起動

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起動(きどう)/Activateは、キーワード処理の1つ。起動型能力を使うときに行われる処理である。


Rootwalla / ルートワラ (2)(緑)
クリーチャー — トカゲ(Lizard)

(1)(緑):ターン終了時まで、ルートワラは+2/+2の修整を受ける。毎ターン1回のみ起動できる。

2/2


Rings of Brighthearth / ブライトハースの指輪 (3)
アーティファクト

あなたが能力を起動するたび、それがマナ能力でない場合、あなたは(2)を支払ってもよい。そうした場合、その能力をコピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。



Pithing Needle / 真髄の針 (1)
アーティファクト

真髄の針が戦場に出るに際し、カードの名前1つを選ぶ。
その選ばれた名前を持つ発生源の起動型能力は、それがマナ能力でないかぎり起動できない。


目次

[編集] 定義

能力を起動するとは、やがて解決されてその効果が発生するよう、その能力をスタックに置き、コスト支払うことを意味する。特に示されていない限り、オブジェクトコントローラー(コントローラーがいない場合はオーナー)のみがそのオブジェクトの起動型能力を起動できる。能力を起動するためには、以下の一連の手順を踏む必要がある。

  1. 能力を起動することを宣言し、その能力をオブジェクトとしてスタックの一番上に乗せる。
    • 非公開領域から能力が起動される場合は、その能力を持つカードを公開する
  2. その能力がモードを持つ場合、そのモードの選択を宣言する。
  3. その能力が代替コスト追加コストなどを持つ場合、どれを支払うのかを宣言する。Xなどの可変コストを持つ場合、その値を宣言する。混成マナ・シンボルファイレクシア・マナ・シンボルを持つ場合、どのように支払うかを宣言する。
  4. 対象の数を宣言したのち、対象を宣言する。
    • 対象への割り振りがある場合は、それをどう割り振るかを宣言する。
  5. 総コストが決定される。これ以降、総コストは固定される。
    • 総コストにマナの支払いが含まれる場合、マナ能力を起動する機会を得る。
  6. すべてのコストを好きな順で支払う。

これらの手順を完了することで、能力は起動されたことになる。この条件で誘発する能力はその時点で誘発する。

[編集] 解説

[編集] ルール

[編集] その他

  • 基本セット2010で制定されたキーワード処理であり、以前(第6版から)は、呪文唱えることや土地プレイを含めてすべて「プレイ」と呼んでいた。
    • キーワード処理として制定される前にも、起動型能力をプレイすることを表す俗称として総合ルールの解説などで用いられていた。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0

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