ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar

提供：MTG Wiki

一度に大量のクリーチャー・トークンを生成するETB能力を持ったエレメンタル。

素出ししたとしたら最低でも7体、マナ加速から出したとしても4体程度は期待でき、さすが緑のクリーチャーといったところ。

植物・トークンにはパワーがないため、そのままではチャンプブロッカーにしかならないように思えるが、上陸によって、自分がコントロールする各植物クリーチャーの上に+1/+1カウンターを置くことができる。この自己完結的な強化能力が強力で、次のターンにフェッチランドをプレイし能力を起動すれば、複数体の2/3植物トークンで攻撃できるわけである。

土地サーチカードとは非常に相性がよい。本体を早く出し十分な量のトークンを生み出すためにも、出した後植物クリーチャーを強化するためにも利用でき、無駄がない。自身が5/5と十分なパワーを持っているため2枚目を引いても腐りにくく、強化能力をさらに堅固なものにできるだろう。

大量の土地を高速で並べると言うコンセプトを持つ赤緑ヴァラクートと極めて相性がよく、第二の勝ち手段として活躍。

• 「あなたがコントロールする土地」の数はその能力の解決時に数えるので、何らかの手段で土地と同時に戦場に出た場合、トークンを戦場に出す能力→カウンターを置く能力の順番に解決すると同時に出た土地の枚数に等しい数の植物・トークンが同時に出た土地の枚数に等しい数の+1/+1カウンターを置いて登場する。
  • ワープワールドとの相性も良好。歪んだ世界/Warp Worldを唱える前に戦場に出せばパーマネント数上昇に貢献できるし、歪んだ世界の効果でめくれればフィニッシャーとなる。
• 同じくクリーチャー・トークンを生み出すファッティには新緑の魔力/Verdant Forceがいる。新緑の魔力から生み出される苗木・トークンには最初からパワーがあるが、各ターンに1体ずつの生成なので数が並ぶのに時間がかかる。
• 植物クリーチャーならばトークンに限らないため、植物デッキへの採用もできるだろう。地味なシナジーだが、例えばヴィグの水植物/Vigean Hydroponの移植用の+1/+1カウンターを補充できる。また苔男/Lichenthropeの-1/-1カウンターを帳消しにできる。
• デュエルデッキ:ゼンディカーvsエルドラージに新規イラストで収録された。プレミアム・カード仕様になっており、ゼンディカーデッキの顔という扱いである。
• ゼンディカーの夜明けでは類似カードの世界を彫る者、ファイラス/Phylath, World Sculptorが登場した。そちらはETB能力が基本土地のみを参照し、+1/+1カウンターは植物1体を対象に4個置く。

[編集] 参考

• カード個別評価：ワールドウェイク - 神話レア
• カード個別評価：ジャンプスタート2022 - 神話レア
• カード個別評価：ダブルマスターズ - 神話レア
• Secret Lair Drop Series: Showcase: Zendikar Revisited