ナルコブリッジ

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'''ナルコブリッジ(Narco-Bridge)'''とは、[[未来予知]]以降に登場した[[リアニメイト]]系[[コンボ]]・[[ビートダウン]][[デッキ]]
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'''ナルコブリッジ'''(''Narco-Bridge'')は、[[未来予知]]以降に登場した[[リアニメイト]]系[[コンボ]]・[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン・デッキ]]。日本では'''鳴子橋'''とも呼ばれる。
  
 
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==概要==
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何らかの手段で[[ナルコメーバ/Narcomoeba]]や[[黄泉からの橋/Bridge from Below]]を[[墓地]]に[[落とす|落とし]]、最後は[[戦慄の復活/Dread Return]]の[[フラッシュバック]]で[[フィニッシャー]]を[[リアニメイト]]して[[勝利]]する。
  
 
{{#card:Narcomoeba}}
 
{{#card:Narcomoeba}}
{{#card:Bridge from Below }}
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{{#card:Bridge from Below}}
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{{#card:Dread Return}}
  
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[[フリゴリッド]]と非常に動きが似ているため、[[エクステンデッド]]や[[エターナル]]では、フリゴリッドにこれらのギミックが組み込まれている。
  
何らかの手段で[[ナルコメーバ/Narcomoeba]][[黄泉からの橋/Bridge from Below]][[墓地]]に落とし、最後は[[戦慄の復活/Dread Return]]の[[フラッシュバック]]で[[フィニッシャー]]を[[釣る|釣り上げて]]勝利する。
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本来は[[発掘 (デッキ)|発掘デッキ]]とナルコメーバなどの相性のよさを活かして組まれたデッキだが、[[ラヴニカ・ブロック]]退場後も[[心の傷跡/Traumatize]]を使用したバージョンが登場した。
  
[[フリゴリッド]]と非常に動きが似ている為、[[エクステンデッド]][[エターナル]]では、フリゴリッドにこれらのギミックが組み込まれている。
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==時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期==
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[[時のらせんブロック]][[ローウィン・ブロック]]期の[[スタンダード]]では、[[ラヴニカ・ブロック]]が落ちたことで[[キーカード|キー]]となる[[発掘]][[カード]]を失い消滅するかに見えたが、[[高橋純也]]の手により見事復活を果たす。[[The Finals07]]でベスト8進出者を輩出し、話題になった。
  
本来は[[発掘 (デッキ)|発掘デッキ]]と[[ナルコメーバ/Narcomoeba]]などの相性のよさを活かして組まれたデッキだが、[[ラヴニカ・ブロック]]退場後も[[心の傷跡/Traumatize]]を使用したバージョンが登場した。
 
 
 
 
==[[スタンダード]]([[スタンダードの変遷#コールドスナップ+時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期|コールドスナップ+時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期]])==
 
[[ラヴニカ・ブロック]]が落ちたことで[[キーカード|キー]]となる[[発掘 (ルール用語)|発掘]][[カード]]を失い消滅するかに見えたが、[[高橋純也]]氏の手により見事復活を果たす。
 
[[The Finals07]]でベスト8進出者を輩出し、話題になった。
 
 
{{#card:Traumatize}}
 
{{#card:Traumatize}}
 
{{#card:Bogardan Hellkite}}
 
{{#card:Bogardan Hellkite}}
  
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失った発掘カードの代用は、心の傷跡が務める。[[ライブラリー]]の半数を[[墓地]]に叩き込むことで、十二分な数のカードを墓地に送ることができる。これにより戦慄の復活の[[フラッシュバック]]を複数回使用することができ、1[[ターン]]中に数回フィニッシュとなるアクションを起こせるようになるという利点がある。
  
失った発掘カードの代用は[[心の傷跡/Traumatize]]が務める。
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[[The Finals07]]の段階では[[メタ外]]だったこともあり[[墓地対策]]がほとんどなされていなかったため、好成績を残すことができた。
[[ライブラリー]]の半数を[[墓地]]に叩き込むことで、十二分な数のカードを墓地に送ることが出来る。
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これにより[[戦慄の復活/Dread Return]]の[[フラッシュバック]]を複数回使用することが出来、1[[ターン]]中に数回フィニッシュとなるアクションを起こせるようになるという利点がある。
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[[The Finals07]]の段階では[[メタ外]]だったこともあり[[墓地対策]]が殆どなされていなかったため、好成績を残すことが出来た。
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===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===
 
