復仇/Reprisal

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[[白]]に時々ある限定的な[[除去]]。その中でもこれは使い勝手がいい。
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[[白]]に時々ある、[[パワーが4以上]][[クリーチャー]]だけを[[対象]]にする[[除去]]の元祖。
2[[マナ]]と[[軽い|軽く]]て[[インスタント]]。しかも[[対象]]となり得る[[大型クリーチャー]]は除去したいことが多いので、無駄になりにくい。
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[[再生]]も許さないため、[[第6版]]に[[再録]]されたときには超強力クリーチャー・[[マスティコア/Masticore]]対策としてもよく用いられた。
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もっとも作られた当初は、同じ[[ブロック#format|ブロック]][[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]があったため、不当に低い評価を受けた不遇の[[カード]]だった。
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[[ウィニー]]には役立たないという欠点はあるが、2[[マナ]][[軽い]][[インスタント]]であるため使い勝手がよく、[[大型クリーチャー]]へのピンポイント対策として採用する価値がある。
  
[[第7版]]に再録されたときは[[クリーチャー]]はみんな高[[パワー]]で、[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]][[幻影のケンタウロス/Phantom Centaur]][[貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth]][[賛美されし天使/Exalted Angel]][[ワーム]][[トークン]]から[[パンプアップ]]した[[サイカトグ/Psychatog]]までも射程圏であり、[[サイドボード]]はもちろんメインから投入する[[アストログライド]]や[[白緑ビートダウン]]も存在した。
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初出当時は、同じ[[ブロック (総称)|ブロック]][[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]があったために低い評価を受けていた。しかし[[第6版]][[再録]]された際には[[再生]]を許さない除去であることが功を奏し、超強力クリーチャー・[[マスティコア/Masticore]]対策としてもよく用いられた。
  
同条件でクリーチャーを除去する亜種がいくつか存在する。
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[[第7版]]に再録されたときは[[環境]]に高パワーのクリーチャーが多く、[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]、[[幻影のケンタウロス/Phantom Centaur]]、[[貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth]]、[[賛美されし天使/Exalted Angel]]、[[ワーム]]・[[トークン]]から[[パンプアップ]]した[[サイカトグ/Psychatog]]までも射程圏であり、[[サイドボード]]はもちろん[[メインデッキ]]から投入する[[アストログライド]]や[[白緑ビートダウン]]も存在した。
*[[弱者の報復/Retribution of the Meek]]
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*[[剛胆な勇士/Intrepid Hero]]
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[[ニクスへの旅]]にも再録。[[英雄的]]や[[授与]]、[[怪物化]]など勝手にクリーチャーが大きくなっていく環境のため、対象には事欠かない。
*[[レイディアントの審判/Radiant's Judgment]]
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*[[プロツアー「マジック2015」]][[プロツアー予選|予選]]におけるトップ8賞品のプレイマットの絵柄に{{Gatherer|id=381470|ニクスへの旅版イラスト}}が起用されている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/qualifiers-pro-tour-portland-2014-02-11 Qualifiers for Pro Tour Magic 2015 in Portland](News [[2014年]]2月11日 [[Wizards of the Coast]]著)</ref>。
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==関連カード==
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パワーが高いクリーチャーを除去するカード。特記しないかぎり対象を[[破壊]]する白のインスタントで、[[再生]]は許す。
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パワーが最大のクリーチャーを除去するカードは[[ぐらつき/Topple]]の項を、逆にパワーが低いクリーチャーを除去するカードは[[虫つぶし/Swat]]を、[[マナ総量]]が大きいものを除去するカードは[[関税/Tariff]]を、高い[[タフネス]]は[[光の柱/Pillar of Light]]を、[[全体除去]]版は[[弱者の報復/Retribution of the Meek]]の項をそれぞれ参照。
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===パワー5以上を除去===
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*[[セレズニアの魔除け/Selesnya Charm]] - [[緑白]]の2マナ。[[モード]]の一つ。[[追放]]除去。([[ラヴニカへの回帰]])
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===パワー4以上を除去===
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*[[レイディアントの審判/Radiant's Judgment]] - 3マナ。[[サイクリング]](2)付き。([[ウルザズ・レガシー]])
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*[[大物潰し/Smite the Monstrous]] - 4マナになった[[下位互換]]。([[イニストラード]])
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*[[邪悪退治/Vanquish the Foul]] - 6マナの[[ソーサリー]]。[[占術]]1付き。([[テーロス]])
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*[[集団的努力/Collective Effort]] - [[ダブルシンボル]]3マナの[[増呪]]ソーサリー。モードの一つに復仇を含む。([[異界月]])
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*[[軍団の裁き/Legion's Judgment]] - 3マナかつソーサリーになった下位互換。([[イクサラン]])
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*[[引き倒し/Bring Down]] - 4マナのソーサリー。[[助力]]付き。([[バトルボンド]])
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*[[公判への移送/Bring to Trial]] - 3マナのソーサリー。追放除去。([[ラヴニカの献身]])
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*[[永遠の疎外/Eternal Isolation]] - 2マナのソーサリー。[[ライブラリーの一番下]]に戻す。([[基本セット2020]])
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*[[粗暴者の貶め/Humble the Brute]] - 5マナ。[[調査]]付き。([[イニストラードを覆う影]])
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*[[勝利への躍進/Triumphant Surge]] - 4マナ。3点[[回復]]付き。([[テーロス還魂記]])
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*[[刃による払拭/Blade Banish]] - 4マナ。追放除去。([[イコリア:巨獣の棲処]])
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*[[学舎防衛/Defend the Campus]] - 4マナ。モードの一つ。([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])
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*[[穢れの一掃/Repel the Vile]] - 4マナ。モードの一つ。追放除去。([[神河:輝ける世界]])
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*[[ガイディング・ボルト/Guiding Bolt]] - 3マナ。占術2付き。([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]])
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*[[武勇の時/Moment of Valor]] - 3マナ。モードの一つ。([[エルドレインの森]])
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*[[次の一手/Make Your Move]] - 3マナ。[[エンチャント]]か[[アーティファクト]]も対象にできる。([[カルロフ邸殺人事件]])
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*[[災厄の追い返し/Repel Calamity]] - 2マナ。タフネスが4以上でも対象にできる。([[ブルームバロウ]])
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*[[悪魔祓い/Exorcise]] - 2マナのソーサリー。追放除去。エンチャントかアーティファクトも対象にできる。([[ダスクモーン:戦慄の館]])
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====クリーチャー====
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*[[剛胆な勇士/Intrepid Hero]] - 3マナ1/1。復仇の[[タップ能力]]を持つ。([[ウルザズ・サーガ]])
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*[[大物狙い/Big Game Hunter]] - [[黒]]の3マナ1/1。復仇のETB能力と[[マッドネス]](黒)を持つ。([[次元の混乱]])
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*[[隠れたる龍殺し/Hidden Dragonslayer]] - 2マナ2/1。[[表向きになったとき]]の[[誘発型能力]]が復仇。([[タルキール龍紀伝]])
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*[[巨人落とし/Giant Killer]] - 1マナ1/2。[[出来事]]が3マナの復仇。([[エルドレインの王権]])
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*[[ドラニスのクードロ将軍/General Kudro of Drannith]] - [[白黒]]3マナ3/3[[人間]]。[[起動コスト]](2)と人間2体の[[生け贄]]で復仇を撃てる。(イコリア:巨獣の棲処)
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*[[恐れを知らぬ騎士、エオウィン/Éowyn, Fearless Knight]] - 白赤4マナ3/4速攻。これよりパワーの高い対戦相手のクリーチャーを追放するETB能力を持つ。([[指輪物語:中つ国の伝承]])
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====プレインズウォーカー====
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*[[放浪者/The Wanderer]] - 4マナ。[-2][[忠誠度能力]]。追放除去。([[灯争大戦]])
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===パワー3以上を除去===
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*[[アブザンの魔除け/Abzan Charm]] - [[白黒緑]]の3マナ。モードの一つ。追放除去。([[タルキール覇王譚]])
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*[[空鯨捕りの一撃/Skywhaler's Shot]] - 3マナ。[[占術]]1付きで、大物潰しの[[上位互換]]。([[カラデシュ]])
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*[[アジャニ、神祖を倒す/Ajani Fells the Godsire]] - ダブルシンボル5マナ。[[英雄譚]]エンチャントの第I[[章能力]]。追放除去。([[モダンホライゾン3]])
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===参照パワーが可変===
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*[[眩い希望/Blazing Hope]] - 1マナ。条件はパワーが[[あなた]]の[[ライフ総量]]以上。追放除去。([[イクサランの相克]])
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:アイスエイジブロック]]
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<references />
*[[カード個別評価:7版(7th)]]
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*[[パワーが4以上]]
*[[カード個別評価:クラシック(6th)]]
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*[[カード個別評価:ニクスへの旅]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:アライアンス]] - [[アンコモン]]3(2種類)
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*[[カード個別評価:第7版]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:第6版]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:Masters Edition 2]] - [[コモン]]
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__NOTOC__

