黒コントロール
黒コントロール(Mono Black Control)は、黒単色のコントロールデッキ。略して「黒コン」とも呼ばれる。
概要
[編集]ソーサリー
クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。堕落はそれに、あなたがコントロールしている沼(Swamp)の数に等しい点数のダメージを与える。あなたは、これにより与えたダメージに等しい点数のライフを得る。
黒の得意とするクリーチャー除去や手札破壊をベースに、対戦相手と戦場をコントロールすることを狙う。
エンドカードはドレイン系の呪文や大型クリーチャーが主であるが、時代によってカード自体はまちまち。
黎明期から現在まで非常に人気のあるデッキタイプであり、環境によって構成は様々。黒は色拘束が強いカードや、単色デッキで組まれることでより威力を発揮するカードが多いため、環境に現れた強力なカードを最大限に使いたいが為に組まれたりもする。
手札破壊を持つ性質上、コンボデッキやパーミッションには有利。ピンポイントでのクリーチャー除去も豊富なため、中速ビートダウン相手にも互角以上に戦える。
一方、手札の消費が激しいウィニーは、手札破壊の効果が薄くなること、黒にライフロスを要求するカードが多くダメージレースで押し切られやすいことから相性が悪い。特にこの傾向が顕著なスライや、多くの黒の除去が効かない黒ウィニーなどは苦手。しかしこれに関しては、環境に存在するドレインカードや、除去特に全体除去の速度や質次第で挽回も不可能ではない。
その他にも、プロテクションやアーティファクト、エンチャントは、手札破壊やアーティファクトに頼らなければ処理が困難なため、メタられると色対策カードの質によってはどうしようもなくなってしまう場合もある。
2025年〜2026年期
[編集]引き続き不浄な別室+祭儀室/Unholy Annex+Ritual Chamberと魂石の聖域/Soulstone Sanctuaryを採用したデーモンデッキが存在する。
詳細はデーモン (デッキ)を参照。
団結のドミナリア〜FINAL FANTASY期
[編集]ダスクモーン:戦慄の館で不浄な別室+祭儀室/Unholy Annex+Ritual Chamberを獲得したことで、デーモンのタイプ的シナジーを軸としたタイプが登場した。
エンチャント — 部屋(Room)
あなたの終了ステップの開始時に、カード1枚を引く。あなたがデーモン(Demon)をコントロールしているなら、各対戦相手はそれぞれ2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。そうでないなら、あなたは2点のライフを失う。
(どちらの半分でも唱えることができる。そのドアは戦場で開放される。閉鎖されているドアのマナ・コストを支払って、それを開放してもよい。これはソーサリーとして扱う。)
Ritual Chamber / 祭儀室 (3)(黒)(黒)
エンチャント — 部屋(Room)
あなたがこのドアを開放したとき、飛行を持つ黒の6/6のデーモン(Demon)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
(どちらの半分でも唱えることができる。そのドアは戦場で開放される。閉鎖されているドアのマナ・コストを支払って、それを開放してもよい。これはソーサリーとして扱う。)
詳細はデーモン (デッキ)を参照。
イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期
[編集]引き続き黒単ミッドレンジが試されている。
クリーチャー — コウモリ(Bat)
飛行、絆魂
大洞窟のコウモリが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの手札を見る。その中から土地でないカード1枚を、大洞窟のコウモリが戦場から離れるまで追放してもよい。
1/1
大洞窟のコウモリ/Deep-Cavern Batや分派の説教者/Preacher of the Schism、腐食の荒馬/Caustic Broncoなどの新戦力には恵まれているものの、エルドレインの森・イクサラン:失われし洞窟で強力な2色ミシュラランド群が登場したことで、黒を含むミッドレンジは多色構成が基本となり黒単自体は勢力を落としている。
サンプルレシピ
[編集]| Mono-Black Midrange(Standard:MID-OTJ) [1] | |
|---|---|
| 土地 (24) | |
| 3 | ミレックス/Mirrex |
| 3 | ミシュラの鋳造所/Mishra's Foundry |
| 18 | 沼/Swamp |
| クリーチャー (24) | |
| 3 | ドロスの魔神/Archfiend of the Dross |
| 4 | 腐食の荒馬/Caustic Bronco |
| 4 | 大洞窟のコウモリ/Deep-Cavern Bat |
| 4 | 進化した潜伏工作員/Evolved Sleeper |
| 4 | ヨーグモスの法務官、ギックス/Gix, Yawgmoth Praetor |
| 1 | 苦難の収穫者/Harvester of Misery |
| 4 | ファイレクシアの肉体喰らい/Phyrexian Fleshgorger |
| 呪文 (12) | |
| 3 | 切り崩し/Cut Down |
| 3 | 喉首狙い/Go for the Throat |
| 3 | ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil |
| 2 | 長い別れ/Long Goodbye |
| 1 | 保安官を撃て/Shoot the Sheriff |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 最深の裏切り、アクロゾズ/Aclazotz, Deepest Betrayal |
| 1 | 切り崩し/Cut Down |
| 4 | 強迫/Duress |
| 2 | ギックスの命令/Gix's Command |
| 4 | ぎらつく氾濫/Glistening Deluge |
| 3 | ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena |
- 4マナ域として腐食の荒馬/Caustic Broncoと微妙に噛み合わない(ライフゲインが誘発しない)黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypseの代わりにドロスの魔神/Archfiend of the Drossを採用しており、荒馬の騎乗能力と合わせて高速でライフを削りに行ける。
イニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期
[編集]団結のドミナリアで優秀な黒のカードが多数追加されたことにより黒単ミッドレンジ(Mono-black Midrange)が登場した。
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 法務官(Praetor)
接死
あなたがカード1枚を引くたび、あなたは2点のライフを得る。
対戦相手1人がカード1枚を引くたび、そのプレイヤーは2点のライフを失う。
4/5
伝説のプレインズウォーカー — リリアナ(Liliana)
[+1]:各プレイヤーはそれぞれカード1枚を捨てる。
[-2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
[-6]:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーがコントロールしているすべてのパーマネントを2つの束に分ける。そのプレイヤーは一方の束を選び、その束にあるすべてのパーマネントを生け贄に捧げる。
3
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。そうできないなら、そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたはカード1枚を引く。その後、エンチャントとプレインズウォーカーについてもこの手順を繰り返す。
しつこい負け犬/Tenacious Underdogや黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypseなどの優秀なクリーチャー、およびヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilや不笑のソリン/Sorin the Mirthlessといったプレインズウォーカーを各種除去でバックアップしていく。単色デッキのため色事故の恐れがなく、ペインランドを使わないためライフ面で優位を得やすいのも強みである。
2022年10月に食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacreが禁止カードに指定されると、黒系の多色ミッドレンジよりカードプールが狭い分相対的に弱体化幅が大きくなり、メタゲームから数を減らした。特にアグロデッキや婚礼の発表/Wedding Announcementのような横展開への対処力が低下したことは大きなマイナスであった。その後、2023年5月末に絶望招来/Invoke Despairと勢団の銀行破り/Reckoner Bankbusterまでもが(ラクドス・ミッドレンジの巻き添えで)禁止されてしまい、さらなる痛手を被った。
- 厳密にはアグロ寄り、ミッドレンジ寄り、コントロール寄りとデッキ構築により微妙な速度の差異があり、プレイヤーからも黒単アグロや黒単コントロールと呼ばれることがあるなどその認識には幅がある。事実、MTGアリーナの日本公式ツイッターでは下記のサンプルリストを黒単コントロールと呼んでいた[1]。ただしカバレージ記事ではこれらを「黒単ミッドレンジ」とひとくくりにしており[2]、当項目でもその表記に従った。
サンプルレシピ
[編集]初期型
[編集]- 備考
- マジック:ザ・ギャザリング ジャパンオープン2022 準優勝(リスト参考/順位参考)
- 使用者:O. Nozomi
- スタンダード(イニストラード:真夜中の狩り+イニストラード:真紅の契り+神河:輝ける世界+ニューカペナの街角+団結のドミナリア)
