払拭の光/Banishing Light

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[[忘却の輪/Oblivion Ring]]の[[リメイク]]。[[能力]]は[[放逐する僧侶/Banisher Priest]]と同じ書式になり、また[[対戦相手]]の[[パーマネント]]しか[[対象]]にできなくなった。
 
[[忘却の輪/Oblivion Ring]]の[[リメイク]]。[[能力]]は[[放逐する僧侶/Banisher Priest]]と同じ書式になり、また[[対戦相手]]の[[パーマネント]]しか[[対象]]にできなくなった。
  
[[追放]]したパーマネントが[[戦場]]に[[戻す|戻らない]]ようにするテクニック([[ナイトメア#ナイトメア能力|ナイトメア]]参照)は使えなくなってしまったが、基本的な性能は忘却の輪と同じ。3[[マナ]]とやや[[重い|重く]]、[[割る|割られる]]リスクはあるものの、[[土地]]以外のパーマネント全般を対処できる優秀な[[単体除去]]である。特に[[ミッドレンジ]]や[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を多用するタイプの[[コントロール (デッキ)|コントロール]]に対して有効。
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[[追放]]したパーマネントが[[戦場]]に[[戻す|戻らない]]ようにするテクニック([[ナイトメア能力]]を参照)は使えなくなってしまったが、基本的な性能は忘却の輪と同じ。3[[マナ]]とやや[[重い|重く]]、[[割る|割られる]]リスクはあるものの、[[土地]]以外のパーマネント全般を対処できる優秀な[[単体除去]]である。特に[[ミッドレンジ]]や[[プレインズウォーカー]]を多用するタイプの[[コントロールデッキ]]に対して有効。
  
[[スタンダード]]では[[白青]]を含む[[デッキ]]ならば[[群れネズミ/Pack Rat]]に強い[[拘留の宝球/Detention Sphere]]の方が優先されると思われるが、それ以外の[[白]]を含むデッキならば十分採用を検討できるだろう。[[白緑ビートダウン/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|セレズニアアグロ]]や[[白黒コントロール#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|オルゾフミッドレンジ]]で採用された他、[[バーン/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ボロスバーン]]でも[[サイドボード]]に採用されることがあった。[[ローテーション]]後は拘留の宝球がスタンダード落ちしたこともあり、[[トリコロール#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|ジェスカイアグロ]]や[[白緑ビートダウン/スタンダード/テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|緑白アグロ]]、またエンチャントであることを活かして[[星座 (デッキ)#スタンダード|星座]]などでも採用された。
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[[ニクスへの旅]]登場時の[[スタンダード]]では[[白緑ビートダウン/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|セレズニア・アグロ]]や[[白黒コントロール#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|オルゾフ・ミッドレンジ]]で採用されたほか、[[バーン/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ボロス・バーン]]でも[[サイドボード]]に採用されることがあった。[[群れネズミ/Pack Rat]]に強い[[拘留の宝球/Detention Sphere]]を使用できる[[白青]]系の[[デッキ]]でも、5枚目以降の拘留の宝球として採用されることがあった。[[ローテーション]]後は拘留の宝球がスタンダード落ちしたこともあり、[[トリコロール#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|ジェスカイ・アグロ]]や[[白緑ビートダウン/スタンダード/テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|緑白アグロ]]、またエンチャントであることを活かして[[星座 (デッキ)#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|星座]]などでも採用された。
  
