青黒

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青黒(Blue-Black)は、マジックにおける色の組み合わせのうち、青と黒の組み合わせのことである。略式表記UB。

概要

青黒のデッキは共にコントロール的な部分を持つ色なので、パーミッション（青黒コントロール）が有力なデッキタイプのひとつとなっている。ただし、2色とも戦場に出たあとのパーマネントの処理が不得手であるため、青白コントロールに比べると活躍は環境に依存する。

また、両色共にドローやサーチが得意であり、コンボ性能が最も高い色の組み合わせである。それゆえエターナル環境下では青黒のデュアルランドであるUnderground Seaの需要が非常に高い。

青黒の多色カードは、回避能力、サーチ、切削ならびにそれとのシナジー、「ドロー、バウンス、打ち消し＋手札破壊、除去、ライフロス」という得意分野の組み合わせ、ロボトミー/Lobotomy効果、戦場に限らない領域からのコントロール奪取などのデザインのカードが多い。

• ラヴニカ・ブロックの青黒のギルド/Guild、ディミーア家/House Dimirにちなんでディミーアカラー(Dimir Color)とも、サイカトグデッキにちなんでサイカカラーとも呼ばれる。
• 青と黒は共通して持つ常磐木キーワード能力が飛行ぐらいしかなく、サイクルを作る際によく悩みの種になっていることをMark Rosewaterはたびたび公式コラム上でこぼしている。
  • 青黒共通の能力を作るべく、イニストラードを覆う影ブロックでは潜伏が作られたが、常盤木入りは見送られた。その後イクサラン・ブロックでは黒も瞬速を二種色として持つようになり、以降青黒の多色カードが瞬速を持つことが増えた。
• 高橋優太氏曰く、プロツアーでもっとも成績を残している色の組み合わせは青黒だという。

代表的なデッキ

• 青黒コントロール
  • ネザーゴー
  • サイカトグ
  • フェアリー
• ディミーア・ローグ
• ネクロ・ドネイト
• メグリムジャー
• ブラックデザイア
• フリゴリッド
• ドレッジ
• ANT
• Tezzeret's Vault

参考

• 用語集