基本セット2015
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*本セットよりカード枠のデザインが変更された。詳細は[[新枠#基本セット2015以降のカード枠]]を参照。 | *本セットよりカード枠のデザインが変更された。詳細は[[新枠#基本セット2015以降のカード枠]]を参照。 | ||
− | *「基本の[[パワー]]と[[タフネス]]/Base power and toughness」という新しい[[テンプレート]] | + | *「基本の[[パワー]]と[[タフネス]]/Base power and toughness」という新しい[[テンプレート]]が導入された<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/release-notes-2014-07-07 MAGIC 2015 CORE SET RELEASE NOTES]/[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0010823/ 『基本セット2015』リリースノート]([[Daily MTG]] [[2014年]]7月7日)</ref>。[[種類別]]の項も参照。 |
*従来まで「[[土地]]カード」と表記されていたものが「土地・カード」と表記されるようになるなど、日本語版における翻訳テンプレートがいくつか変更された。 | *従来まで「[[土地]]カード」と表記されていたものが「土地・カード」と表記されるようになるなど、日本語版における翻訳テンプレートがいくつか変更された。 | ||
*基本セット初の新録[[多色カード]]として[[頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predator]]と[[巣主スリヴァー/Sliver Hivelord]]が登場する。 | *基本セット初の新録[[多色カード]]として[[頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predator]]と[[巣主スリヴァー/Sliver Hivelord]]が登場する。 | ||
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[[カードを作るのは君だ!]]で作られた[[無駄省き/Waste Not]]に加え、[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社外から招待された著名なゲーム・デザイナー達が14枚の新録カードのデザインを手掛けている。いずれも基本セットらしからぬ非常にユニークな一品になっている。 | [[カードを作るのは君だ!]]で作られた[[無駄省き/Waste Not]]に加え、[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社外から招待された著名なゲーム・デザイナー達が14枚の新録カードのデザインを手掛けている。いずれも基本セットらしからぬ非常にユニークな一品になっている。 | ||
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− | [[第8版]]・[[第9版]] | + | [[第8版]]・[[第9版]]以来となる、「番外カード」が15枚存在する<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/magic-2015-sample-decks-2014-06-13-0 Magic 2015 Sample Decks]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0010785/ 『基本セット2015』 ハーフデッキ]([[Daily MTG]] 2014年6月13日)</ref>。 |
これらのカードは[[ブースターパック]]には封入されず、店舗などで配布される入門者用の[[ハーフデッキ]](非売品)および[[デッキビルダーセット]]にのみ封入される。いずれも再録カードであり、基本セット2015が使用できる[[フォーマット]]で使用することが可能(同名の過去のカードも使用可能)。[[コレクター番号]]は270~284が割り振られている。 | これらのカードは[[ブースターパック]]には封入されず、店舗などで配布される入門者用の[[ハーフデッキ]](非売品)および[[デッキビルダーセット]]にのみ封入される。いずれも再録カードであり、基本セット2015が使用できる[[フォーマット]]で使用することが可能(同名の過去のカードも使用可能)。[[コレクター番号]]は270~284が割り振られている。 | ||
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同時に、'''「次元を越えた戦い」動画・写真コンテスト'''が開催される。屠殺者ガラクに挑んだ参加者は、プレリリース開催店舗に飾られる[[ガラク/Garruk]]の等身大パネルと共に[[勝利]]あるいは[[敗北]]の記念撮影行い、その動画や写真をWeb上に投稿することができる。魅力的な作品と判断された場合、投稿者には「戦利品」として[http://www.hasbro.com/nerf/en_US/ Nerf]製ガラクの斧のレプリカがプレゼントされる(日本国内では30本限定)。 | 同時に、'''「次元を越えた戦い」動画・写真コンテスト'''が開催される。屠殺者ガラクに挑んだ参加者は、プレリリース開催店舗に飾られる[[ガラク/Garruk]]の等身大パネルと共に[[勝利]]あるいは[[敗北]]の記念撮影行い、その動画や写真をWeb上に投稿することができる。魅力的な作品と判断された場合、投稿者には「戦利品」として[http://www.hasbro.com/nerf/en_US/ Nerf]製ガラクの斧のレプリカがプレゼントされる(日本国内では30本限定)。 | ||
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+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/daily-deck/directors-chair-2013-2013-12-19 From the Director's Chair: 2013]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/0006752/ ディレクターズ・チェアより:2013年版]([[Daily MTG]] 、Feature Article 2014年1月6日) | ||