2024年11月7日 (木) 13:57時点における最新版


Reprisal / 復仇 (1)(白)
インスタント

パワーが4以上のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。


に時々ある、パワーが4以上クリーチャーだけを対象にする除去の元祖。

ウィニーには役立たないという欠点はあるが、2マナ軽いインスタントであるため使い勝手がよく、大型クリーチャーへのピンポイント対策として採用する価値がある。

初出当時は、同じブロック剣を鍬に/Swords to Plowsharesがあったために低い評価を受けていた。しかし第6版再録された際には再生を許さない除去であることが功を奏し、超強力クリーチャー・マスティコア/Masticore対策としてもよく用いられた。

第7版に再録されたときは環境に高パワーのクリーチャーが多く、火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu幻影のケンタウロス/Phantom Centaur貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth賛美されし天使/Exalted Angelワームトークンからパンプアップしたサイカトグ/Psychatogまでも射程圏であり、サイドボードはもちろんメインデッキから投入するアストログライド白緑ビートダウンも存在した。

ニクスへの旅にも再録。英雄的授与怪物化など勝手にクリーチャーが大きくなっていく環境のため、対象には事欠かない。

[編集] 関連カード

パワーが高いクリーチャーを除去するカード。特記しないかぎり対象を破壊する白のインスタントで、再生は許す。

パワーが最大のクリーチャーを除去するカードはぐらつき/Toppleの項を、逆にパワーが低いクリーチャーを除去するカードは虫つぶし/Swatを、マナ総量が大きいものを除去するカードは関税/Tariffを、高いタフネス光の柱/Pillar of Lightを、全体除去版は弱者の報復/Retribution of the Meekの項をそれぞれ参照。

[編集] パワー5以上を除去

[編集] パワー4以上を除去

[編集] クリーチャー

[編集] プレインズウォーカー

[編集] パワー3以上を除去

[編集] 参照パワーが可変

[編集] 参考

  1. Qualifiers for Pro Tour Magic 2015 in Portland(News 2014年2月11日 Wizards of the Coast著)
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