カウンタースリヴァー
提供:MTG Wiki
Aerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録) 細 (→参考: 「Tinkerデッキへの探究」のリンク切れを修正。) |
|||
189行: | 189行: | ||
[[Category:クロック・パーミッションデッキ]] | [[Category:クロック・パーミッションデッキ]] | ||
[[Category:ビート・コントロールデッキ]] | [[Category:ビート・コントロールデッキ]] | ||
− | [[Category: | + | [[Category:タイプ的デッキ]] |
[[Category:緑白青黒クロック・パーミッションデッキ]] | [[Category:緑白青黒クロック・パーミッションデッキ]] | ||
[[Category:緑白青黒ビート・コントロールデッキ]] | [[Category:緑白青黒ビート・コントロールデッキ]] |
2024年6月11日 (火) 22:58時点における版
カウンタースリヴァー (Counter Sliver) は、エクステンデッドやエターナル環境に存在するクロック・パーミッションデッキ。
目次 |
概要
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)は被覆を持つ。(それらは呪文や能力の対象にならない。)
2/2クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)は「2点のライフを支払う:このパーマネントをオーナーの手札に戻す。」を持つ。
2/2インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
2マナの強力なスリヴァーを並べて、その共有能力を武器に攻め込むデッキ。カウンターは対戦相手のリセットやキーカードを打ち消すために使われるのが普通。純粋なビートダウン・デッキと殴りあうと力負けしてしまうが、パーミッションやコンボデッキに対して有利なデッキタイプ。
基本的に青と白がメインで、そこに緑や黒のスリヴァーを加えた構成をとる。特にやっかいなのが水晶スリヴァー/Crystalline Sliverと冬眠スリヴァー/Hibernation Sliverの組み合わせで、除去が非常に困難になる。これらがいると単体除去は対象を取れないし、全体除去呪文を撃っても手札に戻されてしまう。
- 除去しにくいクリーチャーによるクロックと、それを守る打ち消し呪文という組み合わせのデッキは、エクステンデッドのカウンタースリヴァーがその走りだった。現在では、クロック・パーミッションというデッキカテゴリーとして一般的に知られているが、当初はこれしかなかったため、「カウンタースリヴァータイプ」といった表現をされることも少なくなかった。
エクステンデッド
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)は「(2),このパーマネントを生け贄に捧げる:あなたは4点のライフを得る。」を持つ。
2/2当時環境で暴れ回っていたドネイトに対して絶大な効果を発揮したため、環境の一環としてメタに常に数えられていた。ドネイトにはデッキタイプ的に有利なのに加え、給食スリヴァー/Victual Sliverが効果的だったのも一因。
序盤から多くの色マナを揃えなければならないため、デュアルランドや5色土地が多用される。本格的に作ろうとすると土地だけでかなりの大金が必要になることも。スリヴァーの女王/Sliver Queenさえ入れなければ、クリーチャーや主要な呪文はアンコモンまでで集められる。しかし、意志の力/Force of Will、剣を鍬に/Swords to Plowshares、Demonic Consultationと、高額アンコモンばかりである。
サンプルリスト
- 備考
- プロツアーシカゴ99 ベスト8
- 使用者:Christian Luhrs
- フォーマット
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (20) | 3 | 非業の死/Perish | |
4 | 酸性スリヴァー/Acidic Sliver | 2 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares |
4 | 水晶スリヴァー/Crystalline Sliver | 2 | 解呪/Disenchant |
4 | 冬眠スリヴァー/Hibernation Sliver | 3 | 水流破/Hydroblast |
4 | 筋肉スリヴァー/Muscle Sliver | 2 | 名誉の道行き/Honorable Passage |
4 | 有翼スリヴァー/Winged Sliver | 3 | 死者への敬意/Honor the Fallen |
呪文 (17) | |||
4 | 対抗呪文/Counterspell | ||
3 | Demonic Consultation | ||
2 | 解呪/Disenchant | ||
4 | 意志の力/Force of Will | ||
2 | 誤った指図/Misdirection | ||
2 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares | ||
土地 (23) | |||
4 | 真鍮の都/City of Brass | ||
4 | 氾濫原/Flood Plain | ||
2 | 宝石鉱山/Gemstone Mine | ||
2 | 知られざる楽園/Undiscovered Paradise | ||
2 | Scrubland | ||
1 | Tropical Island | ||
3 | Tundra | ||
4 | Underground Sea | ||
1 | Volcanic Island |
- いわゆるDDスリヴァー。Demonic Consultationで必要なスリヴァーをサーチする。
レガシー
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを1個置いてもよい。
(T):あなたの手札にある、マナ総量が霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
次元の混乱での筋力スリヴァー/Sinew Sliverの登場を受け、レガシーでも見られるようになった。筋肉スリヴァー/Muscle Sliverとの併用により高速化が実現されるとともに、クリーチャー同士の殴り合いにもある程度の耐性を持っている。追加で板金スリヴァー/Plated Sliverを投入することで殴り合いに耐性をつけつつ、紅蓮地獄/Pyroclasmや仕組まれた疫病/Engineered Plagueから身を守るタイプも多い。
色マナを無視してスリヴァーを戦場に出せる霊気の薬瓶/Aether Vialは重要なカードである。多色デッキゆえに基本でない土地への対策にもろい部分があり、このとき霊気の薬瓶が置かれていないと厳しい展開を強いられがち。
基本セット2014と基本セット2015でスリヴァーが再登場したことで若干強化された。
サンプルリスト1
- 備考
- レガシー選手権08 優勝
- 使用者:Blake Patrow
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (19) | |
4 | 水晶スリヴァー/Crystalline Sliver |
3 | 冬眠スリヴァー/Hibernation Sliver |
4 | 筋肉スリヴァー/Muscle Sliver |
4 | 筋力スリヴァー/Sinew Sliver |
4 | 有翼スリヴァー/Winged Sliver |
インスタント・ソーサリー (19) | |
4 | 渦まく知識/Brainstorm |
4 | 目くらまし/Daze |
4 | 意志の力/Force of Will |
3 | 思案/Ponder |
4 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares |
エンチャント・アーティファクト (4) | |
4 | 霊気の薬瓶/Aether Vial |
土地 (18) | |
4 | 溢れかえる岸辺/Flooded Strand |
1 | 島/Island |
3 | 変わり谷/Mutavault |
1 | 平地/Plains |
1 | 汚染された三角州/Polluted Delta |
2 | Tropical Island |
3 | Tundra |
2 | Underground Sea |
1 | 吹きさらしの荒野/Windswept Heath |
サイドボード | |
4 | 青霊破/Blue Elemental Blast |
2 | 調和スリヴァー/Harmonic Sliver |
2 | クローサの掌握/Krosan Grip |
4 | 次元の狭間/Planar Void |
3 | もみ消し/Stifle |
- ドローカードで必要なスリヴァーを速やかに集め、ピッチカウンターでそれらを全力で展開しつつサポートする。
サンプルリスト2
- 備考
- StarCityGames.com Legacy Open on 10/26/2014 ベスト4 (参考)
- 使用者:Blake Patraw
- フォーマット
- 基本セット2015参入後のタイプ。魂の洞窟/Cavern of Souls、スリヴァーの巣/Sliver Hiveと2種類の5色土地が採用されている。
参考
- Finding the Tinker Deck(Internet Archive)/Tinkerデッキへの探究(WotC、文:Mike Flores)
- クロック・パーミッション
- スリヴァー (デッキ)
- デッキ集