- 食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre禁止前のリスト。軽い単体除去として冥府の掌握/Infernal Graspに加えて団結のドミナリアで獲得した切り崩し/Cut Downを採用している。
食肉鉤禁止後1
[編集]| Mono-Black Midrange(Standard:MID-ONE) [3] | |
|---|---|
| 土地 (26) | |
| 4 | 解体爆破場/Demolition Field |
| 4 | 廃墟の地/Field of Ruin |
| 16 | 沼/Swamp |
| 2 | 見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire |
| クリーチャー (13) | |
| 4 | 進化した潜伏工作員/Evolved Sleeper |
| 2 | 墓地の侵入者/Graveyard Trespasser |
| 3 | 剃刀鞭の人体改造機/Razorlash Transmogrant |
| 4 | 黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse |
| 呪文 (21) | |
| 4 | 切り崩し/Cut Down |
| 1 | ギックスの命令/Gix's Command |
| 2 | 喉首狙い/Go for the Throat |
| 2 | 冥府の掌握/Infernal Grasp |
| 4 | 絶望招来/Invoke Despair |
| 4 | ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil |
| 4 | 勢団の銀行破り/Reckoner Bankbuster |
| サイドボード (15) | |
| 2 | ドロスの魔神/Archfiend of the Dross |
| 1 | 鋼と油の夢/Dreams of Steel and Oil |
| 2 | 強迫/Duress |
| 1 | ギックスの命令/Gix's Command |
| 1 | 悪意ある機能不全/Malicious Malfunction |
| 2 | 寄生性掌握/Parasitic Grasp |
| 1 | 危難の道/Path of Peril |
| 2 | 不笑のソリン/Sorin the Mirthless |
| 2 | 魂転移/Soul Transfer |
| 1 | 未認可霊柩車/Unlicensed Hearse |
- 兄弟戦争では2マナ単体除去として喉首狙い/Go for the Throatを獲得したが、勢団の銀行破り/Reckoner Bankbusterが流行していることから冥府の掌握/Infernal Graspと散らされる形で採用されている。
- グリクシス・ミッドレンジの隆盛に対して、メインデッキから廃墟の地/Field of Ruin・解体爆破場/Demolition Fieldという土地破壊2種8枚に加えて剃刀鞭の人体改造機/Razorlash Transmograntまで投入している。
食肉鉤禁止後2
[編集]| Mono-Black Midrange(Standard:MID-BRO) [4] | |
|---|---|
| 土地 (24) | |
| 3 | ミシュラの鋳造所/Mishra's Foundry |
| 20 | 沼/Swamp |
| 1 | 見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire |
| クリーチャー (21) | |
| 4 | 進化した潜伏工作員/Evolved Sleeper |
| 3 | ヨーグモスの法務官、ギックス/Gix, Yawgmoth Praetor |
| 3 | 墓地の侵入者/Graveyard Trespasser |
| 3 | 苦難の影/Misery's Shadow |
| 2 | ファイレクシアの肉体喰らい/Phyrexian Fleshgorger |
| 3 | 黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse |
| 3 | しつこい負け犬/Tenacious Underdog |
| 呪文 (15) | |
| 3 | 切り崩し/Cut Down |
| 3 | 喉首狙い/Go for the Throat |
| 2 | 冥府の掌握/Infernal Grasp |
| 4 | 絶望招来/Invoke Despair |
| 3 | 勢団の銀行破り/Reckoner Bankbuster |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 切り崩し/Cut Down |
| 3 | 強迫/Duress |
| 2 | ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil |
| 3 | 悪意ある機能不全/Malicious Malfunction |
| 1 | 勢団の銀行破り/Reckoner Bankbuster |
| 2 | 不笑のソリン/Sorin the Mirthless |
| 1 | 魂転移/Soul Transfer |
| 2 | 未認可霊柩車/Unlicensed Hearse |
- 軽い脅威として進化した潜伏工作員/Evolved Sleeperや苦難の影/Misery's Shadow、ミシュラの鋳造所/Mishra's Foundryなどを投入したクリーチャー多めのタイプ。これらはマナのみを要求する起動型能力を内蔵しているため、序盤はもちろん長期戦にもつれ込んだ場合も腐らずに活躍してくれる。
- グリクシス・ミッドレンジの全盛期には、2マナ域として剃刀鞭の人体改造機/Razorlash Transmograntをメインデッキから投入する構成も存在した。(参考)
銀行破り・絶望招来禁止後
[編集]| Mono-Black Midrange(Standard:MID-MAT) [5] | |
|---|---|
| 土地 (26) | |
| 3 | ミシュラの鋳造所/Mishra's Foundry |
| 22 | 沼/Swamp |
| 1 | 見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire |
| クリーチャー (19) | |
| 4 | 進化した潜伏工作員/Evolved Sleeper |
| 4 | 墓地の侵入者/Graveyard Trespasser |
| 4 | ファイレクシアの肉体喰らい/Phyrexian Fleshgorger |
| 4 | 黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse |
| 3 | しつこい負け犬/Tenacious Underdog |
| 呪文 (15) | |
| 4 | 切り崩し/Cut Down |
| 3 | ギックスの命令/Gix's Command |
| 4 | 喉首狙い/Go for the Throat |
| 4 | ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 多元宇宙の突破/Breach the Multiverse |
| 4 | 強迫/Duress |
| 2 | 危難の道/Path of Peril |
| 2 | ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena |
| 2 | 剃刀鞭の人体改造機/Razorlash Transmogrant |
| 2 | シェオルドレッド/Sheoldred |
| 2 | シェオルドレッドの勅令/Sheoldred's Edict |
- 勢団の銀行破り/Reckoner Bankbusterが退場したことで、2マナ単体除去は喉首狙い/Go for the Throatに一本化されている。また喉首狙いの採用率上昇により盤面に定着しやすくなったファイレクシアの肉体喰らい/Phyrexian Fleshgorgerを4枚採用している。
ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期
[編集]イニストラード:真夜中の狩りの参入後、クリーチャーを多用するタイプの黒単色のコントロールデッキがスタンダード環境に姿を現した。
クリーチャー — 眼(Eye) コウモリ(Bat)
飛行
ひきつり目が死亡したとき、履修を行う。(あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーである講義(Lesson)カード1枚を公開しあなたの手札に加えるか、カード1枚を捨てカード1枚を引くか、どちらかを行ってもよい。)
1/1
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、アーティファクトやクリーチャーのうち1つを生け贄に捧げる。
カード2枚を引き、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。(それは、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)
伝説のプレインズウォーカー — ロルス(Lolth)
あなたがコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、蜘蛛の女王、ロルスの上に忠誠(loyalty)カウンター1個を置く。
[0]:あなたはカード1枚を引き、1点のライフを失う。
[-3]:到達と威迫を持つ黒の2/1の蜘蛛(Spider)クリーチャー・トークン2体を生成する。
[-8]:あなたは「あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーが対戦相手1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがこのターンに失ったライフが8点より少ない場合、そのプレイヤーは、その差に等しい点数のライフを失う。」を持つ紋章を得る。
4
