変異種/Morphling

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*[[岸砕きの精霊/Shorecrasher Elemental]] - 青単色の亜種。[[大変異]](4)(青)、[[裏向き]]で戻る明滅、+1/-1か-1/+1。([[タルキール龍紀伝]])
 
*[[岸砕きの精霊/Shorecrasher Elemental]] - 青単色の亜種。[[大変異]](4)(青)、[[裏向き]]で戻る明滅、+1/-1か-1/+1。([[タルキール龍紀伝]])
 
*[[輪の信奉者/Disciple of the Ring]] - 青単色の亜種。[[不確定カウンター]]、[[タップ]]、[[アンタップ]]、+1/+1。ただし起動のたび、あなたの墓地からインスタントかソーサリー1枚を追放。([[マジック・オリジン]])
 
*[[輪の信奉者/Disciple of the Ring]] - 青単色の亜種。[[不確定カウンター]]、[[タップ]]、[[アンタップ]]、+1/+1。ただし起動のたび、あなたの墓地からインスタントかソーサリー1枚を追放。([[マジック・オリジン]])
 
  
 
*[[Greater Morphling]] - [[アン・カード|パロディ]]版。([[アンヒンジド]])
 
*[[Greater Morphling]] - [[アン・カード|パロディ]]版。([[アンヒンジド]])
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*通称「'''青い悪魔'''」。豊富な[[青マナ]]とともに、しばしば[[対戦相手]]を絶望させてきたものである。
 
*通称「'''青い悪魔'''」。豊富な[[青マナ]]とともに、しばしば[[対戦相手]]を絶望させてきたものである。
 
*時の最強プレイヤー[[Jon Finkel]]は変異種で多くの成績を挙げたが、世代交代の象徴とも言うべき[[プロツアーニューオーリンズ01]]初日最終戦[[Kai Budde]]戦では、変異種による1本勝利の後、Kaiの[[サイドボード]]から変形投入された変異種によって2連敗で敗北。まさに守護神が悪魔に代わった瞬間であった。Kaiはその大会の決勝でも伝説として語り継がれる「最終[[引く|ドロー]]で変異種[[トップデッキ]]」で大逆転優勝を決めるなど、変異種と共に数々の栄光を掴んだ。
 
*時の最強プレイヤー[[Jon Finkel]]は変異種で多くの成績を挙げたが、世代交代の象徴とも言うべき[[プロツアーニューオーリンズ01]]初日最終戦[[Kai Budde]]戦では、変異種による1本勝利の後、Kaiの[[サイドボード]]から変形投入された変異種によって2連敗で敗北。まさに守護神が悪魔に代わった瞬間であった。Kaiはその大会の決勝でも伝説として語り継がれる「最終[[引く|ドロー]]で変異種[[トップデッキ]]」で大逆転優勝を決めるなど、変異種と共に数々の栄光を掴んだ。
**日本人でも[[小宮忠義]]、[[石田格]]、[[堂山剛志]]など多くのスタープレイヤーが変異種により栄光を勝ち取っている。これらの変異種によるあまりにも劇的な活躍は、変異種が史上最強クリーチャーの1つに数えられる理由でもある。
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**日本人でも[[小宮忠義]]、[[堂山剛志]]などのプレイヤーが変異種により栄光を勝ち取っている。これらの変異種によるあまりにも劇的な活躍は、変異種が史上最強クリーチャーの1つに数えられる理由でもある。
 
*これが登場した当初はスタックルール導入前だったために、このカードはそこまで注目されておらず、全盛期のような高い評価ではなかった。
 
*これが登場した当初はスタックルール導入前だったために、このカードはそこまで注目されておらず、全盛期のような高い評価ではなかった。
 
*当初、[[ウルザズ・サーガ]]には[[クローン/Clone]]が[[再録]]される予定があり、変異種の{{Gatherer|id=5863}}は本来クローンのイラストとして発注されていたものである(このイラストは{{Gatherer|id=99|クローンのイラスト}}に基づいて描かれている)。しかし開発終盤でクローンの再録が見送られることになり、「イラストにふさわしく、なおかつ[[コピー]]を使わない[[多相の戦士]]」という制約で新たなカードをデザインする必要があった。最初は何の芸も無い状態で[[戦場に出る|戦場に出て]]、後から能力を追加したり[[サイズ]]を変えることのできる「望む姿に変身できるクリーチャー」というアイデアのもと、変異種が作られた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/modern-times-2019-06-10 Modern Times]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032598/ モダン・タイムス]([[Making Magic]] [[2019年]]6月10日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
 
