魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayal

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全クリーチャーを弱体化させるため、いつ[[戦場に出す|戦場に出し]]てもそれなりの影響がある。[[タフネス]]1の[[システムクリーチャー]]や1/1[[トークン]]ならばほとんど封殺できてしまう。重ね[[張る|張り]]はできないので[[サイズ]]の大きいクリーチャーを完全に処理することはできないが、それでも足止め程度には十分。
 
全クリーチャーを弱体化させるため、いつ[[戦場に出す|戦場に出し]]てもそれなりの影響がある。[[タフネス]]1の[[システムクリーチャー]]や1/1[[トークン]]ならばほとんど封殺できてしまう。重ね[[張る|張り]]はできないので[[サイズ]]の大きいクリーチャーを完全に処理することはできないが、それでも足止め程度には十分。
  
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[[ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus]]や[[尖塔の源獣/Genju of the Spires]]、[[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]などが同[[環境]]で使われていたこと、単純に[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]に対して抑止力となったことから、しばしば使われていた。
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[[ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus]]や[[尖塔の源獣/Genju of the Spires]]、[[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]などが同[[環境]]で使われていたこと、単純に[[ビートダウンデッキ|ビートダウン]]に対して抑止力となったことから、しばしば使われていた。[[モダン]]でも[[小型クリーチャー]]やトークンによく効くため[[ジャンドコントロール#モダン|ジャンド]]等の[[サイドボード]]によく入っている。
  
