悪魔の契約

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2025年1月11日 (土) 13:57時点における最新版

この項目ではデッキについて記述しています。 マジック・オリジン初出のエンチャント・カードについては悪魔の契約/Demonic Pactをご覧ください。

悪魔の契約(Demonic Pact)は、悪魔の契約/Demonic Pactをキーカードとするデッキの総称。パクト(Pact)と呼ばれることも多い。マジック・オリジン参入後のスタンダード環境に存在する。

[編集] 概要

悪魔の契約/Demonic Pactを戦場に出しライフ・アドバンテージとカード・アドバンテージを得る。さらにバウンス、あるいはエンチャント破壊＋墓地からの回収により、敗北を回避しつつ悪魔の契約を複数回唱えることができる。

[編集] 団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期

ファウンデーションズで悪魔の契約/Demonic Pactと無害な申し出/Harmless Offeringが再録されたことで、スタンダード環境で再びキャット・パクトが組めるようになった。

各種協約呪文によって悪魔の契約による敗北を回避でき、特に鏡に願いを/Beseech the Mirrorは悪魔の契約を処分しつつ次の悪魔の契約を出せるので非常に強力である。

[編集] サンプルレシピ

• 備考
  • SCG CON Columbus on 11/16/2024 9位（参考）
  • 使用者：James Spinelli
• フォーマット
  • スタンダード（団結のドミナリア～ファウンデーションズ）

• 無害な申し出/Harmless Offeringで対戦相手に押し付けるパーマネントとして、悪魔の契約/Demonic Pactに加えて強欲の計略/Greed's Gambitを採用している。

[編集] タルキール龍紀伝＋マジック・オリジン＋戦乱のゼンディカー・ブロック＋イニストラードを覆う影ブロック期

異界月から無害な申し出/Harmless Offeringを獲得したことにより、悪魔の契約/Demonic Pactを直接の勝ち手段にすることができるようになった。 無害な申し出のイラストから、主にキャット・パクト(Cat Pact)と呼ばれる。過去のデッキからパクト・ドネイト(Pact Donate)と呼ばれることも。

[編集] サンプルレシピ

• 備考
  • グランプリポートランド16 ベスト8 （参考）
  • 使用者：Chris Botelho
• フォーマット
  • スタンダード（タルキール龍紀伝＋マジック・オリジン＋戦乱のゼンディカー・ブロック＋イニストラードを覆う影ブロック）

• 青黒赤のタイプ。ドロモカの命令/Dromoka's Commandの布告型エンチャント除去対策として、誓いサイクルが計7枚採用されている。

[編集] タルキール覇王譚ブロック＋マジック・オリジン＋戦乱のゼンディカー・ブロック期

侵入する生物種/Invasive Speciesと再利用の賢者/Reclamation Sageのローテーション落ちにより、緑は必須ではなくなった。

悪魔の契約/Demonic Pactを使い回す手段としては、主に分散/Disperseやシルムガルの命令/Silumgar's Commandといった青のバウンス呪文が用いられる。完全なる終わり/Utter Endや精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonの全体除去能力で処分することもできる。

[編集] サンプルレシピ

• 備考
  • プロツアー「戦乱のゼンディカー」 第69位、スタンダード部門7-3 （参考/参考）
  • 使用者：Adrian Sullivan
• フォーマット
  • スタンダード（タルキール覇王譚ブロック＋マジック・オリジン＋戦乱のゼンディカー）

• 白青黒のタイプ。

[編集] テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚ブロック期

マジック・オリジン参入直後のスタンダードでは、黒と緑を含む多色で組まれることが多かった。

侵入する生物種/Invasive Speciesでバウンスするか、再利用の賢者/Reclamation Sageで破壊して棲み家の防御者/Den Protectorで手札に戻すことで悪魔の契約/Demonic Pactを使い回す。これらのクリーチャーをシルバーバレットできる森林の怒声吠え/Woodland Bellowerもよく用いられる。

[編集] 黒緑

• 備考
  • プロツアー「マジック・オリジン」 第50位、スタンダード部門5-5 （参考/参考）
  • 使用者：Antonio Del Moral León
• フォーマット
  • スタンダード（基本セット2015＋マジック・オリジン＋テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚ブロック）

• 黒緑2色のタイプ。黒のクリーチャー除去や手札破壊を多めに採用したコントロール寄りの構成。
• 本人による解説（参考/翻訳）および公式記事（参考/翻訳）も参照。

[編集] 緑青黒

• 備考
  • プロツアー「マジック・オリジン」 第44位、スタンダード部門6-3-1 （参考/参考）
  • 使用者：Daniel Fournier
• フォーマット
  • スタンダード（基本セット2015＋マジック・オリジン＋テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚ブロック）

• スゥルタイパクト(Sultai Pact)と呼ばれる緑青黒のタイプ。使い回しの手段として分散/Disperseやシルムガルの命令/Silumgar's Commandといった青のバウンス呪文を採用している。またヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigyやサテュロスの道探し/Satyr Wayfinderなどの墓地を肥やすカードと、黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fangや時を越えた探索/Dig Through Timeなどの探査呪文のシナジーも組み込まれている。

[編集] 黒緑白

• 備考
  • Standard Daily #8522312 on 07/29/2015 4-0 （参考）
  • 使用者：Mulldrifter
• フォーマット
  • スタンダード（基本セット2015＋マジック・オリジン＋テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚ブロック）

• アブザンパクト(Abzan Pact)と呼ばれる黒緑白のタイプ。クリーチャー・カードの比率が高いミッドレンジ寄りの構成。森林の怒声吠えパッケージのほか、悲劇的な傲慢/Tragic Arroganceや完全なる終わり/Utter Endで悪魔の契約を処分することも可能。

[編集] 参考

• デッキ集