タイムスタンプ

提供:MTG Wiki

タイムスタンプ順から転送)
移動: 案内, 検索

タイムスタンプ/Timestampは、同一の種類別・種類細別において継続的効果の適用順を決定する際に用いられるルール。

大雑把に言うと「そのパーマネント戦場に出た時点」や「その効果が発生した時点」のことだが、厳密な定義では違っている部分もあるので実際に適用する必要がある場合には注意しなければならない。

タイムスタンプの順番のことをタイムスタンプ順/Timestamp Orderと言う。

目次

[編集] 定義

オブジェクトのタイムスタンプは、以下の場合を除き、現在存在している領域に入った時である。

  1. オーラ装備品城砦は、他のオブジェクトやプレイヤーついたとき新しいタイムスタンプを得る。
    • 「ついたとき」とは、それがそれまでついていなかったオブジェクトやプレイヤーに、新たについた状態になることを意味する。既にそれがつけられているものに対して「つける」という効果が適用されても、タイムスタンプは更新されない。
  2. パーマネントは表向き裏向きになったとき新しいタイムスタンプを得る。
  3. 両面パーマネントは変身した時点で新しいタイムスタンプを得る。
  4. 表向き次元カード現象カードや計略カードは、表向きになった時点でタイムスタンプを得る。
  5. 表向きのヴァンガード・カードは、ゲームの開始時にタイムスタンプを得る。

複数のオブジェクトが(同時に領域に入ったり同時にオブジェクトにつけられたりするなどして)同時にタイムスタンプを得る場合、APNAP順で移動先の領域でのそのオブジェクトのコントローラー(コントローラーがいない場合はそのオーナー)がそれらのタイムスタンプ順を決定する。合体したパーマネント合同パーマネント追放される場合は例外となり、そのパーマネントを追放したプレイヤーがタイムスタンプを決定する。

常在型能力によって生み出された継続的効果は、それを生み出したオブジェクトと、その能力を生成した効果のうち、遅い方と同じタイムスタンプを持つ。

呪文能力解決によって作られた継続的効果は、生成された時点でタイムスタンプを得る。

カウンターは、オブジェクトやプレイヤーの上に置かれた時点でタイムスタンプを得る。その上に既に同じ種類のカウンターが置かれていた場合、それらのカウンターは最新のものと同一のタイムスタンプを持つ。

[編集] 備考

  • 複数のオブジェクトが同時に戦場に出てタイムスタンプ順を決める際、「オーラのタイムスタンプはそのエンチャント先より新しくなくてはいけない」という制限が存在していたこともある。現在のルールには、そのような制限は無い。
  • かつては、「フェイズ・インしてきたパーマネントは、フェイズ・アウトしたときのタイムスタンプを維持する」というルールが設けられていた(現在は存在しない)。これは当初フェイズ・インが領域の移動により行われるものと定義されていたためである(現在のルールでは位相の変更により行われるため、この特例が必要なくなった)。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif