ゼンディカー

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'''ゼンディカー'''/''Zendikar''[[ゼンディカー・ブロック]]の大型[[エキスパンション]]。[[2009年]]10月2日発売予定。
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'''ゼンディカー'''/''Zendikar''は、[[ゼンディカー・ブロック]]の1番目の大型[[エキスパンション]]。[[2009年]]10月2日に発売された。
  
 
==概要==
 
==概要==
*コンセプトは「遺跡探索」。テーマは[[土地]]。
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[[次元/Plane|次元]][[ゼンディカー/Zendikar]]を舞台とする。コンセプトは「探検・冒険」で、ゼンディカーの財宝を求め探索のために協力し合う[[同盟者]]、遺跡に仕掛けられた[[罠]]、条件を達成することで恩恵を得られる探索[[エンチャント]]といったメカニズムが登場した。
*新[[キーワード能力]][[威嚇]]。新[[能力語]][[上陸]]
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*大型エキスパンションでは初めて[[トーナメントパック]][[スターターパック]]の発売を取りやめた。
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テーマは[[土地]]。[[対抗色]][[フェッチランド]]など多数の土地のほかに、土地が[[戦場に出る|戦場に出た]]ときに効果を発揮する[[能力語]][[上陸]]を持つカードが多数登場した。
*[[基本土地]]のデザインが[[エントリーセット]]に封入される従来のものに加え、[[ブースターパック]]や[[ファットパック]]に封入されるものでは[[アンヒンジド]]などのように[[イラスト]]が大きく描かれているバージョンが追加された。
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*日本語版の[[ブースターパック]]には、[[トークン・カード]][[豆知識カード]]が、誤って[[中国語版]]のものが封入されてしまっている。([http://mtg-jp.com/publicity/001286/ 参考]
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[[多色]]化を推奨していた[[アラーラの断片ブロック]]とは対照的に、[[多色カード]]は1枚も登場していない。
*初回生産量が通常より少ない。そのため、ブースターパックの吊り上げが相次いだ。
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===ヴィンテージカード===
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新規[[キーワード能力]][[威嚇]]。また、[[キッカー]]が再登場している。
720パック(20箱)に1パックの確率で本物の[[Limited Edition]]が混入されている場合がある。これは[[ウィザーズ社]]が「生命に関わる危険、貴重な宝物。」を具現化するものとして'''意図的に'''封入されれいるのである。これは[[プレリリース・トーナメント]]まで秘密とされ、開催後予約が殺到した。
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*[[ブースターパック]]や[[ファットパック]]には、従来とは違い、[[アンヒンジド]]などのように[[絵|イラスト]]が大きく描かれているバージョンの[[基本土地]]カードが封入されている(フレームの形容はアンヒンジド版とは異なる)。なお、[[エントリーセット]]には、従来と同じデザインの基本土地カードが封入されている。
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*このセットより[[トーナメントパック]]が発売されないようになった。
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*日本語版の[[ブースターパック]]には、[[中国語版]][[トークン・カード]]または[[豆知識カード]]が誤封入されている([http://archive.mtg-jp.com/publicity/001286/ 参考])。また、中国語版のブースターパックには、日本語版のトークン・カードまたは豆知識カードが誤封入されている。なお、コンパクトブースターではこの誤封入は確認されていない。
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*独特のデザインの基本土地に加え、後述するヴィンテージ・カードの影響もあり、日本玩具協会による一般玩具売り上げランキングで2009年10月の月間ランキングの1位を獲得した([http://www.toynes.jp/ranking/monthly.htm 参考])。
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*日本語だとこの手の濁音混じりの名前は勘違いされやすく、ゼンティカー、ゼンディガーなどと呼ばれたりもするが、正しくはゼン'''デ'''ィ'''カ'''ー。「デ」は濁点有りで「カ」は濁点無しである。
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===ヴィンテージ・カード===
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低い確率(720パック(ブースターボックス20箱)に1パック程度と言われている)で、基本土地カードの代わりに、本物の[[リミテッド・エディション]]を含む過去の[[基本セット]]や[[エキスパンション]]から選ばれた貴重なカードが混入されている場合がある。これは[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|ウィザーズ社]]がキャッチコピーの「生命に関わる危険、貴重な宝物。」を具現化するものとして'''意図的に'''封入したものである。
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この情報は[[プレリリース・トーナメント]]まで秘密とされており、開催前日まで判明されなかった。判明後、発売日当日のブースターパック価格の吊り上げが相次ぐほどのボックスの予約が殺到した。なお、このために[[リミテッド]]に関するトーナメントルールの一部が変更されている。
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*それらのカードは、新規に印刷されたのではなく、既存のカードの在庫の再配布である為、WotCの再版ポリシーの制約を受けない。その故に、[[パワー9]]、[[デュアルランド]]など[[再録禁止カード]]が惜しげもなく投入される。
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**再録禁止カードの他、ゼンディカー発売当時他のカードセットで再録されていなかったカード([[狂暴化/Berserk]]、[[意志の力/Force of Will]]など)、[[アーティスト]]のサインカードなど高額カードが封入されている。
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*言語は英語版しか存在しないが、どの言語のパックにも封入されている。
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**そのためか、法律上の問題があった[[アンティ]]に関係したカード(再録禁止の有無問わず)は一切封入しない(逆にヴィンテージの禁止カード[[Chaos Orb]]が封入されている)。
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*[[Magic Online]]には封入されない。
  
