繁殖鱗コンボ

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（版間での差分）

2024年11月16日 (土) 16:27時点における最新版

繁殖鱗コンボ (Broodscale Combo) は、モダンホライゾン3後のモダン環境とパウパー環境に存在している、日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscaleをキーカードとするコンボデッキである。

[編集] 概要

Basking Broodscale / 日を浴びる繁殖鱗 (１)(緑)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) トカゲ(Lizard)

欠色（このカードは無色である。）
(１)(緑)：順応１を行う。（このクリーチャーの上に+1/+1カウンターがないなら、これの上に+1/+1カウンター１個を置く。）
日を浴びる繁殖鱗の上に１個以上の+1/+1カウンターが置かれるたび、「このクリーチャーを生け贄に捧げる：(◇)を加える。」を持つ無色の0/1のエルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)クリーチャー・トークン１体を生成してもよい。

2/2

日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscaleに死亡誘発で+1/+1カウンターを乗せられるようにした状態でクリーチャーが死亡すると、以下の手順で無限ループとなる。

死亡誘発で日を浴びる繁殖鱗に+1/+1カウンターが置かれる。
日を浴びる繁殖鱗の誘発型能力でエルドラージ・落とし子・クリーチャー・トークンが生成される。
エルドラージ・落とし子・クリーチャー・トークンを生け贄に捧げ、無色マナを得る。
クリーチャーが死亡したので、1.に戻る。

これだけで無限強化と無限マナとなる。日を浴びる繁殖鱗は順応によって自力で+1/+1カウンターを置くことができるため、他にクリーチャーがいなくても2.からコンボに入れる。他にも、あらかじめエルドラージ・落とし子・トークンを用意していれば3.からコンボに入れる、相手のクリーチャーを除去して1.からコンボに入れるというように、コンボ始動の自由度が高いのが特徴である。

Malevolent Rumble / 邪悪鳴らし (１)(緑)
ソーサリー

あなたのライブラリーの一番上にあるカード４枚を公開する。その中からパーマネント・カード１枚をあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたの墓地に置く。「このクリーチャーを生け贄に捧げる：(◇)を加える。」を持つ無色の0/1のエルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)クリーチャー・トークン１体を生成する。

キーカードはパーマネントに寄るため、それらを回収しつつエルドラージ・落とし子・トークンを生成できる邪悪鳴らし/Malevolent Rumbleがほぼ必ず採用される。いずれの環境においても、コンボパーツがどれも軽く、取り回しやすいのもポイントである。

[編集] モダン

モダンにも存在する。

Blade of the Bloodchief / 血の長の刃 (１)
アーティファクト — 装備品(Equipment)

クリーチャー１体が死亡するたび、装備しているクリーチャーの上に+1/+1カウンターを１個置く。装備しているクリーチャーが吸血鬼(Vampire)である場合、代わりにそれの上に+1/+1カウンターを２個置く。
装備(１)

Walking Ballista / 歩行バリスタ (Ｘ)(Ｘ)
アーティファクトクリーチャー — 構築物(Construct)

歩行バリスタは、+1/+1カウンターがＸ個置かれた状態で戦場に出る。
(４)：歩行バリスタの上に+1/+1カウンターを１個置く。
歩行バリスタの上から+1/+1カウンターを１個取り除く：クリーチャー１体かプレインズウォーカー１体かプレイヤー１人を対象とする。歩行バリスタはそれに１点のダメージを与える。

0/0

日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscaleの相棒は血の長の刃/Blade of the Bloodchiefが務める。無限マナからのフィニッシャーとしては歩行バリスタ/Walking Ballistaが採用される場合が多い。

[編集] サンプルリスト

[編集] 緑単

備考
- Modern Challenge 32 on 10/26/2024 優勝（参考）
- 使用者：wallofspikes
フォーマット
- モダン（～ダスクモーン：戦慄の館）

Broodscale Combo [1]