*[[2014年]]9月の[[フライデー・ナイト・マジック]]で新規[[絵|イラスト]]版の[[プロモーション・カード]]が配布された<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/august-through-october-fnm-promo-update-2014-07-25 August through October FNM Promo Update]/[http://mtg-jp.com/publicity/0010848/ 8月~10月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード更新](Arcana 2014年7月25日)</ref>。
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[[テーロス還魂記]]で[[再録]]。スタンダードでは[[青白コントロール/スタンダード/ラヴニカのギルド~基本セット2021期|アゾリウス・コントロール]]や[[星座 (デッキ)#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|星座]]などで採用される。
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*[[2014年]]9月の[[フライデー・ナイト・マジック]]で新規[[絵|イラスト]]版の[[プロモーション・カード]]が配布された<ref>[https://web.archive.org/web/20220813175014/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/august-through-october-fnm-promo-update-2014-07-25 August through October FNM Promo Update(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/publicity/0010848/ 8月~10月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード更新](Arcana [[2014年]]7月25日 [[Mike McArtor]]著)</ref>。
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*登場から10年後、[[ブルームバロウ]]にて初めて[[コモン]]として再録された。これにより[[パウパー]]で使用できるようになった。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
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基本的なルールは[[放逐する僧侶/Banisher Priest#ルール]]の項を参照。
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*[[追放]]する[[効果]]は[[戦場に出る|戦場に出た]]ときの[[誘発型能力]]によるものである。[[オーラ]]のように[[唱える]]際に対象を選ぶのではない。
 
*[[追放]]する[[効果]]は[[戦場に出る|戦場に出た]]ときの[[誘発型能力]]によるものである。[[オーラ]]のように[[唱える]]際に対象を選ぶのではない。
 
**この呪文を[[打ち消す]]かどうかの判断は、どのパーマネントを追放するか選択される前に行わなければならない。「どのパーマネントを追放しますか?」など解決後の選択に関する質問した場合、それは払拭の光が解決されるまで[[優先権]]の放棄をしたとみなされるので注意<ref name="TR1">マジック[[イベント規定]] - 4.2 イベントでの手順省略</ref>。
 
**この呪文を[[打ち消す]]かどうかの判断は、どのパーマネントを追放するか選択される前に行わなければならない。「どのパーマネントを追放しますか?」など解決後の選択に関する質問した場合、それは払拭の光が解決されるまで[[優先権]]の放棄をしたとみなされるので注意<ref name="TR1">マジック[[イベント規定]] - 4.2 イベントでの手順省略</ref>。
**逆に唱える側は唱える時点でどのパーマネントを追放するか宣言してもよい。ただし、対戦相手が何も[[対応]]をしなかった場合、その宣言通りの選択をしなければならない<ref name="TR1" />。
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**逆に唱える側は唱える時点でどのパーマネントを追放するか宣言してもよい。ただし、対戦相手が何も[[対応して|対応]]しなかった場合、その宣言通りの選択をしなければならない<ref name="TR1" />。
*能力の[[解決]]時に払拭の光が既に[[戦場を離れる|戦場を離れて]]いた場合、クリーチャーは追放されない。
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*追放されたパーマネントにつけられているオーラは、その[[オーナー]]の[[墓地]]に置かれる。 追放されたパーマネントにつけられている[[装備品]]は、つけられていない状態になって戦場に残る。 追放されたパーマネントの上に置かれている[[カウンター (目印)|カウンター]]は消滅する。それらは戦場に戻っても元の状態に戻ることはない。
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*[[トークン]]が追放された場合、それは[[状況起因処理]]で消滅する。 それは戦場には戻らない。
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*払拭の光が戦場を離れた直後に、追放されていたクリーチャーは戦場に[[戻す|戻る]]。これは忘却の輪のように[[誘発型能力]]ではなく、また間に[[状況起因処理]]なども挟まない。この際、払拭の光と追放されていたクリーチャーが同時に[[戦場]]に存在するタイミングはない。また複数の払拭の光が同時に戦場を離れた場合、追放されていたクリーチャーは同時に戦場に戻る。
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*[[多人数戦]]で払拭の光の[[オーナー]]が[[ゲーム]]を離れた場合、追放されたクリーチャーは戦場に戻る。カードを戻す[[単発的効果]]は[[スタック]]に置かれる能力ではないため、それはスタック上にある離れたプレイヤーの呪文や能力と共に消滅はしない。
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*[[統率者]]であるクリーチャーを追放する場合、それのオーナーはそれを追放する代わりに[[統率]]領域に置くことができる。その場合でも、払拭の光が戦場を離れればそのクリーチャーは戦場に戻る。
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==開発秘話==
 