ひきつり目/Eyetwitchやよろめく怪異/Shambling Ghastなどの死亡誘発持ちと、検体探し/Hunt for Specimensや害獣召喚学/Pest Summoningで生成される邪魔者・トークンを、チャンプブロックに使うか、命取りの論争/Deadly Disputeやスカルポートの商人/Skullport Merchantで生け贄に捧げるか、あるいは雪上の血痕/Blood on the Snowや食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacreなどの全体除去に巻き込んでアドバンテージを稼ぐ。
最後はミシュラランドか、蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen、オニキス教授/Professor Onyx、星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostorといった重いプレインズウォーカーで勝負を決める。
サンプルリスト
[編集]- 土地は黒マナしか生み出すことができないが、宝物から各色のマナを捻出して才能の試験/Test of Talentsや封印突破法/Containment Breach、星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostorを唱えることができる。
イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期
[編集]前環境の黒単色デッキに彩色の灯籠/Chromatic Lanternを組み込んだ、彩色黒単(Chromatic Black)が登場した。
ソーサリー
以下から1つを選ぶ。
・あなたのライブラリーからカード1枚を探し、それをあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
・ゲームの外部からあなたがオーナーであるカード1枚をあなたの手札に加える。
各種除去で時間を稼ぎ、陰謀団の要塞/Cabal Strongholdの大量マナで勝負を決める基本戦略は前環境と同じ。大きな違いは首謀者の収得/Mastermind's Acquisitionによるウィッシュボードが取り入れられていることで、彩色の灯籠を前提に、苦悩火/Banefire、浄化の輝き/Cleansing Nova、原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamityなど様々な色のカードが採用される。
サンプルレシピ
[編集]- 備考
- ワールド・マジック・カップ18 (参考)
- 使用者:Michel De Broux
- フォーマット
カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期
[編集]ドミナリア参入後、陰謀団の要塞/Cabal Strongholdを中心に据えた黒単色のコントロールデッキが登場した。
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) 騎士(Knight)
キッカー(5)(黒)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(5)(黒)を支払ってもよい。)
威迫
リッチの騎士、ジョス・ヴェスが戦場に出たとき、これがキッカーされていた場合、威迫を持ち黒の2/2のゾンビ(Zombie)・騎士(Knight)クリーチャー・トークンを8体生成する。
4/5
致命的な一押し/Fatal Push、大災厄/Doomfall、ヴラスカの侮辱/Vraska's Contemptなどの除去や手札破壊で対戦相手の攻勢を凌ぎつつ土地を並べ、闇の取り引き/Dark Bargainやウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urzaで手札を補充。最後は陰謀団の要塞や太陽の聖域/Sanctum of the Sunが生み出す膨大なマナから、霰炎の責め苦/Torment of HailfireなどのX呪文かキッカー込みのリッチの騎士、ジョス・ヴェス/Josu Vess, Lich Knightを唱えて勝負を決める。
サンプルレシピ
[編集]- 備考
- グランプリバーミンガム18スタンダード 第34位、初日全勝 (参考)
- 使用者:Mario Rodenas Lopez
- フォーマット
ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期
[編集]信心ギミックを中心とする黒単色のミッドレンジである黒単信心(Mono-Black Devotion)が存在する。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
アスフォデルの灰色商人が戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれX点のライフを失う。Xは、あなたの黒への信心に等しい。あなたはこれにより失われたライフに等しい点数のライフを得る。(あなたの黒への信心とは、あなたがコントロールしているパーマネントのマナ・コストに含まれる(黒)の総数である。)
2/4
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)
エンチャントされている土地は「(T),ライフを1点支払う:カードを1枚引く。」を持つ。
詳細は黒単信心を参照。
時のらせんブロック期
[編集]時のらせんブロック期は、「黒い神の怒り/Wrath of God」こと滅び/Damnationをベースにしたコントロールデッキが存在した。特に時のらせんブロック構築で有力なタイプだったが、スタンダードにも存在した。
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) 戦士(Warrior)
黒き剣の継承者コーラシュのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールする沼(Swamp)の数に等しい。
(1)(黒):黒き剣の継承者コーラシュを再生する。
壮大 ― 他の《黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackblade》という名前のカードを1枚捨てる:あなたのライブラリーから沼カードを最大2枚まで探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
*/*
突然の死/Sudden Deathや堕落の触手/Tendrils of Corruption、殺戮の契約/Slaughter Pactなどの単体除去によって序盤の攻勢をしのぎ、滅びによってカード・アドバンテージを稼ぐのが基本的な戦略。特に堕落の触手はライフを稼ぐのにも役立った。時のらせんブロック構築では、幽体の魔力/Spectral Force対策に大物狙い/Big Game Hunterが使われることもあった。
この環境には黒に実用的なドローが無いため、手札破壊から一気に大型クリーチャーへ繋ぎゲームを決めるのが重要となる。
フィニッシャーには手札破壊と相性がよいファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem、制圧力のある要塞の監視者/Stronghold Overseerやセンギアの吸血魔/Sengir Nosferatuがよく用いられた。未来予知参入後は黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackbladeが使われることが多かった。
デッキ内のカードが3マナ以降に偏っていたため、マナ加速として虹色のレンズ/Prismatic Lensや精神石/Mind Stoneがよく採用されていた。
時のらせんブロック構築では、メタゲームで最有力視されたスライに対して、除去兼回復の役割を果たす堕落の触手、火力で除去されづらい高タフネスのクリーチャーが有効だった。
未来予知参入後の時のらせんブロック構築では、ニヒリスコントロールとも呼ばれる、小悪疫/Smallpoxを中心としたものが主流となった。
スタンダード版
[編集]| RAV+TSP [9] | |
|---|---|
| 土地 (23) | |
| 19 | 沼/Swamp |
| 4 | 草むした墓/Overgrown Tomb |
| クリーチャー (15) | |
| 4 | 惑乱の死霊/Hypnotic Specter |
| 4 | 闇の腹心/Dark Confidant |
| 3 | 墓生まれの詩神/Graveborn Muse |
| 4 | 黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackblade |
| 呪文 (22) | |
| 4 | 精神石/Mind Stone |
| 4 | 堕落の触手/Tendrils of Corruption |
| 2 | 魂の消耗/Consume Spirit |
| 2 | ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer |
| 3 | 呆然/Stupor |
| 3 | 突然の死/Sudden Death |
| 2 | 滅び/Damnation |
| 2 | 殺戮の契約/Slaughter Pact |
| サイドボード (15) | |
| 4 | ボトルのノーム/Bottle Gnomes |
| 4 | 虚空の力線/Leyline of the Void |
| 3 | クローサの掌握/Krosan Grip |
| 1 | 滅び/Damnation |
| 3 | 十二足獣/Dodecapod |
ミラディン・ブロック期
[編集]帰ってきた悪疫/Poxこと死の雲/Death Cloudを利用したデスクラウド型が登場した。
ソーサリー
各プレイヤーはそれぞれX点のライフを失い、各プレイヤーはそれぞれカードをX枚捨て、各プレイヤーはそれぞれクリーチャーをX体生け贄に捧げ、その後、各プレイヤーはそれぞれ土地をX個生け贄に捧げる。
黒緑の構成をとることが多いので細かい解説はデスクラウドを参照。
黒単のものは世界のるつぼ/Crucible of Worldsを使用したるつぼクラウドがある。
オデッセイ・ブロック期
[編集]トーメントが黒重視を全面的に押し出していたため、オデッセイ・ブロック構築および当時のスタンダード環境で一大勢力を形成した。
