ギデオン・ジュラ/Gideon Jura

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[[エルドラージ覚醒]]で登場した[[白]]の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]。[[忠誠度能力]]は自身への[[攻撃強制]]、[[クリーチャー]][[除去]]、自身の[[クリーチャー化]]。
 
[[エルドラージ覚醒]]で登場した[[白]]の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]。[[忠誠度能力]]は自身への[[攻撃強制]]、[[クリーチャー]][[除去]]、自身の[[クリーチャー化]]。
  
[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)|ギデオン]]本人の正義感の強さが色濃く反映されており、全体的にプレインズウォーカーとしてはかなりの変わり種である。
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[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)|ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]]本人の正義感の強さが色濃く反映されており、全体的にプレインズウォーカーとしてはかなりの変わり種である。
  
 
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**[[焼却/Combust]]などで[[軽減されない]]ダメージを与えられた場合、[[忠誠カウンター]]をその数だけ取り除くと同時に、その点数分のダメージを[[負う]]ことになる。
 
**[[焼却/Combust]]などで[[軽減されない]]ダメージを与えられた場合、[[忠誠カウンター]]をその数だけ取り除くと同時に、その点数分のダメージを[[負う]]ことになる。
 
*[[戦場に出る|戦場に出た]]ターンにも能力を[[起動]]することはできるが、そのターンは[[召喚酔い]]の影響を受けてしまうため、そのままでは攻撃に参加できない。
 
*[[戦場に出る|戦場に出た]]ターンにも能力を[[起動]]することはできるが、そのターンは[[召喚酔い]]の影響を受けてしまうため、そのままでは攻撃に参加できない。
*クリーチャー化しても[[伝説のクリーチャー]]にはならない。[[レジェンド・ルール]]は適用されないし、[[カラカス/Karakas]]などの能力の対象にもならない。ただし[[あなた|自分]][[クローン/Clone]]などで自分のギデオンを[[コピー]]した場合は、[[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]によりどちらか一方を墓地に置くことになる。
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*クリーチャー化すると[[伝説のクリーチャー]]になる({{CR|205.4b}})ため、[[カラカス/Karakas]]などの能力の対象になる。
**[[騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor]]でコピーしてもどちらか一方の[[墓地送り]]を避けることはできない。[[名前]]は異なるが[[プレインズウォーカー・タイプ]]が同じなので、プレインズウォーカーの唯一性ルールが適用される。
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**[[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]廃止に伴ってオラクルが更新される以前は「[[伝説の]]」の[[特殊タイプ]]を持っていなかったため、カラカスなどの対象にはならなかった。また、[[騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor]]でコピーしてもどちらか一方の[[墓地送り]]を避けることはできなかった(現在はどちらも残せる)。詳細は[[騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor#ルール|騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor]]の項を参照。
*[[正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justice]]以降のギデオンはすべてクリーチャー化するときに[[破壊不能]]を得るが、このカードは得ない。[[破滅の刃/Doom Blade]]などの[[破壊]]する効果や、軽減されない[[致死ダメージ]]を受けた場合は破壊される。
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*[[正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justice]]以降の[[ギデオン]]はすべてクリーチャー化するときに[[破壊不能]]を得るが、このカードは得ない。[[破滅の刃/Doom Blade]]などの[[破壊]]する効果や、軽減されない[[致死ダメージ]]を受けた場合は破壊される。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==

2017年9月30日 (土) 22:56時点における版


エルドラージ覚醒で登場したプレインズウォーカー忠誠度能力は自身への攻撃強制クリーチャー除去、自身のクリーチャー化

ギデオン・ジュラ/Gideon Jura本人の正義感の強さが色濃く反映されており、全体的にプレインズウォーカーとしてはかなりの変わり種である。

+2能力
対戦相手の全クリーチャーに対するギデオンへの攻撃強制。
自分や他のプレインズウォーカーへの攻撃をどうしても避けたい時に身代わりとして使うこともできるし、次の自分の攻撃を通したい時にも有効。白が得意とするレンジストライク系能力との組み合わせも有効で、光雷原/Lightmine Field飛来する矢の罠/Arrow Volley Trapなどと組み合わせると対戦相手のクリーチャー群を一掃できる。
-2能力
復讐/Vengeance
忠誠度-2とややコストが大きいが、ギデオンの持つマイナス能力はこれのみなのであまり気にならない。対象のクリーチャーを一度は行動させる必要があるが、タップ状態であること以外の制限はなく使いやすい。+2能力を利用すればシステムクリーチャーも仕留めることが可能で、復讐と同様にタッパーとの併用も有効である。
±0能力
ギデオン自身が、受けるすべてのダメージ軽減する6/6の大型クリーチャーになる。
回避能力を持たないが6/6とパワフルな上にダメージを受け付けないので強力なアタッカーになる(基本的にブロックはできない)。当然破滅の刃/Doom Bladeのようなクリーチャー除去は効くようになってしまうことに留意。

構築での役割は、主にコントロールでのブロッカーフィニッシャービートダウンを相手取った時、1番目の能力を使えば忘却の輪/Oblivion Ringなどを受けない限り確実に1ターン凌ぐことができ、忠誠度が残っている限りプレイヤーや仲間のプレインズウォーカーを守り続けてくれる。ミラディンの傷跡ブロック剣サイクルのようなサボタージュ能力を封じ込めてしまうのも注目点。また、全体除去に強くブロッカーを能動的に排除できる5マナ6/6として中低速ビートダウンに採用されることもある。派手な大技や明確なアドバンテージを取れる能力こそ持たないが、堅実で強力なプレインズウォーカーと言える。

スタンダードはビートダウンが流行していたため採用率は低くなく、Magic Onlineのスタンダードデイリーで優勝したエスパープレインズウォーカーコントロールにも採用されている。

クリーチャー同士の戦闘が多いリミテッドではさらに支配的な強さを見せる。除去されづらい「1枚で勝てる」カードであり、余程の劣勢でなければ容易に逆転してしまう力を持っている。

ルール

+2能力
  • この能力が与える攻撃強制は、解決時に対象の対戦相手がコントロールしていたクリーチャーに限らない。そのプレイヤーの次のターンの間、そのプレイヤーがコントロールするすべてのクリーチャーは可能ならギデオンを攻撃する。
  • ノーンの別館/Norn's Annexなどでギデオンへの攻撃にコストが課される場合、強制は働かない。クリーチャーは自由に攻撃する先を選べるし、また攻撃に参加しなくてもよい。
  • そのプレイヤーの次のターンの間に複数の戦闘フェイズがある場合、そのすべてにおいて可能ならギデオンを攻撃しなければならない。
±0能力

関連カード

サイクル

ゼンディカー・ブロックプレインズウォーカーのメガサイクルブロック全体を通して各に1人ずつ収録された。

その他、黒赤のプレインズウォーカーとして狂乱のサルカン/Sarkhan the Madが存在している。

基本セット2012プレインズウォーカーサイクルギデオン・ジュラ/Gideon Juraソリン・マルコフ/Sorin Markov再録

ストーリー

詳細はギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)を参照。

その他

日本語版のルール文章に「」と書かれている珍しいカード。原文は「him」。そのカード自身を指す代名詞としては通常「it」が使われるが、これ以降、ストーリー上でプレインズウォーカー/Planeswalkerであるカードを指す場合には「he」か「she」の格変化が用いられるようになった。

後の正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justiceでも同様に「彼」と訳されているが、マジック・オリジン以降は定訳が「これ」もしくは「それ」に変更され、日本語版のルール文章で「彼」「彼女」が使われることはなくなった。

参考

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