==開発秘話==
前述のナイトメア能力の性質を利用した永久追放テクニックは、挙動が直観的ではなく、カードの意図にも反していると開発部が感じていたことから、このカードが作られることになった<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/journey-center-set-part-1-2014-04-21-0 Journey to the Center of the Set, Part 1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0008832/ セット中央への旅 その1](Making Magic 2014年4月21日</ref>。
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前述の[[ナイトメア能力]]の性質を利用した永久追放テクニックは、挙動が直観的ではなく、カードの意図にも反していると開発部が感じていたことから、このカードが作られることになった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/journey-center-set-part-1-2014-04-21-0 Journey to the Center of the Set, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0008832/ セット中央への旅 その1](Making Magic 2014年4月21日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
  
[[多人数戦]]における忘却の輪が抱えていた問題(忘却の輪の[[コントローラー]]が[[ゲーム]]から除外されると追放したパーマネントがそのままになる)を解消することも意識している<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/ld/developing-multiplayer-mind-2014-10-17 Developing With Multiplayer in Mind]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0011416/ 多人数戦を踏まえたデベロップ](Latest Developments 2014年10月17日)</ref>。
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[[多人数戦]]における忘却の輪が抱えていた問題(忘却の輪の[[コントローラー]]が[[ゲーム]]から除外されると追放したパーマネントがそのままになる)を解消することも意識している<ref>[https://web.archive.org/web/20211130060630/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/ld/developing-multiplayer-mind-2014-10-17 Developing With Multiplayer in Mind(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/reading/ld/0011416/ 多人数戦を踏まえたデベロップ](Latest Developments 2014年10月17日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>。
  
対戦相手のパーマネントしか追放できないようにしているのは、[[Magic Online]]などのデジタル環境においてクリック回数を減らすことを目的としている<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/magical-mailbag-2015-12-11 Magical Mailbag]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016174/# マジック的一問一答](Latest Developments 2015年12月11日)</ref>。
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対戦相手のパーマネントしか追放できないようにしているのは、[[Magic Online]]などの[[コンピューターゲーム]]においてクリック回数を減らすことを目的としている<ref>[https://web.archive.org/web/20220122160511/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/magical-mailbag-2015-12-11 Magical Mailbag(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016174/ マジック的一問一答](Latest Developments [[2015年]]12月11日 Sam Stoddard著)</ref>。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
「放逐」能力を持つ白のエンチャント・カード。特筆しない限り対戦相手の土地でないパーマネントのみを[[対象]]にとれ、能力は強制。
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===同型再版===
*[[岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks]] - W。[[山]]に[[エンチャント]]する[[オーラ]]。クリーチャー1体を追放する。([[テーロス]])
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*[[仮初めの時間/Borrowed Time]]([[イニストラード:真夜中の狩り]])
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===主な亜種===
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「放逐」能力を持つ白のパーマネント・カード。特筆しない限りエンチャントであり、対戦相手の土地でないパーマネントのみを[[対象]]にとれ、能力は強制。対象の[[マナ総量]]に制限がある亜種については[[絹包み/Silkwrap]]の項を参照。
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*[[岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks]] - W。[[山]]に[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]する[[オーラ]]。クリーチャー1体を追放する。([[テーロス]])
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**土地にエンチャントする亜種は[[岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks#関連カード]]の項を参照。
 
*[[停止の場/Suspension Field]] - 1W。[[タフネス]]が3以上のクリーチャー1体を追放する。対戦相手のものに限らないが追放は任意。([[タルキール覇王譚]])
 
*[[停止の場/Suspension Field]] - 1W。[[タフネス]]が3以上のクリーチャー1体を追放する。対戦相手のものに限らないが追放は任意。([[タルキール覇王譚]])
*[[絹包み/Silkwrap]] - 1W。[[点数で見たマナ・コスト]]が3以下のクリーチャー1体を追放する。([[タルキール龍紀伝]])
 
 
*[[停滞の罠/Stasis Snare]] - 1WW。[[瞬速]]。クリーチャー1体を追放する。([[戦乱のゼンディカー]])
 
*[[停滞の罠/Stasis Snare]] - 1WW。[[瞬速]]。クリーチャー1体を追放する。([[戦乱のゼンディカー]])
 
