エルフ (デッキ)

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
13行: 13行:
 
特に[[オンスロート・ブロック]]以降は、[[ブロック構築]]から[[エターナル]]まで、幅広い場面で見られる[[デッキタイプ]]となった。
 
特に[[オンスロート・ブロック]]以降は、[[ブロック構築]]から[[エターナル]]まで、幅広い場面で見られる[[デッキタイプ]]となった。
  
==ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期==
+
==ローウィン=シャドウムーア・ブロック期==
  
{{#card:Putrid Leech}}
+
[[エルフ]]が主要[[部族 (俗称)|部族]]に選ばれたこともあり、同[[環境]]の[[黒緑ビートダウン#ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|黒緑ビートダウン]]の中にエルフを中心にしたものが登場した。
{{#card:Maelstrom Pulse}}
+
 
+
[[時のらせんブロック]]で失ったものが少なかったこともあり、引き続き[[黒緑ビートダウン]]の一種として存在している。
+
 
+
[[アラーラの断片]]と[[コンフラックス]]では得た物がほとんどなかったが、[[アラーラ再誕]]の参入により、[[朽ちゆくヒル/Putrid Leech]]や[[大渦の脈動/Maelstrom Pulse]]を得た。これにより再び[[メタゲーム]]の上位に復帰しつつある。
+
 
+
===サンプルレシピ===
+
*備考
+
**[[グランプリバルセロナ09]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpbar09/welcome 参考])
+
**使用者:[[Sean Og Murphy]]
+
*[[フォーマット]]
+
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]+[[アラーラの断片ブロック]])
+
 
+
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
+
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
+
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (24)
+
|-
+
|3||[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]
+
|-
+
|3||[[貴族の教主/Noble Hierarch]]
+
|-
+
|4||[[レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher]]
+
|-
+
|3||[[台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks]]
+
|-
+
|2||[[護民官の道探し/Civic Wayfinder]]
+
|-
+
|3||[[カメレオンの巨像/Chameleon Colossus]]
+
|-
+
|4||[[萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege]]
+
|-
+
|2||[[雲打ち/Cloudthresher]]
+
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (13)
+
|-
+
|3||[[思考囲い/Thoughtseize]]
+
|-
+
|2||[[名も無き転置/Nameless Inversion]]
+
|-
+
|3||[[大渦の脈動/Maelstrom Pulse]]
+
|-
+
|3||[[不敬の命令/Profane Command]]
+
|-
+
|2||[[野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker]]
+
|-
+
 
+
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (23)
+
|-
+
|4||[[森/Forest]]
+
|-
+
|2||[[沼/Swamp]]
+
|-
+
|4||[[光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace]]
+
|-
+
|4||[[樹上の村/Treetop Village]]
+
|-
+
|2||[[変わり谷/Mutavault]]
+
|-
+
|4||[[ラノワールの荒原/Llanowar Wastes]]
+
|-
+
|3||[[黄昏のぬかるみ/Twilight Mire]]
+
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
+
|-
+
|1||[[眼腐りの終焉/Eyeblight's Ending]]
+
|-
+
|2||[[原初の命令/Primal Command]]
+
|-
+
|1||[[思考囲い/Thoughtseize]]
+
|-
+
|1||[[ハリケーン/Hurricane]]
+
|-
+
|1||[[台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks]]
+
|-
+
|2||[[真髄の針/Pithing Needle]]
+
|-
+
|1||[[大渦の脈動/Maelstrom Pulse]]
+
|-
+
|2||[[くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique]]
+
|-
+
|3||[[叫び大口/Shriekmaw]]
+
|-
+
|1||[[カメレオンの巨像/Chameleon Colossus]]
+
|}
+
*[[フェアリー (デッキ)#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラ・ブロック期|青黒フェアリー]]を意識して、[[メインデッキ|メイン]]から[[雲打ち/Cloudthresher]]が採用されている。
+
 
+
==時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期==
+
[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]期の[[スタンダード]]では、[[ローウィン]]で[[エルフ]]が主要[[部族 (俗称)|部族]]に選ばれたこともあり、同[[環境]]の[[黒緑ビートダウン#時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|黒緑ビートダウン]]の中にエルフを中心にしたものが登場した。
+
  
