エルドラージ (デッキ)
エルドラージ (Eldrazi) は、エルドラージ・クリーチャーとエルドラージのタイプ的カードおよび無色支援カードのシナジーを活用するビートダウンデッキの総称。様々なフォーマットに存在する。
概要
[編集]クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
難題の予見者が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選び、そのカードを追放する。
難題の予見者が戦場を離れたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
4/4
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
トランプル、速攻
現実を砕くものが対戦相手がコントロールする呪文1つの対象となるたび、その呪文のコントローラーがカードを1枚捨てないかぎり、それを打ち消す。
5/5
エルドラージ覚醒において最初にエルドラージが登場した際、エルドラージを中心としたデッキはマナ加速から重いが強力な伝説のエルドラージを素早く唱えて単体で勝負を決めるエルドラージ・ランプが主流であり、タイプ的カードはマナ加速となるエルドラージの寺院/Eldrazi Templeかウギンの目/Eye of Uginくらいしか使われなかった。
その後、戦乱のゼンディカーで欠色持ちも含めて優秀な小型から中堅のエルドラージと、無色であることを参照するカードが多く登場。それらを採用したよりビートダウン寄りのエルドラージデッキが成立するようになった。
- エルドラージの碑/Eldrazi Monumentを使用するビートダウンデッキ、エルドラージの碑も単に「エルドラージ」と呼ばれることがあるが、このデッキとは別物である。
戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期
[編集]破滅の刻で優秀な砂漠が多数登場したことで強化された。特に色マナと無色マナの両方を生み出せるペイン砂漠の登場により、無色マナ・シンボルを持つエルドラージとダブルシンボルのカードを共存させやすくなった。
土地 — 砂漠(Desert)
(T):(◇)を加える。
(T),1点のライフを支払う:(白)を加える。
(2)(白)(白),(T),砂漠(Desert)1つを生け贄に捧げる:ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。起動はソーサリーとしてのみ行う。
土地 — 砂漠(Desert)
(T):(◇)を加える。
(T),1点のライフを支払う:(黒)を加える。
(2)(黒)(黒),(T),砂漠(Desert)1つを生け贄に捧げる:対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それの上に-1/-1カウンターを2個置く。起動はソーサリーとしてのみ行う。
サンプルリスト
[編集]白単
[編集]- 備考
- グランプリワシントンDC17 ベスト4 (参考)
- 使用者:Corey Baumeister
- フォーマット
- 白単色のタイプ。
赤単
[編集]- 備考
- プロツアー「破滅の刻」 第67位、スタンダード部門7-3 (参考)
- 使用者:林眞右
- フォーマット
- 赤単色のタイプ。屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scroungerの起動型能力のために、黒マナが出せる凶兆の廃墟/Foreboding Ruinsが採用されている。
黒単
[編集]- 備考
- グランプリミネアポリス17 第9位 (参考)
- 使用者:Chris Botelho
- フォーマット
- 黒単色のタイプ。各種吸血鬼はゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghetの生け贄に充てることもできる。
戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期
[編集]霊気紛争参入後のグランプリバルセロナ17にて、日本人2名が黒赤2色のタイプを使用した。
土地
オラン=リーフの廃墟はタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)を加える。((◇)は無色マナを表す。)
(T):このターンに戦場に出た無色のクリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
歩行バリスタは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
(4):歩行バリスタの上に+1/+1カウンターを1個置く。
歩行バリスタの上から+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。歩行バリスタはそれに1点のダメージを与える。
0/0
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。あなたがアーティファクトをコントロールしているなら、無許可の分解はそのクリーチャーのコントローラーに3点のダメージを与える。