**[[排斥/Cast Out]] - 3W。瞬速と[[サイクリング]](白)を持つ。([[アモンケット]])
 
**[[排斥/Cast Out]] - 3W。瞬速と[[サイクリング]](白)を持つ。([[アモンケット]])
 
**[[封じ込め/Seal Away]] - 1W。瞬速を持つが、[[タップ状態]]のクリーチャーしか対象にできない。([[ドミナリア]])
 
**[[封じ込め/Seal Away]] - 1W。瞬速を持つが、[[タップ状態]]のクリーチャーしか対象にできない。([[ドミナリア]])
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**[[バニッシュメント/Banishment]] - 3W。瞬速を持つ。対象と同名のパーマネントも追放。([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]])
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**[[力線の束縛/Leyline Binding]] - 5W。瞬速を持ち、コントロールする[[基本土地タイプ]]1つにつきコストが(1)減る。([[団結のドミナリア]])
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**[[束縛の祈り手/Prayer of Binding]] - 3W。瞬速を持ち、[[ETB]]で2点の[[ライフ]]を得る。(団結のドミナリア)
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**[[神秘の縛め/Mystical Tether]] - 2W。追加(2)を支払えば[[インスタント・タイミング]]で唱えられる。クリーチャー1体か[[アーティファクト]]1つを追放。([[サンダー・ジャンクションの無法者]])
 
*[[隔離の場/Quarantine Field]] - [[X]]XWW。X個追放する。([[戦乱のゼンディカー]])
 
*[[隔離の場/Quarantine Field]] - [[X]]XWW。X個追放する。([[戦乱のゼンディカー]])
 
*[[命運の掌握/Grasp of Fate]] - 1WW。各対戦相手につき1個ずつ追放する。([[統率者2015]])
 
*[[命運の掌握/Grasp of Fate]] - 1WW。各対戦相手につき1個ずつ追放する。([[統率者2015]])
 
*[[孤立領域/Isolation Zone]] - 2WW。クリーチャー1体かエンチャント1つを追放する。([[ゲートウォッチの誓い]])
 
*[[孤立領域/Isolation Zone]] - 2WW。クリーチャー1体かエンチャント1つを追放する。([[ゲートウォッチの誓い]])
 
*[[揺るぎない信仰/Faith Unbroken]] - 3W。あなたのクリーチャーのみにつけられるオーラで、クリーチャー1体の追放と+2/+2[[修整]]との抱き合わせ。([[異界月]])
 
*[[揺るぎない信仰/Faith Unbroken]] - 3W。あなたのクリーチャーのみにつけられるオーラで、クリーチャー1体の追放と+2/+2[[修整]]との抱き合わせ。([[異界月]])
*[[飛行機械による拘束/Thopter Arrest]] - 2W。クリーチャー1体か[[アーティファクト]]1つを追放する。([[霊気紛争]])
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**[[拘束の鎖/Chains of Custody]] - 2W。土地でないパーマネント全般を追放できるが、付与するのが修整でなく[[護法]](2)である揺るぎない信仰。([[ジャンプスタート2022]])
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**[[幽霊による庇護/Sheltered by Ghosts]] - 1W。拘束の鎖に+1/+0修整と絆魂も抱き合わせた上位互換。([[ダスクモーン:戦慄の館]])
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*[[飛行機械による拘束/Thopter Arrest]] - 2W。クリーチャー1体かアーティファクト1つを追放する。([[霊気紛争]]
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**[[精霊界との接触/Touch the Spirit Realm]] - 2W。飛行機械による拘束に、[[魂力]](1)(白)で[[明滅]]カードになる機能が付いた[[上位互換]]。([[神河:輝ける世界]])
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**[[薄暮薔薇の聖遺/Dusk Rose Reliquary]] - W。護法(2)を持つアーティファクト版飛行機械による拘束。ただし[[追加コスト]]にクリーチャーかアーティファクトの[[生け贄]]が必要。([[イクサラン:失われし洞窟]])
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**[[画面の中への幽閉/Trapped in the Screen]] - 2W。エンチャントも対象にできる上に護法(2)も持つ飛行機械による拘束の上位互換。(ダスクモーン:戦慄の館)
 
