ビッグ・マナ

出典: MTG Wiki

ビッグ・マナ(Big Mana)は、ステロイドの一種。別名「マナ・ランプ(Mana Ramp)」。元は時のらせんブロック構築発祥のデッキだが、第10版ローウィンで強力なパーツを入手し、スタンダードでも頭角を現している。

目次

[編集] 概要


Wall of Roots / 根の壁 (1)(緑)
クリーチャー — 植物(Plant) 壁(Wall)

防衛
根の壁の上に-0/-1カウンターを1個置く:あなたのマナ・プールに(緑)を加える。この能力は、各ターンに1回のみプレイできる。

0/5

Bogardan Hellkite / ボガーダンのヘルカイト (6)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

瞬速
飛行
ボガーダンのヘルカイトが場に出たとき、好きな数のクリーチャーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。ボガーダンのヘルカイトはそれらに、5点のダメージを望むように割り振って与える。

5/5

各種マナブーストから火力によるコントロール大型クリーチャー召喚へと繋ぎ、マナブーストによって失ったハンド・アドバンテージ調和/Harmonizeで補充する。

大振りなデッキゆえにカウンターデッキとの相性が非常に悪い。

[編集] 時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期


Garruk Wildspeaker / 野生語りのガラク (2)(緑)(緑)
プレインズウォーカー — ガラク(Garruk)

[+1]:土地2つを対象とし、それらをアンタップする。
[-1]:緑の3/3のビースト(Beast)・クリーチャー・トークンを1体場に出す。
[-4]:あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを得る。

3

Molten Disaster / 溶鉄の災難 (X)(赤)(赤)
ソーサリー

キッカー(赤)(あなたがこの呪文をプレイするに際し、あなたは追加の(赤)を支払ってもよい。)
キッカー・コストが支払われていた場合、溶鉄の災難は刹那を持つ。(この呪文がスタックにある限り、プレイヤーは呪文やマナ能力ではない起動型能力をプレイできない。)
溶鉄の災難は、飛行を持たない各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれX点のダメージを与える。

時のらせんブロックローウィン=シャドウムーア・ブロック期のスタンダードにおいても大きな影響を持つアーキタイプ

時のらせんブロック構築と基本的な動きは変らず、マナ加速を繰り返し、ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commanderに繋ぐのが基本。序盤をタルモゴイフ/Tarmogoyf火葬/Incinerateが支える。

初期は野生語りのガラク/Garruk Wildspeakerとのシナジーを考慮し肥沃な大地/Fertile Groundを投入したタイプがほとんどだった。しかし、バウンス同系対策として用いられるムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Mossには非常に脆いので、北方行/Into the North占術の岩床/Scrying Sheetsの組み合わせを利用した「スノウ・ランプ/Snow Rump」とも呼ばれる氷雪タイプが主流になった。定番の火葬/Incinerateに加え雪崩し/Skredが使えるのが強み。それに加えてファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfootを有効利用できる。

3色目にを加え、永劫の年代史家/Aeon Chroniclerを投入される場合も多い。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (17)
4根の壁/Wall of Roots
3ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite
2雲打ち/Cloudthresher
1敵愾/Hostility
3タルモゴイフ/Tarmogoyf
4包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander
呪文 (20)
4明日への探索/Search for Tomorrow
4調和/Harmonize
1分解/Disintegrate
3肥沃な大地/Fertile Ground
3野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
4火葬/Incinerate
1溶鉄の災難/Molten Disaster
土地 (23)
4森/Forest
3燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows
4カープルーザンの森/Karplusan Forest
5山/Mountain
1ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
4樹上の村/Treetop Village
2ウルザの工廠/Urza's Factory
サイドボード
2古えの遺恨/Ancient Grudge
3砕岩を食うもの/Detritivore
2ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer
1溶鉄の災難/Molten Disaster
4ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss
1原基の印章/Seal of Primordium
2硫黄破/Sulfurous Blast

[編集] 時のらせんブロック構築


Mwonvuli Acid-Moss / ムウォンヴーリーの酸苔 (2)(緑)(緑)
ソーサリー

土地1つを対象とし、それを破壊する。あなたのライブラリーから森(Forest)カードを1枚探し、そのカードをタップ状態で場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。


Stormbind / 嵐の束縛 (1)(赤)(緑)
エンチャント

(2),カードを1枚無作為に選んで捨てる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。嵐の束縛はそれに2点のダメージを与える。

時のらせんブロック構築では、スクリブ・アンド・フォース獣群の呼び声/Call of the Herdなどの優良クリーチャー軍団を火力でサポートする。

動きはかつてのファイアーズや、フレッシュメーカーに近い。根の壁/Wall of Roots明日への探索/Search for Tomorrowなどからマナ加速大型クリーチャーにつなぐ構成になっており、デッキ名もここから来ている。

当時は環境確定カウンターの枚数も少なく、確定除去に使い易いものがあまりなかったため、マナ加速からの大型クリーチャー召喚が有効だった。

調和/Harmonize嵐の束縛/Stormbindが息切れを防いでくれる。

未来予知参入後は、タルモゴイフ/Tarmogoyfなど優秀な小型クリーチャーが増え、軽量化したビートダウン赤緑プレデターがメインとなったが、根強い人気が有り、を足す方向で生きながらえることとなった。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (20)
4幽体の魔力/Spectral Force
4根の壁/Wall of Roots
3スクリブのレインジャー/Scryb Ranger
3ケルドの後継者、ラーダ/Radha, Heir to Keld
4ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite
2憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury
呪文 (18)
4明日への探索/Search for Tomorrow
4睡蓮の花/Lotus Bloom
4ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss
3調和/Harmonize
3嵐の束縛/Stormbind
土地 (22)
8山/Mountain
1ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
9森/Forest
2菌類の到達地/Fungal Reaches
2広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse
サイドボード
2クローサの掌握/Krosan Grip
3運命の盗人/Fortune Thief
2古えの遺恨/Ancient Grudge
4硫黄の精霊/Sulfur Elemental
4鋸刃の矢/Serrated Arrows

[編集] 参考