完成化した賢者、タミヨウ/Tamiyo, Compleated Sage

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Tamiyo, Compleated Sage / 完成化した賢者、タミヨウ (2)(緑)<img src="/Handlers/Image.ashx?size=small&name=(緑)(青)(Φ)&ty
伝説のプレインズウォーカー — タミヨウ(Tamiyo)

完成化((G/U/P)は(緑)でも(青)でも2点のライフでも支払うことができる。ライフで支払うなら、2個少ない忠誠(loyalty)カウンターで戦場に出る。)
[+1]:アーティファクトやクリーチャー最大1つを対象とする。それをタップする。それは次のコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
[-X]:あなたの墓地にあり土地でなくマナ総量がXのパーマネント・カード1枚を対象とする。それを追放する。それのコピーであるトークン1個を生成する。
[-7]:《タミヨウのノートブック/Tamiyo's Notebook》という名前で「あなたが呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる。」と「(T):カード1枚を引く。」を持つ無色の伝説のアーティファクト・トークン1個を生成する。

5

神河:輝ける世界のストーリーにてジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxiasにより「完成化」させられ、初の「ファイレクシアンプレインズウォーカー」として覚醒させられてしまった、4枚目のタミヨウファイレクシア・マナコスト支払え完成化能力を備える。忠誠度能力タップアンタップ制限墓地パーマネントコピートークン生成、そして強力な能力を持つ伝説のアーティファクト・トークンの生成。

完成化
ライフを支払って唱えた場合は初期忠誠度が3となってしまうが、4マナしかない状況で+1能力をそのターンでどうしても使いたい対象戦場に出ている場合や、対戦相手リスティック型の打ち消しを構えていることが考えられるためマナを残しておきたい場合などに有用。初期忠誠度が低下するため火力等で落とされやすくなるのはもちろんのこと、戦場に出て即座に-X能力でコピートークンを生成する場合に対象とできるカードの幅が狭まるのが難点。コストの支払い方は状況次第で柔軟に検討すること。
+1能力
月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sageの+1能力を彷彿とさせる、パーマネントの拘束。月の賢者タミヨウのものと違い対象にできるのはクリーチャーアーティファクトのみ。
神河:輝ける世界現在のプレインズウォーカーカードパワー水準から考えて、5マナのプレインズウォーカーの+1能力としてはやや地味な印象を受けるが、アグロデッキのクリーチャーを足止めできるのは十分に優秀。
アーティファクトも対象にできるため、機体タップをコストに含む厄介な起動型能力を備えたアーティファクトを停止させられるのも良い。
登場時のスタンダードにおける系のアグロで採用率の高い増員された浪人/Reinforced Roninに無力な点は要注意。
-X能力
あなたの墓地にある、マナ総量がXのパーマネントを追放し、そのコピーであるトークンを生成する。巻物に綴られた伝承の内容を現実のものとするタミヨウの魔法を表現した能力であろうか。
使用感としてはリアニメイトに近いのだが、墓地から戦場に出すわけではないため風化したルーン石/Weathered Runestone等の影響を受けない。
前述の通り、ライフを支払って唱えた場合は初期忠誠度が低下するため、この能力で対象に取れる範囲が狭まる点は注意。
生成されるのがコピートークンであることを活かし、エシカの戦車/Esika's Chariotでさらにコピーを生成する戦術も検討できるか。
-7能力
強力な常在型能力と、マナ不要でタップのみでドローできる起動型能力を併せ持った伝説のアーティファクト・トークンを生成する。
能力の内容だけを見れば奥義に相応しく強力ではあるが、生成されるのが紋章でなくアーティファクトであるというのが最大のネック。バウンスは言わずもがなだが、登場時のスタンダードは削剥/Abradeなど、メインデッキから採用可能で、インスタント・タイミングで行使可能なアーティファクト対策が大量に存在する環境であり、生成して即座に対処されて1枚ドローしただけで終わり、ということも起こりうる。しかしながら、呪文全般のコスト軽減とドローは共にパーミッション戦略と非常に相性が良く、打ち消しでトークンを除去から守ることがデザインに含まれているのだろう。打ち消しを握っていない場合は他の二つの能力を起動していた方がよく、起動するかどうかは相手のデッキの構成や手札の枚数、こちらの手札や土地の状況等を見極めて慎重に判断したい。
総じて「あなたはこのゲームに勝利する」と読み替えられるに等しい他の多くの5マナプレインズウォーカーの奥義とは違い、うまく使うのに若干の工夫を要するきらいのある奥義と言えるだろう。

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxiasの手によって「完成化」され、プレインズウォーカー/Planeswalker初のファイレクシアン/Phyrexianとなったタミヨウ/Tamiyo。今の彼女にとって、守るべき家族とは新ファイレクシア/New Phyrexiaに他ならない。

詳細はタミヨウ/Tamiyoを参照。

[編集] 参考

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