無垢の血/Innocent Blood、チェイナーの布告/Chainer's Edict、もぎとり/Mutilateをフル投入したマス・デストラクション型が流行し、陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersからの大量マナにより、ミラーリ/Mirariや次元の門/Planar Portalを有効利用できた。
とどめはミラーリ経由の堕落/Corruptや霊魂焼却/Soul Burn。無垢の血/Innocent Bloodを減らして戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadfulやナントゥーコの影/Nantuko Shadeで押し切るタイプもある。さらに、相手次第では精神ヘドロ/Mind Sludgeや消えないこだま/Haunting Echoesで投了に追い込むことも可能であった。
また、陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minionを主力にしたノワールも登場した。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ミニオン(Minion)
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーはアーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つを生け贄に捧げる。
2/2
詳しくはノワールを参照。
スタンダード版
[編集]後期型
[編集]| ODY+ONS [10] | |
|---|---|
| 土地 (26) | |
| 23 | 沼/Swamp |
| 3 | 陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers |
| クリーチャー (4) | |
| 2 | アンデッドの剣闘士/Undead Gladiator |
| 2 | 戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadful |
| 呪文 (30) | |
| 2 | 陰謀団式療法/Cabal Therapy |
| 4 | チェイナーの布告/Chainer's Edict |
| 3 | 堕落/Corrupt |
| 4 | 魔性の教示者/Diabolic Tutor |
| 4 | 強迫/Duress |
| 1 | 消えないこだま/Haunting Echoes |
| 1 | 精神ヘドロ/Mind Sludge |
| 1 | ミラーリ/Mirari |
| 4 | もぎとり/Mutilate |
| 2 | 占骨術/Skeletal Scrying |
| 4 | 燻し/Smother |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 堕落/Corrupt |
| 3 | 墓生まれの詩神/Graveborn Muse |
| 2 | ラクァタスのチャンピオン/Laquatus's Champion |
| 1 | 消えないこだま/Haunting Echoes |
| 1 | 精神ヘドロ/Mind Sludge |
| 4 | ナントゥーコの影/Nantuko Shade |
| 1 | 激浪の複製機/Riptide Replicator |
| 2 | 萎縮した卑劣漢/Withered Wretch |
- オンスロート・ブロック参入後の最後期のスタンダードバージョン。燻し/Smotherやアンデッドの剣闘士/Undead Gladiatorが追加され、完成度が更に高まった。
初期型
[編集]| Mono-Black Control [11] | |
|---|---|
| 土地 (26) | |
| 3 | 陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers |
| 23 | 沼/Swamp |
| クリーチャー (0) | |
| 呪文 (34) | |
| 2 | 頭の混乱/Addle |
| 3 | チェイナーの布告/Chainer's Edict |
| 4 | 堕落/Corrupt |
| 2 | 魔性の教示者/Diabolic Tutor |
| 4 | 強迫/Duress |
| 2 | 仕組まれた疫病/Engineered Plague |
| 1 | 消えないこだま/Haunting Echoes |
| 4 | 無垢の血/Innocent Blood |
| 1 | 精神ヘドロ/Mind Sludge |
| 3 | もぎとり/Mutilate |
| 4 | ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena |
| 1 | 次元の門/Planar Portal |
| 3 | 霊魂焼却/Soul Burn |
| サイドボード (15) | |
| 2 | 頭の混乱/Addle |
| 1 | 消えないこだま/Haunting Echoes |
| 2 | 石臼/Millstone |
| 4 | ナントゥーコの影/Nantuko Shade |
| 2 | 占骨術/Skeletal Scrying |
| 3 | 殺戮/Slay |
| 1 | ヨーグモスの行動計画/Yawgmoth's Agenda |
- インベイジョン・ブロック+オデッセイ・ブロック期のデッキ。アリーナドレイン同様、ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaでカードを引く。
- ちなみに、The Finals02でも同じコンセプトのデッキを構築し、使用者の中村修平を優勝に導いた。
オデッセイ・ブロック構築版
[編集]- 備考
- プロツアー大阪02 準優勝 (参考)
- 使用者:Olivier Ruel
- フォーマット
| ODY [12] | |
|---|---|
| 土地 (27) | |
| 23 | 沼/Swamp |
| 4 | 陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers |
| クリーチャー (10) | |
| 4 | ラクァタスのチャンピオン/Laquatus's Champion |
| 4 | ナントゥーコの影/Nantuko Shade |
| 2 | よろめく大群/Shambling Swarm |
| 呪文 (23) | |
| 4 | チェイナーの布告/Chainer's Edict |
| 2 | 魔性の教示者/Diabolic Tutor |
| 1 | 消えないこだま/Haunting Echoes |
| 4 | 無垢の血/Innocent Blood |
| 4 | 精神ヘドロ/Mind Sludge |
| 1 | 病的な飢え/Morbid Hunger |
| 3 | もぎとり/Mutilate |
| 1 | 腐臭の地/Rancid Earth |
| 3 | 占骨術/Skeletal Scrying |
| サイドボード (15) | |
| 4 | 陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion |
| 3 | 催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend |
| 1 | 病的な飢え/Morbid Hunger |
| 1 | もぎとり/Mutilate |
| 3 | 腐臭の地/Rancid Earth |
| 2 | よろめく大群/Shambling Swarm |
| 1 | 占骨術/Skeletal Scrying |
- ミラーマッチのために精神ヘドロ/Mind Sludgeがフル投入されている。陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minionも「ヘドロゲー」を打ち破るために重要なカード。
マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
[編集]暴露/Unmaskや深淵の死霊/Abyssal Specterで手札破壊しつつ、疫病吐き/Plague Spitterや仕組まれた疫病/Engineered Plagueで戦場をコントロールするデッキが登場した。
ソーサリー
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある黒のカード1枚を追放することを選んでもよい。
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)
あなたのアップキープの開始時に、疫病吐きは各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ1点のダメージを与える。
疫病吐きが死亡したとき、それは各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ1点のダメージを与える。
2/2
フィニッシャーはのたうつウンパス/Thrashing Wumpusやファイレクシアの盾持ち/Phyrexian Scutaなど。
サンプルレシピ
[編集]- 備考
- アルゼンチン選手権01 第6位 (参考)
- 使用者:Dario Caruso
- フォーマット
| メインデッキ (62) | |
|---|---|
| クリーチャー (12) | |
| 3 | 疫病吐き/Plague Spitter |
| 3 | 深淵の死霊/Abyssal Specter |
| 4 | ファイレクシアの盾持ち/Phyrexian Scuta |
| 2 | のたうつウンパス/Thrashing Wumpus |
| インスタント・ソーサリー (20) | |
| 4 | 暗黒の儀式/Dark Ritual |
| 4 | 強迫/Duress |
| 3 | 村八分/Ostracize |
| 3 | 暴露/Unmask |
| 2 | 迫害/Persecute |
| 4 | 殺し/Snuff Out |
| エンチャント・アーティファクト (6) | |
| 4 | キマイラ像/Chimeric Idol |
| 2 | 仕組まれた疫病/Engineered Plague |