難題の予見者/Thought-Knot Seerや現実を砕くもの/Reality Smasherなどのエルドラージに加え、歩行バリスタ/Walking Ballistaや屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scroungerといったアーティファクト・クリーチャーを採用。これら無色のクリーチャーをオラン=リーフの廃墟/Ruins of Oran-Riefで強化する戦略を取る。各種アーティファクトと産業の塔/Spire of Industryや無許可の分解/Unlicensed Disintegrationのシナジーも重要。
サンプルリスト
[編集]- 備考
- グランプリバルセロナ17 第20位 (参考)
- 使用者:井上徹
- デザイン:高尾翔太
- フォーマット
タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期
[編集]戦乱のゼンディカー・ブロックのカードを中核とするデッキであるため、タルキール覇王譚と運命再編がローテーション落ちした後もスタンダードに存在する。
サンプルリスト
[編集]白単
[編集]- 備考
- グランプリニューヨーク16 第26位 (参考)
- 使用者:Willy Edel
- フォーマット
青赤
[編集]- 備考
- グランプリ東京16 第419位、初日全勝(参考/翻訳 )
- 使用者:Hiroyuki Gotou
- フォーマット
タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期
[編集]クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
瞬速
飛行
(1)(◇):対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを追放する。それが土地カードであるなら、あなたは次元潜入者をオーナーの手札に戻してもよい。((◇)は無色マナを表す。)
2/1
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
搭載歩行機械は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
搭載歩行機械が死亡したとき、これの上に置かれている+1/+1カウンター1個につき、飛行を持つ無色の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(1),(T):搭載歩行機械の上に+1/+1カウンターを1個置く。
0/0
タルキール覇王譚ブロックには無色支援カードが少数存在し、またマジック・オリジンの青と赤は飛行機械・トークンとアーティファクト支援をテーマとしていたため、それらと戦乱のゼンディカー・ブロックのエルドラージを組み合わせたデッキがスタンダードで構築された。
これらのデッキでは、マジック・オリジンで再録されたペインランドが重要である。色マナの支払いにも無色マナ・シンボルの支払いにも使えるため、単色デッキであっても採用される。
サンプルリスト
[編集]黒単
[編集]- 備考
- グランプリヒューストン16 第16位 (参考)
- 使用者:Michael Romer
- フォーマット
| Mono Black Eldrazi Aggro [7] | |
|---|---|
| 土地 (27) | |
| 6 | 沼/Swamp |
| 4 | ラノワールの荒原/Llanowar Wastes |
| 4 | 精霊龍の墓/Tomb of the Spirit Dragon |
| 3 | コイロスの洞窟/Caves of Koilos |
| 3 | 領事の鋳造所/Foundry of the Consuls |
| 3 | 荒廃した湿原/Blighted Fen |
| 2 | 海門の残骸/Sea Gate Wreckage |
| 2 | 鏡の池/Mirrorpool |
| クリーチャー (22) | |
| 4 | 現実を砕くもの/Reality Smasher |
| 4 | 難題の予見者/Thought-Knot Seer |
| 4 | 作り変えるもの/Matter Reshaper |
| 4 | エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic |
| 4 | 静寂を担うもの/Bearer of Silence |
| 2 | 搭載歩行機械/Hangarback Walker |
| 呪文 (11) | |
| 3 | 精神背信/Transgress the Mind |
| 4 | 次元の歪曲/Spatial Contortion |
| 2 | 歪める嘆き/Warping Wail |
| 2 | 闇の掌握/Grasp of Darkness |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 精神背信/Transgress the Mind |
| 3 | 強迫/Duress |
| 3 | ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet |
| 2 | 破滅の道/Ruinous Path |
| 2 | 究極の価格/Ultimate Price |
| 2 | 衰滅/Languish |
| 2 | 自傷疵/Self-Inflicted Wound |
青単
[編集]- 備考
- グランプリパリ16 第22位 (参考)
- 使用者:Humberto Patarca
- フォーマット
| Mono Blue Eldrazi Aggro [8] | |
|---|---|
