黒単貴重品室
黒単貴重品室(Mono-Black Coffers)は、陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersを主軸とした黒コントロールデッキ。トーメント以降のオデッセイ・ブロックのスタンダードと、後の世に再録されたモダンホライゾン2以降のモダン環境に存在する。ドミナリアにおける陰謀団の貴重品室のリメイク版である陰謀団の要塞/Cabal Strongholdを用いたものも併記する。
オデッセイ・ブロック期
[編集]トーメントが黒重視を全面的に押し出していたため、オデッセイ・ブロック構築および当時のスタンダード環境で一大勢力を形成する。
無垢の血/Innocent Blood、チェイナーの布告/Chainer's Edict、もぎとり/Mutilateをフル投入したマス・デストラクション型が流行する。陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersからの大量マナにより、ミラーリ/Mirariや次元の門/Planar Portalを有効利用できた。とどめはミラーリ経由の堕落/Corruptや霊魂焼却/Soul Burn。無垢の血/Innocent Bloodを減らして戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadfulやナントゥーコの影/Nantuko Shadeで押し切るタイプもある。また、相手次第では消えないこだま/Haunting Echoesで投了に追い込むことも。
インベイジョン・ブロック期は、ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaでカードを引くアリーナドレイン。→*1
オンスロート・ブロックが入ると燻し/Smotherやアンデッドの剣闘士/Undead Gladiatorが追加され、完成度が更に高まった。→*2
また、陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minionを主力にしたノワールも登場。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ミニオン(Minion)
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーはアーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つを生け贄に捧げる。
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スタンダード版
[編集]初期型サンプルリスト
[編集]| Mono-Black Control [1] | |
|---|---|
| 土地 (26) | |
| 3 | 陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers |
| 23 | 沼/Swamp |
| クリーチャー (0) | |
| 呪文 (34) | |
| 2 | 頭の混乱/Addle |
| 3 | チェイナーの布告/Chainer's Edict |
| 4 | 堕落/Corrupt |
| 2 | 魔性の教示者/Diabolic Tutor |
| 4 | 強迫/Duress |
| 2 | 仕組まれた疫病/Engineered Plague |
| 1 | 消えないこだま/Haunting Echoes |
| 4 | 無垢の血/Innocent Blood |
| 1 | 精神ヘドロ/Mind Sludge |
| 3 | もぎとり/Mutilate |
| 4 | ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena |
| 1 | 次元の門/Planar Portal |
| 3 | 霊魂焼却/Soul Burn |
| サイドボード (15) | |
| 2 | 頭の混乱/Addle |
| 1 | 消えないこだま/Haunting Echoes |
| 2 | 石臼/Millstone |
| 4 | ナントゥーコの影/Nantuko Shade |
| 2 | 占骨術/Skeletal Scrying |
| 3 | 殺戮/Slay |
| 1 | ヨーグモスの行動計画/Yawgmoth's Agenda |
- インベイジョン・ブロック+オデッセイ・ブロック期のデッキ。
後期型サンプルリスト
[編集]| ODY+ONS [2] | |
|---|---|
| 土地 (26) | |
| 23 | 沼/Swamp |
| 3 | 陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers |
| クリーチャー (4) | |
| 2 | アンデッドの剣闘士/Undead Gladiator |
| 2 | 戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadful |
| 呪文 (30) | |
| 2 | 陰謀団式療法/Cabal Therapy |
| 4 | チェイナーの布告/Chainer's Edict |
| 3 | 堕落/Corrupt |
| 4 | 魔性の教示者/Diabolic Tutor |
| 4 | 強迫/Duress |
| 1 | 消えないこだま/Haunting Echoes |
| 1 | 精神ヘドロ/Mind Sludge |
| 1 | ミラーリ/Mirari |
| 4 | もぎとり/Mutilate |
| 2 | 占骨術/Skeletal Scrying |
| 4 | 燻し/Smother |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 堕落/Corrupt |
| 3 | 墓生まれの詩神/Graveborn Muse |
| 2 | ラクァタスのチャンピオン/Laquatus's Champion |
| 1 | 消えないこだま/Haunting Echoes |
| 1 | 精神ヘドロ/Mind Sludge |
| 4 | ナントゥーコの影/Nantuko Shade |
| 1 | 激浪の複製機/Riptide Replicator |
| 2 | 萎縮した卑劣漢/Withered Wretch |
- オンスロート・ブロック参入後の最後期のスタンダードバージョン。
オデッセイ・ブロック構築版
[編集]- 備考
- プロツアー大阪02 準優勝 (参考)
- 使用者:Olivier Ruel
- フォーマット
| ODY [3] | |
|---|---|
| 土地 (27) | |
| 23 | 沼/Swamp |
