Death & Taxes
Death & Taxes(デス&タックス)は、主にレガシーで活躍する白単色のビート・コントロールデッキ。モダン環境にも存在する。略称は「デスタク」。
概要
[編集]伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
先制攻撃
クリーチャーでない呪文を唱えるためのコストは(1)多くなる。
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アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを1個置いてもよい。
(T):あなたの手札にある、マナ総量が霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thrabenなどのクリーチャーと土地で対戦相手の動きを縛り、相手のデッキが機能し始める前にライフを削り切る。霊気の薬瓶/Aether Vialはテンポの獲得、打ち消し回避、インスタント・タイミングでの妨害クリーチャーやちらつき鬼火/Flickerwispの展開、セラの報復者/Serra Avengerのデメリット無視と八面六臂の活躍を見せる重要なパーツ。
- デッキ名のDeath & Taxes(死と税金)は「逃れることのできないもの」を意味する英語の慣用表現。初期のこのデッキの特徴であったコロンドールのマンガラ/Mangara of Corondorとカラカス/Karakasのコンボに由来する。また、スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thrabenやレオニンの裁き人/Leonin Arbiterによるコスト増加(Taxing、課税)のニュアンスも含まれる。
- 派生デッキとして、エルドラージのタイプ的シナジーを採用したEldrazi & Taxesが存在する。
モダン
[編集]モダン環境にも少数だが存在する。白単ヘイトベアー(Mono-White Hate Bears)とも呼ばれる。構成のよく似た緑白ヘイトベアーと比較すると、緑のカードを採用できない点では劣るが、単色化したことで色マナの出ない土地にスロットを割きやすくなっている点はメリットと言える。
クリーチャー — 猫(Cat) クレリック(Cleric)
プレイヤーはライブラリーから探せない。いずれのプレイヤーも(2)を支払うことで、ターン終了時までこの効果を無視してもよい。
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土地
(T):(◇)を加える。
(T),幽霊街を生け贄に捧げる:土地1つを対象とし、それを破壊する。それのコントローラーは「自分のライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを戦場に出し、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thrabenやレオニンの裁き人/Leonin Arbiter、幽霊街/Ghost Quarterや地盤の際/Tectonic Edgeでマナ拘束を仕掛け、ちらつき鬼火/FlickerwispでETB持ちを明滅させつつビートダウンする。
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) インカーネーション(Incarnation)
瞬速
絆魂
孤独が戦場に出たとき、これ以外のクリーチャー最大1体を対象とする。それを追放する。そのクリーチャーのコントローラーはそれのパワーに等しい点数のライフを得る。
想起 ― あなたの手札から白のカード1枚を追放する。
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モダンホライゾン2で、明滅によって再利用可能な除去として孤独/Solitudeを手に入れ強化された。
サンプルリスト
[編集]初期型
[編集]- 備考
- グランプリコペンハーゲン15 ベスト8(参考)
- 使用者:Hans Christian Ljungquist
- フォーマット
- ちらつき鬼火/Flickerwispで明滅させる枠として、刃の接合者/Blade Splicerや台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finksを採用している。
モダンホライゾン2後
[編集]- レガシー版と同様に、大規模明滅手段として空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomadを採用した80枚型も存在した。(参考)
レガシー
[編集]最初に登場したのはレガシーである。初期はコロンドールのマンガラ/Mangara of Corondorとカラカス/Karakasのコンボを搭載していた。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(T):パーマネント1つを対象とする。コロンドールのマンガラとそれを追放する。
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コロンドールのマンガラの能力をスタックに乗せた後にカラカスの能力でマンガラをバウンスすれば、好きなパーマネントだけを追放でき、カード・アドバンテージも得ることができる。カラカスだけでなく、墓地対策も兼ねた石覆い/Stonecloakerを使ったり、霊気の薬瓶/Aether Vialからちらつき鬼火/Flickerwispを戦場に出したりと、様々なギミックが用いられることもある。
コンフラックスで聖遺の騎士/Knight of the Reliquaryが登場してからは、カラカスをサーチできる能力が買われ、キーカードを両方持ってくることができる生ける願い/Living Wishとともに緑を足すこともあった。
しかし動き出しが遅いコンボであることから、マンガラを抜きセラの報復者/Serra Avengerなどに換える場合もある。特に前記のコンボでは対処できない真の名の宿敵/True-Name Nemesisの登場以降は、マンガラを採用しないレシピが主流となりつつある。
クリーチャー — コー(Kor) 工匠(Artificer)
石鍛冶の神秘家が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから装備品(Equipment)カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