 
===事前情報===
 
===事前情報===
以下の情報は[[Mark Rosewater]][http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/54 Planechasing Your Dream]の中で述べたものを訳したものである。
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以下の情報は[[Mark Rosewater]]がコラム「[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/003380/ 君の夢にプレインチェイス]」の中で述べたものである。
*[[基本セット2010]]の[[レア]]カードを使って必殺[[コンボ]]が出来るカード→[[血の貢ぎ物/Blood Tribute]]([[キッカー]]すると[[血なまぐさい結合/Sanguine Bond]]とセットでライフによらず瞬殺)
+
*[[基本セット2010]]の[[レア]]・カードと組み合わせると2枚[[コンボ]]で人が殺せるカード → [[血の貢ぎ物/Blood Tribute]]([[キッカー]]すると[[血なまぐさい結合/Sanguine Bond]]とセットでライフによらず瞬殺)
*14/1の[[トークン]]を生み出す[[呪文]]→[[精霊の嘆願/Elemental Appeal]](キッカー時)
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*14/1[[トークン]]を作ることができる[[呪文]] → [[精霊の嘆願/Elemental Appeal]](キッカー時)
*自身を[[生け贄に捧げる]]ことで[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を[[墓地]]に移せる[[クリーチャー]]→[[吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage]]
+
*自分自身を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げて]][[プレインズウォーカー]]を[[墓地]]に送れる[[クリーチャー]] → [[吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage]]
*[[伝説の]][[タコ]]→[[潮汐を作るもの、ロートス/Lorthos, the Tidemaker]]
+
*[[伝説の]][[タコ]] → [[潮汐を作るもの、ロートス/Lorthos, the Tidemaker]]
*あなたの[[ライブラリー]]からクリーチャー1体を[[戦場に出す|戦場に出せる]]0[[マナ]]の呪文→[[召喚の罠/Summoning Trap]]([[罠]])
+
*[[マナ]]を支払うことなく、[[ライブラリー]]から[[戦場]]にクリーチャーを出せる呪文 → [[召喚の罠/Summoning Trap]]([[罠]])
*[[土地]]は燃え続ける…」と[[注釈文]]が書かれているカード→[[黒曜石の火心/Obsidian Fireheart]](日本語版では訳語の関係で完全に一致しない)
+
*「(この[[土地]]は……燃え続ける。)」という[[注釈文]]のあるカード → [[黒曜石の火心/Obsidian Fireheart]]
*8マナ[[支払う]]ことにより4体の4/4[[フライヤー]]を生み出すカード→[[光輝王の昇天/Luminarch Ascension]]
+
*8マナを[[支払う|支払って]]4体の4/4[[フライヤー|飛行クリーチャー]]を出せるカード → [[光輝王の昇天/Luminarch Ascension]]
*[[ルール・テキスト]]において[[勝利条件|あなたはこのゲームに勝利する]]と書かれているクリーチャー→[[フェリダーの君主/Felidar Sovereign]]
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*[[ルール文章|ルール・テキスト]]において「[[勝利条件|あなたはこのゲームに勝利する。]]」と書かれているクリーチャー → [[フェリダーの君主/Felidar Sovereign]]
*プレイヤーたちが、長年私たちに印刷することを懇願している1[[サイクル]]のカード群→[[対抗色]][[フェッチランド]]
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*プレイヤーが何年も作ってくれと言い続けてきた土地のサイクル → [[対抗色]][[フェッチランド]]
また、同記事で以下のカード名が公表された。
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*[[電撃力/Electropotence|Electropotence]]
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*[[組み合い鉤/Grappling Hook|Grappling Hook]]
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*[[未達への旅/Journey to Nowhere|Journey to Nowhere]]
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*[[水蓮のコブラ/Lotus Cobra|Lotus Cobra]]
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*[[失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truths|Sphinx of Lost Truths]]
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*[[吸血鬼の一噛み/Vampire's Bite|Vampire's Bite]]
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==エントリーセット==
 
