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Nic Fitは、レガシー環境に存在するビートダウンデッキ。老練の探険者/Veteran Explorerによってマナ加速するランプ系のデッキである。Explorer Rockと呼ばれることもある。
概要
Veteran Explorer / 老練の探険者 (緑)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier) スカウト(Scout)
老練の探険者が死亡したとき、各プレイヤーはそれぞれ「自分のライブラリーから基本土地カードを最大2枚まで探し、それらを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
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Cabal Therapy / 陰謀団式療法 (黒)
ソーサリー
土地でないカード名を1つ選ぶ。プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開し、その名前のカードをすべて捨てる。
フラッシュバック ― クリーチャーを1体生け贄に捧げる。(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
老練の探険者でサーチできるのは基本土地に限られる。そのため、基本土地が少な目か全く入っていないこともあるエターナルであれば、一方的に土地を増やせることもある。それを利用してマナを伸ばし、フィニッシャーとなる墓所のタイタン/Grave Titanや原始のタイタン/Primeval Titan、スラーグ牙/Thragtuskなどの大型クリーチャーや溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacleに繋ぐ。
デッキ構成は様々だが、老練の探険者を生け贄に捧げる手段として陰謀団式療法/Cabal Therapyやファイレクシアの塔/Phyrexian Towerがよく採用されるため、色の組み合わせは黒緑+何かが定番。また、緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithや出産の殻/Birthing Podといったサーチ手段も採用されることが多い。
一般的にテンポ系デッキには有利だが、初動が遅いためコンボデッキには相性が悪い。そのため、青を採用してコンボ耐性を上げたタイプも存在する。また、奇跡コントロールなどのより低速のコントロールデッキにも不利。
- デッキ名の由来は、製作者がバンド『ソニック・ユース』の同名の曲を聴きながら作ったから[1]。"Nic Fit"は喫煙したくてたまらないことを示すスラング(Nicはニコチンの略)。
- なお、厳密にはソニック・ユースのものはカバー版で、元々はUntouchablesというバンドの曲である。
- 公式記事ではnice fitの誤植として紹介されていた。
サンプルレシピ
黒緑白型
黒赤緑型
- 黒赤緑で緑の太陽の頂点を採用したタイプ。Daily Deckの記事も参照。
緑青黒型
出産の殻型
ヴァラクート型
脚注
- ↑ Nic Fit (GBx Explorer Zenith Control) (The Source 2011年5月27日)
参考