ETB

提供:MTG Wiki

2024年1月20日 (土) 17:47時点におけるYukikaze (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

ETBとは、「戦場に出る」を意味する俗語および開発部用語。

転じて

  1. 「このパーマネント戦場に出たとき」誘発条件を持つ誘発型能力
  2. まれに、「このパーマネントが戦場に出るに際し」などの置換効果を持つ常在型能力

を指す。当Wikiでは1.の意味で使用しているため、そちらを解説する。

目次

解説


Ravenous Rats / 貪欲なるネズミ (1)(黒)
クリーチャー — ネズミ(Rat)

貪欲なるネズミが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。

1/1


Fists of Ironwood / 鉄の樹の拳 (1)(緑)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
鉄の樹の拳が戦場に出たとき、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを2体生成する。
エンチャントされているクリーチャーはトランプルを持つ。



Radiant Fountain / 光輝の泉
土地

光輝の泉が戦場に出たとき、あなたは2点のライフを得る。
(T):(◇)を加える。


語源は「戦場に出る/Enter The Battlefield」の頭文字。基本セット2010前のルール用語である「場に出る/Comes Into Play」の略であるCIPという呼び方も根強い。

英語の開発記事では、略さずそのまま「"enters the battlefield" effect」「enters-the-battlefield effect」「enters-the-battlefield triger」と書くことも。

いずれにしても、マジック日本公式サイトでは「入場入場効果、まれに入場能力、入場誘発)」と翻訳されている(日本公式サイトを「入場効果」で検索日本公式サイトを「入場能力」で検索日本公式サイトを「入場誘発」で検索)。

  • 対になる概念として、「戦場から墓地に置かれる(ときに誘発する能力)」のことをPIG(能力)という。

ルール

その他

単純な効果のETB能力を持つカードの代表

ライフ操作
カード・アドバンテージ
除去
その他

参考

  1. A Few More Words from R&D/開発部語辞典・増補版Making Magic 2013年6月10日 Mark Rosewater著)
  2. A Few More Words from R&D/開発部語辞典2016(Making Magic 2016年11月8日 Mark Rosewater著)
  3. 素晴らしいバニラの材料(Latest Developments 2016年11月11日)
  4. 『アモンケット』語り その2(Making Magic 2017年5月1日)
http://mtgwiki.com/wiki/ETB」より作成
QR Code.gif