 
{{#card:Wren's Run Vanquisher}}
 
{{#card:Wren's Run Vanquisher}}
{{#card:Imperious Perfect}}
+
{{#card:Profane Command}}
 
+
定番の[[野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker]]などに加え、[[傲慢な完全者/Imperious Perfect]]や[[レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher]]などが採用される。
+
 
+
序盤は[[クリーチャー]]で[[ライフ]]を[[削る|削って]]いき、最後は[[不敬の命令/Profane Command]]の[[カードパワー]]で押し切るのが基本。
+
 
+
[[世界選手権07]]では日本勢の多くがこのタイプを使用し、[[森勝洋]]・[[中野圭貴]]の両名をベスト8に輩出。その後も長らく[[メタゲーム|メタ]]の一角を占め続けた。
+
 
+
*これとは別路線で[[遺産のドルイド/Heritage Druid]]の爆発力を活かした[[親和エルフ]]と呼ばれるデッキも作られた。
+
  
===サンプルレシピ===
+
詳細は[[黒緑エルフ]]を参照のこと。
*備考
+
**[[世界選手権07]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds07/japan 参考])
+
**使用者:[[森勝洋]]
+
*[[フォーマット]]
+
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]]+[[ローウィン]])
+
  
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
+
また、それとは別路線で、[[遺産のドルイド/Heritage Druid]]の爆発力を活かした[[親和エルフ]]も登場、こちらも一定の戦果をあげている。
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
+
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (23)
+
|-
+
|1||[[ボリアルのドルイド/Boreal Druid]]
+
|-
+
|1||[[護民官の道探し/Civic Wayfinder]]
+
|-
+
|4||[[傲慢な完全者/Imperious Perfect]]
+
|-
+
|4||[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]
+
|-
+
|2||[[仮面の称賛者/Masked Admirers]]
+
|-
+
|1||[[呪われたミリー/Mirri the Cursed]]
+
|-
+
|3||[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]
+
|-
+
|3||[[トロールの苦行者/Troll Ascetic]]
+
|-
+
|4||[[レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher]]
+
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (14)
+
|-
+
|2||[[眼腐りの終焉/Eyeblight's Ending]]
+
|-
+
|2||[[野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker]]
+
|-
+
|1||[[ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer]]
+
|-
+
|1||[[名も無き転置/Nameless Inversion]]
+
|-
+
|4||[[不敬の命令/Profane Command]]
+
|-
+
|4||[[思考囲い/Thoughtseize]]
+
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (23)
+
|-
+
|5||[[森/Forest]]
+
|-
+
|4||[[光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace]]
+
|-
+
|4||[[ラノワールの荒原/Llanowar Wastes]]
+
|-
+
|1||[[ペンデルヘイヴン/Pendelhaven]]
+
|-
+
|4||[[樹上の村/Treetop Village]]
+
|-
+
|4||[[沼/Swamp]]
+
|-
+
|1||[[ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth]]
+
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
+
|-
+
|2||[[雲打ち/Cloudthresher]]
+
|-
+
|1||[[クローサの掌握/Krosan Grip]]
+
|-
+
|3||[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]
+
|-
+
|1||[[ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer]]
+
|-
+
|2||[[ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem]]
+
|-
+
|2||[[剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore]]
+
|-
+
|2||[[殺戮の契約/Slaughter Pact]]
+
|-
+
|2||[[ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman]]
+
|}
+
  
*[[WotC]]内のコラム「[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds07/blog1ja#12 「黒緑エルフ」という選択]」も参照のこと。
+
{{#card:Heritage Druid}}
  
 
==オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期==
 
==オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期==

2010年4月8日 (木) 11:30時点における版

エルフ(Elf)は、エルフを主体とした部族デッキの総称。

目次

概要


Priest of Titania / ティタニアの僧侶 (1)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):戦場に出ているエルフ(Elf)1つにつき(緑)を加える。

1/1


Wirewood Symbiote / ワイアウッドの共生虫 (緑)
クリーチャー — 昆虫(Insect)