| 土地 (26) | |
| 11 | 島/Island |
| 1 | ならず者の道/Rogue's Passage |
| 4 | 精霊龍の墓/Tomb of the Spirit Dragon |
| 4 | 領事の鋳造所/Foundry of the Consuls |
| 4 | シヴの浅瀬/Shivan Reef |
| 2 | ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast |
| クリーチャー (26) | |
| 4 | 現実を砕くもの/Reality Smasher |
| 4 | 次元潜入者/Dimensional Infiltrator |
| 4 | つむじ風のならず者/Whirler Rogue |
| 4 | 空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner |
| 3 | 難題の予見者/Thought-Knot Seer |
| 3 | 氷瀑の執政/Icefall Regent |
| 4 | 面晶体の這行器/Hedron Crawler |
| 呪文 (8) | |
| 3 | 頑固な否認/Stubborn Denial |
| 1 | 次元の歪曲/Spatial Contortion |
| 4 | 幽霊火の刃/Ghostfire Blade |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 難題の予見者/Thought-Knot Seer |
| 1 | 次元の歪曲/Spatial Contortion |
| 3 | 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke |
| 2 | 波に漂うもの/Tide Drifter |
| 3 | 凍氷破/Icy Blast |
| 4 | 作り変えるもの/Matter Reshaper |
| 1 | 現実変容/Reality Shift |
パイオニア
[編集]パイオニアでも、戦乱のゼンディカー・ブロックのエルドラージを採用したデッキが存在している。
土地 — 砂漠(Desert)
(T):(◇)を加える。
(T),1点のライフを支払う:(赤)を加える。
(2)(赤)(赤),(T),砂漠(Desert)1つを生け贄に捧げる:ラムナプの遺跡は各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
あなたがこの呪文を唱えたとき、クリーチャー1体を対象とする。あなたは(1)(◇)を支払ってもよい。そうしたなら、ターン終了時まで、そのクリーチャーのコントロールを得る。それをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。((◇)は無色マナを表す。)
速攻
3/1
採用されるエルドラージは難題の予見者/Thought-Knot Seer、現実を砕くもの/Reality Smasher、エルドラージの寸借者/Eldrazi Obligatorなど。ペインランドやペイン砂漠が無色マナ源を務める。
サンプルリスト
[編集]赤単
[編集]- 備考
- グランプリフェニックス20 優勝(参考)
- 使用者:Benjamin Weitz
- フォーマット
- 赤単アグロの亜種。エルドラージの寸借者/Eldrazi Obligatorは特に真実を覆すもの/Inverter of Truthに対して効果的。
- ラムナプの遺跡/Ramunap Ruinsと変わり谷/Mutavaultに加え、戦場の鍛冶場/Battlefield Forgeを採用することでデッキをほとんど歪めずに無色マナ源を確保している。
緑青
[編集]- 緑青のタイプ。マナ・クリーチャーからエルドラージや恋煩いの野獣/Lovestruck Beastを高速で展開し、獰猛を達成した頑固な否認/Stubborn Denialで対戦相手の行動を妨害する。
モダン
[編集]伝説の土地
あなたが唱える無色のエルドラージ(Eldrazi)呪文は、それを唱えるためのコストが(2)少なくなる。
(7),(T):あなたのライブラリーから無色のクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
土地
(T):(◇)を加える。
(T):(◇)(◇)を加える。このマナは、無色のエルドラージ(Eldrazi)呪文を唱えるためか、無色のエルドラージの能力を起動するためにのみ支払える。
ゼンディカー・ブロックと戦乱のゼンディカー・ブロックの両方が使えるモダンでは、戦乱のゼンディカー登場直後から存在したデッキタイプ。2マナを生み出せるエルドラージの寺院/Eldrazi Templeとコスト減少により実質的に2マナ以上を生み出すウギンの目/Eye of Uginを採用し、素早く多数のエルドラージを展開して一気に勝利する。
ゲートウォッチの誓い登場後はさらに強化され、モダンにおけるトップメタとなった。支配的になりすぎ環境の健全性を損なうと判断され、2016年4月8日(Magic Onlineでは2016年4月13日)よりモダンでウギンの目は禁止カードに指定された(参考/翻訳)。
戦乱のゼンディカーまで
