エルドラージ (デッキ)
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− | == | + | ==タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期== |
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+ | [[デッキカラー]]は様々で、強力な高マナ域である[[龍王アタルカ/Dragonlord Atarka]]や[[火力]]を用いる[[緑単色デッキ|緑単]][[タッチ]][[赤]]のものや、[[地下墓地の選別者/Catacomb Sifter]]や[[黒]]の[[クリーチャー]][[除去]]を用いる[[黒緑]]のものなどが存在する。 | ||
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+ | *緑単タッチ赤のタイプ。序盤を支える[[ブロッカー]]として、ランドブーストとの[[シナジー]]を持つ[[ジャディの横枝/Jaddi Offshoot]]、[[荒野の地図作成/Map the Wastes]]の[[鼓舞]]とのシナジーを持つ[[搭載歩行機械/Hangarback Walker]]が採用されている。 | ||
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+ | **[[プロツアー「戦乱のゼンディカー」]] 第159位、スタンダード部門7-3 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptbfz 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptbfz15/# 参考]) | ||
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対処しにくい巨大クリーチャーを高速で戦場に出せるため[[打ち消す|カウンター]]を持たない[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]には有利だが、防御面が甘く[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]に序盤攻勢をかけられると脆いのが弱点。 | 対処しにくい巨大クリーチャーを高速で戦場に出せるため[[打ち消す|カウンター]]を持たない[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]には有利だが、防御面が甘く[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]に序盤攻勢をかけられると脆いのが弱点。 | ||
− | 発祥は[[ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築]](→[[#ブロック構築版|*1]])。その後[[基本セット2011]]で[[原始のタイタン/Primeval Titan]]が登場し、これによってウギンの目とエルドラージの寺院を同時にサーチしてそこから即座にエルドラージ・クリーチャーにつなげることができるようになったため、[[スタンダード]]でも成立した(→[[# | + | 発祥は[[ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築]](→[[#ブロック構築版|*1]])。その後[[基本セット2011]]で[[原始のタイタン/Primeval Titan]]が登場し、これによってウギンの目とエルドラージの寺院を同時にサーチしてそこから即座にエルドラージ・クリーチャーにつなげることができるようになったため、[[スタンダード]]でも成立した(→[[#スタンダード版(初期型)|*2]])。 |
− | *[[エルドラージの碑/Eldrazi Monument]]を使用したビートダウン([[エルドラージの碑]] | + | *[[エルドラージの碑/Eldrazi Monument]]を使用したビートダウン([[エルドラージの碑]])も単に「'''エルドラージ'''」と呼ばれることがあるが、このデッキとは別物である。 |
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− | **[[世界選手権10]] ベスト4 ([http://mtg-jp.com/eventc/worlds10/ 参考]) | + | **[[世界選手権10]] ベスト4 ([http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/worlds10/welcome 参考]/[http://archive.mtg-jp.com/eventc/worlds10/# 参考]) |
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*こちらは[[ミラディンの傷跡]]参入後のデッキ。 | *こちらは[[ミラディンの傷跡]]参入後のデッキ。 | ||
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− | **[[アメリカ選手権10]] | + | **[[アメリカ選手権10]] ベスト4 ([http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/usnat10/welcome 参考]) |
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*[[基本セット2011]]で[[原始のタイタン/Primeval Titan]]が参入した直後のもの。 | *[[基本セット2011]]で[[原始のタイタン/Primeval Titan]]が参入した直後のもの。 | ||
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− | **[[プロツアーサンファン10]] | + | **[[プロツアーサンファン10]] ベスト8([[ブロック構築]]6-3-1) ([http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptsj10/welcome 参考]/[http://archive.mtg-jp.com/eventc/ptsanjuan10/# 参考]) |
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*[[フォーマット]] | *[[フォーマット]] | ||
**[[ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築]]([[ゼンディカー]]+[[ワールドウェイク]]+[[エルドラージ覚醒]]) | **[[ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築]]([[ゼンディカー]]+[[ワールドウェイク]]+[[エルドラージ覚醒]]) | ||
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*[[ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築]]の[[緑白]]のデッキ。[[前兆の壁/Wall of Omens]]や[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]]が加えられ、ビートダウンへの耐性が高められている。 | *[[ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築]]の[[緑白]]のデッキ。[[前兆の壁/Wall of Omens]]や[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]]が加えられ、ビートダウンへの耐性が高められている。 | ||
− | * | + | *公式記事「[http://archive.mtg-jp.com/eventc/ptsanjuan10/article/005004/ Decktech:大塚 高太郎:白緑エルドラージランプ]」も参照のこと。 |
==レガシー== | ==レガシー== | ||
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− | [[レガシー]] | + | [[レガシー]]では[[エルドラージの寺院/Eldrazi Temple]]ではなく[[神座]]を使ったタイプが主流である。詳細は[[8post]]、[[12post]]を参照。 |
− | *初期の[[モダン]] | + | *初期の[[モダン]]でも同様の[[デッキ]]が組まれていたが、雲上の座が[[禁止カード|禁止]]され[[ウルザトロン#モダン|ウルザトロン]]に移行した。 |