あなたがコントロールするエルフ(Elf)1体をオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。

1/1

小型展開しやすいエルフを大量に、それも高速で戦場に並べ、その物量とマナ・アドバンテージ対戦相手を圧倒する。これだけ大量のクリーチャーマナを同時に確保できるデッキは少なく、ならではということで病みつきになる人も多い。

エルフ達は基本的に非力でありカードパワーで押し切るのが難しいため、大抵全体強化手段か別途フィニッシャーを用意する。

特にオンスロート・ブロック以降は、ブロック構築からエターナルまで、幅広い場面で見られるデッキタイプとなった。

ローウィン=シャドウムーア・ブロック期

エルフが主要部族に選ばれたこともあり、同環境黒緑ビートダウンの中にエルフを中心にしたものが登場した。


Wren's Run Vanquisher / レンの地の克服者 (1)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたの手札にあるエルフ(Elf)・カードを1枚公開するか(3)を支払う。
接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えたら、それだけで破壊する。)

3/3


Profane Command / 不敬の命令 (X)(黒)(黒)
ソーサリー

以下から2つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはX点のライフを失う。
・あなたの墓地にある、マナ総量がX以下のクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。
・クリーチャーを最大X体まで対象とする。ターン終了時まで、それらは畏怖を得る。(それらは、黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)


詳細は黒緑エルフを参照のこと。

また、それとは別路線で、遺産のドルイド/Heritage Druidの爆発力を活かした親和エルフも登場、こちらも一定の戦果をあげている。


Heritage Druid / 遺産のドルイド (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

あなたがコントロールするアンタップ状態のエルフ(Elf)3つをタップする:(緑)(緑)(緑)を加える。

1/1

オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期

ミラディン・ブロック期のスタンダードでは、史上最悪の装備品として名高い頭蓋骨絞め/Skullclampと組み、エルフ&ネイルが登場する。


Skullclamp / 頭蓋骨絞め (1)
アーティファクト — 装備品(Equipment)

装備しているクリーチャーは+1/-1の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが死亡するたび、カードを2枚引く。
装備(1)((1):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。このカードはつけられていない状態で戦場に出て、クリーチャーが戦場を離れても戦場に残る。)



Tooth and Nail / 歯と爪 (5)(緑)(緑)
ソーサリー

以下から1つを選ぶ。
・あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを最大2枚まで探し、それらを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
・あなたの手札からクリーチャー・カードを最大2枚まで戦場に出す。
双呪(2)(あなたが双呪コストを支払った場合、両方を選ぶ。)


オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期

オンスロート期のスタンダードでは、オンスロート・ブロック部族支援によって強化され、トーナメントレベルとなる。この頃のデッキエルフ・ビートと呼ばれる。


Timberwatch Elf / 森林守りのエルフ (2)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf)

(T):クリーチャー1体を対象とする。それは、ターン終了時まで+X/+Xの修整を受ける。Xは、戦場に出ているエルフ(Elf)の数である。

1/2


Caller of the Claw / 鉤爪の統率者 (2)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf)

瞬速
鉤爪の統率者が戦場に出たとき、このターン戦場からあなたの墓地に置かれたトークンでないクリーチャー1体につき、緑の2/2の熊(Bear)クリーチャー・トークンを1体生成する。

2/2

エクステンデッド(オンスロート・ブロック~アラーラの断片ブロック期)

モーニングタイド期のスタンダードではローグデッキのひとつに過ぎなかった親和エルフが劇的に強化され、プロツアーベルリン08では上位を独占している。


Heritage Druid / 遺産のドルイド (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

あなたがコントロールするアンタップ状態のエルフ(Elf)3つをタップする:(緑)(緑)(緑)を加える。

1/1

エクステンデッド(テンペスト・ブロック~オンスロート・ブロック期)

ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissaryを並べ、ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleなどによる潤沢なマナを背景に、相手を圧倒するタイプが主流。


Llanowar Elves / ラノワールのエルフ (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):(緑)を加える。

1/1


Rofellos, Llanowar Emissary / ラノワールの使者ロフェロス (緑)(緑)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):あなたがコントロールする森(Forest)1つにつき(緑)を加える。