土地 (22)
2	耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures
4	エルドラージの寺院/Eldrazi Temple
4	森/Forest
2	燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows
2	虹色の眺望/Prismatic Vista
1	変容する森林/Shifting Woodland
1	マイコシンスの庭/The Mycosynth Gardens
4	ウルザの物語/Urza's Saga
1	荒地/Wastes
1	成長の揺り篭、ヤヴィマヤ/Yavimaya, Cradle of Growth
クリーチャー (21)
4	日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscale
2	ボリアルのドルイド/Boreal Druid
4	喜ぶハーフリング/Delighted Halfling
4	まばゆい肉掻き/Glaring Fleshraker
1	機能不全ダニ/Haywire Mite
4	まき散らす菌糸生物/Sowing Mycospawn
2	難題の予見者/Thought-Knot Seer

呪文 (17)
4	古きものの活性/Ancient Stirrings
4	血の長の刃/Blade of the Bloodchief
4	コジレックの命令/Kozilek's Command
4	邪悪鳴らし/Malevolent Rumble
1	バネ葉の太鼓/Springleaf Drum
サイドボード (15)
2	減衰球/Damping Sphere
3	防御の光網/Defense Grid
3	四肢切断/Dismember
2	墓掘りの檻/Grafdigger's Cage
3	自然の要求/Nature's Claim
1	真髄の針/Pithing Needle
1	苛立たしいガラクタ/Vexing Bauble

緑単色の構成。無限ループに入ってからの勝ち手段として、歩行バリスタ/Walking Ballistaの代わりにまばゆい肉掻き/Glaring Fleshrakerを採用している。
- 無限マナに突入していた場合、フィニッシュ手段をコジレックの命令/Kozilek's Commandの2つ目のモードで必ず探すことができるため、コジレックの命令自体もフィニッシャーとなる。
コンボパーツもフィニッシュ手段もことごとく無色のカードであるため、古きものの活性/Ancient Stirringsがフル採用される。

[編集] 緑白

備考
- Modern League on 10/04/2024 5-0（参考）
- 使用者：Trollolas
フォーマット
- モダン（～ダスクモーン：戦慄の館）

Broodscale Combo(Modern) [2]

土地 (19)
1	耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures
3	森/Forest
2	ラノワールの再生地/Llanowar Reborn
2	霧深い雨林/Misty Rainforest
3	寺院の庭/Temple Garden
4	ウルザの物語/Urza's Saga
4	新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
クリーチャー (8)
4	日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscale
1	イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos
1	南小路のロージー・コトン/Rosie Cotton of South Lane
2	歩行バリスタ/Walking Ballista

呪文 (33)
1	群の祭壇/Altar of the Brood
4	古きものの活性/Ancient Stirrings
4	血の長の刃/Blade of the Bloodchief
4	エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call
4	邪悪鳴らし/Malevolent Rumble
4	ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble
1	再稼働/Recommission
2	力漲る腹拵え/Revitalizing Repast
1	蛇皮のヴェール/Snakeskin Veil
4	ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald
4	楽園の拡散/Utopia Sprawl
サイドボード (15)
3	減衰球/Damping Sphere
1	防御の光網/Defense Grid
1	忍耐/Endurance
2	ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg
1	除霊用掃除機/Ghost Vacuum
1	機能不全ダニ/Haywire Mite
1	真髄の針/Pithing Needle
2	魂なき看守/Soulless Jailer
1	陽光浄化者/Suncleanser
2	夏の帳/Veil of Summer

緑白の構成。無限ループに突入していた場合、群の祭壇/Altar of the Broodがあれば無限ライブラリー破壊となる。
日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscaleと南小路のロージー・コトン/Rosie Cotton of South Laneの無限ループも仕込まれている。

[編集] 黒緑

備考
- Modern League on 11/08/2024 5-0（参考）
- 使用者：whiterknight
フォーマット
- モダン（～ダスクモーン：戦慄の館）

Broodscale Combo(Modern) [3]

土地 (22)
2	耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures
3	森/Forest
2	草むした墓/Overgrown Tomb
2	密偵長の大霊堂/Spymaster's Vault
1	地底の遺体安置所/Underground Mortuary
4	ウルザの物語/Urza's Saga
4	新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
4	樹木茂る山麓/Wooded Foothills
クリーチャー (19)
4	日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscale
1	屍肉喰らい/Carrion Feeder
4	喜ぶハーフリング/Delighted Halfling
1	機能不全ダニ/Haywire Mite
4	歩行バリスタ/Walking Ballista
2	根の壁/Wall of Roots
3	若き狼/Young Wolf