*備考
 
*備考
**[[The Finals07]] ベスト4 ([http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/finals/2007/index.html 参考])
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**[[The Finals07]] ベスト4  ([http://web.archive.org/web/20090213082128/http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/finals/2007/index.html 参考])
 
**使用者:[[長島誠]]
 
**使用者:[[長島誠]]
 
**デザイン:[[高橋純也]]
 
**デザイン:[[高橋純也]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]]+[[ローウィン]])
 
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]]+[[ローウィン]])
 
  
 
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==ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期==
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[[ラヴニカ・ブロック]]+[[時のらせんブロック]]期の[[スタンダード]]で登場したもの。[[発掘 (デッキ)|発掘デッキ]]の発展版。デッキの構造や動き方は[[フリゴリッド]]に酷似している。
  
 
==[[スタンダード]]([[スタンダードの変遷#ラヴニカ・ブロック+コールドスナップ+時のらせんブロック期|ラヴニカ・ブロック+コールドスナップ+時のらせんブロック期]])==
 
[[発掘 (デッキ)|発掘デッキ]]の発展版。
 
デッキの構造や動き方は[[フリゴリッド]]に酷似している。
 
 
{{#card:Golgari Grave-Troll}}
 
{{#card:Golgari Grave-Troll}}
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{{#card:Magus of the Bazaar}}
 
{{#card:Flame-Kin Zealot}}
 
{{#card:Flame-Kin Zealot}}
  
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[[ナルコメーバ/Narcomoeba]]や[[黄泉からの橋/Bridge from Below]]、[[戦慄の復活/Dread Return]]などのパーツはフリゴリッドと同様。
  
まず、[[バザールの大魔術師/Magus of the Bazaar]]などにより[[発掘 (ルール用語)|発掘]][[カード]]を墓地に落とす。
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[[引く|ドロー]]&[[墓地送り]]手段として[[バザールの大魔術師/Magus of the Bazaar]]が搭載されており、積極的に[[発掘]][[カード]][[墓地]]に[[落とす|落として]]いく。あとは[[ナルコメーバ/Narcomoeba]]や[[黄泉からの橋/Bridge from Below]]で[[クリーチャー]]を確保して[[戦慄の復活/Dread Return]]から[[フィニッシャー]]を[[リアニメイト]]する。十分に[[ゾンビ]]・[[トークン]]が並んでいれば、[[炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot]]で即座に[[勝利]]できる。
その後、[[発掘 (ルール用語)|発掘]]によって[[ナルコメーバ/Narcomoeba]]や[[黄泉からの橋/Bridge from Below]]を墓地に落とし、数を増やしていく。
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頃合を見てナルコメーバなどをコストに[[戦慄の復活/Dread Return]]をプレイ。
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黄泉からの橋が2枚ある場合には、ゾンビが6体出現する為、[[炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot]]をリアニメイトすればゲームが終わってしまう。
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他の[[共鳴者]]には、[[緑探し/Greenseeker]]や[[ラノワールの助言者/Llanowar Mentor]]等の[[スペルシェイパー]]が投入されている。
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他の[[共鳴者]]には、[[緑探し/Greenseeker]]や[[ラノワールの助言者/Llanowar Mentor]]などの[[スペルシェイパー]]が投入されている。スピードに特化したデッキでは、共鳴者を高速で[[召喚]]するため[[宝石の洞窟/Gemstone Caverns]]や[[猿人の指導霊/Simian Spirit Guide]]などの[[マナ加速]]も併用される。[[後攻]]ならば最速2[[ターン]]キルも可能。黄泉からの橋が墓地に落ちていれば、ある程度[[全体除去]]への耐性もある。
スピードに特化したデッキで、[[共鳴者]]を高速でセットするため[[宝石の洞窟/Gemstone Caverns]]や[[猿人の指導霊/Simian Spirit Guide]]などの[[マナ加速]]も併用される。
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後手ならば最速2[[ターン]]キルも可能。
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しかし、[[メタゲーム]]の中心にあったためか[[トーナメント]]での結果に乏しいのもまた事実である。[[環境]]に[[虚空の力線/Leyline of the Void]]・[[トーモッドの墓所/Tormod's Crypt]]・[[根絶/Extirpate]]など強烈な[[墓地対策]]カードが多数存在したのも逆風となった。
黄泉からの橋が墓地に落ちていれば、ある程度[[全体除去]]への耐性もある。
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しかし、[[メタ]]の中心にあったためか[[トーナメント]]での結果に乏しいのもまた事実である。
 