*[[イクサランの束縛/Ixalan's Binding]] - 3W。対戦相手は同名のカードを唱えられない。([[イクサラン]])
 
*[[イクサランの束縛/Ixalan's Binding]] - 3W。対戦相手は同名のカードを唱えられない。([[イクサラン]])
*[[封じ込め/Seal Away]] - 1W。瞬速。[[タップ]]状態のクリーチャー1体を追放する。([[ドミナリア]])
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*[[秘儀術師の檻/Hieromancer's Cage]] - 3W。1マナ重い[[下位互換]]。([[基本セット2019]])
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*[[議事会の裁き/Conclave Tribunal]] -  3W。[[召集]]付き。([[ラヴニカのギルド]])
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*[[牢獄領域/Prison Realm]] -  2W。クリーチャー1体か[[プレインズウォーカー]]1体を追放する。[[占術]]1付き。([[灯争大戦]])
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**[[市民の拘束/Citizen's Arrest]] - 1WW。クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を追放する。牢獄領域の下位互換。(団結のドミナリア)
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*[[忘却への旅/Journey to Oblivion]] - 4W。[[パーティー]]に応じてコストが軽くなる。([[ゼンディカーの夜明け]])
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*[[静止網/Static Net]] - 3W。ETBで2点のライフと[[タップ状態]]の[[パワーストーン]]を得る。([[兄弟戦争]])
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*[[存在の封印/Seal from Existence]] - 1WW。護法(3)を持つ。([[機械兵団の進軍]])
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*[[獄庫の戦い/Battle at the Helvault]] - 4WW。全III章の[[英雄譚]]のI,II章能力で、各プレイヤーにつき1つずつまで追放できるが英雄譚と土地は不可。([[統率者マスターズ]])
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**[[タイムロードの審判/Trial of a Time Lord]] - 1WW。全IV章の英雄譚のI,II,III章能力で、[[トークン]]でないクリーチャー1体を追放。IV章の[[投票]]結果次第では戦場ではなく[[ライブラリーの一番下]]に戻る。([[ドクター・フー統率者デッキ]])
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*[[食後の眠気/Food Coma]] - 3W。クリーチャー1体を追放し、[[食物]]を[[生成]]する。([[エルドレインの森]])
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*[[別世界への追放/Banish to Another Universe]] - 4W。[[親和]](歴史的なパーマネント)。(ドクター・フー統率者デッキ)
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*[[時の裂け目/Crack in Time]] - 3W。クリーチャー1体を追放。ETBだけでなく[[戦闘前メイン・フェイズ]]にも誘発するが、[[消失]]3を持つ。(ドクター・フー統率者デッキ)
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*[[その場しのぎの束縛/Makeshift Binding]] - 2W。対戦相手のクリーチャー1体を追放。2点のライフを得る。([[カルロフ邸殺人事件]])
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*[[法による束縛/Lassoed by the Law]] - 3W。対象に+1/+0修整する[[タップ能力]]を持つ1/1トークンを[[生成]]。(サンダー・ジャンクションの無法者)
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*[[同化の神盾/Assimilation Aegis]] - 1WU。[[装備]]コスト(2)の[[装備品]]版。クリーチャー1体を追放。装備先がそれの[[コピー]]になる。(サンダー・ジャンクションの無法者)
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*[[静牢/Static Prison]] - W。ただしあなたの[[戦闘前メイン・フェイズ]]ごとに[[エネルギー・カウンター]]を1個支払わないと、これを[[生け贄に捧げる]]。([[モダンホライゾン3]])
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*[[刑務所に行け/GO TO JAIL]] - W。クリーチャー1体を追放する。[[6面ダイス]]を振った結果によってはこれ自身が[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られる。[[アン・カード]]。([[Unstable]])
  