[編集]クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) 昇華者(Processor)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたは追放領域からあなたの対戦相手がオーナーであるカードを2枚、それらのオーナーの墓地に置いてもよい。そうしたなら、無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを3体生成する。それらは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ。
4/5
最初に注目されたのは、黒単エルドラージ (Mono-Black Eldrazi) と呼ばれるタイプで、ウギンの目からマナが出せるようになるヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothを採用し、高速でエルドラージクリーチャーを展開する。
採用されるクリーチャーはマナを延ばせるコジレックの媒介者/Kozilek's Channelerや忘却蒔き/Oblivion Sower、ETB能力に優れた昇華者である荒廃を招くもの/Blight Herderや不毛の地の絞殺者/Wasteland Strangler、それ以外には絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hungerや果てしなきもの/Endless Oneなど。また、昇華者のために大祖始の遺産/Relic of Progenitusやボジューカの沼/Bojuka Bogといった追放する手段が採用される。
黒単の他、赤や白をタッチして軽量除去や苦手とする親和への対策カードを足したタイプなどが存在する。初期は様々なクリーチャーが試されたが、次第に昇華者を主力としクリーチャーの数を絞ったタイプが主流となっていった。
サンプルリスト
[編集]黒単
[編集]| Mono Black Eldrazi(Modern) [11] | |
|---|---|
| 土地 (23) | |
| 4 | エルドラージの寺院/Eldrazi Temple |
| 4 | ウギンの目/Eye of Ugin |
| 4 | 幽霊街/Ghost Quarter |
| 1 | 亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire |
| 8 | 沼/Swamp |
| 2 | ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth |
| クリーチャー (17) | |
| 4 | 荒廃を招くもの/Blight Herder |
| 2 | 果てしなきもの/Endless One |
| 4 | 忘却蒔き/Oblivion Sower |
| 2 | 絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger |
| 1 | 虚空の選別者/Void Winnower |
| 4 | 不毛の地の絞殺者/Wasteland Strangler |
| 呪文 (20) | |
| 4 | コジレックの審問/Inquisition of Kozilek |
| 4 | 探検の地図/Expedition Map |
| 4 | 精神石/Mind Stone |
| 2 | 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb |
| 4 | 大祖始の遺産/Relic of Progenitus |
| 2 | ひっかき爪/Scrabbling Claws |
| サイドボード (15) | |
| 2 | 見栄え損ない/Disfigure |
| 3 | 強迫/Duress |
| 2 | 記憶殺し/Memoricide |
| 1 | 魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayal |
| 2 | 真髄の針/Pithing Needle |
| 2 | 漸増爆弾/Ratchet Bomb |
| 2 | 破滅の昇華者/Ruin Processor |
| 1 | 殺戮の契約/Slaughter Pact |
- 追放手段として大祖始の遺産に加えて虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbombとひっかき爪/Scrabbling Clawsまで採用されている。
タッチ赤
[編集]タッチ白
[編集]タッチ青
[編集]- クリーチャーとして希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope、追放手段として悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaverが採用されている他、サイドボードでは赤もタッチされている。
心なき召喚型
[編集]| Mono Black Heartless Eldrazi(Modern) [15] | |
|---|---|
| 土地 (25) | |
| 4 | エルドラージの寺院/Eldrazi Temple |
| 4 | ウギンの目/Eye of Ugin |
| 2 | 幽霊街/Ghost Quarter |
| 2 | 亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire |
| 3 | ウギンの聖域/Sanctum of Ugin |
| 1 | 死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death's Storehouse |