[[環境]]に[[虚空の力線/Leyline of the Void]]・[[トーモッドの墓所/Tormod's Crypt]]・[[根絶/Extirpate]]など強烈な[[墓地対策]]カードが多数存在したのも逆風となった。
 
 
*亜種として[[よりよい品物/Greater Good]]を搭載したものが生まれ、良い成績を残している。
 
*亜種として[[よりよい品物/Greater Good]]を搭載したものが生まれ、良い成績を残している。
 
*墓地にある黄泉からの橋の枚数が足りない場合などは、戦慄の復活で代わりのフィニッシャーを釣り上げることもある。[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath]]などが有力候補。
 
*墓地にある黄泉からの橋の枚数が足りない場合などは、戦慄の復活で代わりのフィニッシャーを釣り上げることもある。[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath]]などが有力候補。
*土地が多めに場に出てしまった場合、[[ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll]]を[[素出し]]して[[ビートダウン|ビート]]することも。
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*土地が多めに[[戦場]]に出てしまった場合、[[ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll]]を[[素出し]]して[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]することも。
 
*墓地にカードが大量に落ちることを考慮して、[[墓忍び/Tombstalker]]を搭載しているものもある。
 
*墓地にカードが大量に落ちることを考慮して、[[墓忍び/Tombstalker]]を搭載しているものもある。
  
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*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[ラヴニカ・ブロック]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]])
 
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[ラヴニカ・ブロック]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]])
 
  
 
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==エクステンデッド==
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[[エクステンデッド]]では当初、動きの酷似した[[フリゴリッド#エクステンデッド|フリゴリッド]]に組み込まれる形で組まれていた。
  
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{{#card:Ichorid}}
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{{#card:Tolarian Winds}}
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[[墓地]]活用に長けた[[オデッセイ・ブロック]]の退場でしばらく鳴りを潜めていたが、[[ゼンディカー]]参入後の[[プロツアーオースティン09]]にて復活を果たす。
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{{#card:Ideas Unbound}}
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{{#card:Hedron Crab}}
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[[スタンダード]]時代からの相棒であった[[バザールの大魔術師/Magus of the Bazaar]]に加え、[[留まらぬ発想/Ideas Unbound]]などで[[ライブラリー]]を削り、[[発掘]]エンジンを回していく。
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ゼンディカーで新たに得たパーツは[[面晶体のカニ/Hedron Crab]]で、[[対抗色]][[フェッチランド]]との組み合わせで一気に[[墓地]]を[[肥やす]]。
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ラストは、[[戦慄の復活/Dread Return]]からの[[炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot]]や[[エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria]]で決める。
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===サンプルレシピ1===
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*備考
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**[[プロツアーオースティン09]] ベスト4 ([http://coverage.mtg.ne.jp/ptaus09/ 参考])
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**使用者:[[清水直樹]]
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*[[フォーマット]]
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**[[エクステンデッド]]([[第9版]]~[[基本セット2010]]、[[ミラディン]]~[[ゼンディカー]])
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{{#MagicFactory:df302107}}
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*構成は違うが、[[渡辺雄也]]もナルコブリッジでベスト8に入っている。
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===サンプルレシピ2===
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*備考
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**[[プロツアーアムステルダム10]] 第13位 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptams10/welcome 参考])
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**使用者:[[Dan Jordan]]
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[エクステンデッド]]([[第10版]]~[[基本セット2011]]、[[時のらせんブロック]]~[[ゼンディカー・ブロック]])
 +
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{{#MagicFactory:df310532}}
 +
 +
*時のらせん期のリスト。[[発掘]][[カード]]や[[留まらぬ発想/Ideas Unbound]]などを失ったため、[[記憶の放流/Memory Sluice]]などの直接的な[[ライブラリー破壊]][[呪文]]で補っている。
  