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[エルドラージ]] | + | *[[エルドラージ]]([[クリーチャー・タイプ]]) |
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
− | [[Category:緑単色デッキ | + | {{DEFAULTSORT:えるとらあし}} |
− | [[Category:緑白デッキ | + | [[Category:緑単色デッキ]] |
− | [[Category:ビートダウンデッキ | + | [[Category:赤緑デッキ]] |
− | [[Category:部族デッキ | + | [[Category:緑白デッキ]] |
− | [[Category:緑単ビートダウンデッキ | + | [[Category:黒緑デッキ]] |
− | [[Category:緑白ビートダウンデッキ | + | [[Category:ビートダウンデッキ]] |
− | [[Category:ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築デッキ | + | [[Category:コントロールデッキ]] |
− | [[Category:ゼンディカー・ブロックを含むスタンダードデッキ | + | [[Category:部族デッキ]] |
+ | [[Category:緑単ビートダウンデッキ]] | ||
+ | [[Category:緑白ビートダウンデッキ]] | ||
+ | [[Category:赤緑コントロールデッキ]] | ||
+ | [[Category:黒緑コントロールデッキ]] | ||
+ | [[Category:ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築デッキ]] | ||
+ | [[Category:ゼンディカー・ブロックを含むスタンダードデッキ]] | ||
+ | [[Category:戦乱のゼンディカー・ブロックを含むスタンダードデッキ]] |
2015年10月26日 (月) 14:05時点における版
エルドラージ(Eldrazi)は、超巨大エルドラージ・クリーチャーの高速召喚に特化したランプデッキの総称。エルドラージ・ランプ(Eldrazi Ramp)の名で呼ばれることも多い。
目次 |
タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期
戦乱のゼンディカーで絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hungerや無色カードのサポートが登場したことにより、緑系のランプデッキが環境に姿を見せるようになった。
土地
(T):(◇)を加える。
(T):(◇)(◇)を加える。このマナは、無色の呪文を唱えるためにのみ使用できる。あなたが7つ以上の土地をコントロールしているときにのみ起動できる。
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
あなたがこの呪文を唱えたとき、パーマネント2つを対象とし、それらを追放する。
破壊不能
絶え間ない飢餓、ウラモグが攻撃するたび、防御プレイヤーは自分のライブラリーの一番上から20枚のカードを追放する。
ニッサの巡礼/Nissa's Pilgrimageや爆発的植生/Explosive Vegetationなどのランドブースト呪文、および面晶体の記録庫/Hedron Archiveや見捨てられた神々の神殿/Shrine of the Forsaken Godsでマナ加速し、ウラモグや精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonなどの高マナ域を連打してゲームを決める。
デッキカラーは様々で、強力な高マナ域である龍王アタルカ/Dragonlord Atarkaや火力を用いる緑単タッチ赤のものや、地下墓地の選別者/Catacomb Sifterや黒のクリーチャー除去を用いる黒緑のものなどが存在する。
赤緑
- 備考
- グランプリケベックシティ15 ベスト4 (参考)
- 使用者:Jake Mondello
- フォーマット
- 緑単タッチ赤のタイプ。序盤を支えるブロッカーとして、ランドブーストとのシナジーを持つジャディの横枝/Jaddi Offshoot、荒野の地図作成/Map the Wastesの鼓舞とのシナジーを持つ搭載歩行機械/Hangarback Walkerが採用されている。
黒緑
- 備考
- プロツアー「戦乱のゼンディカー」 第159位、スタンダード部門7-3 (参考/参考)
- 使用者:Victoriano Lim
- フォーマット
BG Eldrazi [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 黒緑のタイプ。
ゼンディカー・ブロック期
土地
(T):(◇)を加える。
(T):(◇)(◇)を加える。このマナは、無色のエルドラージ(Eldrazi)呪文を唱えるためか、無色のエルドラージの能力を起動するためにのみ支払える。
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
あなたがこの呪文を唱えたとき、カードを4枚引く。
滅殺4(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを4つ生け贄に捧げる。)
真実の解体者、コジレックがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。
エルドラージの寺院/Eldrazi Templeやウギンの目/Eye of Uginなどのエルドラージの部族サポートを利用してエルドラージ・クリーチャーを高速で戦場に出すことを目的とする。
永遠溢れの杯/Everflowing Chaliceなどからマナ加速し、全ては塵/All Is Dustで全体除去、ウギンの目からエルドラージ・クリーチャーをサーチするのが基本。
キーカードはすべて無色なので他の色が足される。探検/Exploreやムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Dayaなど他のマナ加速カードを使用できる緑を使用するのが一般的である。
対処しにくい巨大クリーチャーを高速で戦場に出せるためカウンターを持たないコントロールデッキには有利だが、防御面が甘くビートダウンに序盤攻勢をかけられると脆いのが弱点。
発祥はゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築(→*1)。その後基本セット2011で原始のタイタン/Primeval Titanが登場し、これによってウギンの目とエルドラージの寺院を同時にサーチしてそこから即座にエルドラージ・クリーチャーにつなげることができるようになったため、スタンダードでも成立した(→*2)。
- エルドラージの碑/Eldrazi Monumentを使用したビートダウン(エルドラージの碑)も単に「エルドラージ」と呼ばれることがあるが、このデッキとは別物である。
スタンダード版(ミラディンの傷跡後)
- 備考
- 世界選手権10 ベスト4 (参考/参考)
- 使用者:Love Janse
- フォーマット
Eldrazi Ramp [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- こちらはミラディンの傷跡参入後のデッキ。
スタンダード版(初期型)
- 備考
- アメリカ選手権10 ベスト4 (参考)
- 使用者:John Kolos
- フォーマット
Eldrazi Ramp [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 基本セット2011で原始のタイタン/Primeval Titanが参入した直後のもの。
ブロック構築版
WG Eldrazi [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築の緑白のデッキ。前兆の壁/Wall of Omensやギデオン・ジュラ/Gideon Juraが加えられ、ビートダウンへの耐性が高められている。
- 公式記事「Decktech:大塚 高太郎:白緑エルドラージランプ」も参照のこと。
レガシー
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、土地を1つ生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから土地カードを1枚探し、そのカードを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
レガシーではエルドラージの寺院/Eldrazi Templeではなく神座を使ったタイプが主流である。詳細は8post、12postを参照。