カブトガニ/Horseshoe Crab
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
12行: | 12行: | ||
**[[マスターズ25th]]のリミテッドでは、上述の水銀の短剣に加えて[[撤回のらせん/Retraction Helix]]、[[大石弓/Heavy Arbalest]]、[[ゴンドの存在/Presence of Gond]]などコンボの相方が多く、しばしば凶悪な制圧力を発揮する。特に撤回のらせん・ゴンドの存在とはコモン同士なのでそろいやすい。 | **[[マスターズ25th]]のリミテッドでは、上述の水銀の短剣に加えて[[撤回のらせん/Retraction Helix]]、[[大石弓/Heavy Arbalest]]、[[ゴンドの存在/Presence of Gond]]などコンボの相方が多く、しばしば凶悪な制圧力を発揮する。特に撤回のらせん・ゴンドの存在とはコモン同士なのでそろいやすい。 | ||
*初心者にありがちな勘違いだが、[[攻撃]]後[[アンタップ]]してもまた攻撃できるわけではない。[[戦闘フェイズ]]は1[[ターン]]に1回だけで、この能力では戦闘フェイズは増えない。そんなことができるなら警戒持ちは無限に攻撃できてしまう。 | *初心者にありがちな勘違いだが、[[攻撃]]後[[アンタップ]]してもまた攻撃できるわけではない。[[戦闘フェイズ]]は1[[ターン]]に1回だけで、この能力では戦闘フェイズは増えない。そんなことができるなら警戒持ちは無限に攻撃できてしまう。 | ||
− | *[[クリーチャー・タイプ]]は[[カニ]] | + | *[[クリーチャー・タイプ]]は[[カニ]]となっているが、本来カブトガニはカニとは全く別の生き物。和名は「兜をかぶっている蟹」に、英語名は「蹄鉄形の蟹」に由来したものだが、それは見た目だけの話であり、生物学的にはカブトガニ目カブトガニ科カブトガニ属のカブトガニと言う、かなり独立した種である。強いて言うなら[[蠍|サソリ]]や[[蜘蛛|クモ]]に近い生物。 |
*さりげなさと写実性を備えた、味のある{{Gatherer|id=129596|イラスト}}である。 | *さりげなさと写実性を備えた、味のある{{Gatherer|id=129596|イラスト}}である。 | ||
**ちなみに、突き出ているのは尻尾であって角ではない。つまり、丸い方が前。 | **ちなみに、突き出ているのは尻尾であって角ではない。つまり、丸い方が前。 |
2019年3月20日 (水) 11:16時点における版
単体ではタラスの商人/Talas Merchantに疑似警戒が付いた様なクリーチャー。たいしたことないように見えるが、この起動型能力が幾つかのコンボに使われた。
もっとも有名なコンボとしては大地の知識/Earthcraftとの無限マナコンボがある。当時の構築環境を席巻し、大地の知識が禁止される大きな要因の一つにまでなった。→カニクラフト
他にシンプルな所では、同じウルザズ・サーガに登場した錬金術の研究/Hermetic Studyとのダメージコンボ。青マナの続く限りダメージを与えられる、青らしからぬコンボであった。しかもどちらもコモンであるため、リミテッドでも意外と揃ってしまうという地味に厄介な存在である。「カニマシンガン」「カニティム」などの愛称がある。
似たコンボとして水銀の短剣/Quicksilver Daggerとの組み合わせが挙げられる。こちらはプレイヤーにしかダメージを与えられないものの、大量ダメージに加えて大量ドローによるアドバンテージ得ることができた。
- 第10版に再録された際も秘儀の教示/Arcane Teachingsが、さらにシャドウムーアでは火の力/Power of Fireという相方がいるため、かつてと同じ動きが可能。ただしどちらも赤で秘儀の教示はアンコモンなので、前ほど気軽にはできなくなっている。
- マスターズ25thのリミテッドでは、上述の水銀の短剣に加えて撤回のらせん/Retraction Helix、大石弓/Heavy Arbalest、ゴンドの存在/Presence of Gondなどコンボの相方が多く、しばしば凶悪な制圧力を発揮する。特に撤回のらせん・ゴンドの存在とはコモン同士なのでそろいやすい。
- 初心者にありがちな勘違いだが、攻撃後アンタップしてもまた攻撃できるわけではない。戦闘フェイズは1ターンに1回だけで、この能力では戦闘フェイズは増えない。そんなことができるなら警戒持ちは無限に攻撃できてしまう。
- クリーチャー・タイプはカニとなっているが、本来カブトガニはカニとは全く別の生き物。和名は「兜をかぶっている蟹」に、英語名は「蹄鉄形の蟹」に由来したものだが、それは見た目だけの話であり、生物学的にはカブトガニ目カブトガニ科カブトガニ属のカブトガニと言う、かなり独立した種である。強いて言うならサソリやクモに近い生物。
- さりげなさと写実性を備えた、味のあるイラストである。
- ちなみに、突き出ているのは尻尾であって角ではない。つまり、丸い方が前。
関連カード
起動型能力で自身をアンタップするクリーチャー。アンタップ能力は除く。
- サルディアの巨像/Colossus of Sardia - 9マナ9/9トランプルで起動コストは(9)。アップキープにのみ起動できる。(アンティキティー)
- Eater of the Dead - 起動コストは0マナだが、墓地のクリーチャー・カード1枚が対象として必要。(ザ・ダーク)
- イナゴの大群/Locust Swarm - 4マナ1/1飛行、起動コスト(G)。(ミラージュ)
- 変異種/Morphling - 起動コスト(U)。(ウルザズ・サーガ)
- Greater Morphling - 銀枠。起動コスト(2)。(アンヒンジド)
- 炎異種/Torchling - 起動コスト(R)。(次元の混乱)
- ファイレクシアの巨像/Phyrexian Colossus - 起動コストはライフ8点。(ウルザズ・サーガ)
- 用心深いドレイク/Vigilant Drake - 5マナ3/3飛行、起動コスト(2)(U)。(ウルザズ・レガシー)
- 吹雪の精霊/Blizzard Elemental - 7マナ5/5飛行、起動コスト(3)(U)。(ウルザズ・デスティニー)
- シミックのぼろ布蟲/Simic Ragworm - 緑のクリーチャーで起動コスト(U)。(ディセンション)
- ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot - 氷雪クリーチャー。起動コスト(1)(S)。(コールドスナップ)
- シャドウムーアのサイクル。起動コストは自身に-1/-1カウンターを1個置く。
- エーテル宣誓会の審判人/Ethersworn Adjudicator - 起動コスト(2)(U)。(コンフラックス)
- ソリトン/Soliton - 起動コスト(U)。(ミラディンの傷跡)
- 死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born - 起動コストはクリーチャー1体の生け贄。(イニストラード)
- 電位式錬金術師/Galvanic Alchemist - 結魂で「(2)(U):自身をアンタップ」を与える。(アヴァシンの帰還)
- 輪の信奉者/Disciple of the Ring - 起動コストは1マナと墓地のインスタントかソーサリー1枚を追放。(マジック・オリジン)
- 魔道士輪の対応者/Mage-Ring Responder - 起動コストは(7)。(マジック・オリジン)