*当初、[[ウルザズ・サーガ]]には[[クローン/Clone]]が[[再録]]される予定があり、変異種の{{Gatherer|id=5863}}は本来クローンのイラストとして発注されていたものである(このイラストは{{Gatherer|id=99|クローンのイラスト}}に基づいて描かれている)。しかし開発終盤でクローンの再録が見送られることになり、「イラストにふさわしく、なおかつ[[コピー]]を使わない[[多相の戦士]]」という制約で新たなカードをデザインする必要があった。最初は何の芸も無い状態で[[戦場に出る|戦場に出て]]、後から能力を追加したり[[サイズ]]を変えることのできる「望む姿に変身できるクリーチャー」というアイデアのもと、変異種が作られた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/modern-times-2019-06-10 Modern Times]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032598/ モダン・タイムス]([[Making Magic]] [[2019年]]6月10日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。

2023年5月12日 (金) 23:39時点における最新版


Morphling / 変異種 (3)(青)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)

(青):変異種をアンタップする。
(青):変異種はターン終了時まで飛行を得る。
(青):変異種はターン終了時まで被覆を得る。(このパーマネントは呪文や能力の対象にならない。)
(1):変異種はターン終了時まで+1/-1の修整を受ける。
(1):変異種はターン終了時まで-1/+1の修整を受ける。

3/3

往年のコントロールデッキフィニッシャーとして使われ続けた、トップクラスのクリーチャー

5つもの起動型能力を持ち、またそのそれぞれが重複せず、攻防にバランス良く働くものであるため、マナがあれば相当に性能が高くなる。マナさえあれば、0/(6+α)から5/1まで自由に変われる「警戒飛行被覆」である。

通常コントロールデッキのエンドカードは終盤十分な土地が並んだ後に戦場に出すため十分な威力を発揮する。特にこれの収録されたウルザ・ブロックマナ・アーティファクト等強烈なマナ加速カードが満載であり、青茶単などで猛威を振るった。

  • スタックルールに変わった第6版から3年ほどが全盛期だった。基本セット2010でのルール変更までは、4番目の能力パワーを上げて戦闘ダメージスタックに乗せてから、5番目の能力でタフネスを上げて死なないようにする、というテクニックがあり、擬似的な5/(5+α)として振る舞えた。ルール変更により現在このようなことは不可能である。
  • 5番目の能力は、パワーが0以下の時にも起動でき、その場合パワーは負の値となる。そのため、タフネスを7以上まで上げ、その後4番目の能力でパワーを6以上にする、というプレイングは不可能である。
  • 先輩の虹のイフリート/Rainbow Efreetと比べて、1番目の能力が擬似的な警戒であり、4番目の能力によってダメージレースでも有利である。虹のイフリートにも、対象をとらない除去に耐性がある、マナがかからない、といった長所があるが、多くの場合は変異種が支持される。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

「~異種/-ling」のメガサイクル。いずれも起動コスト()の3つの起動型能力と、起動コストが(1)のP/T修整能力を持つ、多相の戦士クリーチャー

元祖はウルザズ・サーガの変異種。次元の混乱で炎異種が登場したのを皮切りに各色で登場し、モダンホライゾンの終異種によって遂にサイクル完成となった。サイクル完成までの21年は、「力/Force」サイクルの16年を上回る記録である(参考/翻訳

[編集] ストーリー

変異種/Morphlingは変身能力を持つ生き物。イラストではトレイリア/Tolariaアカデミー/Academyの魔術師に変身している。向かって左側、羽と尻尾がある方が変異種である。

短編True Enough(The Monsters of Magic収録)は変異種が登場する物語。

[編集] その他

  • 通称「青い悪魔」。豊富な青マナとともに、しばしば対戦相手を絶望させてきたものである。
  • 時の最強プレイヤーJon Finkelは変異種で多くの成績を挙げたが、世代交代の象徴とも言うべきプロツアーニューオーリンズ01初日最終戦Kai Budde戦では、変異種による1本勝利の後、Kaiのサイドボードから変形投入された変異種によって2連敗で敗北。まさに守護神が悪魔に代わった瞬間であった。Kaiはその大会の決勝でも伝説として語り継がれる「最終ドローで変異種トップデッキ」で大逆転優勝を決めるなど、変異種と共に数々の栄光を掴んだ。
    • 日本人でも小宮忠義堂山剛志などのプレイヤーが変異種により栄光を勝ち取っている。これらの変異種によるあまりにも劇的な活躍は、変異種が史上最強クリーチャーの1つに数えられる理由でもある。
  • これが登場した当初はスタックルール導入前だったために、このカードはそこまで注目されておらず、全盛期のような高い評価ではなかった。
  • 当初、ウルザズ・サーガにはクローン/Clone再録される予定があり、変異種のイラストは本来クローンのイラストとして発注されていたものである(このイラストはクローンのイラストに基づいて描かれている)。しかし開発終盤でクローンの再録が見送られることになり、「イラストにふさわしく、なおかつコピーを使わない多相の戦士」という制約で新たなカードをデザインする必要があった。最初は何の芸も無い状態で戦場に出て、後から能力を追加したりサイズを変えることのできる「望む姿に変身できるクリーチャー」というアイデアのもと、変異種が作られた[1]

[編集] 脚注

  1. Modern Times/モダン・タイムスMaking Magic 2019年6月10日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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