七つの死の種父/Sire of Seven Deaths
7マナ7/7、7つのキーワード能力と「7」が散りばめられたエルドラージ。護法で要求するライフも7点。
シンプルな流し台型デザインだが、歴代のそれがマナレシオは劣り気味だったのに対してこれはマナ総量相応のP/Tを備えており、コスト・パフォーマンスは抜群に良好。戦闘に強いキーワード能力が多い点とライフ7点を要求する護法も噛み合っており、対戦相手のライフが14点以下の状況なら「即座に対処できなければ返しのターンでライフを7点以下に詰められ、事実上の呪禁になる」という強烈なプレッシャーをかけられる。
一方で強力なETB能力や置物性能を有するわけではなく、相手のライフがじゅうぶん残っていれば除去1枚できれいに退場してしまうので、リアニメイトなどに向かない点は中途半端。構築で使う場合、2マナランドやタイプ的サポートを併用することはほぼ前提となるだろう。
パイオニア以下のフォーマットではエルドラージであることが差別化に役立つ。丁度無色マナ7点というコストからウルザランドやウギンの迷宮/Ugin's Labyrinthとの相性も良く、エルドラージ・トロンを始めとしたタイプ的デッキで採用が見られる。
タイムレスのエルドラージ・ランプでもウギンの迷宮/Ugin's Labyrinthともども採用される。マナ加速から早期着地した時の存在感は際立っており、到達・絆魂・警戒のおかげでエネルギーアグロなどの高速デッキを相手取っても「マナは伸びたが本格的に動き出す前にライフを削りきられた」という状況が生じにくい。先制攻撃とトランプルで裏打ちされたフィニッシャー性能も高く、足が止まったアグロをチャンプブロックすら許さずゲームエンドに追い込める。
ファウンデーションズのリミテッドでは、「マナフラッド受けが少ないうえに青緑のランプ・アーキタイプも完成度が低く、土地を伸ばすことのメリットに乏しい」という環境を踏まえてなお強力。一度攻撃を通すだけでダメージレースがひっくり返るうえ戦闘で相討ちに持ち込むことはほぼ不可能であり、デッキカラーを選ばないこともあってボムレアの一角となっている。遅めのデッキのフィニッシャーとして申し分ないのはもちろん、赤白や白青などテンポ重視の色の組み合わせでも強く組めなかったときの受けになるので、よほどデッキスピードを重視していなければノータイムでピックできるだろう。
- 通常版のルール・テキストはキーワード能力に奇妙な改行が加えられているが、英語では各行の句読点を含んだ文字数が7の倍数になっている。
- 通常版のフレイバー・テキストは英語では14単語で構成され7の倍数である。
- イラストも通常版は7つの頭と7つの腕を持つウラモグ/Ulamogの血族、ボーダーレス版は7つの破片と7つの肢を持つコジレック/Kozilekの血族が描かれている。