| 土地 (24) | |
| 18 | 沼/Swamp |
| 4 | リシャーダの港/Rishadan Port |
| 2 | 黄塵地帯/Dust Bowl |
| サイドボード | |
| 3 | 死体焼却/Cremate |
| 2 | 仕組まれた疫病/Engineered Plague |
| 3 | 鉄びし/Caltrops |
| 4 | 罠の橋/Ensnaring Bridge |
| 3 | サーボの命令/Tsabo's Decree |
- 村八分/Ostracizeまで投入し手札破壊に特化したタイプ。
ウルザ・ブロック期
[編集]ウルザ・ブロックでヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willや強迫/Duressなどのパワーカードを得たことにより、当時のスタンダードやウルザ・ブロック構築で活躍した。
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたは、あなたの墓地から、土地をプレイしても呪文を唱えてもよい。
このターン、あなたの墓地にいずれの領域からでもカードが置かれるなら、代わりにそれを追放する。
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカード1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
厄介なパーマネントに対処可能な火薬樽/Powder Kegの存在も大きい。
これらの黒強化の恩恵を受けて、ネクロディスクも強化されている。
テンペスト・ブロック期には、死体のダンス/Corpse Danceやヴォルラスの要塞/Volrath's Strongholdを利用しクリーチャーの能力を使いまわす戦術が登場した。使いまわされるクリーチャーは貪欲なるネズミ/Ravenous Ratsやファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelordなど。特にボトルのノーム/Bottle Gnomesをメインに回すタイプはダンシング・ノームと呼ばれる。
インスタント
バイバック(2)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)を支払ってもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える。)
あなたの墓地にある一番上のクリーチャー・カード1枚を戦場に戻す。そのクリーチャーはターン終了時まで速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) キャリアー(Carrier)
(T),ファイレクシアの疫病王を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-4/-4の修整を受ける。
クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
4/4
Jakub Slemrが世界選手権99にこのデッキを持ち込み、スタンダード部門6戦全勝、総合ベスト8と輝かしい成績を残している(デッキリストはWorld Championship Decks 1999を参照)。
マスクス・ブロック参入後には、吸血の教示者/Vampiric Tutorによるシルバーバレット戦略を基調としたフローレスブラックも登場する。
サンプルレシピ
[編集]- 備考
- The Finals99 ベスト4
- 使用者:森勝洋
- フォーマット
- マスクス・ブロック参入後のバージョン。
- センギアの従臣/Sengir Autocratからデルレイッチ/Delraichを高速召喚する「強襲デルレイッチ」のコンボが組み込まれている。
ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期
[編集]第5版でネクロポーテンス/Necropotenceが再録されたためネクロディスクは健在。
エンチャント
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたがカードを捨てるたび、あなたの墓地にあるそのカードを追放する。
1点のライフを支払う:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きのまま追放する。あなたの次の終了ステップの開始時に、そのカードをあなたの手札に加える。
また、1枚でいろいろなことができる悪疫/Poxを中心に作ったタイプも登場した。
ソーサリー
各プレイヤーは、自分のライフの端数を切り上げた3分の1を失う。その後各プレイヤーは自分の手札にあるカードの端数を切り上げた3分の1を捨てる。その後各プレイヤーは自分がコントロールするクリーチャーの端数を切り上げた3分の1を生け贄に捧げる。その後各プレイヤーは自分がコントロールする土地の端数を切り上げた3分の1を生け贄に捧げる。
基本的戦略は、アドバンテージを生み出すカードを多用して相手より多くのリソースを展開し、自分のリソースが残る程度に悪疫/Poxを唱え、残ったリソースか早いリカバリーによって勝利することである。
詳しくはシュナイダーポックスを参照。
アイスエイジ・ブロック期
[編集]最強クラスのドローエンジンであるネクロポーテンス/Necropotenceを利用したネクロディスクが環境を真っ黒に染め上げた(通称、ネクロの夏)。
エンチャント
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたがカードを捨てるたび、あなたの墓地にあるそのカードを追放する。
1点のライフを支払う:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きのまま追放する。あなたの次の終了ステップの開始時に、そのカードをあなたの手札に加える。
アーティファクト
ネビニラルの円盤はタップ状態で戦場に出る。
(1),(T):アーティファクトとクリーチャーとエンチャントをすべて破壊する。
詳しくはネクロディスクを参照。
単純にネクロポーテンスで大量にカードを引いてハンド・アドバンテージを稼ぎ、危なくなったらネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskで戦場をリセットする。
パイオニア
[編集]エンチャント
対戦相手1人がクリーチャー・カードを1枚捨てるたび、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
対戦相手1人が土地カードを1枚捨てるたび、(黒)(黒)を加える。
対戦相手1人がクリーチャーでも土地でもないカードを1枚捨てるたび、カードを1枚引く。
パイオニアでは無駄省き/Waste Notを主軸としたデッキが存在する。詳細は無駄省きを参照。
エクステンデッド
[編集]エンチャント
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたがカードを捨てるたび、あなたの墓地にあるそのカードを追放する。
1点のライフを支払う:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きのまま追放する。あなたの次の終了ステップの開始時に、そのカードをあなたの手札に加える。
アーティファクト
ネビニラルの円盤はタップ状態で戦場に出る。
(1),(T):アーティファクトとクリーチャーとエンチャントをすべて破壊する。
また、悪疫/Poxをメインにしたシュナイダーポックスも存在した。
ソーサリー
各プレイヤーは、自分のライフの端数を切り上げた3分の1を失う。その後各プレイヤーは自分の手札にあるカードの端数を切り上げた3分の1を捨てる。その後各プレイヤーは自分がコントロールするクリーチャーの端数を切り上げた3分の1を生け贄に捧げる。その後各プレイヤーは自分がコントロールする土地の端数を切り上げた3分の1を生け贄に捧げる。
モダン
[編集]フォーマット制定当初から存在する。ラヴニカへの回帰で金切り声の苦悶/Shrieking Afflictionを獲得したことでメガハンデスが強化され、拷問台/The Rackとあわせて8-Rack構成が可能となった。
エンチャント
各対戦相手のアップキープの開始時に、そのプレイヤーの手札にあるカードが1枚以下の場合、そのプレイヤーは3点のライフを失う。
詳しくはメガハンデスを参照のこと。
モダンホライゾン2で陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersが使用可能になって以降は、これを主軸とした黒単貴重品室(Mono-Black Coffers)という型が主流となった。
詳しくは黒単貴重品室を参照のこと。
またモダンホライゾン3参入後は、ネクロドミナンス/Necrodominanceを軸とした黒単ネクロ(Mono-Black Necrodominance)と呼ばれる型も登場した。
伝説のエンチャント
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたの終了ステップの開始時に、望む点数のライフを支払ってもよい。そうしたなら、その点数に等しい枚数のカードを引く。
あなたの手札の上限は5枚である。
カードやトークンがいずこかからあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
詳しくは黒単ネクロを参照のこと。
レガシー
[編集]レガシーでは、従来の黒コントロールに緑をタッチしたTrain Wreckと呼ばれるデッキが存在する。
エンチャント
(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 巨人(Giant)
(黒)(黒)(黒),(T):土地1つを対象とし、それを破壊する。その土地が基本でなかった場合、ヘルドーザーをアンタップする。
6/5
用いられないこともあるが、フィニッシャーに据えられているヘルドーザー/Helldozerが特徴的。
詳しくはTrain Wreckを参照のこと。
また、旧エクステンデッドに存在したPoxも、さらなる改良が加えられて存在している。
詳しくはPoxを参照のこと。
2020年頃からは、不幸の呪い/Curse of Misfortunesによる呪いのサーチを主軸としたカース・ストンピィ(Curses)と呼ばれるデッキも登場した。
