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繁殖鱗コンボ (Broodscale Combo) は、モダンホライゾン3後のモダン環境とパウパー環境に存在している、日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscaleをキーカードとするコンボデッキである。
概要
日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscaleに死亡誘発で+1/+1カウンターを乗せられるようにした状態でクリーチャーが死亡すると、以下の手順で無限ループとなる。
- 死亡誘発で日を浴びる繁殖鱗に+1/+1カウンターが置かれる。
- 日を浴びる繁殖鱗の誘発型能力でエルドラージ・落とし子・クリーチャー・トークンが生成される。
- エルドラージ・落とし子・クリーチャー・トークンを生け贄に捧げ、無色マナを得る。
- クリーチャーが死亡したので、1.に戻る。
これだけで無限強化と無限マナとなる。日を浴びる繁殖鱗は順応によって自力で+1/+1カウンターを置くことができるため、他にクリーチャーがいなくても2.からコンボに入れる。他にも、あらかじめエルドラージ・落とし子・トークンを用意していれば3.からコンボに入れる、相手のクリーチャーを除去して1.からコンボに入れるというように、コンボ始動の自由度が高いのが特徴である。
キーカードはパーマネントに寄るため、それらを回収しつつエルドラージ・落とし子・トークンを生成できる邪悪鳴らし/Malevolent Rumbleがほぼ必ず採用される。いずれの環境においても、コンボパーツがどれも軽く、取り回しやすいのもポイントである。
モダン
モダンにも存在する。
日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscaleの相棒は血の長の刃/Blade of the Bloodchiefが務める。無限マナからのフィニッシャーとしては歩行バリスタ/Walking Ballistaが採用される場合が多い。
サンプルリスト
緑単
- 備考
- Modern Challenge 32 on 10/26/2024 優勝(参考)
- 使用者:wallofspikes
- フォーマット
緑白
- 備考
- Modern League on 10/04/2024 5-0(参考)
- 使用者:Trollolas
- フォーマット
Broodscale Combo(Modern) [2]
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黒緑
- 備考
- Modern League on 11/08/2024 5-0(参考)
- 使用者:whiterknight
- フォーマット
Broodscale Combo(Modern) [3]
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パウパー
最初に環境に登場したのはパウパーである。
日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscaleの相棒はサディスト的喜び/Sadistic Gleeが務める。このため日本語圏ではサディスト・コンボ、英語圏ではGlee Comboと呼ばれたり、日を浴びる繁殖鱗がトカゲであることからGleezardと呼ばれたりする。
フィニッシャーは様々なパターンがあり、憑依の外套/Haunted Cloakで速攻とトランプルを付与して殴ったり、ネイディアの夜刃/Nadier's Nightbladeや血儀式の発動者/Bloodrite Invokerで無限ダメージにつなげたりする。また日を浴びる繁殖鱗にサディスト的喜びが複数枚貼られていた場合、無限にブロッカーを生成可能である。さらに無限ループ成立後は、ループで生成されたエルドラージ・落とし子・トークンにシルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaffを装備→エルドラージ・落とし子・トークンを生け贄に捧げて出たマナで次のエルドラージ・落とし子・トークンに装備、の繰り返しで無限ライフとなり、このデッキに対してサイドインされる侵入者への呪い/Trespasser's Curseも無力化できる。
コンボパーツの中核は2枚だけで、デッキ構築に対する制約もないため、黒緑にまとめてドローソースや手札破壊を多数採用してコンボの成立する可能性を上げたり、赤をタッチして定番の浄化の野火/Cleansing Wildfireと橋に加え、コンボ始動用のエルドラージ・落とし子・トークンを生成できる上に無限コンボ成立時に無限強化されるのたうつ蛹/Writhing Chrysalisや、無限マナからのフィニッシュ手段となる間に合わせの砲弾/Makeshift Munitionsを採用したりと、様々な構成が存在する。
サンプルリスト
黒緑
- 備考
- Pauper Challenge 32 9/7/2024 優勝(参考)
- 使用者:TiagoFuguete
- フォーマット
黒赤緑
- 備考
- Pauper Challenge 32 8/16/2024 優勝(参考)
- 使用者:Muka33
- フォーマット
参考