ゾンビ (デッキ)
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==ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期== | ==ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期== |
2012年12月6日 (木) 20:18時点における版
ゾンビ(Zombies)は、ゾンビのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーを中心とした部族デッキ。初出はオンスロート・ブロック前後の環境。
目次 |
イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期
前環境の黒赤タイプが引き続き活躍。また、黒緑系のものはデッキの核である出産の殻/Birthing Podを失ったものの、ラヴニカへの回帰でゴルガリ団/The Golgariの優秀な多色カードが収録されたことで、新たに2色の純正ビートダウンとして生まれ変わった。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
墓所這いではブロックできない。
あなたは、あなたがゾンビ(Zombie)をコントロールしているかぎり、墓所這いをあなたの墓地から唱えてもよい。
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 貴族(Noble)
飛行、速攻
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:ファルケンラスの貴種はターン終了時まで破壊不能を得る。その生け贄に捧げられたクリーチャーが人間(Human)だった場合、ファルケンラスの貴種の上に+1/+1カウンターを1個置く。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) トロール(Troll)
トランプル
クリーチャー・カードを1枚捨てる:ロッテスのトロールの上に+1/+1カウンターを1個置く。
(黒):ロッテスのトロールを再生する。
黒赤型の構成は様々だが、グランプリチャールストン12以降はファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat、地獄乗り/Hellrider、雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkiteといった重めの速攻クリーチャーを採用したミッドレンジタイプが主流となっている。他には生け贄エンジンと血の芸術家/Blood Artistなどとのシナジーを活かした従来通りのタイプや、墓所這い/Gravecrawler・戦墓のグール/Diregraf Ghoulに加えてラクドスの哄笑者/Rakdos Cacklerまで多めに積んだウィニー特化のタイプが存在する。
黒緑型は既存のゾンビに加えてロッテスのトロール/Lotleth Trollや屑肉の刻み獣/Dreg Manglerをアタッカーとし、これらのクリーチャーを怨恨/Rancorで強化して戦う。除去としては環境に氾濫するスラーグ牙/Thragtuskの対策となるひどい荒廃/Crippling Blightがよく使われる。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリチャールストン12 優勝 (参考)
- 使用者:Jon Bolding
- フォーマット
- 黒赤のタイプ。4~5マナ域のクリーチャーを重視した構成であり、黒赤ゾンビの転機となったデッキである。
ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期
イニストラード・ブロックでゾンビが主要部族として取り上げられたことで、久しぶりにスタンダードの舞台に姿を現した。主な活躍は闇の隆盛以降。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
墓所這いではブロックできない。
あなたは、あなたがゾンビ(Zombie)をコントロールしているかぎり、墓所這いをあなたの墓地から唱えてもよい。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
ゲラルフの伝書使はタップ状態で戦場に出る。
ゲラルフの伝書使が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失う。
不死(このクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
血の芸術家か他のクリーチャーが死亡するたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
0/1序盤にダメージを稼ぎ、クリーチャーが止まりやすくなる後半は直接ライフを狙うのが基本戦術。特にアヴァシンの帰還で血の芸術家/Blood Artistを得てからは、この方針がさらに強化されている。
墓所這い/Gravecrawlerと戦墓のグール/Diregraf Ghoulの1マナパワー2ゾンビ2種類の体制により、最序盤から高いクロックを用意できる。さらに墓所這いとゲラルフの伝書使/Geralf's Messengerは除去耐性の高いアタッカーであると同時に生け贄要員としても優秀で、迫撃鞘/Mortarpodなどでこれらを生け贄に捧げてアドバンテージを取りつつ、死亡を参照する血の芸術家や悲劇的な過ち/Tragic Slipの条件を能動的に達成することが可能になっている。
ゾンビは基本的に墓所這いの相方さえいればよいため、血の芸術家や血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampireのような他のクリーチャー・タイプのものも積極的に用いられる。除去の選択は上記のシナジー重視のもの、喉首狙い/Go for the Throat、ゲスの評決/Geth's Verdictなど。クロックと除去の役割に加え、能動的な死亡条件の達成、不死の再利用を兼ねる煙霧吐き/Fume Spitterもよく採用されるカード。
ほとんど黒単色に近い構成ではあるが、多くは2色目をタッチしている。青を足す場合はロードである戦墓の隊長/Diregraf Captainや汎用性の高い幻影の像/Phantasmal Imageなどが採用される。赤を足す場合は硫黄の流弾/Brimstone Volleyなどの火力のほか、奇襲性のあるファルケンラスの貴種/Falkenrath_Aristocratや士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts、ボードコントロール力の高いオリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldarenなどが採用される。
また、緑を足して出産の殻/Birthing Podを用いる、Zombie Podと呼ばれるタイプもある。出産の殻を生け贄エンジンとしてアドバンテージを得ながら、最後には虐殺のワーム/Massacre Wurmなどに繋げてフィニッシュする。
- 天敵は追放除去である天界の粛清/Celestial Purgeと、ライフ攻めに強い機を見た援軍/Timely Reinforcements。トップメタであるDelver-Bladeに対してはメイン戦は有利だが、これらをサイドインされる2戦目以降は不利、というのが一般的な評価である。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリボルチモア12 ベスト8 (参考)
- 使用者:Matt Scott
- フォーマット
UB Zombies [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- タッチ青のタイプ。
オンスロート・ブロック期
オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロックのスタンダード、およびオンスロート・ブロック構築で組まれる。特にレギオン以降に強力なパーツが増え、トーナメントレベルでも見かけることができるようになった。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) クレリック(Cleric)
腐れ肺の再生術師か他のクレリック(Cleric)が死亡するたび、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
2/2腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimatorにより除去に対し高い耐性を持ち、萎縮した卑劣漢/Withered Wretchの墓地対策により青緑マッドネスに強い。これらをサポートするのがトーメントの黒の強力カードになる。
上記2枚はクレリックのクリーチャー・タイプも持つため、クレリックデッキとのハイブリッドデッキも作られた。
また、オンスロート・ブロック構築では総帥の召集/Patriarch's Biddingによるリアニメイトを組み込んだゾンビ召集も登場。
ソーサリー
各プレイヤーは、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。各プレイヤーは、自分の墓地にあるこれにより選ばれたタイプのすべてのクリーチャー・カードを戦場に戻す。
サンプルレシピ
- 備考
- アメリカ選手権03 ベスト8 (参考)
- 使用者:Jon Finkel
- デザイン:Brian Kibler
- フォーマット
Mono Black Zombies [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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