エンチャント — オーラ(Aura) 呪い(Curse)
エンチャント(プレイヤー)
あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたのライブラリーから、エンチャントされているプレイヤーにつけられているどの呪い(Curse)とも同じ名前を持たない呪いカードを1枚探してもよい。そうしたなら、それをそのプレイヤーにつけられた状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
詳しくはカース・ストンピィを参照のこと。
さらに、カードプールの拡大に伴って敵対工作員/Opposition Agentやダウスィーの虚空歩き/Dauthi Voidwalker、黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypseといった、戦闘でも十分使える上に対戦相手の行動を縛れるクリーチャー群が出現すると、これらを手札破壊でバックアップしつつ暗黒の儀式/Dark Ritual・古えの墳墓/Ancient Tombから高速で叩きつける黒単ストンピィ(Mono-Black Stompy)と呼ばれるデッキが登場した。
クリーチャー — ダウスィー(Dauthi) ならず者(Rogue)
シャドー(このクリーチャーは、シャドーを持つクリーチャーしかブロックできず、シャドーを持つクリーチャーにしかブロックされない。)
カードがいずこかから対戦相手の墓地に置かれるなら、代わりに、それを虚空(void)カウンター1個が置かれた状態で追放する。
(T),ダウスィーの虚空歩きを生け贄に捧げる:対戦相手がオーナーで虚空カウンターが置かれていて追放されているカード1枚を選ぶ。このターン、あなたはそれをマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
3/2
様々なサブタイプが存在するが、暗黒の儀式はどのタイプでもほぼ確実に4枚採用されている。特筆すべき亜種としてはHelm of Obedience+虚空の力線/Leyline of the Voidのコンボを搭載した黒単ヘルム(Mono-Black Helm)、暗黒の深部/Dark Depths+演劇の舞台/Thespian's Stageないし暗黒の深部+吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmageのコンボを搭載した黒単デプス(Mono-Black Depths)、深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depthsによるクリーチャー踏み倒しギミックを搭載した黒単ジャイルーダ(Mono-Black Gyruda)などがある。
モダンホライゾン3参入後は、レガシーにおいてもネクロドミナンス/Necrodominanceを軸とした黒単ネクロ(Mono-Black Necrodominance)が少数登場した。
伝説のエンチャント
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたの終了ステップの開始時に、望む点数のライフを支払ってもよい。そうしたなら、その点数に等しい枚数のカードを引く。
あなたの手札の上限は5枚である。
カードやトークンがいずこかからあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
詳しくは黒単ネクロを参照のこと。
サンプルリスト
[編集]| Mono-Black Stompy(Legacy) [14] | |
|---|---|
| 土地 (18) | |
| 4 | 古えの墳墓/Ancient Tomb |
| 4 | 湿地の干潟/Marsh Flats |
| 1 | 薄暗い裏通り/Shadowy Backstreet |
| 4 | 沼/Swamp |
| 1 | ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth |
| 4 | 不毛の大地/Wasteland |
| クリーチャー (18) | |
| 4 | バロウゴイフ/Barrowgoyf |
| 4 | ダウスィーの虚空歩き/Dauthi Voidwalker |
| 4 | 敵対工作員/Opposition Agent |
| 4 | オークの弓使い/Orcish Bowmasters |
| 2 | 黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse |
| 呪文 (24) | |
| 4 | 暗黒の儀式/Dark Ritual |
| 4 | 致命的な一押し/Fatal Push |
| 2 | 不敬者破り/Fell the Profane |
| 2 | 長い別れ/Long Goodbye |
| 4 | 水蓮の花びら/Lotus Petal |
| 2 | シェオルドレッドの勅令/Sheoldred's Edict |
| 2 | 一つの指輪/The One Ring |
| 4 | 思考囲い/Thoughtseize |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 減衰のマトリックス/Damping Matrix |
| 2 | 減衰球/Damping Sphere |
| 1 | トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach |
| 2 | 無のロッド/Null Rod |
| 2 | 疫病を仕組むもの/Plague Engineer |
| 2 | 陥没孔/Sinkhole |
| 2 | 殺し/Snuff Out |
| 3 | 外科的摘出/Surgical Extraction |
- 黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypseと相性のいいドローエンジンとして一つの指輪/The One Ringを採用している。
- 受けを弱くする代わりに虚空の杯/Chalice of the Void・三なる宝球/Trinisphereで強烈に縛るプリズン型も存在している。(参考)
サンプルリスト(黒単ヘルム)
[編集]モダンホライゾン2後
[編集]- ダウスィーの虚空歩き/Dauthi Voidwalkerが追加の虚空の力線/Leyline of the Voidのように振る舞うため、ヘルムヴォイドとのハイブリッドが無理なく可能である。
- 大いなる創造者、カーン/Karn, the Great CreatorによってサイドボードからHelm of Obedienceを持ってこれるほか、マイコシンスの格子/Mycosynth Latticeや液鋼の塗膜/Liquimetal Coating、罠の橋/Ensnaring Bridgeなどで対戦相手をロックする戦術をとることもできる。
エルドレインの森後
[編集]- 鏡に願いを/Beseech the Mirrorが登場したことによって、Helm of Obedienceや大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorなどをサーチして即座にマナ・コストを支払うことなく唱えることが可能になった。
- 協約コストに充てるために、金属モックス/Chrome Moxに加えて囁きの大霊堂/Vault of Whispersが採用される。
- ダウスィーの虚空歩き/Dauthi Voidwalker・虚空の力線/Leyline of the Voidと組み合わせることで全ハンデスとなる不正利得/Ill-Gotten Gainsが1枚挿しされている。
悲嘆禁止後
[編集]- オークの弓使い/Orcish Bowmasters+再活性/Reanimateパッケージを搭載しており、悲嘆/Grief禁止によって消滅した黒単想起を吸収したタイプといえる。
サンプルリスト(黒単デプス)
[編集]| Mono-Black Depths(Legacy) [18] | |
|---|---|
| 土地 (24) | |
| 2 | 古えの墳墓/Ancient Tomb |
| 4 | 暗黒の深部/Dark Depths |
| 6 | 沼/Swamp |
| 4 | 演劇の舞台/Thespian's Stage |
| 4 | ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth |
| 4 | ウルザの物語/Urza's Saga |
| クリーチャー (15) | |
| 4 | 闇の腹心/Dark Confidant |
| 4 | ダウスィーの虚空歩き/Dauthi Voidwalker |
| 3 | 敵対工作員/Opposition Agent |
| 4 | 吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage |
| 呪文 (21) | |
| 4 | 暗黒の儀式/Dark Ritual |
| 4 | 強迫/Duress |
| 4 | 探検の地図/Expedition Map |
| 4 | 真髄の針/Pithing Needle |
| 1 | 影槍/Shadowspear |
| 4 | 思考囲い/Thoughtseize |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers |
| 1 | 引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn |
| 1 | ウギンの目/Eye of Ugin |
| 4 | Helm of Obedience |
| 1 | カラカス/Karakas |
| 4 | 虚空の力線/Leyline of the Void |
| 2 | 疫病を仕組むもの/Plague Engineer |
| 1 | 倦怠の宝珠/Torpor Orb |
- 暗黒の深部/Dark Depths・ウルザの物語/Urza's Sagaは強力なトークンを生成できる代わりに、マナ基盤としての性能は頼りない。そこで、ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothをフル採用することでマナトラブルを防止している。
