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ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will

提供: MTG Wiki
Yawgmoth's Will / ヨーグモスの意志 (2)(黒)
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたは、あなたの墓地から、土地をプレイしても呪文を唱えてもよい。
このターン、あなたの墓地にいずれの領域からでもカードが置かれるなら、代わりにそれを追放する。

そのターンのみ墓地のカード全てをプレイ可能にするソーサリー。その後このターンに墓地に置かれたカードは追放されるので、事前に墓地にあったカード限定かつ1枚につき1回までとなる。

Mark Rosewaterをして「最大の過ち」と言わしめた[1][2]、当時、最大の墓地利用呪文。1ターン限定とはいえ、実質的に墓地のカードをすべて手札に加えるような効果によるアドバンテージは、ゲームバランスを崩壊させるに十分なポテンシャルを持っている。ゲームの後半に撃てば、わずか3マナで10枚以上のアドバンテージを得ることも可能であり、そのままゲーム終了となることも珍しくない。

このカードの強さはその性質上カード・プールの広さに依存する。軽くて強力な呪文、特に強力なマナ加速手段が多ければそれだけこのカードも強力に変貌を遂げる。当時のスタンダードでは、水蓮の花びら/Lotus Petal→暗黒の儀式/Dark Ritualで0マナから唱えることができ、このカードの効果でそれらを使い回すことでフリースペルのような芸当が可能となっていた。ヴィンテージに至ってはブラック・ロータス/Black LotusやMox等の凶悪なマナ・アーティファクトを筆頭に軽くて強烈な呪文が蔓延しているので、よりチェイン・コンボ成立が容易。ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondとのシナジーも抜群である。

スタンダードでは黒ウィニーや黒コントロールの後半の息切れ防止手段といったごく一般的な使い方から、ピットサイクルにおいて5枚目の魂の饗宴/Soul Feastを撃つために使用するなど黒絡みのデッキでは大抵投入されていたが、カード・プールの狭さのおかげで禁止カード入りは免れた。また、後半ほど強力になる、二度目の使用は効果が薄いなどといった性質から1、2枚挿しが一般的だったので、強力さの割にはシングルカード価格もそこまで高くはなかった。はるか後年に登場し、下環境ではヨーグモスの意志のさらなる強化版であるとまで言わしめた、死の国からの脱出/Underworld Breachもスタンダードでは振るわなかった。

  • このカードが登場した当時、タイプ1で制限カードに指定されていた新たな芽吹き/Regrowthや回想/Recallと比較しても、たった1マナ増えただけで墓地のカード全てに手を出せる。このカードがいかに強力かがわかるだろう。
    • 本項冒頭の、「Mark Rosewaterが『最大の過ち』と言った」理由もここにあり、オーバーパワーである事が予想できたにもかかわらず作ってしまった事を反省している。
    • むしろ調整の結果さらにシンプルに強くなっており、Mark Rosewaterのコラム[3]によれば、Mike Elliottがデザインした当初は(1)(黒)(黒)で、もともとの手札はターン終了時まで使えなくなる効果がついていたそうである。

禁止・制限指定

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1999年10月1日、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カード、エクステンデッドとタイプ1.5で禁止カードに指定される。2004年09月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでも続けて禁止となっている。

ルール

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旧ルール

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関連カード

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主な亜種

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あなたの墓地のカードを唱えられるようにするカード。ヨーグモスの意志と同じく使ったカードが追放されるのは太字のみ。唱えられるのがインスタントかソーサリーに限るものは瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageの項を、土地に限るものは世界のるつぼ/Crucible of Worldsの項をそれぞれ参照。

脚注

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  1. ↑ Make No Mistake(Making Magic 2003年11月10日) - その6
  2. ↑ M:tGやっちまった小咄集(個人サイト「Braingeyser」、上の記事の和訳)
  3. ↑ In My Day…/過ぎ去りし日々(Making Magic 2014年5月12日 Mark Rosewater著)

参考

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