Eater of the Dead

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Eater of the Dead (4)(黒)
クリーチャー — ホラー(Horror)

(0):墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。Eater of the Deadがタップ状態である場合、墓地にあるそのカードを追放し、Eater of the Deadをアンタップする。

3/4

初の墓地対策クリーチャーの1つ。墓地にあるクリーチャー・カード追放する能力を持つ。

墓地掃除の能力はタップ能力とは反対に、「(厳密には違うが)アンタップすることで効果が発生」「パーマネントは無意味にタップできないので、この能力も自由には使えない」といった特徴がある。この特徴はのちのシャドウムーアで登場したアンタップ・シンボルに受け継がれている。

墓地掃除の能力もさることながら、墓地にクリーチャー・カードがある限り何度もアンタップできるため、「パーマネントのタップ」をコストとするカード(炎の鞭/Fire Whipなど)との相性が良い。ウェザーライトで炎の鞭が登場したとき、連続射撃コンボの材料として注目された。

対戦相手の墓地にあるカードを0マナで何度でも対象にできるので、後に登場した悪事と相性が良い。死のディーラー、マルチェッサ/Marchesa, Dealer of Deathなど、統率者戦で悪事を参照する統率者を使うならば一考に値する。

  • 能力の起動コストは0マナだが、対象を取る能力なので、墓地にクリーチャー・カードがない限り起動できない点に注意。
  • このカードがアンタップ状態でも、適正な対象さえあれば能力のプレイは宣言できる。ただし解決時点でこれがアンタップなら、条件を満たしていないので、対象カードは追放されない。

[編集] オラクルの変遷

印刷時のテキストは「(0):いずれかの墓地からクリーチャー・カード1枚を選び、それをゲームから取り除く。Eater of the Deadをアンタップする。」であった。テキストの「Eater of the Deadをアンタップする」は擬コストと解釈され、当時のルールではアンタップ状態では起動することはできない。

最初のオラクル更新では、「いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を、ゲームから取り除く:Eater of the Deadをアンタップする。この能力は、Eater of the Deadがタップ状態であるときにしか使えない。」と、墓地除外が起動コストに変更され、タップ状態でしか起動できない旨が追加された。

そして1999年9月のオラクル更新で、現在の形の起動型能力に変更された。

  • イーター(Eater)という専用のクリーチャー・タイプを持っていたが、Masters Editionの再録に伴うオラクル更新でホラーに変更された。
    • Masters Editionの再録に伴うオラクル更新で、印刷時の「擬コスト」を考慮して、「Eater of the Deadをアンタップする:墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをゲームから取り除く。」というテキストに変更される予定であったが、同じカードを対象に取り続けることで、炎の鞭などとの無限コンボが可能になるとの指摘から、この変更は中止された[1]

[編集] ストーリー

Eater of the Dead死者を喰らう者)は、戦場の死体を漁る怪物(イラスト)。Ghed(ジェド)アルスール/Alsoorの兵士達の間でその存在が噂されているが、実際に目撃した者はいないようだ。

[編集] 登場

[編集] 参考

  1. Masters Edition Update Bulletin(Feature 2007年8月29日 Mark L. Gottlieb著)
QR Code.gif