2/1

エルフガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleを使用する事から、クレイドルエルフと呼ばれる事が多い。

サンプルレシピ

メインデッキ(60) サイドボード(15)
クリーチャー (25) 3 繁殖力/Fecundity
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves 1 エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist
4 極楽鳥/Birds of Paradise 1 黄塵地帯/Dust Bowl
3 錯乱した隠遁者/Deranged Hermit 3 束縛/Bind
1 エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist 1 ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle
3 貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth 1 起源/Genesis
4 ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary 1 マスティコア/Masticore
3 スカイシュラウドの密猟者/Skyshroud Poacher 1 帰化/Naturalize
3 マスティコア/Masticore 1 スパイクの飼育係/Spike Feeder
呪文 (12) 1 系図の石版/Slate of Ancestry
4 獣群の呼び声/Call of the Herd 1 ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan
4 生ける願い/Living Wish
2 帰化/Naturalize
2 系図の石版/Slate of Ancestry
土地 (23)
2 黄塵地帯/Dust Bowl
18 森/Forest
3 ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle

レガシー

レガシーでも一定の勢力が見られるデッキである。


Quirion Ranger / クウィリーオン・レインジャー (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) レインジャー(Ranger)

あなたがコントロールする森(Forest)1つをオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。

1/1


Fyndhorn Elves / フィンドホーンのエルフ (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):(緑)を加える。

1/1

オンスロート以降の強力なエルフをはじめとして、クウィリーオン・レインジャー/Quirion RangerFyndhorn Elvesを「追加のラノワールのエルフ/Llanowar Elves」として採用しているものが一般的。大量のマナ加速から、エルフを次々に展開し、全体強化によって押し潰す戦略が基本となる。

弱点としては、相変わらずのリセット耐性の低さや、宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator擁するゴブリンと違い、スロット除去に割きづらいことが挙げられる。加速手段として大量のエルフを用いることも、他の呪文にスロットを割けない一因である。

近年では、様々なタイプに派生が進んでいる。そのいずれも、エルフの弱点である単調さや、「マナはあるが、ロードがいなくて殴るに殴れない」といった状況を打破するための手段として研究が進んでいる。アタッカーとして有用なエルフを多く用いた、一種のストンピィと見ることができるタイプや、大量のクリーチャーを用いることを利用し適者生存/Survival of the Fittestを搭載したタイプなどが登場している。

サンプルレシピ(初期)

メインデッキ(60) サイドボード(15)
クリーチャー (43) 4 繁殖力/Fecundity
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves 4 ヴィリジアンの盲信者/Viridian Zealot
4 クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger 4 津波/Tsunami
4 ティタニアの僧侶/Priest of Titania 3 エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist
4 血統のシャーマン/Bloodline Shaman
4 ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote
4 部族の腕力魔道士/Tribal Forcemage
4 森の伝書使/Sylvan Messenger
4 宝石の手の徘徊者/Gempalm Strider
4 深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow
4 Fyndhorn Elves
3 エルフのチャンピオン/Elvish Champion
呪文 (0)
土地 (17)
2 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
2 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
9 森/Forest
4 ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle

サンプルレシピ(イーブンタイド後)

メインデッキ (60)
クリーチャー (41)
1 鉤爪の統率者/Caller of the Claw
1 カメレオンの巨像/Chameleon Colossus
3 Fyndhorn Elves
4 遺産のドルイド/Heritage Druid
4 傲慢な完全者/Imperious Perfect
3 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 イラクサの歩哨/Nettle Sentinel
3 クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger
3 スカイシュラウドの精鋭/Skyshroud Elite
4 森の伝書使/Sylvan Messenger
3 ワイアウッドの伝令/Wirewood Herald
4 狼骨のシャーマン/Wolf-Skull Shaman
4 レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher
プレインズウォーカー (2)
2 野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
土地 (17)
7 森/Forest
2 ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
サイドボード
4 クローサの掌握/Krosan Grip
3 真髄の針/Pithing Needle
4 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
4 梅澤の十手/Umezawa's Jitte

参考

QR Code.gif