==エントリーセット==
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*[[コーの武器庫/Kor Armory]] ([[白]])
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*[[不安定な土地/Unstable Terrain]] ([[緑青]])
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*[[吸血鬼の隆盛/Rise of the Vampires]] ([[黒]])
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*[[強化呪文/Pumped Up]] ([[青赤|赤青]])
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*[[冒険者たち/The Adventurers]] ([[赤緑]])
 +
 
==パッケージ・イラスト==
 
==パッケージ・イラスト==
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*[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]
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*[[吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator]]
 +
*[[堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen]]
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*[[燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze]]
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*[[ソリン・マルコフ/Sorin Markov]]
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==デザイン==
 
==デザイン==
 
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==関連リンク==
 
==関連リンク==
*[http://www.wizards.com/magic/tcg/productarticle.aspx?x=mtg/tcg/zendikar/productinfo ゼンディカー 製品情報] ([[WotC]])
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*[https://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/zendikar ゼンディカー](マジック英語公式日本語版  セット特設サイト)
*[http://www.wizards.com/magic/tcg/products.aspx?x=mtg/tcg/products/zendikar ゼンディカー ミニサイト] ([[WotC]],一部英語)
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*やるぜゼンディカー[http://web.archive.org/web/20180127180721mp_/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/001059/ その1][http://web.archive.org/web/20160415150228/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/001281/ その2]、[http://web.archive.org/web/20160417100538/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/001301/ その3](文:[[Mark Rosewater]])
*やるぜゼンディカー[http://mtg-jp.com/reading/001059/ その1]、[http://mtg-jp.com/reading/001281/ その2](文:[[Mark Rosewater]])
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*[http://web.archive.org/web/20160415152428/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/001067/ ゼンディカーの次元渡り方]
*[http://mtg-jp.com/reading/001067/ ゼンディカーの次元渡り方]
+
*[http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/visual-spoiler-2009-08-14 画像付きカードリスト]
*[http://mjmj.info/data/docs/JohnCarter20090926.txt ゼンディカーの噂]
+
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031537/ よ~いドン!](Making Magic 2018年12月10日) - セット開発の基本的な発想について
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Zendikar/ ゼンディカー カードリスト] (Wisdom Guild)
 
*[[カード個別評価:ゼンディカー]]
 
*[[カード個別評価:ゼンディカー]]
 +
*[[背景世界/読み物/ゼンディカー・ブロック]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
 +
**[[アラーラの断片ブロック]]([[アラーラの断片]] - [[コンフラックス]] - [[アラーラ再誕]]) - [[基本セット2010]]
 +
**[[ゼンディカー・ブロック]]([[ゼンディカー]] - [[ワールドウェイク]] - [[エルドラージ覚醒]]) - [[基本セット2011]]
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**[[ミラディンの傷跡ブロック]]([[ミラディンの傷跡]] - [[ミラディン包囲戦]] - [[新たなるファイレクシア]]) - [[基本セット2012]]
  