(1)(白),(T):あなたは、あなたの手札にある装備品カード1枚を戦場に出してもよい。
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スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thrabenと不毛の大地/Wasteland・リシャーダの港/Rishadan Portでマナ拘束を仕掛けるとともにファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revokerや迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinthで対戦相手の動きを制限し、それらのクリーチャーや石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticからサーチできる装備品でビートダウンを行うのが基本戦略。サイドボードには相手のビートダウンの機先を削ぐ安らかなる眠り/Rest in Peaceのような墓地対策、クリーチャーを並べることに対しての大変動/Cataclysmのような広範囲除去が積まれる。 2013年頃からMaverickと入れ替わる形で台頭し、レガシーの「青を含まないビートダウン」の中でも代表的な存在となっている。
伝説のクリーチャー — 鳥(Bird) 海蛇(Serpent)
相棒 ― あなたの開始時のデッキに、カードが、デッキの最小サイズよりも少なくとも20枚多く入っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
飛行
空を放浪するもの、ヨーリオンが戦場に出たとき、他の、あなたがオーナーであってあなたがコントロールしていて土地でない、望む数のパーマネントを追放する。次の終了ステップの開始時に、それらのカードを戦場に戻す。
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ETBをもつクリーチャーを多く採用することから、イコリア:巨獣の棲処以降は空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomadを相棒に採用した80枚型が登場した。80枚デッキゆえの引きムラも、護衛募集員/Recruiter of the Guardや石鍛冶の神秘家/Stoneforge MysticといったETBサーチ能力持ちを使い回せるのであまり気にならない。
伝説のクリーチャー — 犬(Dog)
瞬速
溌剌の牧羊犬、フィリアが攻撃するたび、土地でもこれでもないパーマネント最大1つを対象とする。それを追放する。次の終了ステップの開始時に、そのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。それがあなたのコントロール下で戦場に出たなら、これの上に+1/+1カウンター1個を置く。
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クリーチャー — スピリット(Spirit) 騎士(Knight)
飛行、先制攻撃
白蘭の幻影が戦場に出たとき、基本でない土地最大1つを対象とする。それを破壊する。それのコントローラーは「自分のライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
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モダンホライゾン3では追加の明滅手段として溌剌の牧羊犬、フィリア/Phelia, Exuberant Shepherdを獲得した。同時に登場した白蘭の幻影/White Orchid Phantomと組み合わせることで継続的な土地破壊を仕掛けることができるため、マナ拘束手段としては悠長なサリアが抜けるリストも登場した。
白単
[編集]マンガラ採用型
[編集]- 備考
- グランプリストラスブール13 優勝 (参考)
- 使用者:Thomas Enevoldsen
- フォーマット
- Michael Bondeもほとんど同じリストでベスト4に入賞している(サイドボードのレオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warderが追加の忘却の輪/Oblivion Ringになっている)。
マンガラ不採用型
[編集]- 備考
- グランプリワシントンDC13 ベスト8 (参考)
- 使用者:Craig Wescoe
- フォーマット
コンスピラシー:王位争奪後
[編集]- コンスピラシー:王位争奪参入後のタイプ。帝国の徴募兵/Imperial Recruiterの代わりに新登場の護衛募集員/Recruiter of the Guardを採用することで、帝国の徴募兵を採用した際の柔軟性と白単色構築による安定性の両立を図っている。
ヨーリオン採用型
[編集]ヨーリオン不採用型
[編集]タッチ赤
[編集]帝国の徴募兵型
[編集]- 帝国の徴募兵/Imperial RecruiterからImperial Taxesと呼ばれるタッチ赤のタイプ。
アジャニ型
[編集]- ナカティルの最下層民、アジャニ/Ajani, Nacatl Pariahを採用したタイプ。変身後のナカティルの報復者、アジャニ/Ajani, Nacatl Avengerは横並び戦術と相性がいい。
- 舷側砲の砲撃手/Broadside Bombardiersで猫を生け贄に捧げることで能動的にアジャニを変身させることができ、さらに赤いパーマネントであるため±0能力の強化条件も満たしてくれる。
タッチ黒
[編集]- 自陣のタフネス1クリーチャーの天敵であるオークの弓使い/Orcish Bowmastersを除去するために、こちらもオークの弓使いを採用したタイプ。
- 各種明滅手段によってオークの弓使いを使い回すことができ、またベイルマークの大主/Overlord of the Balemurkを高速でクリーチャー化したり、骨の皇帝/Emperor of Bonesでリアニメイトしたクリーチャーを居座らせる動きも強力である。
- 備考
- Legacy [Staples] @ Fire & Dice (Los Angeles, CA) 2018年11月3日 ベスト4 (参考)
- 使用者:Peicong Dong
- フォーマット
- エスパータックス(Esper Taxes)と呼ばれる白青黒(エスパー/Esper)3色のタイプ。後のエスパーバイアルに近い。
ヴィンテージ
[編集]ヴィンテージにも少数存在する。派生デッキのEldrazi & Taxes、白単イニシアチブについては各項目参照。