呪文 (19)
4	アガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldron
3	血の長の刃/Blade of the Bloodchief
3	致命的な一押し/Fatal Push
4	飢餓の潮流、グリスト/Grist, the Hunger Tide
4	邪悪鳴らし/Malevolent Rumble
1	発掘/Unearth
サイドボード (15)
2	活性の力/Force of Vigor
4	大爆発の魔道士/Fulminator Mage
1	虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
3	オークの弓使い/Orcish Bowmasters
1	真髄の針/Pithing Needle
4	思考囲い/Thoughtseize

黒緑の構成。+1/+1カウンター系のコンボと相性がいいアガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldronが採用される。

[編集] パウパー

最初に環境に登場したのはパウパーである。

Sadistic Glee / サディスト的喜び (黒)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント（クリーチャー）
クリーチャー１体が死亡するたび、エンチャントされているクリーチャーの上に+1/+1カウンターを１個置く。

日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscaleの相棒はサディスト的喜び/Sadistic Gleeが務める。このため日本語圏ではサディスト・コンボ、英語圏ではGlee Comboと呼ばれたり、日を浴びる繁殖鱗がトカゲであることからGleezardと呼ばれたりする。

フィニッシャーは様々なパターンがあり、憑依の外套/Haunted Cloakで速攻とトランプルを付与して殴ったり、ネイディアの夜刃/Nadier's Nightbladeや血儀式の発動者/Bloodrite Invokerで無限ダメージにつなげたりする。また日を浴びる繁殖鱗にサディスト的喜びが複数枚貼られていた場合、無限にブロッカーを生成可能である。さらに無限ループ成立後は、ループで生成されたエルドラージ・落とし子・トークンにシルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaffを装備→エルドラージ・落とし子・トークンを生け贄に捧げて出たマナで次のエルドラージ・落とし子・トークンに装備、の繰り返しで無限ライフとなり、このデッキに対してサイドインされる侵入者への呪い/Trespasser's Curseも無力化できる。

コンボパーツの中核は2枚だけで、デッキ構築に対する制約もないため、黒緑にまとめてドローソースや手札破壊を多数採用してコンボの成立する可能性を上げたり、赤をタッチして定番の浄化の野火/Cleansing Wildfireと橋に加え、コンボ始動用のエルドラージ・落とし子・トークンを生成できる上に無限コンボ成立時に無限強化されるのたうつ蛹/Writhing Chrysalisや、無限マナからのフィニッシュ手段となる間に合わせの砲弾/Makeshift Munitionsを採用したりと、様々な構成が存在する。

[編集] サンプルリスト

[編集] 黒緑

備考
- Pauper Challenge 32 9/7/2024 優勝（参考）
- 使用者：TiagoFuguete
フォーマット
- パウパー（～ブルームバロウ）

Golgari Broodscale [4]

土地 (20)
2	ボジューカの沼/Bojuka Bog
4	森/Forest
1	ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm
2	カルニの庭/Khalni Garden
6	沼/Swamp
2	伝承の樹/Tree of Tales
3	屈曲地帯/Twisted Landscape
クリーチャー (7)
4	日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscale
3	ネイディアの夜刃/Nadier's Nightblade

呪文 (33)
3	彩色の星/Chromatic Star
4	命取りの論争/Deadly Dispute
2	強迫/Duress
2	エネルギー屈折体/Energy Refractor
4	腸抜きの洞察/Eviscerator's Insight
4	胆液の水源/Ichor Wellspring
2	最後の儀式/Last Rites
4	邪悪鳴らし/Malevolent Rumble
4	サディスト的喜び/Sadistic Glee
4	タミヨウの保管/Tamiyo's Safekeeping
サイドボード (15)
4	悲哀まみれ/Drown in Sorrow
2	強迫/Duress
2	最後の儀式/Last Rites
4	殺し/Snuff Out
3	嵐の乗り切り/Weather the Storm

黒緑の構成。

[編集] 黒赤緑

備考
- Pauper Challenge 32 8/16/2024 優勝（参考）
- 使用者：Muka33
フォーマット
- パウパー（～ブルームバロウ）

Jund Broodscale [5]