- サイドボードにはヘルムヴォイド用のパーツも仕込まれており、アグレッシブ・サイドボーディングも可能である。
サンプルリスト(黒単ジャイルーダ)
[編集]| Mono-Black Gyruda(Legacy) [19] | |
|---|---|
| 土地 (21) | |
| 4 | 古えの墳墓/Ancient Tomb |
| 3 | 裏切り者の都/City of Traitors |
| 11 | 沼/Swamp |
| 3 | ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth |
| クリーチャー (22) | |
| 4 | 残虐の執政官/Archon of Cruelty |
| 4 | ダウスィーの虚空歩き/Dauthi Voidwalker |
| 4 | 悲嘆/Grief |
| 2 | 深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths |
| 4 | 抜け道の予見者/Passageway Seer |
| 1 | レイヴンロフトの冒険者/Ravenloft Adventurer |
| 3 | 黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse |
| 呪文 (17) | |
| 4 | 虚空の杯/Chalice of the Void |
| 4 | 金属モックス/Chrome Mox |
| 3 | 心なき召喚/Heartless Summoning |
| 3 | 殺し/Snuff Out |
| 3 | 突然の布告/Sudden Edict |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths |
| 3 | Helm of Obedience |
| 3 | 悪意に満ちた者、ケアヴェク/Kaervek, the Spiteful |
| 4 | 虚空の力線/Leyline of the Void |
| 3 | 無のロッド/Null Rod |
| 1 | 魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass |
- 深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depthsを相棒として用いる関係上暗黒の儀式/Dark Ritualが使えないため、代わりに心なき召喚/Heartless Summoningを採用している。
パウパー
[編集]ETB持ちクリーチャーを多く搭載したアドバンテージ重視型のコントロールデッキが存在する。
クリーチャー — ネズミ(Rat)
騒がしいネズミが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札のカードを1枚、自分のライブラリーの一番上に置く。
2/2
騒がしいネズミ/Chittering Ratsやファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Ragerなどのアドバンテージを稼げるETB持ちクリーチャーに、墓所のネズミ/Crypt Ratsによる全体除去、血の署名/Sign in Bloodによるドロー、ティム能力を持つクォムバッジの魔女/Cuombajj Witchesなどを用いて様々な形でアドバンテージを取りに行く構成が特徴。それを多くの単体除去で補う形になっている。
ライフロスが激しい上、ダメージソースがクリーチャーの攻撃だけではデッキとしての線があまりにも細いため、プレイヤーを対象に取れるドレインカードが追加の勝ち手段として用いられる。以前は堕落/Corruptが最有力であったが、テーロス以降はETB持ちクリーチャーなどで稼いだ信心を利用できるアスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodelが重視されるようになった。信心を増やしながら相手のクリーチャーを除去できるカードとしてクォムバッジの魔女や土牢/Oublietteが重視される。そちらは黒単信心を参照。
黎明期にはビートダウンへの強さからメタの中心にいたデッキ。その後は夜の犠牲/Victim of Nightやゲスの評決/Geth's Verdictなど優秀な除去を獲得してはいたものの、他のデッキの強化や新しいデッキの成立に比べ相対的に弱体化していった。テーロス以降は禁止改定により苦手なデッキが消滅・弱体化したこともあり、トップメタの一角を占めることもあった。
ソーサリー
土地1つを対象とし、それを破壊する。
スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上ある場合、代わりに、その土地を破壊するとともに、腐臭の地は各プレイヤーと各クリーチャーに、それぞれ1点のダメージを与える。
腐臭の地/Rancid Earthなどの土地破壊呪文を大量に採用した黒単ランデスと呼ばれるタイプも古くから存在するが、モダンホライゾンで橋が登場したことで相対的に弱体化した。サイドボードに除去呪文が仕込まれており、通常の除去コントロールへと変形可能な場合が多い。
ソーサリー
クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。堕落はそれに、あなたがコントロールしている沼(Swamp)の数に等しい点数のダメージを与える。あなたは、これにより与えたダメージに等しい点数のライフを得る。
クリーチャーの採用枚数が非常に少ない代わりに大量の除去呪文で盤面をコントロールして堕落/Corruptでフィニッシュする、堕落コントロールと呼ばれるタイプも存在する。
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、アーティファクトやクリーチャーのうち1つを生け贄に捧げる。
カード2枚を引き、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。(それは、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)
土地
カルニの庭はタップ状態で戦場に出る。
カルニの庭が戦場に出たとき、緑の0/1の植物(Plant)クリーチャー・トークンを1体生成する。
(T):(緑)を加える。
命取りの論争/Deadly Disputeとカルニの庭/Khalni Gardenを採用したタッチ緑の構成はカルニブラックと呼ばれる。
アーティファクト クリーチャー — 玩具(Toy)
このクリーチャー、またはあなたがコントロールしていてこれでないアーティファクト1つが戦場に出るたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
3/4
霊気走破で契約人形の恐怖/Pactdoll Terrorが登場すると、これを採用したカルニブラックのほかに黒単パクトドールと呼ばれるタイプも登場した。
初期型
[編集]| Mono Black Control(Pauper) [20] | |
|---|---|
| 土地 (24) | |
| 2 | やせた原野/Barren Moor |
| 1 | 山/Mountain |
| 17 | 沼/Swamp |
| 4 | 広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse |
| クリーチャー (16) | |
| 4 | 騒がしいネズミ/Chittering Rats |
| 4 | 墓所のネズミ/Crypt Rats |
| 4 | ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager |
| 2 | よじれた嫌悪者/Twisted Abomination |
| 2 | 巣穴のこそ泥/Warren Pilferers |
| 呪文 (20) | |
| 2 | 堕落/Corrupt |
| 4 | 悪魔の布告/Diabolic Edict |
| 1 | 無残な収穫/Grim Harvest |
| 3 | 無垢の血/Innocent Blood |
| 4 | 血の署名/Sign in Blood |
| 3 | 絞殺の煤/Strangling Soot |
| 3 | 堕落の触手/Tendrils of Corruption |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 破滅の刃/Doom Blade |
| 4 | 強迫/Duress |
| 4 | 吐き気/Nausea |
| 2 | 大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi |
| 1 | 絞殺の煤/Strangling Soot |
| 3 | 荷降ろし/Unburden |
- ライフロスを補う手段として、堕落以外に堕落の触手/Tendrils of Corruptionも採用されている。
- 1枚挿しの山は絞殺の煤/Strangling Sootのフラッシュバックコスト用。
テーロス参入直前
[編集]| Mono Black Control(Pauper) [21] | |
|---|---|
| 土地 (22) | |
| 4 | やせた原野/Barren Moor |
| 1 | ボジューカの沼/Bojuka Bog |
| 1 | 汚染されたぬかるみ/Polluted Mire |
| 16 | 沼/Swamp |
| クリーチャー (16) | |
| 2 | 髑髏の占い師/Augur of Skulls |
| 4 | 騒がしいネズミ/Chittering Rats |
| 2 | クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches |
| 4 | グール起こし/Ghoulraiser |
| 4 | ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager |
| 呪文 (22) | |
| 1 | 死の重み/Dead Weight |
| 3 | 見栄え損ない/Disfigure |
| 4 | ゲスの評決/Geth's Verdict |
| 3 | 名も無き転置/Nameless Inversion |