==注釈==
+
==脚注==
 
<references />
 
<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/light-banishing-2014-04-17 Light Banishing][[Daily MTG]]、Perilous Research、文:[[Jacob Van Lunen]])
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<!-- *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/light-banishing-2014-04-17 Light Banishing](Perilous Research 2014年4月17日 [[Jacob Van Lunen]]著)リンク切れ、Archiveも発見できず -->
*[[一時的に追放するカード]]
+
*[[一時的に追放するカード]]([[機能別カードリスト]])
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*[[カード個別評価:ブルームバロウ]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ニクスへの旅]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ニクスへの旅]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - 旧枠加工カード
 
__NOTOC__
 
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2024年11月3日 (日) 21:46時点における最新版


Banishing Light / 払拭の光 (2)(白)
エンチャント

払拭の光が戦場に出たとき、対戦相手1人がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。払拭の光が戦場を離れるまで、それを追放する。


忘却の輪/Oblivion Ringリメイク能力放逐する僧侶/Banisher Priestと同じ書式になり、また対戦相手パーマネントしか対象にできなくなった。

追放したパーマネントが戦場戻らないようにするテクニック(ナイトメア能力を参照)は使えなくなってしまったが、基本的な性能は忘却の輪と同じ。3マナとやや重く割られるリスクはあるものの、土地以外のパーマネント全般を対処できる優秀な単体除去である。特にミッドレンジプレインズウォーカーを多用するタイプのコントロールデッキに対して有効。

ニクスへの旅登場時のスタンダードではセレズニア・アグロオルゾフ・ミッドレンジで採用されたほか、ボロス・バーンでもサイドボードに採用されることがあった。群れネズミ/Pack Ratに強い拘留の宝球/Detention Sphereを使用できる白青系のデッキでも、5枚目以降の拘留の宝球として採用されることがあった。ローテーション後は拘留の宝球がスタンダード落ちしたこともあり、ジェスカイ・アグロ緑白アグロ、またエンチャントであることを活かして星座などでも採用された。

テーロス還魂記再録。スタンダードではアゾリウス・コントロール星座などで採用される。

[編集] ルール

基本的なルールは放逐する僧侶/Banisher Priest#ルールの項を参照。

  • 追放する効果戦場に出たときの誘発型能力によるものである。オーラのように唱える際に対象を選ぶのではない。
    • この呪文を打ち消すかどうかの判断は、どのパーマネントを追放するか選択される前に行わなければならない。「どのパーマネントを追放しますか?」など解決後の選択に関する質問した場合、それは払拭の光が解決されるまで優先権の放棄をしたとみなされるので注意[2]
    • 逆に唱える側は唱える時点でどのパーマネントを追放するか宣言してもよい。ただし、対戦相手が何も対応しなかった場合、その宣言通りの選択をしなければならない[2]

[編集] 開発秘話

前述のナイトメア能力の性質を利用した永久追放テクニックは、挙動が直観的ではなく、カードの意図にも反していると開発部が感じていたことから、このカードが作られることになった[3]

多人数戦における忘却の輪が抱えていた問題(忘却の輪のコントローラーゲームから除外されると追放したパーマネントがそのままになる)を解消することも意識している[4]

対戦相手のパーマネントしか追放できないようにしているのは、Magic Onlineなどのコンピューターゲームにおいてクリック回数を減らすことを目的としている[5]

[編集] 関連カード

[編集] 同型再版

[編集] 主な亜種

「放逐」能力を持つ白のパーマネント・カード。特筆しない限りエンチャントであり、対戦相手の土地でないパーマネントのみを対象にとれ、能力は強制。対象のマナ総量に制限がある亜種については絹包み/Silkwrapの項を参照。

[編集] 脚注

  1. August through October FNM Promo Update(Internet Archive)/8月~10月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード更新(Arcana 2014年7月25日 Mike McArtor著)
  2. 2.0 2.1 マジックイベント規定 - 4.2 イベントでの手順省略
  3. Journey to the Center of the Set, Part 1/セット中央への旅 その1(Making Magic 2014年4月21日 Mark Rosewater著)
  4. Developing With Multiplayer in Mind(Internet Archive)/多人数戦を踏まえたデベロップ(Latest Developments 2014年10月17日 Sam Stoddard著)
  5. Magical Mailbag(Internet Archive)/マジック的一問一答(Latest Developments 2015年12月11日 Sam Stoddard著)

[編集] 参考

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