嵐雲のカラス/Storm Crow

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2020年8月26日 (水) 00:54時点におけるKarimenrider (トーク | 投稿記録)による版
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Storm Crow / 嵐雲のカラス (1)(青)
クリーチャー — 鳥(Bird)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)

1/2

の2マナ飛行クリーチャーの基本とも言えるカード。青には2マナで1/1飛行+αのカードがかなり多く存在するが、このカードを基準にしていると言ってよいだろう。

初登場はアライアンスと意外と後の方だが、その後の基本セットにも第6版から第9版まで順調に再録された。しかしクリーチャーの質の向上についていけないと判断されたのか、基本セット2014にて上位互換海岸ドレイク/Seacoast Drakeが収録されてしまった。以後はそちらが青の2マナ飛行クリーチャーの基準となるのだろう。

上述の通りカードパワーでは下方に位置するフレンチ・バニラなのだが海外ではネタ的な人気が高いらしく、冗談交じりで再録が望まれているらしい(Tell Me What You Want/おしえてあなたの望むこと)。GathererのDiscussion欄でもこのカードを褒め称えるコメントが多数付いており、日本における甲鱗のワーム/Scaled Wurmの位置のカードなのかもしれない。

フレイバー・テキスト

アライアンス版のフレイバー・テキストによれば、氷河期のドミナリア/Dominariaでは冬の嵐を呼び寄せる前触れとして歴戦の戦士にさえ恐れられていることがわかる。テキストは絵柄違いに合わせて2種類存在するが、セリフの主はロヴィサ/Lovisaアーナ・ケネルッド/Arna Kennerudといずれもこの時代の大物。

最悪のことが迫りつつあることを告げているのだ。聞こえないのかい?
バルデュヴィアの族長、冷眼のロヴィサ
よく見なさい!尾羽のまさに後ろには悪夢の嵐があるのよ。
飛空騎士、アーナ・ケネルッド

ポータル再録時にテキストが変更されているが、嵐雲/Stormが「冬の嵐」であるという設定はそのまま残されている。

嵐雲のカラスの舞い降りるとき、冬はまだ終わらない。嵐雲のカラスの立ち去るとき、夏が始まる。

このバージョンは英語では韻を踏んだ対句となっており、《カラスの嵐雲》でもそれを踏まえてパロディされている。

Storm crow descending, winter unending.
Storm crow departing, summer is starting.

関連カード

上位互換・変形版

ラヴニカの献身まで。 特筆のない限り、すべてマナ・コストが(1)(青)の1/2フライヤー1/3以上の上位互換は海岸ドレイク/Seacoast Drakeを参照。

多色版

参考

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