モダンホライゾン
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[[コンスピラシー]]や[[Unstable]]のような新たなサプリメント・セットのコンセプトとして、「[[時のらせん]]2」というアイディアからデザインが始められている。時のらせんはそれまでの[[マジック:ザ・ギャザリング]]の集大成として非常に多くの[[メカニズム]]が収録されたが、それが初心者を混乱させる原因となり[[開発部]]はその反省としてセットの複雑さを抑える[[新世界秩序]]を規定することとなった。だがサプリメント・セットならその制約は外せるという考えから、モダンホライゾンでは新世界秩序は無視され非常に多くのメカニズムが登場する。また[[時のらせんブロック]]と同じく、過去のカードの[[リメイク]]や、既存のメカニズムの新たな使い方やそれらを組み合わせたカードなども多く登場する。 | [[コンスピラシー]]や[[Unstable]]のような新たなサプリメント・セットのコンセプトとして、「[[時のらせん]]2」というアイディアからデザインが始められている。時のらせんはそれまでの[[マジック:ザ・ギャザリング]]の集大成として非常に多くの[[メカニズム]]が収録されたが、それが初心者を混乱させる原因となり[[開発部]]はその反省としてセットの複雑さを抑える[[新世界秩序]]を規定することとなった。だがサプリメント・セットならその制約は外せるという考えから、モダンホライゾンでは新世界秩序は無視され非常に多くのメカニズムが登場する。また[[時のらせんブロック]]と同じく、過去のカードの[[リメイク]]や、既存のメカニズムの新たな使い方やそれらを組み合わせたカードなども多く登場する。 | ||
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*スタンダード外のサプリメント・セットとしては初めて[[マジック:ザ・ギャザリング]]でサポートされている全ての言語で印刷される。 | *スタンダード外のサプリメント・セットとしては初めて[[マジック:ザ・ギャザリング]]でサポートされている全ての言語で印刷される。 |
2024年6月14日 (金) 23:57時点における版
モダンホライゾン/Modern Horizons | |
シンボル | |
略号 | MH1 |
発売日 | 2019年6月14日 |
セット枚数 | 全249種類 |
モダンホライゾン/Modern Horizonsとは、モダン・フォーマット用のサプリメント・セットである。2019年6月14日発売。日本語を含む各言語で発売される。
目次 |
概要
これまでのサプリメント・セットと同じくリミテッドで遊ぶことを目的としたカード・セットだが、このセットに収録されたカードは新録カード、再録カードともにエターナル・フォーマットだけでなくモダンで使用可能となる。
コンスピラシーやUnstableのような新たなサプリメント・セットのコンセプトとして、「時のらせん2」というアイディアからデザインが始められている。時のらせんはそれまでのマジック:ザ・ギャザリングの集大成として非常に多くのメカニズムが収録されたが、それが初心者を混乱させる原因となり開発部はその反省としてセットの複雑さを抑える新世界秩序を規定することとなった。だがサプリメント・セットならその制約は外せるという考えから、モダンホライゾンでは新世界秩序は無視され非常に多くのメカニズムが登場する。また時のらせんブロックと同じく、過去のカードのリメイクや、既存のメカニズムの新たな使い方やそれらを組み合わせたカードなども多く登場する。
主要なメカニズムはスリヴァー、氷雪、サイクリング、多相だが、1枚のカードにしか使われていないものを含め登場メカニズムはプロテクション、ピッチスペル、バイバック、エコー、キッカー、フラッシュバック、スレッショルド、ストーム、双呪、接合、連繋、忍術、混成カード、召集、発掘、複製、暴勇、待機、消失、被覆、探査、想起、秘匿、アンタップ・シンボル、頑強、回顧、賛美、蘇生、貪食、続唱、反復、Lv系カード、陰影鎧、増殖、喊声、陰鬱、窮地、超過、進化、怪物化、長久、予示、疾駆、濫用と多岐に渡る。人気のある過去のメカニズムはもちろん、過去の公式記事で失敗メカニズムと言われ、高いストーム値を持つメカニズムも多く登場している。
- スタンダード外のサプリメント・セットとしては初めてマジック:ザ・ギャザリングでサポートされている全ての言語で印刷される。
- スタンダードのセットと同じく、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加入店舗でブースター・ボックスを購入するとブースターパックには封入されないBOX特典カード(狼狽の嵐/Flusterstorm)が限定配布される。
- Magic: The Gathering Arenaでは発売されなかったが、Jumpstart: Historic Horizonsとして一部カードが収録された。
リミテッド
リミテッドにおける2色の組み合わせには推奨されるアーキタイプが定められている。
色 | アーキタイプ |
---|---|
白青 | 明滅 |
白黒 | 多相、部族 |
青黒 | 忍術 |
青赤 | ドロー |
黒赤 | ゴブリン、生け贄系シナジー |
黒緑 | 墓地利用 |
赤緑 | 土地を墓地へ |
赤白 | スリヴァー |
緑白 | 小型クリーチャーの展開 |
緑青 | 氷雪 |
イラストコレクション
ブースターパックには、17枚目のカードとして表面全体にモダンホライゾンのカードのイラストが描かれたイラストコレクション・カードが封入されている。裏面はアーティストの名前とイラストコレクションのコレクター番号が入っている。全54種類。
- 凍て虫/Chillerpillar
- 明日の見張り/Watcher for Tomorrow
- 全可能性の究明/Scour All Possibilities
- バザールの交易魔道士/Bazaar Trademage
- 慈悲深きセラ/Serra the Benevolent
- レンと六番/Wrenn and Six
- 終異種/Endling
- イボ眼の魔女/Warteye Witch
- 混沌の辛苦/Throes of Chaos
- 熊の女王、アイユーラ/Ayula, Queen Among Bears
- イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos
- ザルファーのおとり/Zhalfirin Decoy
- 最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer
- スランの医師、ヨーグモス/Yawgmoth, Thran Physician
- 梅澤の魔除け/Umezawa's Charm
- ウェザーライトの艦長、シッセイ/Sisay, Weatherlight Captain
- ゴブリンの女看守/Goblin Matron
- パシャリク・モンス/Pashalik Mons
- 煙の覆い/Smoke Shroud
- 喉追い/Throatseeker
- 巧妙な潜入者/Ingenious Infiltrator
- 新月の忍者/Ninja of the New Moon
- 限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless
- 長槍スリヴァー/Lancer Sliver
- 持久スリヴァー/Enduring Sliver
- 初祖スリヴァーに選ばれしもの/First Sliver's Chosen
- 屑肉スリヴァー/Dregscape Sliver
- 魂寄せ/Soulherder
- 絶望の力/Force of Despair
- 叶えられた祈り/Answered Prayers
- 遺棄の風/Winds of Abandon
- 常在夢境/Everdream
- 精神の掻き寄せ/Mind Rake
- 永劫のこだま/Echo of Eons
- 聖なる顔/Face of Divinity
- 儚い存在/Ephemerate
- 貪欲な巨人/Ravenous Giant
- 多角ミノタウルス/Spinehorn Minotaur
- 小型マスティコア/Lesser Masticore
- ミラディン包囲戦/Mirrodin Besieged
- 稲妻の骨精霊/Lightning Skelemental
- 甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis
- 掘削するアヌーリッド/Excavating Anurid
- 首無し死霊/Headless Specter
- 疫病を仕組むもの/Plague Engineer
- 真理と正義の剣/Sword of Truth and Justice
- 筋腱と鋼鉄の剣/Sword of Sinew and Steel
- 虹色の眺望/Prismatic Vista
- 千本刀の壁/Wall of One Thousand Cuts
- 再建/Rebuild
- 無声開拓地/Silent Clearing
- 冠水樹林帯/Waterlogged Grove
- アーカムの天測儀/Arcum's Astrolabe
- モックス・タンタライト/Mox Tantalite
イベント
- プレリリース
- 2019年6月8日、9日に行われる。シールドかリミテッドのいずれかで行われ、参加者には霊体の横滑り/Astral Driftのプロモーション・カードが配布される。
パッケージ・イラスト
主な開発スタッフ
- Mark Globus(共同展望デザイン・リード兼教導セットデザイン・リード)
- Ethan Fleischer(共同展望デザイン・リード)
- Adam Prosak(共同セットデザイン・リード)
他の開発スタッフについてはModern Horizons Creditsを参照。
公式特集ページ
製品情報
- Modern Horizons(マジック英語公式サイト)
- モダンホライゾン 製品情報(マジック日本公式サイト)
- 『モダンホライゾン』(Card Image Gallery)
- 『モダンホライゾン』発表(News 2019年2月28日)
- 『モダンホライゾン』のトークンと「イラストコレクション」(Card Preview 2019年5月30日)
- 『モダンホライゾン』のメカニズム(Feature 2019年5月31日)
- Modern Horizons Release Notes/『モダンホライゾン』リリースノート(Feature 2019年5月31日)
開発コラム
Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。
- モダンの感受性(Making Magic 2019年5月20日)
- モダンの生命(Making Magic 2019年5月27日)
- モダン・タイムス(Making Magic 2019年6月10日)
- デザイン演説2019(Making Magic 2019年8月26日)
その他。
- ストームを練り上げる(Card Preview 2019年5月20日)
- 地平線上の土地(Card Preview 2019年5月21日)
- 方向性のスリヴァー(Card Preview 2019年5月22日)
- マジック:ザ・ギャザリングについてのマジックのセット(Card Preview 2019年5月23日)
- 『モダンホライゾン』特別カードプレビュー:蛇は地平線をも呑みこむか?(企画記事 2019年5月23日)
- 堕ちた忍び(Card Preview 2019年5月24日)
- マジックの過去、現在、そして未来(Card Preview 2019年5月28日)
- サイクルに向けて(Card Preview 2019年5月29日)
- 名前がなんだって?(Card Preview 2019年5月30日)
- Modern Horizons Draft First Picks(How to Play Limited 2019年6月11日)
- Modern Horizons Limited First Pass(How to Play Limited 2019年6月11日)
- Commanding Modern Horizons(Ways to Play 2019年6月13日)
広報
- Where to Find Modern Horizons Previews(Feature 2019年5月16日)
- Modern Horizons Prerelease Primer(Feature 2019年6月6日)