黒赤ビートダウン
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クリーチャー除去と手札破壊を得意とする黒と、同じく除去や直接ダメージ(火力)の赤の組み合わせによるビートダウンデッキ。 クリーチャーの直接除去が可能なため比較的ファッティに強く、また黒単色に比べて火力という効率的な直接ダメージ源を持つ。
除去や手札破壊によりビートダウンながらコントロール力は高い。 また、土地破壊や手札破壊のおかげで対コントロール・対パーミッションには総じて有利である。
反面、クリーチャー自体はウィニーやスーサイドクリーチャーに頼ることから、サイズで上回る白や緑のビートダウンデッキとの直接的な殴り合いには押し負ける場合も多い。 また黒・赤ともに対処のしにくいエンチャントも苦手とする。
- 火力も直接除去もカード・アドバンテージは得づらいものが多く、最終的には場のクリーチャーが勝負を握ることになる。そのためコスト・パフォーマンスが高くプロテクションや被覆を持つクリーチャーの多い白や緑には苦戦を強いられる。
- スライなどの赤系ビートダウンに安定性の向上のため黒をタッチすることも多い。
目次 |
ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラ・ブロック期
前環境のスライをベースに、黒を追加したビートダウンデッキが登場。WotCのサイトでは荒廃稲妻ビート/Blightning Beatdownと称されている。
ソーサリー
プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。荒廃稲妻はそれに3点のダメージを与える。そのプレイヤーかそのプレインズウォーカーのコントローラーはカードを2枚捨てる。
クリーチャー — スピリット(Spirit) アバター(Avatar)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたの墓地にある名前が《復讐の亜神/Demigod of Revenge》であるすべてのカードを戦場に戻す。
飛行、速攻
黒を足す利点は手札破壊とクリーチャー除去。特にアラーラの断片で加わった荒廃稲妻/Blightningは手札破壊と本体火力を同時に行うことで、メタの中心にあるフェアリーに対して絶大な威力を発揮する。その他には思考囲い/Thoughtseizeを採用することもある。 除去はプロテクション赤対策に、蔓延/Infest や叫び大口/Shriekmawなどの黒の除去が採用されることが多い。その傾向は特にサイドボードに見られる。
その他には苦花/Bitterblossomや不敬の命令/Profane Command などが採用されることもある。
サンプルレシピ
BR Aggro [1] | |
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時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期
モグの戦争司令官/Mogg War Marshalや苦花/Bitterblossomのようなトークンを生成するカードと、ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Huskや大いなるガルガドン/Greater Gargadonのようなトークンを活用するカードのシナジーを利用した黒赤トークンが登場。
同族 エンチャント — フェアリー(Faerie)
あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを失い、飛行を持つ黒の1/1のフェアリー(Faerie)・ならず者(Rogue)クリーチャー・トークンを1体生成する。
クリーチャー — ビースト(Beast)
待機10 ― (赤)
アーティファクト1つか、クリーチャー1体か、土地1つを生け贄に捧げる:大いなるガルガドンから時間(time)カウンターを1個取り除く。大いなるガルガドンが待機状態であるときにのみ起動できる。
ローウィン参入直後から存在したデッキタイプであるが、モーニングタイド・シャドウムーアが加わるにつれ強力なパーツが追加され、メタの一角を担うまでになった。 詳細は黒赤トークンを参照のこと。
ラヴニカ・ブロック期
ディセンションで黒赤のギルド/Guild、ラクドス教団/The Cult of Rakdosが登場したことにより復活を果たす。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。
2/1強力なドロー能力を持つ闇の腹心/Dark Confidantの存在も大きい。 詳細はラクドス・アグロの項目を参照のこと。
オンスロート・ブロック期
同時期のゴブリンに総帥の召集/Patriarch's Biddingを足したゴブリン召集が登場。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
あなたがゴブリン(Goblin)呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。
あなたがコントロールしているゴブリンは速攻を持つ。
ソーサリー
各プレイヤーは、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。各プレイヤーは、自分の墓地にあるこれにより選ばれたタイプのすべてのクリーチャー・カードを戦場に戻す。
詳細はゴブリン召集を参照のこと。
マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
クリーチャー — スペクター(Specter)
飛行、速攻
燃え立つ死霊がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ゾンビ(Zombie)
キッカー ― 3点のライフを支払う。(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加で3点のライフを支払ってもよい。)
ファイレクシアの盾持ちがキッカーされていた場合、ファイレクシアの盾持ちはその上に+1/+1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。
除去は当時のメタに合致していた上、暗黒の儀式/Dark Ritualも使用可能だったため圧倒的な爆発力を誇る。 実際、Tom van de Logtを世界選手権01王者につかせるほどの活躍を見せた。
こちらも詳細はマシーンヘッドを参照のこと。
テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期
同環境のスライに、ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negatorやダウスィーの怪物/Dauthi Horrorなどの黒の軽量クリーチャーを加えたデッキが登場。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。投火師はそれに1点のダメージを与え、あなたに1点のダメージを与える。
1/1インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。焚きつけはそれにX点のダメージを与える。Xはすべての墓地にある名前が《焚きつけ/Kindle》であるカードの枚数に2を加えた点数である。
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)
トランプル
ファイレクシアの抹殺者にダメージが与えられるたび、その点数と同じ数のパーマネントを生け贄に捧げる。
サンプルレシピ
- 備考
- アジア太平洋選手権99 第6位
- 使用者:安藤玲二
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
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クリーチャー (16) | |
4 | モグの狂信者/Mogg Fanatic |
4 | 投火師/Fireslinger |
4 | ダウスィーの怪物/Dauthi Horror |
4 | ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator |
インスタント・ソーサリー (17) | |
4 | ショック/Shock |
4 | 焚きつけ/Kindle |
2 | 音波の炸裂/Sonic Burst |
3 | ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan |
4 | 略奪/Pillage |
エンチャント・アーティファクト (4) | |
2 | ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment |
2 | 呪われた巻物/Cursed Scroll |
土地 (23) | |
9 | 山/Mountain |
6 | 沼/Swamp |
4 | 硫黄泉/Sulfurous Springs |
4 | 不毛の大地/Wasteland |
サイドボード | |
4 | ボトルのノーム/Bottle Gnomes |
3 | 夜の戦慄/Dread of Night |
4 | 急速な衰微/Rapid Decay |
2 | 死の茂み/Brush with Death |
2 | 非業の死/Perish |
ミラージュ・ブロック構築
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、山(Mountain)を2つ生け贄に捧げることを選んでもよい。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎破はそれに4点のダメージを与える。
詳細はブードゥーを参照のこと。