土地 (20)
4	鉱滓造の橋/Drossforge Bridge
4	森/Forest
1	山/Mountain
4	熔融林の橋/Slagwoods Bridge
4	沼/Swamp
3	屈曲地帯/Twisted Landscape
クリーチャー (11)
4	日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscale
1	進化の証人/Evolution Witness
2	クラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shaman
4	のたうつ蛹/Writhing Chrysalis

呪文 (29)
2	血の泉/Blood Fountain
1	彩色の星/Chromatic Star
4	浄化の野火/Cleansing Wildfire
4	命取りの論争/Deadly Dispute
1	腸抜きの洞察/Eviscerator's Insight
3	胆液の水源/Ichor Wellspring
2	間に合わせの砲弾/Makeshift Munitions
4	邪悪鳴らし/Malevolent Rumble
4	サディスト的喜び/Sadistic Glee
4	タミヨウの保管/Tamiyo's Safekeeping
サイドボード (15)
3	ブレス攻撃/Breath Weapon
3	強迫/Duress
3	ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman
3	殺し/Snuff Out
3	嵐の乗り切り/Weather the Storm

黒赤緑の構成。
クラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shamanは邪悪鳴らし/Malevolent Rumbleで拾える強力な全体除去であり、また自殺できるため無限コンボの始動パーツにもなる。
サディスト的喜び/Sadistic Gleeのついた進化の証人/Evolution Witnessが戦場にある状態で無限コンボが決まると、墓地のパーマネントを好きなだけ回収できる。
- このとき彩色の星/Chromatic Starを唱えて起動し回収し続けると無限に色マナを確保しつつ無限ドローが可能であるため、確実にフィニッシャーに到達できる。