| 5 | 沼/Swamp |
| 4 | ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth |
| クリーチャー (16) | |
| 4 | 破滅の伝導者/Conduit of Ruin |
| 4 | コジレックの媒介者/Kozilek's Channeler |
| 4 | 忘却蒔き/Oblivion Sower |
| 4 | 絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger |
| 呪文 (19) | |
| 2 | 全ては塵/All Is Dust |
| 3 | コジレックの審問/Inquisition of Kozilek |
| 4 | 思考囲い/Thoughtseize |
| 2 | 喉首狙い/Go for the Throat |
| 4 | 探検の地図/Expedition Map |
| 4 | 心なき召喚/Heartless Summoning |
| サイドボード (15) | |
| 2 | 喉首狙い/Go for the Throat |
| 3 | 強迫/Duress |
| 3 | 衰滅/Languish |
| 1 | 残忍な切断/Murderous Cut |
| 4 | 真髄の針/Pithing Needle |
| 2 | 大祖始の遺産/Relic of Progenitus |
- 追加のコスト減少として心なき召喚/Heartless Summoningと破滅の伝導者/Conduit of Ruin、追加のサーチとしてウギンの聖域/Sanctum of Uginと破滅の伝導者を採用し、ウラモグを高速で唱えることを重視したタイプ。
ゲートウォッチの誓い以降
[編集]クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
難題の予見者が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選び、そのカードを追放する。
難題の予見者が戦場を離れたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
4/4
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
トランプル、速攻
現実を砕くものが対戦相手がコントロールする呪文1つの対象となるたび、その呪文のコントローラーがカードを1枚捨てないかぎり、それを打ち消す。
5/5
ゲートウォッチの誓いではエルドラージのミミック/Eldrazi Mimic、難題の予見者/Thought-Knot Seer、現実を砕くもの/Reality Smasherなど強力な無色のエルドラージ・クリーチャーが登場したため大幅に強化された。プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 ではトップ8のうち優勝者を含む6人、構築部門で24pt以上獲得した20人のうち8人を占め、一大旋風を巻き起こした。(参考/翻訳)。また、昇華者ギミックを採用したタイプも引き続き存在し、こちらは昇華者エルドラージ (Processor Eldrazi) と呼ばれる。その時点では青赤と無色が主流だったが、その後は白青や赤緑が登場しそちらが主流となっている。
サンプルリスト
[編集]青赤
[編集]- 備考
- プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 優勝 (参考英語/日本語)
- 使用者:Jiachen Tao
- フォーマット
- 空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawnerや希望を溺れさせるもの/Drowner of Hopeと不快な集合体/Vile Aggregateのシナジーを取り入れたタイプ。
- Andrew Brownもよく似たリストでベスト8に入賞している。
無色
[編集]- 備考
- プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 準優勝 (参考英語/日本語)
- 使用者:Ivan Floch
- フォーマット
| Colorless Eldrazi(Modern) [17] | |
|---|---|
| 土地 (24) | |
| 4 | ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus |
| 4 | エルドラージの寺院/Eldrazi Temple |
| 4 | ウギンの目/Eye of Ugin |
| 4 | 幽霊街/Ghost Quarter |
| 3 | 変わり谷/Mutavault |
| 3 | ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth |
| 2 | 荒地/Wastes |
| クリーチャー (26) | |
| 4 | エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic |
| 4 | 果てしなきもの/Endless One |
| 4 | 作り変えるもの/Matter Reshaper |
| 4 | 現実を砕くもの/Reality Smasher |
| 4 | 猿人の指導霊/Simian Spirit Guide |