 
==参考==
 
==参考==
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**[[フリゴリッド]]
 
**[[フリゴリッド]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
 +
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[[Category:青黒デッキ|なるこふりつし]]
 +
[[Category:緑青黒デッキ|なるこふりつし]]
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[[Category:ビートダウンデッキ|なるこふりつし]]
 +
[[Category:コンボデッキ|なるこふりつし]]
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[[Category:無限コンボデッキ|なるこふりつし]]
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[[Category:青黒ビートダウンデッキ|なるこふりつし]]
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[[Category:緑青黒ビートダウンデッキ|なるこふりつし]]
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[[Category:青黒コンボデッキ|なるこふりつし]]
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[[Category:緑青黒コンボデッキ|なるこふりつし]]
 +
[[Category:青黒リアニメイトデッキ|なるこふりつし]]
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[[Category:緑青黒リアニメイトデッキ|なるこふりつし]]
 +
[[Category:ラヴニカ・ブロックを含むスタンダードデッキ|なるこふりつし]]
 +
[[Category:時のらせんブロックを含むスタンダードデッキ|なるこふりつし]]
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[[Category:インベイジョン期のエクステンデッドデッキ|なるこふりつし]]
 +
[[Category:ミラディン期のエクステンデッドデッキ|なるこふりつし]]
 +
[[Category:時のらせん期のエクステンデッドデッキ|なるこふりつし]]

2022年8月9日 (火) 18:07時点における最新版

ナルコブリッジ(Narco-Bridge)は、未来予知以降に登場したリアニメイトコンボビートダウン・デッキ。日本では鳴子橋とも呼ばれる。

目次

[編集] 概要

何らかの手段でナルコメーバ/Narcomoeba黄泉からの橋/Bridge from Below墓地落とし、最後は戦慄の復活/Dread Returnフラッシュバックフィニッシャーリアニメイトして勝利する。


Narcomoeba / ナルコメーバ (1)(青)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion)

飛行
ナルコメーバがあなたのライブラリーからあなたの墓地に置かれたとき、あなたはそれを戦場に出してもよい。

1/1


Bridge from Below / 黄泉からの橋 (黒)(黒)(黒)
エンチャント

トークンでないクリーチャーが1体戦場からあなたの墓地に置かれるたび、黄泉からの橋があなたの墓地にある場合、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
クリーチャーが戦場から対戦相手1人の墓地に置かれたとき、黄泉からの橋があなたの墓地にある場合、黄泉からの橋を追放する。



Dread Return / 戦慄の復活 (2)(黒)(黒)
ソーサリー

あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
フラッシュバック ― クリーチャーを3体生け贄に捧げる。(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


フリゴリッドと非常に動きが似ているため、エクステンデッドエターナルでは、フリゴリッドにこれらのギミックが組み込まれている。

本来は発掘デッキとナルコメーバなどの相性のよさを活かして組まれたデッキだが、ラヴニカ・ブロック退場後も心の傷跡/Traumatizeを使用したバージョンが登場した。

[編集] 時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期

時のらせんブロックローウィン・ブロック期のスタンダードでは、ラヴニカ・ブロックが落ちたことでキーとなる発掘カードを失い消滅するかに見えたが、高橋純也の手により見事復活を果たす。The Finals07でベスト8進出者を輩出し、話題になった。


Traumatize / 心の傷跡 (3)(青)(青)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの端数を切り捨てた半分を切削する。



Bogardan Hellkite / ボガーダンのヘルカイト (6)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

瞬速
飛行
ボガーダンのヘルカイトが戦場に出たとき、好きな数のクリーチャーとプレイヤーとプレインズウォーカーの組み合わせを対象とする。ボガーダンのヘルカイトはそれらに、5点のダメージを望むように割り振って与える。

5/5

失った発掘カードの代用は、心の傷跡が務める。ライブラリーの半数を墓地に叩き込むことで、十二分な数のカードを墓地に送ることができる。これにより戦慄の復活のフラッシュバックを複数回使用することができ、1ターン中に数回フィニッシュとなるアクションを起こせるようになるという利点がある。