[編集] 参考

@@ 3行： / 3行： @@
 ==概要==
 {{#card: Basking Broodscale}}
-{{#card: Malevolent Rumble}}
 [[日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscale]]に[[死亡誘発]]で[[+1/+1カウンター]]を乗せられるようにした状態で[[クリーチャー]]が[[死亡]]すると、以下の手順で[[無限ループ]]となる。
@@ 13行： / 12行： @@
 これだけで[[無限強化]]と[[無限マナ]]となる。日を浴びる繁殖鱗は[[順応]]によって自力で+1/+1カウンターを置くことができるため、他にクリーチャーがいなくても2.から[[コンボ]]に入れる。他にも、あらかじめエルドラージ・落とし子・トークンを用意していれば3.からコンボに入れる、相手のクリーチャーを[[除去]]して1.からコンボに入れるというように、[[コンボ]]始動の自由度が高いのが特徴である。
+{{#card: Malevolent Rumble}}
 [[キーカード]]は[[パーマネント]]に寄るため、それらを回収しつつエルドラージ・落とし子・トークンを生成できる[[邪悪鳴らし/Malevolent Rumble]]がほぼ必ず採用される。いずれの環境においても、[[コンボパーツ]]がどれも[[軽い|軽く]]、取り回しやすいのもポイントである。
 ==モダン==
-{{節スタブ}}
+[[モダン]]にも存在する。
 {{#card: Blade of the Bloodchief}}
+{{#card: Walking Ballista}}
-[[日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscale]]の相棒は[[血の長の刃/Blade of the Bloodchief]]が務める。
+[[日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscale]]の相棒は[[血の長の刃/Blade of the Bloodchief]]が務める。[[無限マナ]]からの[[フィニッシャー]]としては[[歩行バリスタ/Walking Ballista]]が採用される場合が多い。
-[[無限ループ]]に入ってからは[[まばゆい肉掻き/Glaring Fleshraker]]や[[歩行バリスタ/Walking Ballista]]でフィニッシュする。これらは[[コジレックの命令/Kozilek's Command]]の2つ目のモードで必ず探すことができるため、コジレックの命令自体も[[フィニッシャー]]となる。
 ===サンプルリスト===
+====緑単====
 *備考
-**Modern Challenge 32 10/26/2024 優勝（[https://www.mtgo.com/decklist/modern-challenge-32-2024-10-2712701247 参考]）
+**Modern Challenge 32 on 10/26/2024 優勝（[https://www.mtgo.com/decklist/modern-challenge-32-2024-10-2712701247 参考]）
 **使用者：wallofspikes
 *[[フォーマット]]
@@ 33行： / 34行： @@
 {{#MagicFactory: df323940}}
+*[[緑]][[単色]]の構成。[[無限ループ]]に入ってからの勝ち手段として、[[歩行バリスタ/Walking Ballista]]の代わりに[[まばゆい肉掻き/Glaring Fleshraker]]を採用している。
+**[[無限マナ]]に突入していた場合、フィニッシュ手段を[[コジレックの命令/Kozilek's Command]]の2つ目のモードで必ず探すことができるため、コジレックの命令自体も[[フィニッシャー]]となる。
+*[[コンボパーツ]]もフィニッシュ手段もことごとく[[無色]]のカードであるため、[[古きものの活性/Ancient Stirrings]]がフル採用される。
+====緑白====
+*備考
+**Modern League on 10/04/2024 5-0（[https://www.mtgo.com/decklist/modern-league-2024-10-048540 参考]）
+**使用者：Trollolas
+*[[フォーマット]]
+**[[モダン]]（～[[ダスクモーン：戦慄の館]]）
+{{#MagicFactory: df323944}}
+*[[緑白]]の構成。[[無限ループ]]に突入していた場合、[[群の祭壇/Altar of the Brood]]があれば[[無限ライブラリー破壊]]となる。
+*[[日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscale]]と[[南小路のロージー・コトン/Rosie Cotton of South Lane]]の無限ループも仕込まれている。
+====黒緑====
+*備考
+**Modern League on 11/08/2024 5-0（[https://www.mtgo.com/decklist/modern-league-2024-11-088540 参考]）
+**使用者：whiterknight
+*[[フォーマット]]
+**[[モダン]]（～[[ダスクモーン：戦慄の館]]）
+{{#MagicFactory: df323945}}
+*[[黒緑]]の構成。[[+1/+1カウンター]]系の[[コンボ]]と相性がいい[[アガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldron]]が採用される。
 ==パウパー==
-{{#card: Sadistic Glee}}
+最初に[[環境]]に登場したのは[[パウパー]]である。
-[[日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscale]]の相棒は[[サディスト的喜び/Sadistic Glee]]が務める。
+{{#card: Sadistic Glee}}
-[[フィニッシャー]]は様々なパターンがあり、[[憑依の外套/Haunted Cloak]]で[[速攻]]と[[トランプル]]を付与して[[殴る|殴っ]]たり、[[ネイディアの夜刃/Nadier's Nightblade]]や[[血儀式の発動者/Bloodrite Invoker]]で[[無限ダメージ]]につなげたりする。また日を浴びる繁殖鱗にサディスト的喜びが複数枚貼られていた場合、無限に[[ブロッカー]]を生成可能である。さらに無限コンボ成立後は、ループで生成されたエルドラージ・落とし子・トークンに[[シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff]]を[[装備]]→エルドラージ・落とし子・トークンを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]て出た[[マナ]]で次のエルドラージ・落とし子・トークンに装備、の繰り返しで[[無限ライフ]]となり、このデッキに対して[[サイドイン]]される[[侵入者への呪い/Trespasser's Curse]]も無力化できる。