| 4 | 陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers |
| クリーチャー (10) | |
| 4 | ラクァタスのチャンピオン/Laquatus's Champion |
| 4 | ナントゥーコの影/Nantuko Shade |
| 2 | よろめく大群/Shambling Swarm |
| 呪文 (23) | |
| 4 | チェイナーの布告/Chainer's Edict |
| 2 | 魔性の教示者/Diabolic Tutor |
| 1 | 消えないこだま/Haunting Echoes |
| 4 | 無垢の血/Innocent Blood |
| 4 | 精神ヘドロ/Mind Sludge |
| 1 | 病的な飢え/Morbid Hunger |
| 3 | もぎとり/Mutilate |
| 1 | 腐臭の地/Rancid Earth |
| 3 | 占骨術/Skeletal Scrying |
| サイドボード (15) | |
| 4 | 陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion |
| 3 | 催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend |
| 1 | 病的な飢え/Morbid Hunger |
| 1 | もぎとり/Mutilate |
| 3 | 腐臭の地/Rancid Earth |
| 2 | よろめく大群/Shambling Swarm |
| 1 | 占骨術/Skeletal Scrying |
モダン版
[編集]伝説のプレインズウォーカー — カーン(Karn)
対戦相手がコントロールしているアーティファクトの起動型能力は起動できない。
[+1]:クリーチャーでないアーティファクト最大1つを対象とする。あなたの次のターンまで、それはパワーとタフネスがそれぞれそれのマナ総量に等しいアーティファクト・クリーチャーになる。
[-2]:あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーであるアーティファクト・カード1枚を公開するか、追放領域にあるあなたがオーナーである表向きのアーティファクト・カード1枚を選んでもよい。そのカードをあなたの手札に加える。
5
手札破壊や除去で序盤を凌ぎ、十分な量の沼が揃うまで耐える。沼が揃い、陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersから膨大なマナを出せるようになったなら、大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorによるウィッシュボードで戦況をコントロールしていく。
初期の黒単貴重品室はアドバンテージ源としてカーンだけでなく絶望招来/Invoke Despairも採用しており、ノンクリーチャー型も多かった。指輪物語:中つ国の伝承で一つの指輪/The One Ringを入手した後は、絶望招来ではなくそちらをアドバンテージ源とするようになった。また、単純にカードパワーが高く相手の一つの指輪の対策にもなるオークの弓使い/Orcish Bowmastersや黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse(特にシェオルドレッドは自分の指輪とも相性がいい)なども採用されるようになった。
サンプルリスト
[編集]指輪物語:中つ国の伝承以前
[編集]指輪物語:中つ国の伝承以降
[編集]- 備考
- Modern Challenge 64 on 12/09/2023 3位(参考)
- 使用者:Starchey
- フォーマット
- モダン (~イクサラン:失われし洞窟)
陰謀団の要塞版
[編集]カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期
[編集]ドミナリア参入後、陰謀団の要塞/Cabal Strongholdを中心に据えた黒単色のコントロールデッキが登場した。
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) 騎士(Knight)
キッカー(5)(黒)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(5)(黒)を支払ってもよい。)
威迫
リッチの騎士、ジョス・ヴェスが戦場に出たとき、これがキッカーされていた場合、威迫を持ち黒の2/2のゾンビ(Zombie)・騎士(Knight)クリーチャー・トークンを8体生成する。
4/5
致命的な一押し/Fatal Push、大災厄/Doomfall、ヴラスカの侮辱/Vraska's Contemptなどの除去や手札破壊で対戦相手の攻勢を凌ぎつつ土地を並べ、闇の取り引き/Dark Bargainやウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urzaで手札を補充。最後は陰謀団の要塞や太陽の聖域/Sanctum of the Sunが生み出す膨大なマナから、霰炎の責め苦/Torment of HailfireなどのX呪文かキッカー込みのリッチの騎士、ジョス・ヴェス/Josu Vess, Lich Knightを唱えて勝負を決める。
サンプルリスト
[編集]- 備考
- グランプリバーミンガム18スタンダード 第34位、初日全勝 (参考)
- 使用者:Mario Rodenas Lopez
- フォーマット
イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期
[編集]前環境の黒単色デッキに彩色の灯籠/Chromatic Lanternを組み込んだ、彩色黒単(Chromatic Black)が登場した。
ソーサリー
以下から1つを選ぶ。
・あなたのライブラリーからカード1枚を探し、それをあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
・ゲームの外部からあなたがオーナーであるカード1枚をあなたの手札に加える。
各種除去で時間を稼ぎ、陰謀団の要塞/Cabal Strongholdの大量マナで勝負を決める基本戦略は前環境と同じ。大きな違いは首謀者の収得/Mastermind's Acquisitionによるウィッシュボードが取り入れられていることで、彩色の灯籠を前提に、苦悩火/Banefire、浄化の輝き/Cleansing Nova、原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamityなど様々な色のカードが採用される。
サンプルリスト
[編集]- 備考
- ワールド・マジック・カップ18 (参考)
- 使用者:Michel De Broux
- フォーマット