ドライアドの東屋/Dryad Arbor

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==ルール==
 
==ルール==
*このカードを[[手札]]から[[戦場に出す]]処理は、[[土地]][[プレイ]]である。注釈文にもある通り、クリーチャー[[呪文]]として[[唱える]]ことはできない({{CR|305.9}})。ただし唱える以外の方法でクリーチャーとして戦場に出すことはできる。
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*このカードは[[土地]]として[[プレイ]]する。注釈文にもある通り、クリーチャー・[[呪文]]として[[唱える]]ことはできない({{CR|305.9}})
 
**例えばこのカードが[[ライブラリーの一番上]]にあるとき、[[ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya]]の能力でプレイすることはできるが、[[ガラクの大軍/Garruk's Horde]]ではプレイする(唱える)ことはできない。
 
**例えばこのカードが[[ライブラリーの一番上]]にあるとき、[[ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya]]の能力でプレイすることはできるが、[[ガラクの大軍/Garruk's Horde]]ではプレイする(唱える)ことはできない。
**例えば[[ドルイドの誓い/Oath of Druids]]や[[変身/Polymorph]]で[[公開]]されれば、クリーチャー・カードであるため条件を満たすので、戦場に出すことになる。
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**ただし唱える以外の方法でクリーチャーとして戦場に出すことはできる。例えば[[ドルイドの誓い/Oath of Druids]]や[[変身/Polymorph]]で[[公開]]されれば、クリーチャー・カードであるため条件を満たすので、戦場に出すことになる。
 
*[[基本土地タイプ]]を持つオブジェクトは対応する[[マナ能力]]を持つ({{CR|305.6}})ため、[[バニラクリーチャー]]ではない。
 
*[[基本土地タイプ]]を持つオブジェクトは対応する[[マナ能力]]を持つ({{CR|305.6}})ため、[[バニラクリーチャー]]ではない。
 
*[[血染めの月/Blood Moon]]の影響を受ける場合、[[土地タイプ]]は上書きされるが[[カード・タイプ]]や[[色指標]]は変化しない。ドライアドの東屋は緑の1/1の「クリーチャー・土地 ― [[山]]・ドライアド」になり、[[マナ能力]]は[[緑マナ]]でなく[[赤マナ]]を生む。
 
*[[血染めの月/Blood Moon]]の影響を受ける場合、[[土地タイプ]]は上書きされるが[[カード・タイプ]]や[[色指標]]は変化しない。ドライアドの東屋は緑の1/1の「クリーチャー・土地 ― [[山]]・ドライアド」になり、[[マナ能力]]は[[緑マナ]]でなく[[赤マナ]]を生む。
 
**[[色指標]]が導入される以前は、緑であることは[[特性定義能力]]だった。血染めの月があるとそれが失われていたため、[[無色]]のクリーチャー・土地になっていた。
 
**[[色指標]]が導入される以前は、緑であることは[[特性定義能力]]だった。血染めの月があるとそれが失われていたため、[[無色]]のクリーチャー・土地になっていた。
*[[ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir]]等でドライアドの東屋が[[瞬速]]を得た場合、それはスタックが空でない時にもプレイできるが、土地をプレイする制限(プレイできる枚数以上はプレイできない({{CR|305.2b}})、自分のターン以外にはプレイできない({{CR|305.3}}))は無視できない。
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*[[ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir]]等でドライアドの東屋が[[瞬速]]を得た場合、それはスタックが空でない時にもプレイできるが、土地のプレイに関する制限は無視できない。各ターンにプレイできる枚数以上はプレイできないし({{CR|305.2b}})、自分のターン以外にはプレイできない({{CR|305.3}})
  
 
==参考==
 
==参考==

2015年7月17日 (金) 15:39時点における版


Dryad Arbor / ドライアドの東屋
〔緑〕 土地 クリーチャー — 森(Forest) ドライアド(Dryad)

(ドライアドの東屋は呪文ではなく、召喚酔いの影響を受け、「(T):(緑)を加える。」を持つ。)

1/1

クリーチャーでありながら土地でもある少し変わったカード。初の「最初からが付いている土地」であり、また初の「パワーがある0マナのクリーチャー」でもある。(なお、パワーがある0マナのクリーチャーは、後にメムナイト/Memniteも登場している。)

土地であるため打ち消されることはないが、クリーチャーでもあるため戦場に出したターンは召喚酔いが適用されてしまいマナが出せない。マナ基盤としてはタップインの土地と同等と考えてよい。0マナ1/1と聞くとビートダウンデッキに向くように思えるが、実際は序盤の展開が遅れてしまうカードである。この点、緑マナが出せる1/1クリーチャーとしてラノワールのエルフ/Llanowar Elvesと比較されることもあるが、性質が全く違うことがわかるだろう。

土地兼クリーチャーというとミシュラランドも連想されるが、常時クリーチャーである点が大きく異なる。相手のソーサリー除去を回避できないだけでなく、自分が紅蓮地獄/Pyroclasmのような全体除去を使うと巻き添えになるのがネックである。もちろん土地のスロットでクリーチャーが確保できるのはデッキ構築のうえで便利ではあるのだが、同じ未来予知内に変異でクリーチャーになれる生けるものの洞窟/Zoetic Cavernがいるうえ、周辺の第10版モーニングタイドに優秀なミシュラランドが収録されているため、その用途で採用されることは少ない。

このカードの強みは、なんと言っても「」でも「のクリーチャー」でもある、ということ。森をサーチするカード(特にフェッチランド)でお手軽に戦場手札にクリーチャーを供給できるので、緑クリーチャー・カードが必要なコンボデッキでサーチしやすいパーツとして採用されたり、また逆に霊気の薬瓶/AEther Vial緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithなどのクリーチャーを戦場に出すカードで土地を出せるので、それらを採用したデッキのマナ加速要員として採用されたりする。

シナジーやコンボによって強くなるため、より広い環境でこそ活躍できるカード。逆に言えば狭い環境ではいまいちであり、事実スタンダードではほとんど活躍しないままローテーションで退場した。ごく稀にセレズニア対立ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryadなどでサーチすることを前提に採用されることがあったが、マナ基盤の安定を第一とするデッキとは少々噛み合わず、主流にはならなかった。

ヴィンテージレガシーでは、自然の秩序/Natural Orderの餌役や緑の太陽の頂点/Green Sun's ZenithX=0のマナ加速役としてよく採用される。またドレッジでも、マナを必要とせず虚空の杯/Chalice of the Voidなどにも妨害されずに戦場に出せるため戦慄の復活/Dread Returnフラッシュバックコストにしやすく、また墓地に落ちたなら壌土からの生命/Life from the Loam回収するもよし灰燼のグール/Ashen Ghoul冥界の影/Nether Shadowのために墓地に残るもよしで使い道が多く、相性が非常に良い。

モダンにおいても緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith禁止カードに指定される以前はよくセットで採用されていた。禁止以降も、対布告除去用の避雷針として緑白呪禁に採用されるなど、独自の活躍を続けている。

From the Vault:Realmsに通常の新枠新規イラストで収録。「ドライアドの東屋は緑である。」は色指標に、注釈文フレイバー・テキストは省かれ、非常にシンプルなデザインとなった。しかしシンプルすぎて一見普通の森/Forestとほとんど差がないため、見間違いにはくれぐれも注意したい。

ルール

参考

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