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*[[謙虚/Humility]]や[[彫像の威圧者/Graven Dominator]]の[[CIP]][[能力]]は[[種類別]]第7b種、魂の裏切りの夜は第7c種なので、双方が[[戦場]]に存在すると必ず「1/1になる」が先に適用され、クリーチャーがいなくなる。
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*[[神河物語]]では、唯一の[[祭殿]]でない伝説のエンチャント。開発段階では[[伝説の|伝説]]ではなかったが、複数張りが強力だと分かったため伝説の[[特殊タイプ]]が加えられた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-day-january-2005-2005-01-03 Card of the Day 01/14/2005]（[http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200501.shtml 邦訳]）</ref>。
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*これを2つ[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している状態になると片方が[[墓地に置く|墓地に置かれる]]が、同時にタフネス2のクリーチャーを[[除去]]できる。[[レジェンド・ルール]]によって魂の裏切りの夜が墓地に置かれることと、タフネスが0のクリーチャーが墓地に置かれることが同時に適用されるため。
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**なお、[[神河謀叛]]では[[白]]に[[運命の日/Day of Destiny]]が、また[[神河救済]]では[[青]]に[[精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage]]が登場している。
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*これが戦場にある時にタフネス1の[[187クリーチャー]]（[[永遠の証人/Eternal Witness]]など）を出した場合、タフネス0の状態で[[戦場に出る]]ため次の[[状況起因処理]]によって墓地に置かれる。この時、CIP能力はそれが墓地に置かれた後に[[スタック]]に置かれる。
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**タフネス1のクリーチャーの[[起動型能力]]（桜族の長老など）を使うことはできない。戦場に出てから[[優先権]]を得るまでの間に状況起因処理で墓地に置かれてしまうためである。
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*[[神河物語]]では、唯一の[[祭殿]]でない伝説のエンチャント。なお、[[神河謀叛]]では[[白]]に[[運命の日/Day of Destiny]]が、また[[神河救済]]では[[青]]に[[精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cage]]が登場している。
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**開発段階では[[伝説の|伝説]]ではなかったが、複数張りが強力だと分かったため伝説の[[特殊タイプ]]が加えられた。
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*[[イニストラード]]で類似した効果を持つ[[死の支配の呪い/Curse of Death's Hold]]が登場した。[[マナ・コスト]]が1増えたものの[[伝説のエンチャント]]ではなくなり、[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]されている[[プレイヤー]]の[[クリーチャー]]のみを弱体化させる[[呪い]][[オーラ]]になっている。
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==ルール==
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*[[謙虚/Humility]]や[[彫像の威圧者/Graven Dominator]]の[[ETB]][[能力]]は[[種類別]]第7b種、魂の裏切りの夜は第7c種なので、双方が[[戦場]]に存在すると、[[戦場に出る|戦場に出た]]順序等に関わらず「1/1になる」を適用してから-1/-1の修整を適用することになる。よってこれを受けたクリーチャーはすべて[[状況起因処理]]により[[墓地に置く|墓地に置かれる]]。
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*これを2つ[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している状態になると片方が墓地に置かれるが、同時にタフネス2のクリーチャーを[[除去]]できる。[[レジェンド・ルール]]によって魂の裏切りの夜が墓地に置かれることと、タフネスが0のクリーチャーが墓地に置かれることはともに状況起因処理であり、これらが同時に適用されるため。
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*これが戦場にある時にタフネス1の[[187クリーチャー]]（[[永遠の証人/Eternal Witness]]など）を出した場合、タフネス0の状態で戦場に出るため次の状況起因処理によって墓地に置かれる。この時、ETB能力はそれが墓地に置かれた後に[[スタック]]に置かれる。
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**これが戦場にある状態で、タフネス1のクリーチャーの[[起動型能力]]（桜族の長老など）を使うことはできない。戦場に出てから[[優先権]]を得るまでの間に状況起因処理で墓地に置かれてしまうためである。
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==類似カード==
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各クリーチャーに継続的にマイナス修整を施すカード。特記しない限り[[常在型能力]]。自分のクリーチャーだけが修整を受ける純粋デメリット能力は割愛。
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*[[夜の先駆け/Harbinger of Night]] - (2)(黒)(黒)2/3クリーチャー。あなたの[[アップキープ]]に、これを含む各クリーチャーに[[-1/-1カウンター]]を1つ置く。（[[ミラージュ]]）
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**[[真夜中のバンシー/Midnight Banshee]] - (3)(黒)(黒)(黒)5/5[[萎縮]]クリーチャー。あなたのアップキープに、[[黒]]でない各クリーチャーに-1/-1カウンターを1つ置く。（[[シャドウムーア]]）
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*[[夜の戦慄/Dread of Night]] - (黒)エンチャント。白のクリーチャーにのみ-1/-1。（[[テンペスト]]）
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*[[要塞の監督官/Stronghold Taskmaster]] - (2)(黒)(黒)4/3クリーチャー。他の黒のクリーチャーにのみ-1/-1。（[[ストロングホールド]]）
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*[[仕組まれた疫病/Engineered Plague]] - (2)(黒)エンチャント。これが[[戦場に出る]]際に指定した[[タイプ]]のクリーチャーにのみ-1/-1。（[[ウルザズ・レガシー]]）
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**[[疫病を仕組むもの/Plague Engineer]] - (2)(黒)2/2[[接死]]クリーチャー。対戦相手のクリーチャーのみが修整を受ける仕組まれた疫病。（[[モダンホライゾン]]）
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*[[隆盛なるエヴィンカー/Ascendant Evincar]] - (4)(黒)(黒)3/3[[飛行]]クリーチャー。黒でないクリーチャーに-1/-1。さらに他の黒のクリーチャーには+1/+1修整。（[[ネメシス]]）
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**[[隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero]] - (4)(白)(白)4/4クリーチャー。隆盛なるエヴィンカーの効果が白黒反転したバージョン。（[[次元の混乱]]）
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**[[大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite]] - (5)(白)(白)4/7[[警戒]]クリーチャー。対戦相手のクリーチャーに-2/-2、さらにあなたのクリーチャーに+2/+2。（[[新たなるファイレクシア]]）
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**[[天上の赦免/Ethereal Absolution]] - (4)(白)(黒)エンチャント。対戦相手のクリーチャーに-1/-1。さらにあなたのクリーチャーに+1/+1。（[[ラヴニカの献身]]）
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*[[魂を吹き消すもの/Soul Snuffers]] - (2)(黒)(黒)3/3クリーチャー。[[ETB]]能力でこれを含む各クリーチャーに-1/-1カウンターを1つ置く。（[[イーブンタイド]]）
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*[[執行の悪魔/Carnifex Demon]] - (4)(黒)(黒)6/6飛行クリーチャー。-1/-1カウンターが2つ置かれて戦場に出る。(黒)支払って1つ取り除くと他の各クリーチャーに-1/-1カウンターを1つ置く。（[[ミラディンの傷跡]]）
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*[[黒の太陽の頂点/Black Sun's Zenith]] - (X)(黒)(黒)ソーサリー。[[X]]個の-1/-1カウンターを置く。使用後これは[[ライブラリー]]に戻る。（[[ミラディン包囲戦]]）
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*[[死の支配の呪い/Curse of Death's Hold]] - (3)(黒)(黒)[[呪い]][[オーラ]]。[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]されている[[プレイヤー]]の[[クリーチャー]]のみ-1/-1。（[[イニストラード]]）
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*[[煙の精霊/Smog Elemental]] - (4)(黒)(黒)で3/3[[飛行]]のクリーチャー。対戦相手の飛行クリーチャーのみ-1/-1。（[[ギルド門侵犯]]）
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*[[集団疾病/Illness in the Ranks]] - (黒)エンチャント。[[トークン]]にのみ-1/-1。（ギルド門侵犯）
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**[[悪性の疫病/Virulent Plague]] - (2)(黒)エンチャント。-2/-2になった集団疾病の[[上位種]]。（[[タルキール龍紀伝]]）
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*[[悪意に満ちた者、ケアヴェク/Kaervek, the Spiteful]] - (2)(黒)(黒)3/2クリーチャー。（[[基本セット2021]]）
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*[[肉体は脆い/The Flesh Is Weak]] - (2)(白)(青)(黒)エンチャント。[[アーティファクト]]でないクリーチャーに-1/-1。[[ETB]]能力であなたの各クリーチャーは[[+1/+1カウンター]]を得てアーティファクトになる。（[[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]]）
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[[パワー]]のみにマイナス修整のものは[[困惑の石/Cumber Stone]]の項を、対戦相手のクリーチャーにのみ-1/-1カウンターを置くものは[[居すくみ/Cower in Fear]]の項を参照。
 
