呪文喰いの奇魔/Spellgorger Weird

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Spellgorger Weird / 呪文喰いの奇魔 (2)(赤)
クリーチャー — 奇魔(Weird)

あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、呪文喰いの奇魔の上に+1/+1カウンターを1個置く。

2/2

クリーチャー以外の呪文唱えるたびに巨大化していく奇魔。過去のカードでは火の猟犬/Pyre Houndと似た性能である。

あらゆるインスタントコンバット・トリックに化けるのは果敢同様に強力で、適切なデッキで使えば大きな爆発力を発揮する。果敢と違い恒久的な強化であるため、戦闘後に誘発しても無駄にならない点が嬉しい。

灯争大戦登場時のスタンダードには、イゼット・フェニックスなど呪文を連打するデッキが幾つかあるが、弾けるドレイク/Crackling Drake奇怪なドレイク/Enigma Drakeなど回避能力を持つクリーチャーとスロットを争う力があるかは怪しい。ゆるい色拘束+1/+1カウンターであるところ、また反応するカード・タイプが幅広い点を活かしたい。

リミテッドでは、1回でも誘発させられればマナレシオ的には合格。灯争大戦では各ブースターパックに最低1枚はプレインズウォーカーが含まれていることもあり(→変則的な稀少度)、あまり非クリーチャー呪文に寄せすぎないデッキであってもマナレシオ分の働きをさせやすいという環境的強みがある。増殖の存在も追い風。同崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificerなどの方向性が合致したカードもいくつか収録されているため、それらと併用できればより一貫したシナジーデッキが成立する。

その後基本セット2021再録される。こちらのリミテッドでは低稀少度プレインズウォーカーや呪文持ちの奇魔/Spellkeeper Weirdを失ったものの、選択/Opt大慌ての棚卸し/Frantic Inventory突破/Crash Throughといった軽量ドローの存在により特化したデッキなら爆発的な成長が見込めるようになった。

それぞれの研究所から逃げ出してから、二体の奇魔は助け合いながら、大戦の秘儀の力を糧としてきた。

関連カード

クリーチャーでない呪文を唱えるたび+1/+1カウンターを得るカード。特記しない限りクリーチャーで、太字はインスタントかソーサリーでしか誘発しない。クリーチャー含む誘発条件のものはクウィリーオンのドライアド/Quirion Dryadの項を、そのターン中しか修整が続かないものは果敢の項をそれぞれ参照。

反対に対戦相手がクリーチャーでない呪文を唱えるたびに乗せるものに鋼毛玉の英雄/Steelburr Championが存在する。

参考

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