| 2 | 呪文滑り/Spellskite |
| 4 | 難題の予見者/Thought-Knot Seer |
| 呪文 (10) | |
| 4 | 四肢切断/Dismember |
| 4 | 虚空の杯/Chalice of the Void |
| 2 | 漸増爆弾/Ratchet Bomb |
| サイドボード (15) | |
| 1 | 呪文滑り/Spellskite |
| 1 | 漸増爆弾/Ratchet Bomb |
| 3 | 忘却蒔き/Oblivion Sower |
| 3 | はらわた撃ち/Gut Shot |
| 2 | 真髄の針/Pithing Needle |
| 4 | 大祖始の遺産/Relic of Progenitus |
| 1 | 歪める嘆き/Warping Wail |
- 色マナを一切使用しないタイプ。追加のマナ加速として猿人の指導霊/Simian Spirit Guideが採用されている。
- Luis Scott-Vargas、中村修平も全く同じリストでそれぞれベスト4、ベスト8に入賞している。
昇華者型
[編集]- 備考
- プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 ベスト8 (参考英語/日本語)
- 使用者:Frank Lepore
- フォーマット
| Sultai Eldrazi(Modern) [18] | |
|---|---|
| 土地 (25) | |
| 4 | 魂の洞窟/Cavern of Souls |
| 4 | 廃集落/Corrupted Crossroads |
| 4 | エルドラージの寺院/Eldrazi Temple |
| 4 | ウギンの目/Eye of Ugin |
| 4 | 幽霊街/Ghost Quarter |
| 1 | 島/Island |
| 1 | 沼/Swamp |
| 3 | ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth |
| クリーチャー (29) | |
| 4 | 荒廃を招くもの/Blight Herder |
| 4 | 希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope |
| 4 | エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic |
| 4 | 作り変えるもの/Matter Reshaper |
| 4 | 現実を砕くもの/Reality Smasher |
| 4 | 難題の予見者/Thought-Knot Seer |
| 4 | 不毛の地の絞殺者/Wasteland Strangler |
| 1 | 世界を壊すもの/World Breaker |
| 呪文 (6) | |
| 4 | 大祖始の遺産/Relic of Progenitus |
| 2 | ひっかき爪/Scrabbling Claws |
| サイドボード (15) | |
| 2 | 呪文滑り/Spellskite |
| 2 | 漸増爆弾/Ratchet Bomb |
| 4 | 次元の歪曲/Spatial Contortion |
| 3 | 太陽のしずく/Sun Droplet |
| 2 | 外科的摘出/Surgical Extraction |
| 2 | 歪める嘆き/Warping Wail |
- 構築部門では6-4とやや振るわなかったが、ドラフト部門で6-0と快勝しベスト8に入っている。
白青
[編集]- 備考
- グランプリメルボルン16 優勝 (参考)
- 使用者:David Mines
- フォーマット
- ETB能力持ちと変位エルドラージ/Eldrazi Displacerのシナジーを採用したタイプ。
- 準優勝のMaitland Cameronもよく似たリストとなっている。
赤緑
[編集]- 備考
- グランプリメルボルン16 ベスト4 (参考)
- 使用者:Louis Thomson-Gregg
- フォーマット
- 忘却蒔きや世界を壊すもの/World Breakerといった重めのクリーチャーを採用したタイプ。
ウギンの目禁止以降
[編集]ウギンの目禁止以降はエルドラージ・トロンのほか、バントエルドラージ(Bant Eldrazi)、白黒エルドラージ(WB Eldrazi)の3つのタイプが主に存在している。ヘイトベアー戦略とハイブリッドしたタイプはEldrazi & Taxesを参照。
サンプルリスト
[編集]緑白青
[編集]- 備考
- マジックオンラインチャンピオンシリーズ(MOCS) 優勝 (参考)
- 使用者:BSWeitz(Benjamin Weitz)
- フォーマット
- ウギンの目禁止以前の白青タイプに緑を足したタイプ。ウギンの目が抜けて展開速度が下がった分をマナ・クリーチャーにより補っている。緑を足したことで古きものの活性/Ancient Stirringsが使えるようになり安定性も上がっている。
白黒
[編集]- 不毛の地の絞殺者/Wasteland Stranglerを採用した昇華者型。潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler、難題の予見者/Thought-Knot Seer、流刑への道/Path to Exile、大祖始の遺産/Relic of Progenitusなど昇華者の種を確保できるカードが多数採用されている。メインデッキから大祖始の遺産を4枚積んでいるため、各種墓地利用デッキに対しても有利。