==参考==
 
==参考==
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*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/0105 Card of the Day 01/14/2005]（[http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200501.shtml 邦訳]）
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<references />
 
*[[カード個別評価：神河物語]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価：神河物語]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価：アイコニックマスターズ]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価：ヒストリック・アンソロジー6]] - [[レア]]

2022年11月2日 (水) 02:01時点における最新版


Night of Souls' Betrayal / 魂の裏切りの夜 (２)(黒)(黒)
伝説のエンチャント

すべてのクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。


すべてのクリーチャーに-1/-1修整を与える伝説のエンチャント。

全クリーチャーを弱体化させるため、いつ戦場に出してもそれなりの影響がある。タフネス1のシステムクリーチャーや1/1トークンならばほとんど封殺できてしまう。重ね張りはできないのでサイズの大きいクリーチャーを完全に処理することはできないが、それでも足止め程度には十分。

ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexusや尖塔の源獣/Genju of the Spires、桜族の長老/Sakura-Tribe Elderなどが同環境で使われていたこと、単純にビートダウンに対して抑止力となったことから、しばしば使われていた。モダンでも小型クリーチャーやトークンによく効くためジャンド等のサイドボードによく入っている。

[編集] ルール

  • 謙虚/Humilityや彫像の威圧者/Graven DominatorのETB能力は種類別第7b種、魂の裏切りの夜は第7c種なので、双方が戦場に存在すると、戦場に出た順序等に関わらず「1/1になる」を適用してから-1/-1の修整を適用することになる。よってこれを受けたクリーチャーはすべて状況起因処理により墓地に置かれる。
  • これを2つコントロールしている状態になると片方が墓地に置かれるが、同時にタフネス2のクリーチャーを除去できる。レジェンド・ルールによって魂の裏切りの夜が墓地に置かれることと、タフネスが0のクリーチャーが墓地に置かれることはともに状況起因処理であり、これらが同時に適用されるため。
  • これが戦場にある時にタフネス1の187クリーチャー（永遠の証人/Eternal Witnessなど）を出した場合、タフネス0の状態で戦場に出るため次の状況起因処理によって墓地に置かれる。この時、ETB能力はそれが墓地に置かれた後にスタックに置かれる。
    • これが戦場にある状態で、タフネス1のクリーチャーの起動型能力（桜族の長老など）を使うことはできない。戦場に出てから優先権を得るまでの間に状況起因処理で墓地に置かれてしまうためである。

[編集] 類似カード

各クリーチャーに継続的にマイナス修整を施すカード。特記しない限り常在型能力。自分のクリーチャーだけが修整を受ける純粋デメリット能力は割愛。

パワーのみにマイナス修整のものは困惑の石/Cumber Stoneの項を、対戦相手のクリーチャーにのみ-1/-1カウンターを置くものは居すくみ/Cower in Fearの項を参照。

[編集] 参考

  1. ↑ Card of the Day 01/14/2005（邦訳）
「http://mtgwiki.com/wiki/%E9%AD%82%E3%81%AE%E8%A3%8F%E5%88%87%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%A4%9C/Night_of_Souls%27_Betrayal」より作成
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