+[[日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscale]]の相棒は[[サディスト的喜び/Sadistic Glee]]が務める。このため日本語圏では'''サディスト・コンボ'''、英語圏では'''Glee Combo'''と呼ばれたり、日を浴びる繁殖鱗が[[トカゲ]]であることから'''Gleezard'''と呼ばれたりする。
-[[コンボパーツ]]の中核は2枚だけで、デッキ構築に対する制約もないため、[[黒緑]]にまとめて[[ドローソース]]や[[手札破壊]]を多数採用してコンボの成立する可能性を上げたり、[[赤]]を[[タッチ]]して定番の[[浄化の野火/Cleansing Wildfire]]と[[橋]]に加え、無限コンボ成立時に無限強化される[[のたうつ蛹/Writhing Chrysalis]]や、無限マナからのフィニッシュ手段となる[[間に合わせの砲弾/Makeshift Munitions]]を採用したりと、様々な構成が存在する。
+[[フィニッシャー]]は様々なパターンがあり、[[憑依の外套/Haunted Cloak]]で[[速攻]]と[[トランプル]]を付与して[[殴る|殴っ]]たり、[[ネイディアの夜刃/Nadier's Nightblade]]や[[血儀式の発動者/Bloodrite Invoker]]で[[無限ダメージ]]につなげたりする。また日を浴びる繁殖鱗にサディスト的喜びが複数枚貼られていた場合、無限に[[ブロッカー]]を生成可能である。さらに[[無限ループ]]成立後は、ループで生成された[[エルドラージ]]・[[落とし子]]・[[トークン]]に[[シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff]]を[[装備]]→エルドラージ・落とし子・トークンを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]て出た[[マナ]]で次のエルドラージ・落とし子・トークンに装備、の繰り返しで[[無限ライフ]]となり、このデッキに対して[[サイドイン]]される[[侵入者への呪い/Trespasser's Curse]]も無力化できる。
-*日本語圏では'''サディスト・コンボ'''、英語圏では'''Glee Combo'''と呼ばれたり、日を浴びる繁殖鱗が[[トカゲ]]であることから'''Gleezard'''と呼ばれたりする。
+[[コンボパーツ]]の中核は2枚だけで、デッキ構築に対する制約もないため、[[黒緑]]にまとめて[[ドローソース]]や[[手札破壊]]を多数採用してコンボの成立する可能性を上げたり、[[赤]]を[[タッチ]]して定番の[[浄化の野火/Cleansing Wildfire]]と[[橋]]に加え、[[コンボ]]始動用のエルドラージ・落とし子・トークンを生成できる上に[[無限コンボ]]成立時に[[無限強化]]される[[のたうつ蛹/Writhing Chrysalis]]や、[[無限マナ]]からのフィニッシュ手段となる[[間に合わせの砲弾/Makeshift Munitions]]を採用したりと、様々な構成が存在する。
 ===サンプルリスト===
@@ 64行： / 90行： @@
 {{#MagicFactory: df323670}}
 *[[黒赤緑]]の構成。
-*[[クラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shaman]]は[[邪悪鳴らし/Malevolent Rumble]]で拾える強力な[[全体除去]]であり、また自殺できるため無限コンボの始動パーツにもなる。
+*[[クラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shaman]]は[[邪悪鳴らし/Malevolent Rumble]]で拾える強力な[[全体除去]]であり、また自殺できるため[[無限コンボ]]の始動パーツにもなる。
-*[[サディスト的喜び/Sadistic Glee]]のついた[[進化の証人/Evolution Witness]]が[[戦場]]にある状態で無限コンボが決まると、[[墓地]]の[[パーマネント]]を好きなだけ回収できる。
+*[[サディスト的喜び/Sadistic Glee]]のついた[[進化の証人/Evolution Witness]]が[[戦場]]にある状態で[[無限コンボ]]が決まると、[[墓地]]の[[パーマネント]]を好きなだけ回収できる。
-**このとき[[彩色の星/Chromatic Star]]を唱えて起動し回収し続けると無限に[[色マナ]]を確保しつつ無限[[引く|ドロー]]が可能であるため、確実にフィニッシュ手段に到達できる。
+**このとき[[彩色の星/Chromatic Star]]を[[唱える|唱え]]て起動し回収し続けると無限に[[色マナ]]を確保しつつ[[無限ドロー]]が可能であるため、確実に[[フィニッシャー]]に到達できる。
 ==参考==
@@ 74行： / 100行： @@
 {{DEFAULTSORT:はんしよくりんこんほ}}
 [[Category:緑単色デッキ]]
+[[Category:緑白デッキ]]
 [[Category:黒緑デッキ]]
 [[Category:黒赤緑デッキ]]
@@ 79行： / 106行： @@
 [[Category:無限コンボデッキ]]
 [[Category:緑単コンボデッキ]]
+[[Category:緑白コンボデッキ]]
 [[Category:黒緑コンボデッキ]]
 [[Category:黒赤緑コンボデッキ]]
 [[Category:モダンデッキ]]
 [[Category:パウパーデッキ]]

繁殖鱗コンボ

提供：MTG Wiki

2024年11月16日 (土) 16:27時点における最新版

目次

[編集] 概要

[編集] モダン

[編集] サンプルリスト

[編集] 緑単

[編集] 緑白

[編集] 黒緑

[編集] パウパー

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[編集] 黒緑

[編集] 黒赤緑

[編集] 参考

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