[[フレイバー・テキスト]]([[第6版]]まで)で有名。 | ||
{{フレイバーテキスト|ハイ!ニィ!ヤッ!火打ち石の男の姿を見よ。そは我なり。四つの稲妻が我より走り出て、撃っては戻る。|ナバホ族の戦唄}} | {{フレイバーテキスト|ハイ!ニィ!ヤッ!火打ち石の男の姿を見よ。そは我なり。四つの稲妻が我より走り出て、撃っては戻る。|ナバホ族の戦唄}} | ||
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*[[飛来する石弾/Volley of Boulders]] - 9マナで6点。[[フラッシュバック]]付きのソーサリー。([[オデッセイ]]) | *[[飛来する石弾/Volley of Boulders]] - 9マナで6点。[[フラッシュバック]]付きのソーサリー。([[オデッセイ]]) | ||
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*[[岩崩れ/Rock Slide]] - ([[X]])([[赤マナ|赤]])のインスタント。攻撃かブロックしている[[飛行]]を持たないクリーチャーのみ。([[ビジョンズ]]) | *[[岩崩れ/Rock Slide]] - ([[X]])([[赤マナ|赤]])のインスタント。攻撃かブロックしている[[飛行]]を持たないクリーチャーのみ。([[ビジョンズ]]) | ||
*[[とどろく雷鳴/Rolling Thunder]] - (X)(赤)(赤)のソーサリー。([[テンペスト]]) | *[[とどろく雷鳴/Rolling Thunder]] - (X)(赤)(赤)のソーサリー。([[テンペスト]]) |
2015年9月19日 (土) 10:08時点における版
Pyrotechnics / 発火 (4)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
望む数のクリーチャーとプレインズウォーカーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。発火はそれらに、4点のダメージをあなたが望むように割り振って与える。
複数の対象に割り振れる火力は火の玉/Fireballなどが存在したが、いずれもルール的に面倒かつ扱いにくいものばかりであったため、これほど素直でわかりやすい効果のものは革新的であった。
火の玉と比較して、割り振り時に追加コストが不要なうえに割り振りに自由度があり、しかも割り振らずに単一対象に4点火力として使った場合でもマナ効率は同等と、使い勝手が非常によい。
登場時は高効率火力であり使われることも多かったが、カードパワーが全般に向上した現代では構築レベルとは言い難い。一方リミテッドではボード・アドバンテージに繋げやすい優良火力として高得点評価を得ている。特にタルキール覇王譚ブロックでは裏向きクリーチャーをどう焼くかの駆け引きが生まれる面白いカードである。
- ルール文章では「好きな数」の対象となっているが、実際には1~4の間の数になる。割り振りのルール上、各対象には1点以上のダメージを割り振らないといけないためである。「0点を割り振ることにして対象を好きなだけ増やす」というプレイングはできない。
- 割り振り火力には、発火のように「好きな数」「望む数」と書かれたものと、弧状の稲妻/Ark Lightningのように「1つか2つの…」や「最大○体まで」などと数がはっきり書かれているものとがある。
- 独特な掛け声から始まるフレイバー・テキスト(第6版まで)で有名。
ハイ!ニィ!ヤッ!火打ち石の男の姿を見よ。そは我なり。四つの稲妻が我より走り出て、撃っては戻る。― ナバホ族の戦唄
関連カード
ダメージを割り振る赤の呪文
2点
- 二股の稲妻/Forked Bolt - 1マナのソーサリー。(エルドラージ覚醒)
- 火/Fire - 2マナのインスタント。分割カード。(アポカリプス)
- 双雷弾/Twin Bolt - 火と同性能。(タルキール龍紀伝)
- 電解/Electrolyze - 赤青。3マナのインスタント。キャントリップ付き。(ギルドパクト)
3点
- 無秩序の点火/Ignite Disorder - 2マナのソーサリー。白か青のクリーチャーのみ。(コンフラックス)
- 弧状の稲妻/Arc Lightning - 3マナのソーサリー。(ウルザズ・サーガ)
- 炬火の炎/Flames of the Firebrand - 弧状の稲妻の同型再版。(基本セット2013)
- 意のままの射撃/Fire at Will - 赤白の混成カード。3マナのインスタント。攻撃かブロックしているクリーチャーのみ。(イーブンタイド)
- 火炎弾/Flameshot - 4マナのソーサリー。クリーチャーのみ。山カードを1枚捨てる代替コストを持つピッチスペル。(プロフェシー)
4点
- 四筋の稲妻/Forked Lightning - 4マナのソーサリー。最大3体、クリーチャーのみ。(ポータル)
- 激発/Violent Eruption - 4マナのインスタント。マッドネス時は3マナ。(トーメント)
- 紅蓮操作/Pyrokinesis - 6マナのインスタント。クリーチャーのみ。赤のカードを1枚手札から追放する代替コストを持つピッチスペル。(アライアンス)
5点
- 焦熱の裁き/Fiery Justice - 赤緑白。3マナのソーサリー。対象の対戦相手1人が5点回復するデメリットつき。(アイスエイジ)
- 落岩/Boulderfall - 8マナのインスタント。(テーロス)
6点
- 飛来する石弾/Volley of Boulders - 9マナで6点。フラッシュバック付きのソーサリー。(オデッセイ)
X点
- Fire Covenant - 黒赤。3マナのインスタント。追加コストとしてX点のライフを支払う。クリーチャーのみ。(アイスエイジ)
- 岩崩れ/Rock Slide - (X)(赤)のインスタント。攻撃かブロックしている飛行を持たないクリーチャーのみ。(ビジョンズ)
- とどろく雷鳴/Rolling Thunder - (X)(赤)(赤)のソーサリー。(テンペスト)
- オレリアの憤怒/Aurelia's Fury - 赤白。(X)(赤)(白)のインスタント。ダメージを与えた場合、そのクリーチャーをタップし、プレイヤーには呪文を唱えることを禁止する。(ギルド門侵犯)
- 燃焼/Conflagrate - (X)(X)(赤)のソーサリー。フラッシュバック付き。(時のらせん)
特殊な可変点数
- 石の顎/Jaws of Stone - 6マナのソーサリー。コントロールしている山の数分を割り振る。(シャドウムーア)
- 火山風/Volcanic Wind - 6マナのソーサリー。戦場に出ているクリーチャーの数分を割り振る。クリーチャーのみ。(メルカディアン・マスクス)
- Meteor Shower - (X)(X)(赤)でX+1点を割り振る。ソーサリー。(アイスエイジ)
参考
- カード個別評価:運命再編 - アンコモン
- カード個別評価:レジェンド - コモン2
- カード個別評価:第8版 - アンコモン
- カード個別評価:第7版 - アンコモン
- カード個別評価:第6版 - コモン
- カード個別評価:第5版 - アンコモン
- カード個別評価:第4版 - アンコモン