神秘の指導コントロール

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2025年1月16日 (木) 15:36時点における版

神秘の指導コントロール(Mystical Teachings Control)は、神秘の指導/Mystical Teachingsをキーカードにした青黒のコントロールデッキ。モダンとパウパー環境に存在する。英語ではUB Teachingsという表記が多い。

概要

基本的には青のドローやカウンター、黒の除去、アドバンテージを稼げるETB能力持ちクリーチャーなどで構成された典型的な青黒コントロール。神秘の指導で各種インスタントをサーチしつつ、フラッシュバックでアドバンテージを得ていく。シルバーバレット用に様々なインスタントが1枚挿しされ、ソーサリーはごく少数の採用に留めている。

• サーチを軸に据えたデッキの例に漏れず、1枚挿しが多いためデッキレシピが長くなることが多い。

モダン

サンプルレシピ

• 備考
  • 世界選手権11 モダン部門5-1 （参考）
  • 使用者：彌永淳也
• フォーマット
  • モダン（～イニストラード）

• 大量に投入されたインスタントを瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageによって使い回すことができる。
  • 瞬唱の魔道士自身も瞬速を持つため、神秘の指導/Mystical Teachingsでサーチ可能なのも嬉しい。

パウパー

黎明期には青黒赤や白青黒などの派生型も存在したが、その後は青黒の2色にまとめたタイプが主流となっている。大きく分けてクリーチャー型とノンクリーチャー型が存在した。

前者はETB持ちのクリーチャーを多く採用した型であり、それらを無残な収穫/Grim Harvestで再利用することでアドバンテージを稼いでいた。無残な収穫が抜けて、同様にETBの再利用ギミックが搭載されている青黒フリッカーと複合する場合も多かった。

• 無残な収穫と熟考漂い/MulldrifterからGrimdrifterとも呼ばれていた。

一方で後者は、クリーチャーの採用を少数に絞る代わりにインスタントの割合を高めた型であり、エヴィンカーの正義/Evincar's Justiceや血まみれの書の呪い/Curse of the Bloody Tomeといった戦闘によらない勝ち筋に寄せていた。中でも運命再編で獲得したグルマグのアンコウ/Gurmag Anglerを採用したタイプはメタゲームの一角に食い込んでいたようだ。

初期型

青黒

• 備考
  • Pauper Challenge #987935 on 02/27/2010 2nd Place （参考）
  • 使用者：KoDoK
• フォーマット
  • パウパー（～ワールドウェイク）

白青黒

• 備考
  • Pauper Challenge #1064588 on 03/26/2010 1st Place （参考）
  • 使用者：dolly_d84
• フォーマット
  • パウパー（～ウルザズ・サーガ）

青黒赤

• 備考
  • Pauper Challenge #1448570 on 08/01/2010 1st Place （参考）
  • 使用者：Gosu.
• フォーマット
  • パウパー（～基本セット2011）

クリーチャー型

• 備考
  • Pauper Daily #6044590 on 10/05/2013 4-0 （参考）
  • 使用者：pk23
• フォーマット
  • パウパー（～基本セット2014）

• ラヴニカへの回帰ブロックで門を獲得した後のリスト。クリーチャーを除去から守りつつETBを使い回すため、死せざる邪悪/Undying Evilが採用されている。

ノンクリーチャー型

• 備考
  • Pauper Daily #8217087 on 05/01/2015 4-0 （参考）
  • 使用者：daBoess
• フォーマット
  • パウパー（～タルキール龍紀伝）

• タルキール覇王譚で獲得したゲインランドを採用している。

参考

• デッキ集