シェオルドレッドの勅令/Sheoldred's Edict
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Sheoldred's Edict / シェオルドレッドの勅令 (1)(黒)
インスタント
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・各対戦相手はそれぞれトークンでないクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
・各対戦相手はそれぞれクリーチャー・トークン1体を生け贄に捧げる。
・各対戦相手はそれぞれプレインズウォーカー1体を生け贄に捧げる。
トークンでないクリーチャー、クリーチャー・トークン、プレインズウォーカーの3つの生け贄のモードを持つ布告系除去インスタント。
布告系除去の弱点である、対戦相手に選択権がある点をある程度克服したカード。特にトークンを生け贄にされて回避されないのは強みで、聖域の番人/Sanctuary Wardenのようなトークンを伴って戦場に出るクリーチャーにも対処しやすい。また、プレインズウォーカーを2マナかつインスタント・タイミングで対処できる点も強力である。プレインズウォーカーはクリーチャーと比べ数を用意しにくいので狙ったものを除去しやすい。
とはいえ、結局は布告であるためクリーチャーを一定数採用するデッキ相手だとやはり被害を軽減されてしまう。基本的には除去の対応幅を上げるために確定除去と組み合わせて採用すべきである。
スタンダードではグリクシス・ミッドレンジを始め多くの黒いデッキが使用する。組み合わせられる確定除去は冥府の掌握/Infernal Graspや喉首狙い/Go for the Throatなど。
パイオニアでも、ラクドス・ミッドレンジ、黒単ミッドレンジなど黒系の幅広いデッキで採用される。
黒単貴重品室がモダンに成立するとそちらに入るケースも見られるように。
- モードを持つ布告という点ではアングラスの暴力/Angrath's Rampageに似ている。
- 悪魔の布告/Diabolic Edictの上位互換。
- ただしモードを用いた書式のため、コピーした際にモードを変更できずトークンに混ざった通常のクリーチャー(逆もしかり)を取りこぼしてしまうことがありうる。
- 布告系カードとしては皇帝の勅令/Imperial Edict以来約24年ぶりとなる、"Edict"を「布告」ではなく「勅令」と訳したカード。
- ファイレクシア:完全なる統一シーズンのWPNプロモパックに封入されている、ダークフレーム版プロモーション・カードのひとつに選ばれている(カード画像)。