ファイレクシアの略奪機/Phyrexian Marauder
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マナを費やせば、費やした分だけのファッティになるアーティファクト・クリーチャー。ただし、ブロックに参加できず、攻撃に参加するにも、コストを支払わなければならないという大きな足枷がついている。
いくら大型になれるといっても回避能力もなく、はっきりいってコストの割に使いづらいカードである。
0マナで唱えられるクリーチャーであることから、変容する壁/Shifting Wallなどと一緒に垣間見る自然/Glimpse of Natureによるストーム・デッキで使われていた。もちろんX=0で唱えたら戦場に出てすぐに死んでしまうが、「呪文を唱えた」ことになりさえすればよいので、問題にならない。
- マナ・コストだけでサイズを稼げるクリーチャーは、昔からいないことはない。古くはRock Hydraがいるし、このカードが使えた時期の近くではクラキリン/Krakilinもいる。もちろんこれらはもう少しコストも上になるので単純比較はできないが、おおむね使いやすいだろう。
- マナ・コストが(X)のみの初めてのカード。
- 初出時はクリーチャー・タイプを持たなかったが、Magic Onlineでのビジョンズのリリースに伴う2006年1月のオラクル更新で構築物のクリーチャー・タイプを獲得した。ファイレクシアの歩行機械/Phyrexian Walkerとともに構築物のクリーチャー・タイプを初めて与えられたカードである。さらに2021年6月のオラクル変更でファイレクシアンが追加された。