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+ | *[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/release-notes-2014-07-07 MAGIC 2015 CORE SET RELEASE NOTES]/[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0010823/ 『基本セット2015』リリースノート]([[Daily MTG]] [[2014年]]7月7日) | ||
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+ | ===開発コラム=== | ||
+ | [[Making Magic]] -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。 | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0010794/ 基本の日々 その1]([[Making Magic]] [[2014年]]6月23日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0010801/ 基本の日々 その2]([[Making Magic]] [[2014年]]6月30日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0010805/ カードの義務 その1]([[Making Magic]] [[2014年]]7月7日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0010829/ カードの義務 その2]([[Making Magic]] [[2014年]]7月14日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0010837/ あらゆるコストで]([[Making Magic]] [[2014年]]7月21日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0010854/ 敵の作り方]([[Making Magic]] [[2014年]]8月4日) | ||
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+ | その他。 | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/working-some-best-minds-gaming-2014-06-29 Working with Some of the Best Minds in Gaming]/[http://mtg-jp.com/publicity/0010785/ ゲーム業界の偉大な頭脳たちとの仕事の話]([[Daily MTG]] 2014年6月29日) | ||
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+ | ==脚注== | ||
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==参考== | ==参考== |
2020年12月27日 (日) 15:05時点における版
マジック基本セット2015/Magic 2015 Core Set | |
シンボル | M15 |
略号 | M15 |
発売日 | 2014年7月18日 |
セット枚数 | 全269種類+番外カード15種類 |
マジック基本セット2015/Magic 2015 Core Setは、16番目の基本セット。2014年7月18日発売。日本では基本セット2015、北米ではMagic 2015(マジック2015)と略される。キャッチコピーは「次元を越えた戦い/Hunt Bigger Game」。基本セットでは初めて冠がついたプロツアーが開催される。
目次 |
概要
本セットではプレインズウォーカー/Planeswalker・ガラク/Garrukがクローズアップされており、リリアナ・ヴェス/Liliana Vessの呪いによって蝕まれる彼の行く末が描かれる。
ゲストメカニズムは召集。ラヴニカ:ギルドの都および未来予知では緑と白のみに存在したが、今回は全ての色(およびアーティファクト)に割り当てられている。基本セット2013以来となる伝説のクリーチャー・カードも登場する。また、基本セット2014に引き続きスリヴァーも収録される。基本セットとしては初めて、色対策カードが収録されなかった。
- 本セットよりカード枠のデザインが変更された。詳細は新枠#基本セット2015以降のカード枠を参照。
- 「基本のパワーとタフネス/Base power and toughness」という新しいテンプレートが導入された[1]。種類別の項も参照。
- 従来まで「土地カード」と表記されていたものが「土地・カード」と表記されるようになるなど、日本語版における翻訳テンプレートがいくつか変更された。
- 基本セット初の新録多色カードとして頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predatorと巣主スリヴァー/Sliver Hivelordが登場する。
- 新たに対戦キットが販売される。
外部デザイナー・カード
新たな試みとして、15枚の「外部デザイナー・カード」が収録される[2]。
カードを作るのは君だ!で作られた無駄省き/Waste Notに加え、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社外から招待された著名なゲーム・デザイナー達が14枚の新録カードのデザインを手掛けている。いずれも基本セットらしからぬ非常にユニークな一品になっている。
各カードの文章欄にはデザイナー名が併記される(カード画像)。フレイバー・テキストと同様にルールには影響しない。
開発秘話など、詳細は該当カードの個別評価の項を参照のこと。
- 該当カード
- 起源のハイドラ/Genesis Hydra - George Fan
- 強欲の護符/Avarice Amulet - Penny Arcade
- 強引な採掘/Aggressive Mining - Markus Perrson
- 化身の盾/Shield of the Avatar - Richard Garriot
- 窮地の主/Master of Predicaments - David Sirlin
- ザスリッドの隠し刃/Xathrid Slyblade - Rob Pardo
- 彼方の管理人/Warden of the Beyond - Isaiah Cartwright
- 霊魂の絆/Spirit Bonds - Justin Gary
- ゴブリンのドカーン物取扱者/Goblin Kaboomist - Stone Librande
- 放浪の吟遊詩人、イーサーン/Yisan, the Wanderer Bard - Brian Fargo
- 地割れ潜み/Chasm Skulker - Mike Neumann
- 熱いスープ/Hot Soup - James Ernest
- 残酷なサディスト/Cruel Sadist- Edmund McMillen
- 解き放たれし者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, Unshackled - Brad Muir
- 無駄省き/Waste Not - the Magic community
番外カード
第8版・第9版以来となる、「番外カード」が15枚存在する[3]。
これらのカードはブースターパックには封入されず、店舗などで配布される入門者用のハーフデッキ(非売品)およびデッキビルダーセットにのみ封入される。いずれも再録カードであり、基本セット2015が使用できるフォーマットで使用することが可能(同名の過去のカードも使用可能)。コレクター番号は270~284が割り振られている。
- 該当カード
- 神盾の天使/Aegis Angel
- 神聖なる評決/Divine Verdict
- 鼓舞する突撃/Inspired Charge
- セラの天使/Serra Angel
- 取り消し/Cancel
- マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn
- 夢魔/Nightmare
- センギアの吸血鬼/Sengir Vampire
- 歩く死骸/Walking Corpse
- 焼炉の仔/Furnace Whelp
- 地鳴りの一撃/Seismic Strike
- シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon
- ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser
- ガラクの群れ率い/Garruk's Packleader
- 土を踏み付けるもの/Terra Stomper
プレリリース
プレリリース・トーナメントの参加者には定形外の大判のプレインズウォーカー・カード、屠殺者ガラク/Garruk the Slayerが配布される。参加者はこれを対戦相手に見立て、自分のシールドデッキを用いて挑戦することができる[4]。
同時に、「次元を越えた戦い」動画・写真コンテストが開催される。屠殺者ガラクに挑んだ参加者は、プレリリース開催店舗に飾られるガラク/Garrukの等身大パネルと共に勝利あるいは敗北の記念撮影行い、その動画や写真をWeb上に投稿することができる。魅力的な作品と判断された場合、投稿者には「戦利品」としてNerf製ガラクの斧のレプリカがプレゼントされる(日本国内では30本限定)。
発売前情報
2014年1月6日のDaily MTGの記事で、カード枠のデザインの変更と、第4回カードを作るのは君だ!で作られた無駄省き/Waste Notが収録される事が発表された。キービジュアルとして屠殺者ガラク/Garruk the Slayerが描かれている。
リミテッド
代表的な大会
構築済みデッキ
エントリーセット
- 栄光の対価/Price of Glory (白黒)
- 怒涛の進撃/Hit the Ground Running (青緑)
- 冥府の介入/Infernal Intervention (黒赤)
- ドラゴンの財宝/Flames of the Dragon (赤青)
- 大衆の意志/Will of the Masses (緑白)
対戦キット
パッケージ・イラスト
- 不動のアジャニ/Ajani Steadfast
- ギルドパクトの体現者、ジェイス/Jace, the Living Guildpact
- 夜火の巨人/Nightfire Giant
- シャンダラーの魂/Soul of Shandalar
- 世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker
主な開発スタッフ
- デザイン・チーム - Aaron Forsythe (リード)、Max McCall、Shawn Main、Mike Gills、Jenna Helland
- デベロップ・チーム - Billy Moreno (リード)、Shawn Main、Adam Lee、Tom LaPille、Sam Stoddard
関連リンク
製品情報
- 基本セット2015 製品情報(マジック日本公式サイト)
- 基本セット2015 - 製品アーカイブ(マジック米国公式サイト日本語版)
- 『マジック基本セット 2015』発表/Announcing Magic 2015(Daily MTGMagic Arcana 2014年1月6日)
- From the Director's Chair: 2013/ディレクターズ・チェアより:2013年版(Daily MTG 、Feature Article 2014年1月6日)
- Magic 2015 Sample Decks/『基本セット2015』 ハーフデッキ(Daily MTG 2014年6月13日)
- Win the Ultimate Trophy/究極の戦利品を手に入れよう(Daily MTG 2014年6月22日)
- MAGIC 2015 CORE SET RELEASE NOTES/『基本セット2015』リリースノート(Daily MTG 2014年7月7日)
開発コラム
Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。
- 基本の日々 その1(Making Magic 2014年6月23日)
- 基本の日々 その2(Making Magic 2014年6月30日)
- カードの義務 その1(Making Magic 2014年7月7日)
- カードの義務 その2(Making Magic 2014年7月14日)
- あらゆるコストで(Making Magic 2014年7月21日)
- 敵の作り方(Making Magic 2014年8月4日)
その他。
脚注
- ↑ MAGIC 2015 CORE SET RELEASE NOTES/『基本セット2015』リリースノート(Daily MTG 2014年7月7日)
- ↑ Working with Some of the Best Minds in Gaming/ゲーム業界の偉大な頭脳たちとの仕事の話(Daily MTG 2014年6月29日)
- ↑ Magic 2015 Sample Decks/『基本セット2015』 ハーフデッキ(Daily MTG 2014年6月13日)
- ↑ Win the Ultimate Trophy/究極の戦利品を手に入れよう(Daily MTG 2014年6月22日)
参考
- カード個別評価:基本セット2015
- プロツアー「マジック2015」
- マジック2015―デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ
- カードセット一覧
- ラヴニカへの回帰ブロック
- 基本セット2014
- テーロス・ブロック
- 基本セット2015
- タルキール覇王譚ブロック
- マジック・オリジン