The Finals07の段階ではメタ外だったこともあり墓地対策がほとんどなされていなかったため、好成績を残すことができた。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (22)
4 ウーナのうろつく者/Oona's Prowler
4 ナルコメーバ/Narcomoeba
4 マーフォークの物あさり/Merfolk Looter
4 結ばれた奪い取り/Bonded Fetch
2 怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath
3 ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite
1 ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge
呪文 (15)
1 名も無き転置/Nameless Inversion
4 戦慄の復活/Dread Return
4 心の傷跡/Traumatize
3 精神石/Mind Stone
3 黄泉からの橋/Bridge from Below
土地 (23)
3 島/Island
4 沼/Swamp
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
1 ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage
4 地底の大河/Underground River
4 涙の川/River of Tears
3 殻船着の島/Shelldock Isle
3 フェアリーの集会場/Faerie Conclave
サイドボード
1 雲打ち/Cloudthresher
4 思考囲い/Thoughtseize
1 ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge
3 墓忍び/Tombstalker
2 リリアナ・ヴェス/Liliana Vess
3 名も無き転置/Nameless Inversion
1 石塚の放浪者/Cairn Wanderer

[編集] ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期

ラヴニカ・ブロック時のらせんブロック期のスタンダードで登場したもの。発掘デッキの発展版。デッキの構造や動き方はフリゴリッドに酷似している。


Golgari Grave-Troll / ゴルガリの墓トロール (4)(緑)
クリーチャー — トロール(Troll) スケルトン(Skeleton)

ゴルガリの墓トロールは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき、その上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(1),ゴルガリの墓トロールから+1/+1カウンターを1個取り除く:ゴルガリの墓トロールを再生する。
発掘6(あなたがカードを1枚引くなら、代わりにあなたはカードを6枚切削してもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。)

0/0


Magus of the Bazaar / バザールの大魔術師 (1)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(T):カードを2枚引き、その後カードを3枚捨てる。

0/1


Flame-Kin Zealot / 炎の血族の盲信者 (1)(赤)(赤)(白)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 狂戦士(Berserker)

炎の血族の盲信者が戦場に出たとき、あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに速攻を得る。

2/2

ナルコメーバ/Narcomoeba黄泉からの橋/Bridge from Below戦慄の復活/Dread Returnなどのパーツはフリゴリッドと同様。

ドロー墓地送り手段としてバザールの大魔術師/Magus of the Bazaarが搭載されており、積極的に発掘カード墓地落としていく。あとはナルコメーバ/Narcomoeba黄泉からの橋/Bridge from Belowクリーチャーを確保して戦慄の復活/Dread Returnからフィニッシャーリアニメイトする。十分にゾンビトークンが並んでいれば、炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealotで即座に勝利できる。

他の共鳴者には、緑探し/Greenseekerラノワールの助言者/Llanowar Mentorなどのスペルシェイパーが投入されている。スピードに特化したデッキでは、共鳴者を高速で召喚するため宝石の洞窟/Gemstone Caverns猿人の指導霊/Simian Spirit Guideなどのマナ加速も併用される。後攻ならば最速2ターンキルも可能。黄泉からの橋が墓地に落ちていれば、ある程度全体除去への耐性もある。

しかし、メタゲームの中心にあったためかトーナメントでの結果に乏しいのもまた事実である。環境虚空の力線/Leyline of the Voidトーモッドの墓所/Tormod's Crypt根絶/Extirpateなど強烈な墓地対策カードが多数存在したのも逆風となった。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (31)
2 結ばれた奪い取り/Bonded Fetch
4 溺れたルサルカ/Drowned Rusalka
2 炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot
4 ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll
3 ラノワールの助言者/Llanowar Mentor
4 臭い草のインプ/Stinkweed Imp
4 マーフォークの物あさり/Merfolk Looter
4 バザールの大魔術師/Magus of the Bazaar
4 ナルコメーバ/Narcomoeba
呪文 (9)
4 黄泉からの橋/Bridge from Below
3 戦慄の復活/Dread Return
2 壌土からの生命/Life from the Loam
土地 (20)
4 繁殖池/Breeding Pool
3 宝石の洞窟/Gemstone Caverns
3 宝石鉱山/Gemstone Mine
2 地平線の梢/Horizon Canopy
1 安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb
3 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
4 湿った墓/Watery Grave
サイドボード
3 暗黒破/Darkblast
2 ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale
3 クローサの掌握/Krosan Grip
3 真髄の針/Pithing Needle
4 根の壁/Wall of Roots