 
[[Category:エキスパンション|せんていかあ]]
 
[[Category:エキスパンション|せんていかあ]]

2024年1月22日 (月) 04:16時点における最新版

ゼンディカー/Zendikar
シンボル 面晶体(8面体の鉱石)
略号 ZEN
コードネーム Live
発売日 2009年10月2日
セット枚数 全249種類

ゼンディカー/Zendikarは、ゼンディカー・ブロックの1番目の大型エキスパンション2009年10月2日に発売された。

目次

[編集] 概要

次元ゼンディカー/Zendikarを舞台とする。コンセプトは「探検・冒険」で、ゼンディカーの財宝を求め探索のために協力し合う同盟者、遺跡に仕掛けられた、条件を達成することで恩恵を得られる探索エンチャントといったメカニズムが登場した。

テーマは土地対抗色フェッチランドなど多数の土地のほかに、土地が戦場に出たときに効果を発揮する能力語上陸を持つカードが多数登場した。

多色化を推奨していたアラーラの断片ブロックとは対照的に、多色カードは1枚も登場していない。

新規キーワード能力威嚇。また、キッカーが再登場している。

  • ブースターパックファットパックには、従来とは違い、アンヒンジドなどのようにイラストが大きく描かれているバージョンの基本土地カードが封入されている(フレームの形容はアンヒンジド版とは異なる)。なお、エントリーセットには、従来と同じデザインの基本土地カードが封入されている。
  • このセットよりトーナメントパックが発売されないようになった。
  • 日本語版のブースターパックには、中国語版トークン・カードまたは豆知識カードが誤封入されている(参考)。また、中国語版のブースターパックには、日本語版のトークン・カードまたは豆知識カードが誤封入されている。なお、コンパクトブースターではこの誤封入は確認されていない。
  • 独特のデザインの基本土地に加え、後述するヴィンテージ・カードの影響もあり、日本玩具協会による一般玩具売り上げランキングで2009年10月の月間ランキングの1位を獲得した(参考)。
  • 日本語だとこの手の濁音混じりの名前は勘違いされやすく、ゼンティカー、ゼンディガーなどと呼ばれたりもするが、正しくはゼンー。「デ」は濁点有りで「カ」は濁点無しである。

[編集] ヴィンテージ・カード

低い確率(720パック(ブースターボックス20箱)に1パック程度と言われている)で、基本土地カードの代わりに、本物のリミテッド・エディションを含む過去の基本セットエキスパンションから選ばれた貴重なカードが混入されている場合がある。これはウィザーズ社がキャッチコピーの「生命に関わる危険、貴重な宝物。」を具現化するものとして意図的に封入したものである。

この情報はプレリリース・トーナメントまで秘密とされており、開催前日まで判明されなかった。判明後、発売日当日のブースターパック価格の吊り上げが相次ぐほどのボックスの予約が殺到した。なお、このためにリミテッドに関するトーナメントルールの一部が変更されている。

  • それらのカードは、新規に印刷されたのではなく、既存のカードの在庫の再配布である為、WotCの再版ポリシーの制約を受けない。その故に、パワー9デュアルランドなど再録禁止カードが惜しげもなく投入される。
  • 言語は英語版しか存在しないが、どの言語のパックにも封入されている。
    • そのためか、法律上の問題があったアンティに関係したカード(再録禁止の有無問わず)は一切封入しない(逆にヴィンテージの禁止カードChaos Orbが封入されている)。
  • Magic Onlineには封入されない。

[編集] 事前情報

以下の情報はMark Rosewaterがコラム「君の夢にプレインチェイス」の中で述べたものである。

[編集] エントリーセット

[編集] パッケージ・イラスト

[編集] デザイン

デザイン・チーム Mark Rosewater (lead)
Doug Beyer
Graeme Hopkins
Kenneth Nagle
Matt Place
デベロップ・チーム Henry Stern (lead)
Dave Guskin
Aaron Forsythe
Mark Globus
Erik Lauer
Devin Low
Matt Place
Mike Turian
Steve Warner

[編集] 関連リンク

[編集] 参考

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