| 4 | 血の署名/Sign in Blood |
| 1 | 闇の旋動/Spinning Darkness |
| 1 | 堕落の触手/Tendrils of Corruption |
| 3 | 発掘/Unearth |
| 2 | 夜の犠牲/Victim of Night |
| サイドボード (15) | |
| 1 | グールの解体人/Butcher Ghoul |
| 4 | 押し寄せる砂/Choking Sands |
| 1 | クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches |
| 3 | 悪魔の布告/Diabolic Edict |
| 1 | 強迫/Duress |
| 1 | 無垢の血/Innocent Blood |
| 2 | 大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi |
| 2 | 腐臭の地/Rancid Earth |
黒単ランデス
[編集]| Mono-Black Land Destruction(Pauper) [22] | |
|---|---|
| 土地 (20) | |
| 1 | やせた原野/Barren Moor |
| 4 | 泥炭の沼地/Peat Bog |
| 2 | 光輝の泉/Radiant Fountain |
| 13 | 沼/Swamp |
| クリーチャー (7) | |
| 1 | 墓所のネズミ/Crypt Rats |
| 3 | グルマグのアンコウ/Gurmag Angler |
| 3 | 黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose |
| 呪文 (33) | |
| 2 | 眷者の装飾品/Bonder's Ornament |
| 2 | 喪心/Cast Down |
| 2 | チェイナーの布告/Chainer's Edict |
| 4 | 押し寄せる砂/Choking Sands |
| 4 | 暗黒の儀式/Dark Ritual |
| 4 | Icequake |
| 4 | 夜の囁き/Night's Whisper |
| 2 | 清純のタリスマン/Pristine Talisman |
| 4 | 腐臭の地/Rancid Earth |
| 2 | 血の署名/Sign in Blood |
| 3 | 殺し/Snuff Out |
| サイドボード (15) | |
| 2 | 汚れ/Befoul |
| 1 | 喪心/Cast Down |
| 2 | 肉貪り/Devour Flesh |
| 2 | 抜去/Divest |
| 3 | エヴィンカーの正義/Evincar's Justice |
| 1 | グルマグのアンコウ/Gurmag Angler |
| 2 | 息詰まる噴煙/Suffocating Fumes |
| 2 | 予想外の牙/Unexpected Fangs |
- 腐臭の地/Rancid Earth、押し寄せる砂/Choking Sands、Icequakeといった3マナの土地破壊呪文を高速で唱えるためのマナ加速手段として暗黒の儀式/Dark Ritual、泥炭の沼地/Peat Bogが用いられる。
- 土地破壊デッキの宿命で、回らないと何もできない関係上ドロー手段が大量に採用されている。
- 青をタッチして溶暗/Fade Away(土地破壊戦術と相性がいい)と軽量ドローを採用した構成や、緑をタッチして復讐する狩人/Avenging Hunterを採用した構成も存在する。
堕落コントロール
[編集]| Mono-Black Corrupt Control [23] | |
|---|---|
| 土地 (23) | |
| 23 | 沼/Swamp |
| クリーチャー (0) | |
| 呪文 (37) | |
| 4 | チェイナーの布告/Chainer's Edict |
| 4 | 魂の消耗/Consume Spirit |
| 4 | 堕落/Corrupt |
| 4 | 汚涜/Defile |
| 1 | 困窮/Distress |
| 1 | エヴィンカーの正義/Evincar's Justice |
| 2 | 夜の囁き/Night's Whisper |
| 4 | 黒死病/Pestilence |
| 1 | 骨読み/Read the Bones |
| 4 | 血の署名/Sign in Blood |
| 4 | 堕落の触手/Tendrils of Corruption |
| 4 | 旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble |
| サイドボード (15) | |
| 2 | 居すくみ/Cower in Fear |
| 2 | 困窮/Distress |
| 2 | 強迫/Duress |
| 1 | グルマグのアンコウ/Gurmag Angler |
| 2 | 清純のタリスマン/Pristine Talisman |
| 2 | 大祖始の遺産/Relic of Progenitus |
| 2 | 影餌付け/Shadowfeed |
| 1 | 君主の一噛み/Sovereign's Bite |
| 1 | 黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose |
- 完全なノンクリーチャー型。クリーチャーを採用する場合でも、墓所のネズミ/Crypt Ratsと黒薔薇の棘/Thorn of the Black Roseが数枚入る程度であった。
- 堕落/Corruptの威力を上げるために沼をサーチする手段として、旅人のガラクタ/Wayfarer's Baubleが4枚投入される。
黒単パクトドール
[編集]| Mono-Black Pactdoll(Pauper) [24] | |
|---|---|
| 土地 (20) | |
| 1 | ボジューカの沼/Bojuka Bog |
| 4 | ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel |
| 11 | 沼/Swamp |
| 4 | 囁きの大霊堂/Vault of Whispers |
| クリーチャー (12) | |
| 4 | 霞の悪鬼/Glaze Fiend |
| 4 | 契約人形の恐怖/Pactdoll Terror |
| 4 | 刷新された使い魔/Refurbished Familiar |
| 呪文 (28) | |
| 3 | 血の泉/Blood Fountain |
| 2 | 喪心/Cast Down |
| 4 | 命取りの論争/Deadly Dispute |
| 4 | 強迫/Duress |
| 4 | 熱狂的な献上/Fanatical Offering |
| 1 | 不気味なガラクタ/Grim Bauble |
| 4 | 胆液の水源/Ichor Wellspring |
| 1 | レンバス/Lembas |
| 1 | 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb |
| 2 | 殺し/Snuff Out |
| 2 | 闇の旋動/Spinning Darkness |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 悪魔の布告/Diabolic Edict |
| 2 | 悲哀まみれ/Drown in Sorrow |
| 2 | 自白勧告/Extract a Confession |
| 1 | 不気味なガラクタ/Grim Bauble |
| 2 | 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb |
| 1 | 窃取/Pilfer |
| 1 | 殺し/Snuff Out |
| 1 | 闇の旋動/Spinning Darkness |
| 1 | 息詰まる噴煙/Suffocating Fumes |
| 3 | 黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose |
- デッキ全体をアーティファクト軸に寄せており、霞の悪鬼/Glaze Fiendと契約人形の恐怖/Pactdoll Terrorをそれぞれ4枚投入している。
黎明期
[編集]精神錯乱/Mind Twistなどで手札破壊し拷問台/The Rackでダメージを与える黒き拷問台が存在。
アーティファクト
拷問台が戦場に出るに際し、対戦相手を1人選ぶ。
選ばれたプレイヤーのアップキープの開始時に、拷問台はそのプレイヤーにX点のダメージを与える。Xは、3引くそのプレイヤーの手札の枚数である。
脚注
[編集]- ↑ @MTGArenaJP(MTGアリーナ日本公式Twitter 2022年9月11日)
- ↑ マジック:ザ・ギャザリング ジャパンオープン2022 予選ラウンド メタゲーム・ブレイクダウン(MTG日本公式イベントカバレージ 2022年9月12日 伊藤敦著)
参考
[編集]- 黒単色デッキ
- コントロールデッキ
- 黒単コントロールデッキ
- マスクス・ブロック構築デッキ
- オデッセイ・ブロック構築デッキ
- スタンダードデッキ
- ウルザ・ブロックを含むスタンダードデッキ
- マスクス・ブロックを含むスタンダードデッキ
- インベイジョン・ブロックを含むスタンダードデッキ
- オデッセイ・ブロックを含むスタンダードデッキ
- オンスロート・ブロックを含むスタンダードデッキ
- ラヴニカ・ブロックを含むスタンダードデッキ
- 時のらせんブロックを含むスタンダードデッキ
- カラデシュ・ブロックを含むスタンダードデッキ
- アモンケット・ブロックを含むスタンダードデッキ
- イクサラン・ブロック~基本セット2019を含むスタンダードデッキ
- ラヴニカのギルド~基本セット2020を含むスタンダードデッキ
- ゼンディカーの夜明け~フォーゴトン・レルム探訪を含むスタンダードデッキ
- イニストラード:真夜中の狩り~ニューカペナの街角を含むスタンダードデッキ
- 団結のドミナリア~機械兵団の進軍:決戦の後にを含むスタンダードデッキ
- エルドレインの森~サンダー・ジャンクションの無法者を含むスタンダードデッキ
- エクステンデッドデッキ
- モダンデッキ
- レガシーデッキ
- パウパーデッキ