[編集] エクステンデッド

エクステンデッドでは当初、動きの酷似したフリゴリッドに組み込まれる形で組まれていた。


Ichorid / イチョリッド (3)(黒)
クリーチャー — ホラー(Horror)

速攻
終了ステップの開始時に、イチョリッドを生け贄に捧げる。
あなたのアップキープの開始時に、イチョリッドがあなたの墓地にある場合、あなたは自分の墓地にあるイチョリッド以外の黒のクリーチャー・カードを1枚、追放してもよい。そうした場合、イチョリッドを戦場に戻す。

3/1


Tolarian Winds / トレイリアの風 (1)(青)
インスタント

あなたは自分の手札のカードをすべて捨てる。その後同じ枚数のカードを引く。


墓地活用に長けたオデッセイ・ブロックの退場でしばらく鳴りを潜めていたが、ゼンディカー参入後のプロツアーオースティン09にて復活を果たす。


Ideas Unbound / 留まらぬ発想 (青)(青)
ソーサリー — 秘儀(Arcane)

カードを3枚引く。次の終了ステップの開始時にカードを3枚捨てる。



Hedron Crab / 面晶体のカニ (青)
クリーチャー — カニ(Crab)

上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚切削する。

0/2

スタンダード時代からの相棒であったバザールの大魔術師/Magus of the Bazaarに加え、留まらぬ発想/Ideas Unboundなどでライブラリーを削り、発掘エンジンを回していく。

ゼンディカーで新たに得たパーツは面晶体のカニ/Hedron Crabで、対抗色フェッチランドとの組み合わせで一気に墓地肥やす

ラストは、戦慄の復活/Dread Returnからの炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealotエメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeriaで決める。

[編集] サンプルレシピ1

Dreadge [1]
土地 (19)
2 繁殖池/Breeding Pool
1 ドライアドの東屋/Dryad Arbor
1 森/Forest
1 島/Island
4 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 草むした墓/Overgrown Tomb
2 沸騰する小湖/Scalding Tarn
1 沼/Swamp
4 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
2 湿った墓/Watery Grave
クリーチャー (26)
1 恐血鬼/Bloodghast
1 炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot
4 ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll
2 緑探し/Greenseeker
4 面晶体のカニ/Hedron Crab
1 エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria
4 バザールの大魔術師/Magus of the Bazaar
4 ナルコメーバ/Narcomoeba
1 失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truths
4 臭い草のインプ/Stinkweed Imp
呪文 (15)
4 黄泉からの橋/Bridge from Below
1 暗黒破/Darkblast
4 戦慄の復活/Dread Return
4 留まらぬ発想/Ideas Unbound
2 壌土からの生命/Life from the Loam
サイドボード (15)
1 暗黒破/Darkblast
3 残響する真実/Echoing Truth
4 虚空の力線/Leyline of the Void
4 思考囲い/Thoughtseize
3 墓忍び/Tombstalker


  • 構成は違うが、渡辺雄也もナルコブリッジでベスト8に入っている。

[編集] サンプルレシピ2

Narco-Bridge [2]
土地 (22)
1 ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage
1 ドライアドの東屋/Dryad Arbor
4 島/Island
4 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 沸騰する小湖/Scalding Tarn
4 沼/Swamp
4 地底の大河/Underground River
3 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
クリーチャー (23)
4 恐血鬼/Bloodghast
4 面晶体のカニ/Hedron Crab
3 エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria
3 バザールの大魔術師/Magus of the Bazaar
4 ナルコメーバ/Narcomoeba
3 朽ちゆくネズミ/Rotting Rats
2 エピティアの賢者/Sage of Epityr
呪文 (15)
4 黄泉からの橋/Bridge from Below
4 戦慄の復活/Dread Return
4 記憶の放流/Memory Sluice
3 秘本掃き/Tome Scour
サイドボード (15)
1 浄火の大天使/Empyrial Archangel
3 乱動への突入/Into the Roil
4 虚空の力線/Leyline of the Void
4 真髄の針/Pithing Needle
1 テラストドン/Terastodon
2 拭い捨て/Wipe Away


[編集] 参考

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