- レオニンの裁き人/Leonin Arbiterやスレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thrabenといった白のヘイトベアークリーチャーを採用したタイプも存在する。
赤緑
[編集]- 備考
- グランプリリヨン18 優勝 (参考)
- 使用者:Grzegorz Kowalski
- フォーマット
- 火力やエルドラージの寸借者/Eldrazi Obligatorを採用した赤緑のタイプ。
赤単
[編集]- 備考
- ミシックチャンピオンシップロンドン19 第10位、構築部門8勝2敗(参考/参考)
- 使用者:Mark Jacobsen
- フォーマット
- 猿人の指導霊/Simian Spirit Guideを採用しスタートダッシュを重視した赤単のタイプ。
- 猿人の指導霊は後に禁止されてしまうが、代わりに砕骨の巨人/Bonecrusher Giantや激情/Furyといった、自分の虚空の杯/Chalice of the Void(X=1)に引っかからない火力を獲得した。
モダンホライゾン3後
[編集]同族 インスタント — エルドラージ(Eldrazi)
以下から2つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ無色の0/1のエルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)クリーチャー・トークンX体を生成する。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは占術Xを行い、その後、カード1枚を引く。
・マナ総量がX以下であるクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。
・墓地にあるカード最大X枚を対象とする。それらを追放する。
モダンホライゾン3ではコジレックの命令/Kozilek's Commandをはじめとする大量の新戦力を獲得し強化された。また、以下に示すエルドラージ・アグロや黒単エルドラージ、青単エルドラージ以外にも、楽園の拡散/Utopia Sprawlや古きものの活性/Ancient Stirringsを投入してランプ戦術に寄せたエルドラージ・ランプや、裂け目の突破/Through the Breachによる踏み倒しギミックを搭載したエルドラージ・ブリーチ、カーンフォージの亜種である無色エルドラージ(参考)も登場した。
伝説のプレインズウォーカー — ウギン(Ugin)
あなたがこの呪文を唱えたとき、1色以上の色を持つパーマネント最大1つを対象とする。それを追放する。
あなたが無色の呪文1つを唱えるたび、1色以上の色を持つパーマネント最大1つを対象とする。それを追放する。
[+2]:3点のライフを得て、カード1枚を引く。
[0]:(◇)(◇)(◇)を加える。
[-11]:あなたのライブラリーから望む枚数の土地でない無色のカードを探し、追放する。その後、ライブラリーを切り直す。ターン終了時まで、あなたはそれらのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
7
タルキール:龍嵐録では嵐の目、ウギン/Ugin, Eye of the Stormsという無色デッキにぴったりの強力なプレインズウォーカーを獲得した。7マナと重いため主にエルドラージ・ランプやエルドラージ・トロンにおいて採用されるが、エルドラージ・アグロ(参考)や青単エルドラージ(参考)でも用いられる場合がある。
サンプルリスト
[編集]エルドラージ・アグロ
[編集]- 無色タッチ青赤緑の構成。魂の洞窟/Cavern of Soulsも絡めてエルドラージ・クリーチャーを大量に展開し、トランプル持ちのエルドラージの戦線破り/Eldrazi Linebreakerのパワーを強化することでブロックをこじ開けていく。
- 終わりを告げるもの/It That Heralds the Endで展開を補助しつつ全体強化が可能であり、さらにまばゆい肉掻き/Glaring Fleshrakerによって足回りを安定させつつ対戦相手に直接ダメージを飛ばすこともできる。
黒単エルドラージ
[編集]- 黒コントロールとのハイブリッドデッキ。コジレックの命令/Kozilek's Commandやウルザの物語/Urza's Saga、手札破壊ソーサリーのおかげでネザーゴイフ/Nethergoyfのサイズが大きくなりやすい。
青単エルドラージ
[編集]- 追加ターン呪文からプレインズウォーカーの忠誠度能力を連打してアドバンテージを確保するタイプ。
- 追加ターン呪文のうち、時間のねじれ/Time Warpは老練の学匠、タミヨウ/Tamiyo, Seasoned Scholarの-3能力によって再利用が可能であり、また時間の熟達/Temporal Masteryはコジレックの命令/Kozilek's Commandや脈打つ知識/Brainsurge、精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorの±0能力により奇跡キャストが狙いやすくなっている。
レガシー
[編集]ゲートウォッチの誓い参入後のレガシーにも、モダンのものと同様のデッキが存在する。2マナランドを中心に据えた構成から、エルドラージ・ストンピィ (Eldrazi Stompy) の名で呼ばれることもある。
アーティファクト
