眼魔
提供:MTG Wiki
眼魔(Oculus)は、忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusをキーカードとする青系デッキ。ダスクモーン:戦慄の館参入後の様々なフォーマットに存在する。
目次 |
[編集] 概要
クリーチャー — 眼(Eye)
この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたの墓地にあるカード6枚を追放する。
飛行
各対戦相手のアップキープの開始時に、あなたは戦慄予示する。(あなたのライブラリーの一番上にあるカード2枚を見る。それらのうち1枚を2/2のクリーチャーとして裏向きで戦場に出し、残りをあなたの墓地に置く。それがクリーチャー・カードなら、そのマナ・コストで、いつでも表向きにしてよい。)
忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusは戦場に定着すれば強力だが、普通に唱えて出すには重い追加コストを要求する。そのため、何らかの踏み倒し手段を使うことがほとんど。特に忌まわしき眼魔は通常のフィニッシャーと比較してマナ総量が小さいため、それを利用することが多い。
[編集] 団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期
団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードでは、白青のアゾリウス眼魔(Azorius Oculus)がメタの一角となった。
クリーチャー — フェアリー(Faerie) ならず者(Rogue)
飛行、警戒
1/3Free the Fae / フェイの解放 (1)(青)
インスタント — 出来事(Adventure)
カード4枚を切削する。その後、その切削したカードの中からインスタントやソーサリーやフェアリー(Faerie)であるカード1枚をあなたの手札に加える。
フェイの解放/Free the Fae、決定的瞬間/Moment of Truth、航路の作成/Chart a Courseなどで忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusや傲慢なジン/Haughty Djinnを墓地に落とし、救いの手/Helping Handか再稼働/Recommissionでリアニメイトする。各種墓地肥やし手段は忌まわしき眼魔の素出しや傲慢なジンのパワー上昇にも貢献する。
アゾリウス・メンターを前身とするデッキで、構造はそのままに、主力を僧院の導師/Monastery Mentorから忌まわしき眼魔に交代したものと言える。
ジャパンスタンダードカップ:『ダスクモーン:戦慄の館』では使用率4位タイとなり、準優勝を飾った。続く世界選手権24では使用率3位タイとなり、トップ8には残れなかったものの、第三の道の創設/Founding the Third Pathを採用したリストが好成績を残した。
[編集] サンプルリスト
- 備考
- ジャパンスタンダードカップ:『ダスクモーン:戦慄の館』 準優勝(参考)
- 使用者:川口哲
- フォーマット
アゾリウス眼魔 [1] | |
---|---|
- 僧院の導師/Monastery Mentorをサイドインすることで、対戦相手が忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusや傲慢なジン/Haughty Djinnのために投入してくる墓地対策を腐らせることができる。
[編集] パイオニア
スタンダードやモダンに遅れる形で、パイオニアでも緑青のシミック眼魔(Simic Oculus)が結果を残した。
クリーチャー — カワウソ(Otter) ウィザード(Wizard)
新生(4)(この呪文を唱えるに際し、追加で(4)を支払ってもよい。そうしたなら、このクリーチャーが戦場に出たとき、1/1でこれのコピーであるトークン1体を生成する。)
このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見る。「その中からクリーチャーでも土地でもないカード1枚を公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから、その生け贄に捧げたクリーチャーのマナ総量に1を足した値に等しいマナ総量を持つクリーチャー・カード1枚を探し、そのカードを+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
稲妻罠の教練者/Thundertrap Trainer、ファラジの考古学者/Fallaji Archaeologist、ボーラスの占い師/Augur of Bolasといった2マナクリーチャーでライブラリーを掘り進めて新生化/Neoformを見つけ出し、そのクリーチャーを生け贄にして新生化を唱え、ライブラリーから直接忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusを戦場に出す。
[編集] サンプルリスト
[編集] モダン
モダンでも活躍する。青黒のディミーア眼魔(Dimir Oculus)と呼ばれるタイプが主流。
クリーチャー — カエル(Frog)
超能力蛙がプレイヤーやプレインズウォーカーである1つに戦闘ダメージを与えるたび、カード1枚を引く。
カード1枚を捨てる:超能力蛙の上に+1/+1カウンター1個を置く。
あなたの墓地にあるカード3枚を追放する:ターン終了時まで、超能力蛙は飛行を得る。
ソーサリー
あなたの墓地からマナ総量が3以下であるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
思考掃き/Thought Scourや考慮/Consider、あるいは超能力蛙/Psychic Frogで忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusを墓地に送り込み、発掘/Unearthでリアニメイトする。各種墓地肥やし手段は忌まわしき眼魔の素出し、濁浪の執政/Murktide Regentの探査、超能力蛙の飛行を得る能力にも貢献する。
ダスクモーン:戦慄の館参入前から存在したディミーア・マークタイドが忌まわしき眼魔と発掘を採用したものであり、引き続きディミーア・マークタイド(Dimir Murktide)の名で呼ばれることも多い。
[編集] サンプルリスト
UBr Murktide(Modern) [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
- オパールのモックス/Mox Opalの禁止解除直後であるため、赤をタッチしてサイドボードに溶融/Meltdownを採用している。