青白黒コントロール
提供:MTG Wiki
青白黒3色で構成されるコントロールデッキ。エストニア・コントロールと呼ぶところもある。
基本は、青のカウンター・ドローをベースにしたパーミッションの形態をとる。 青白コントロールにタッチ黒、または青黒コントロールにタッチ白の形をとる場合が多い。
白の各種パーマネントコントロールに黒の手札破壊、除去を活用できるため、汎用性は非常に高い。
しかし、3色ともなればマナ基盤を整えにくくなるため、強力な特殊地形が使用可能な環境でないと構築は難しい。
目次 |
ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引き、その後そのプレイヤーは土地カードを1枚捨てないかぎり、カードを2枚捨てる。
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
絶望の天使が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
また、一瞬の瞬き/Momentary Blinkを活用するブリンクのうち、黒を入れたバージョンも登場した。
インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。その後それをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
フラッシュバック(3)(青)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
第10版導入後の後期のバージョンではカウンターとリアニメイトの要素を排除し、印鑑によるマナ加速からのパワーカードの連打を基本とした一種のグッドスタッフ的な構成も多く見られる。
事実、日本選手権07の上位入賞のメインデッキにはカウンターと呼べるカードは否定の契約/Pact of Negationが2枚ほど投入されているだけである。→参考
サンプルレシピ
ラヴニカ・ブロック構築
八十岡翔太製作のコントロールデッキがプロツアーチャールストン06を制した。
クリーチャー — ヴィダルケン(Vedalken) 騎士(Knight)
警戒
宮廷の軽騎兵が戦場に出たとき、あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。その後それらのうちの1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
宮廷の軽騎兵が戦場に出たとき、それを唱えるために(白)が使われていないかぎり、それを生け贄に捧げる。
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりにオーナーの手札に加える。
カードを1枚引く。
詳細はヤソコンを参照のこと。
神河ブロック+ラヴニカ・ブロック+コールドスナップ期
ディセンションで青白のギルド/Guild、アゾリウス評議会/The Azorius Senateが登場すると、 印鑑からマナ加速して重いカードを連発し大型クリーチャーをリアニメイトするグッドスタッフ系コントロールデッキ、太陽拳が登場、メタの中心を担った。
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引き、その後そのプレイヤーは土地カードを1枚捨てないかぎり、カードを2枚捨てる。
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
絶望の天使が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
またそれとは別路線で、コールドスナップの相殺/Counterbalanceと師範の占い独楽/Sensei's Divining Topのソフトロックを搭載したメガパーミッションデッキ、ストラクチャー・アンド・フォースが作られ、その年の日本選手権06を制した。
エンチャント
対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、あなたは自分のライブラリーの一番上のカードを公開してもよい。そうした場合、その呪文のマナ総量が公開されたカードのマナ総量と等しいならば、その呪文を打ち消す。
アーティファクト
(1):あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。その後それらを望む順番で戻す。
(T):カードを1枚引き、その後師範の占い独楽をオーナーのライブラリーの一番上に置く。
インベイジョン・ブロック期
インベイジョン・ブロックが多色を推奨していたことから注目を浴びる。 追放するものドロマー/Dromar, the Banisherの色のためドロマーコントロールとも呼ばれる。
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
追放するものドロマーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)(青)を支払ってもよい。そうした場合、色を1色選ぶ。その後、選ばれた色のすべてのクリーチャーをオーナーの手札に戻す。
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・あなたは5点のライフを得る。
・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-2/-2の修整を受ける。
マスクス・ブロックの頃はドロー・ゴータイプのパーミッション、Go-Marが活躍。
また、オデッセイ・ブロック参入後は、影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltratorと翻弄する魔道士/Meddling Mageを併用するフィンキュラが登場した。