虚空の杯はその上にX個の蓄積(charge)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
プレイヤーが、この上に置かれている蓄積カウンターに等しいマナ総量を持つ呪文を1つ唱えるたび、その呪文を打ち消す。
エルドラージ専用の2マナランドであるウギンの目/Eye of Uginとエルドラージの寺院/Eldrazi Templeに加え、汎用2マナランドの古えの墳墓/Ancient Tombと裏切り者の都/City of Traitorsを採用。最序盤から虚空の杯/Chalice of the Voidを設置して対戦相手の行動を阻害するか、エルドラージのミミック/Eldrazi Mimicから難題の予見者/Thought-Knot Seerや現実を砕くもの/Reality Smasherに繋げて高速でライフを削り切る。
同族 インスタント — エルドラージ(Eldrazi)
以下から2つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ無色の0/1のエルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)クリーチャー・トークンX体を生成する。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは占術Xを行い、その後、カード1枚を引く。
・マナ総量がX以下であるクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。
・墓地にあるカード最大X枚を対象とする。それらを追放する。
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) ファンガス(Fungus)
欠色(このカードは無色である。)
キッカー(1)(◇)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(1)(◇)を支払ってもよい。)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーから土地カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
あなたがこの呪文を唱えたとき、これがキッカーされていた場合、土地1つを対象とする。それを追放する。
3/3
モダンホライゾン3において、終わりを告げるもの/It That Heralds the End、まばゆい肉掻き/Glaring Fleshraker、運命を貪るもの/Devourer of Destinyといったエルドラージの新戦力に加え、コジレックの命令/Kozilek's Commandという強力な同族呪文を獲得したことで大幅に強化され、トップメタの一角を占めるようになった。特にまき散らす菌糸生物/Sowing Mycospawnはマナ加速とマナ拘束の両方をこなせるデッキと噛み合った新戦力であり、これが禁止されるまでは緑をタッチしたタイプが主流であった。
追加のマナ加速として雲上の座/Cloudpostと微光地/Glimmerpost、ヴェズーヴァ/Vesuvaを採用して12postの体制をとるものはエルドラージ・ポスト (Eldrazi Post) と呼ばれる。
また、同環境のDeath & Taxesとのハイブリッドデッキ、Eldrazi & Taxesも存在する。
サンプルリスト(エルドラージ・ストンピィ)
[編集]初期型
[編集]- 常に環境に存在する青系対策として魂の洞窟/Cavern of Soulsをフル投入している。
モダンホライゾン3後
[編集]- 基本的には無色デッキだが、まき散らす菌糸生物/Sowing Mycospawnや荒景学院の戦闘魔道士/Wastescape Battlemageなどのために色マナ源をある程度採用している。
- 古えの墳墓/Ancient Tomb→厳かなモノリス/Grim Monolithから次のターンに森/Forestセットという流れで、最速で2ターン目にまき散らす菌糸生物/Sowing Mycospawnをキッカー込みで唱えることができ、不毛の大地/Wastelandを持ってくることで2ターン目2ランデスすら可能であった。
菌糸生物禁止後
[編集]- モダンのエルドラージ・アグロ同様、横並べからエルドラージの戦線破り/Eldrazi Linebreakerにつなげることでブロッカーの突破を図る。
サンプルリスト(エルドラージ・ポスト)
[編集]- 灯争大戦以降は、シルバーバレット用に大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorが採用される場合が多い。
ヴィンテージ
[編集]ゲートウォッチの誓い参入後のヴィンテージでも、白単色のEldrazi & Taxesと呼ばれるものがメタの一角を占めている。
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
瞬速
トークンでないクリーチャーが、それが唱えられることなく戦場に出るなら、代わりにそれを追放する。
2/2
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
(2)(◇):他のクリーチャー1体を対象とし、それを追放し、その後それをオーナーのコントロール下でタップ状態で戦場に戻す。((◇)は無色マナを表す。)
3/3
詳細はEldrazi & Taxesを参照のこと。
サンプルリスト
[編集]- レガシーのエルドラージ・ストンピィのヴィンテージ版。